HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

I DON'T LIKE MONDAYS

2006-11-14 00:40:21 | DAY BY DAY
月曜日が終わった。
月曜日は憂鬱である。
我が心の金曜日。土曜の夜は僕の生きがい。日曜日の印象。
そして・・・。

小学校の入学式の日、いきなり喧嘩をして3対1で負けてしまった。
しばらく辛い日が続いたが、そのうちの2人とは後に仲良くなり、
1人は数年後に立場を入れ替えてやった。
中学生の時は、いきがっていた。学校中で俺を知らないヤツはいないと
さえ思ったこともあった。全て大間違いであるのに気がつかなかった。
高校生活は白けていた。勉強も出来ず、教師には劣等性扱いされ、
「お前が大学に受かったら逆立ちして校庭を1周してやる。」とも言われた。
社会人になったが別段冴えているわけでもなく、歯車の一つとして動いている。

つまらない人生かもしれない。
だけど。ロックン・ロールが人生を救ってくれる。本当だ。

冴えない高校生活でもロックは唯一の支えだった。
ハリーに頼めば格好いい音楽を教えてくれる、凄いレコードを貸してくれる
というので、不良の奴らからも一目置かれたことがある。
ちょっとしたトラブルで校内一のヤンキーといわゆる対マンを余儀なくされた
ことがあったが(いつか、この話は書きたい)、ヤンキーの連れが私の
音楽仲間で、私の連れが文系一の不良だったので事なきを得たことがある。

自分の人生の最後を自分で決めるのは、余程の事だと思う。
どれほどの葛藤があったかは私には想像もつかない。
でも、できれば生きて欲しい。毎朝、自殺のニュースばかりでうんざりだ。
MY LIFE WAS SAVED BY ROCK AND ROLL.
そして今日は火曜日。
SWEET TUESDAY MORNING....
洒落にもならない。

ちょっと飲みすぎた。



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DISC 3

2006-11-12 22:55:47 | 一曲縛り
01 HEY JULIA / ROBERT PALMER(掲載写真右収録)
02 CAREY / JONI MITCHELL
03 WATCHIN'TV / BAREFOOT JERRY
04 NIGHTMARE / TURLEY RICHARDS
05 SPIRIT IN THE SKY / MORGAN GREENBAUM
06 IT DOESN'T MATTER / STEPHEN STILLS MANASAS
07 OLDER GUYS / FLYING BURITTO BROTHERS
08 YOU BETTER THINK TWICE / POCO
09 A STONE'S THROW AWAY / BARBARA KEITH(掲載写真左収録)
10 IT'S TOO LATE / CAROL KING
11 MEMO TO MY SON / RANDY NEWMAN
12 SEE / RASCALS
13 WORLD BEGAN EDEN BUT ENDED IN LOS ANGELS / PHIL OCHS
14 I STAND ALONE / AL KOOPER
15 BALLAD OF SPIDER JOHN / WILIS ALAN RAMSEY
16 GET OF LOVE / DELANEY & BONNIE
17 HEY HEY HEY HEY / ELBIN BISHOP
18 MIDNIGHT BUS / JESSE WINCHESTER
19 WINNER TAKE IT ALL / DONNIE FRITS
20 COME WITH ME / ERIC KAZ
21 BREATH ON ME / RON WOOD
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ANDY PARTRIDGE / FUZZY WABBLES COLLECTOR'S ALBUN

2006-11-12 21:13:53 | ROCK
ピート・タウンゼンドが、自身のデモ音源を2枚組アルバム「スクープ」として
発表したら好評で、現在のところ第三集までリリースされている。
ピートに負けず劣らずの「デモ名人」がXTCのアンディ・パートリッジ。
XTCのデモはブートレグとして何枚かのシリーズがあったが、私は
最初の5枚ほどしか聴いていない。ピートのデモはブートレグのネタとして
何度も使われ、まあそれだけ需要があったということだが、アンディのデモも
同じような需要があったというわけだ。

掲載写真はアンディが発表したデモ集で、バラ売りされている6枚のCDと
続編2枚プラス未発表盤1枚で構成された9枚組ボックス。
「神の見えざる手」の助けで(笑)偶然にも1枚もこのデモ集を入手していなかった
私には願ったりのボックスである。10インチ盤がちょっと横長になったような
可愛らしいデザインの箱は、見ているだけで多幸感でいっぱいになる。
今までコツコツ集めた人はオフィシャルHPで、箱と中身が第7集&8集プラス
未発表盤というセットで購入できるので、良心的である。

中身は今更言うまでも無いが、100%アンディ・パートリッジである。(笑)
実は最初にXTCを聴いた時は、演奏が下手だとか、歌い方が気に入らないとか
思ったのだが、ライブ活動をやめたあたりから出されるアルバムには
何か気になるものを感じ、今にいたる。それで、過去盤を遡って聴くと
すんなり聴けたりするから不思議だ。

XTCの全スタジオ・レコーディングをコレクションしようとは考えた事も無い。
ご存知のように、シングル盤のB面やなんやかんやと、アルバム未収録曲は
山のようにあるし、限定物もあるから身近にあるものを楽しめれば十分だ、と
思っている。それだけでも膨大な量だし、内容も悪くないから。

先にふれたXTCのデモを集めたブートレグの中にはレッド・ツェッペリンの
「コミュニケーション・ブレイクダウン」を演奏しているものがある。
発表を前提としない、明らかにふざけたテイクなのだが、ファンは
そんなのが嬉しかったりするものだ。ここらあたりまで望むのは贅沢と言うものか。
いずれにしろ、既発のスタジオ盤を水増しするのではなく、「デモ集」単体で
発売するのは、デモがそれなりに作品として完成している事の現れである。

このジャケットを見ていると少年ナイフが聴きたくなってきた。(笑)
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DISC 2

2006-11-12 08:00:04 | 一曲縛り
01 GREAT DREAM FROM HEAVEN / RY COODER
02 ONLY YOU KNOW AND I KNOW / DAVE MASON
03 SUNNY SKIES / JAMES TAYLOR
04 WELFARE CITY / EUGENE McDANIELS
05 AVENUE / TERRY REID
06 UP JUMPED DEVIL / DANNY KORTCHMAR
07 MAN WHO MADE IT ALL / ROD TAYLOR
08 IN GOD WE TRUST / DON NIX (掲載写真左収録)
09 FOLSOM PRISON BLUES~THAT'S ALL RIGHT / INTERNATIONAL SUBMARINE BAND
10 MEMPHIS / JIM KWESKIN & THE JUG BAND
11 IN THE SUMMER TIME / MUNGO JERRY
12 COVER OF THE ROLLING STONE / DR HOOK & THE MEDICINE SHOW
13 KEEP ON TRUCKIN' / JO MAMA
14 ALTOGETHER ALONE / HIRTH MARTINEZ
15 YOU'RE SO VAIN / CARLY SIMON
16 WATCH THE TRUCKS GO BY / HUNGRY CHUCK
17 THE NIGHT THEY DROVE OLD DEXIE DOWN / THE BAND
18 OH VIRGINIA / JOHN PHILLIPS
19 GASOLINE ALLEY / ROD STEWART
20 I DON'T WANAT TO GO HOME / DOUG SAHM
21 LOVER'S MOON / WAYNE BERRY (掲載写真右収録)
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ピート・タウンゼンドとハーモニカ

2006-11-11 22:14:45 | ROCK
先日リリースされたザ・フーの新作「エンドレス・ワイヤー」であるが
クレジットを見ると、ほとんどの楽器をピート自身でプレイしているのがわかる。
あれだけまとまった演奏を見せた、ライブでのメンバーは添え物のようである。
もともと、ザ・フーはピートが作ってくるデモ・テープをメンバーが聴き、
そのデモに忠実に、かつ驚異的テクニックでそれを演奏してきたのだから、
オリジナル・メンバーが半分に減った今となっては、ピートの「デモ」部分が
多く残されたもしくは、結果としてそうなってしまったのは必然である。

マルチ・プレイヤーのピートであるが、セッション参加は当然ながら
本業のギタリストとしての参加が多い。すぐ浮かぶのは、ライブではあるが
クラプトンの「レインボー・コンサート」だ。この日はステージ上のメンバーが
多くチャンネル数が足りなかったとも言われているが、それでもなんとか
ピートのプレイは聞き分けることができる。
だが、正直なところその他にセッションでギタリストとして参加したものは、
特筆すべきところはないと思う。
スタジオ・アルバムではベーシストとして参加したサンダークラップ・ニューマンの
アルバムが、一番内容も演奏もいい。

ピート・タウンゼンドがハーモニカで参加したアルバムがある。
それが、ギャラガー&ライルの「ウィリー&ザ・ラップドッグ」(掲載写真)で、
この中の1曲「GIVE A BOY A BREAK」で印象的なハーモニカを披露している。
スタジオでなく、人家や庭で録音した穏やかなアルバムの楽曲群にあって
一際メロディアスで、個人的にアルバム中一番好きな曲でもある。
紛れも無く英国フォーク・ロックの最良の部分がここにある。

ザ・フーのアルバムではハーモニカが活躍する曲がすぐに浮かんでこないのだが
ピートは「エンプティ・グラス」「チャイニーズ・アイズ」といった
ソロ・アルバムで、ピーター・ホープ・エヴァンスをフューチャーした曲を
多く残している。85年のライブ映像でのピーターの演奏は印象的だ。
ザ・フーが持つパブリック・イメージを考慮してか、使用頻度の少ない楽器で
あるが、ソロ・アーティスト、ピート・タウンゼンドとの相性は悪くない。
そんなピートがハーモニカでセッション参加したアルバムがあり、
しかも、アルバム全体の内容もいいときたら、ザ・フーのファンは必携である。
それにしても英国ロックはこの手のジャケットが多いな。(笑)

ところで。
ピートはデモ段階で自分でドラムスを演奏する。大してうまくはないが味はある。
「ビートルズで一番ドラムが上手なのは、ポール・マッカートニーだ」と、
言う人もいるが、恐らく悪い冗談だろう。
勿論一番上手なのは、リンゴ・スターである・・・・。



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DISC 1

2006-11-11 15:39:44 | 一曲縛り
01 NOBODY'S FOOL / DAN PENN(掲載写真右収録)
02 POLK SALAD ANNIE / TONY JOE WHITE
03 JACKIE WILSON SAID / VAN MORRISON
04 TRUCKER'S CAFE / GREAT SPECKLED BIRD
05 COME ON IN / EVEN DOZEN JUG BAND
06 LOVING YOU IS SWEETER THAN EVER / ROGER TILLISON
07 MILK COW BOOGIE / LEVON HELM & THE RCO ALL ATARS (掲載写真左収録)
08 MAKE A JOYFUL NOISE / JESSE DAVIS
09 IT'S SO EASY / LINDA RONSTADT
10 (DO YOU LIKE)FUNKY MUSIC / DANNIEL MOORE
11 I DON'T NEED YOU NO MORE / THE J.GEILS BAND
12 TELL THE TRUTH 《SINGLE VERSION》/ DEREK & THE DOMINOS
13 JAFFE'S LAMENT / ALAN GERBER
14 LOVE THE ONE YOU'RE WITH / STEPHEN STILLS
15 OH ATLANTA / LITTLE FEAT
16 THE JOKER / STEVE MILLER BAND
17 ONE WAY OR OTHER / FIFTH AVENUE BAND
18 HOUSE AT THE POOH CORNER / NITTY GRITTY DART BAND
19 SMALL TOWN TALK / BOBBY CHARLES
20 TRAVELLIN' LIGHT / J.J. CALE
21 DANCING GIRL / DAVID BLUE
22 WE HAD IT ALL / BOB NEUWIRTH
23 I DON'T WANT TALK ABOUT IT / CRAZY HORSE
24 OOH LA LA / THE FACES


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THANKS FOR NO ONE

2006-11-10 22:50:26 | 一曲縛り
と、いうわけで、また節目を迎える事となった。

色々と書き散らかしてきたが、振り返ると入手したのはいいが、何年も聴いていない
アルバムや2,3度聴いて放ったままのアルバムが山のようにあることに愕然となる。
過去に入手したアルバムをもう一度聴き直そう、幸い金も無いのでCDを
購入するペースも落ちてくるだろうし・・・・と考えるうちに自分なりに「縛り」を
設けるのが良かろうとの思いに至った。

それが「一曲縛り」である。
数々のミュージシャンのアルバムの中から1曲だけ選んで、作れる限りの
コンピレーションCDRを作成しようというものだ。
当然好きな曲だけになるだろうから、そのままi-podにでも入れれば通勤も
楽しいものになるだろうし。
これも過去に10枚くらい作った「下敷き」があったのだが、現物がなく
記憶を頼りに新たに挑むことになってしまう。

何十枚アルバムを出していようが、一枚しか出してなかろうが皆等しく
1曲しか選ばない。1番好きな曲でも、前後の流れの中で相応しくなかったら
別の曲をセレクトする。流れを損なわないように、なるべく近似値的な
曲を集めて1枚を完成させるが、「英国フォーク」とか「米国スワンプ」といった
厳密な仕切りは設けない。
ミュージシャンのセレクションだが、これはちょっと緩めにしよう。
「1曲縛り」だけど、「1アーティスト縛り」にはしない。
例えばクラプトンなら、「クリーム」「ブラインド・フェイス」「ドミノス」「ソロ」
でのエントリーが可能。

目標は50枚、期限は1年。簡単なようだが、すぐ手は詰まるだろう。
底の浅さを露呈しつつ、先へ進む・・・・。
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THE WHO / ENDLESS WIRE

2006-11-07 23:41:16 | ROCK
遂にザ・フーの新作が発表された。
スタジオ・アルバムとしては82年の「IT'S HARD」以来24年ぶりである。
ピートの89年のソロ・アルバム「アイアン・マン」にはザ・フー名義の
曲が2曲収録されていたが、フル・アルバムとなると重要性が格段に違ってくる。

アルバムは最初の9曲のあとに、「WIRE & GLASS」と名づけられたミニ・オペラが
収録されている。ネイティブ・ジャパニーズとしてはなんとしても対訳つきの
国内盤を買うべきなのだが、たった数日が我慢できず、アメリカ盤を購入。
ジャケットは「トミー」を彷彿させるし、期待は高まる。
曲調はおとなしめの曲が多いが、そこは英国のバンド、ザ・フーである。
ピートのアコースティック・ギターやバンジョーは英国フォークの香りを
漂わせるし、曲によっては「ザ・フー・バイ・ナンバーズ」時代の雰囲気をも
感じさせる。

「トミー」「四重人格」と発表から今にいたるまで普遍性を失わない
ロック・オペラをモノにしたザ・フー。未完成に終わったものの、「聴衆と
共に成長するロック・バンド」という理想と、厳しい現実を膨らませようとした
「ライフハウス」。今回のアルバムは過去のそういった要素の中から
今に通じるものがちりばめられているように思える。
もっと歌詞をよく理解しないといけないのだが、これから何十回と聴くうちに
私なりの「エンドレスワイヤー」の解釈が出来るだろう。

「アイアンマン」でさえ、50回は聴いたのだ。さてこのアルバムは何回くらい
聴くことになるだろう。
私が購入したのは限定版のDVD付きの物。
欧州公演21回分を収録したボックスの中には、今回のDVDに収録された
リヨン公演も含まれていて、カメラ・アングルの違いは見つからなかったので
あの大箱を持っている人には不要かもしれない。
音声入力も大箱のほうが大きいようだし。

とりあえず、ザ・フーの新作が出た事を喜びたい。
これから年末にかけてザ・フー関連のCDやDVDが幾つも発売されるのだが
全てが待ち遠しい。
16歳の時に「恋のピンチヒッター」を聞いてブチのめされた興奮は
40歳を過ぎても全く失われていなのだ。

と、ここまで書いて数年前のベスト盤に新曲が2曲収録されていた事を
すっかり忘れていたことに気付く。
横浜でも演奏した曲もあるのにね。冷静に、冷静に・・・・。
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A NIGHT WITH KAREN DALTON

2006-11-06 22:39:28 | ROCK
ボブ・ディラン曰く・・・。
「カーレン・ドールトンは私のフェイバリット・シンガーだった。
彼女はビリー・ホリデイのような声を持ち、ジミー・リードのようにギターを弾く。」

カーレン・ドールトンの1STは94年に日本盤CDが発売され、CD世代にも
広く名盤として認知されている。ライナーで鈴木カツ氏は最初に話題になった
LPは「IN MY OWN TIME」でしばらくしてそれがデビュー盤でなく2枚目で
あることがわかったと記してある。
情報の少ない時代の微笑ましくもドキドキする話だ。
当然、2枚目も聴きたくなるのだがアナログは見つからないし、CDにもなっていない。
あれから12年、やっと初CD化である。(掲載写真右)

エイモス・ギャレットやビル・キースのギターの比重が大きいが
ドールトンのバンジョーと12弦、何よりあの声をたっぷり楽しめる。
1ST同様トラッドとカバーで構成されているがロック者にはザ・バンドの
「IN A STATION」、ポール・バターフィールドの「IN MY OWN DREAM」の収録が
嬉しいところ。
この2枚目が初CD化される少し前に、1STもなんとDVDを添付した装丁で
再発された。(掲載写真左)
カーレン・ドールトンが動くのである。

DVDには69年と70年の映像が4曲収められている。曲は短くナレーションが
挿入されたりするが、動くドールトンが見られるだけで驚きなのだから
そんなことは余り問題にならない。
69年は白黒映像で、コーヒーハウスのような場所での演奏。
下の前歯が無いところがなんともブルーズである。(笑)
70年はカラー映像で、あの時代ならではのどこかのコミューンのようなところでの
演奏。野外で風がそよぐ中、ギターを弾く映像は見応えがある。

晩秋の一夜をこの2枚で過ごすというのは、なんともいえない意義のある
充実感を感じる。サイケでもブルーズでもなんでもいいけど、
とりあえず、聴いてそして見ていただきたい。どちらも大推薦盤。
B面に未発表ミックス曲を収録した7インチもリリースされた。そちらは
今現在オーダー中で手元に無いが、これも楽しみ・・・・。

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HERMAN’S HERMITS / MY RESERVATION’S BEEN CONFIRMED

2006-11-03 23:36:42 | THIS SONG
寝違えたと思っていたのだが、5日たっても首筋の痛みが取れないので病院へ行く。
どれくらい痛みがあったかというと、横になっていて起きようとすると
ゆっくり体を横にして右手で支えながらでないと起きる事が出来ない位。
意を決してでないと起き上がれないというのは、恐怖である。
診察の結果は・・・・つまるところ「経年劣化」である。
軟骨が磨り減って膝が痛むという話はよくあるが(既に該当している)、
それと同じようなものらしい。う~む。ということは、これから騙し騙しやっていく
しかないの?。AC/DCのファンじゃなくて良かったよ。

大して気にも留めてなかったり、好きでもないバンドなのに、何かが
きっかけで好きになったり、あるいは好きな曲があったりするのは誰にでも
あると思う。私の場合、例えばキャンド・ヒートはダサいバンドだと思っていた
のだが、「スタンピング・グラウンド」での「HUMAN CONDITION」の演奏を見て
見直すきっかけになった。
ハーマンズ・ハーミッツにもそんな曲がある。

ハーマンズ・ハーミッツの熱烈なファンの事を「ハーマニア」というらしいが
おいおい、同時代ならもっと格好いいバンドがいっぱいあっただろう、と
突っ込みを入れたくなるのは仕方あるまい。
「ヘンリー8世君」には用がないし、朝から牛乳飲んだら腹を壊すから
「NO MILK EVERYDAY」なわけだし。ブラウンさんの美人の娘の相手なら
してやってもいいぜ、ってなもんで。

ある日NHKで放送されていたエド・サリヴァン・ショーにハーマンズが
出演しているのを見ていたのだが「またダサい曲演るんだろう」と思っていたら
ブッ飛ぶくらい格好いい曲を演奏して度肝をぬかれた。
それが「MY RESERVATION'S BEEN CONFIRMED」だ。
ファズを軽く効かせて、軽快なリズムで進行するナンバーで、列車に乗って
好きな女の子に会いに行くという歌詞も気に入った。
「ゲルピン・ロック」をムスタングじゃなくて、スパイダーズがスマートに
演奏している感じの曲と言えば解ってもらえるだろうか?。
それじゃ、ますます何のこっちゃだな。(笑)

私が入手したのは2枚のアルバムを1枚に納めたCDで、24曲収録なのだが
気に入ったのは結局この1曲だけだった。
これぞ、私にとって究極の「THIS SONG」かもしれない。
ハーマニアねぇ。
ハーマイオニーちゃんの相手ならいつでもしてあげるよ。
だけど、おじさんは今首筋が痛いので・・・・(以下自粛)
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THETHINWHITEDUKE

2006-11-01 23:21:11 | ROCK
先週末は、久しぶりに新宿へブートレグを買いに行こうかと思ったのだが
体調不良のため、取りやめ。何で新宿まで行こうかと思ったかと言うと、
ダイカンプラザ某店の2枚購入すると、希望者に配布してくれるDVD-Rに
惹かれたためである。
結局、交通費払って往復するよりも代引きのほうが安いので、それで手をうった。
配布DVD-Rの何に惹かれたかというと、1973年のJ.ガイルズ・バンドの
映像である。定番映像として78年のロックパラストが有名だが、73年の
髭面のピーター・ウルフが見たくて・・・。曲は「LOOKING FOR LOVE」。
最後がちょっと欠けるが、想像通り格好良かった。もちろん満足。
76年のギル・スコット・ヘロンも良かったし、71年のジョン・ウェットン入りの
ファミリーの映像もお宝度は高いのではないだろうか。

掲載写真は、特典DVD-Rを入手するために購入した2枚のブートレグ。
デヴィッド・ボウイが76年に敢行した「STATION TO STATION TOUR」を捉えたもので
右が3月17日ボストン、左が5月8日ロンドンでのライブ。
どちらもブートレグ初登場音源で、ブート誌の紹介文に書かれているほど
高音質ではないが、このツアーが好きな人には文句無くお奨めである。
CD-Rではあるが音源の貴重さと、洒落たジャケットで私的ポイントは高い。

このツアーでは3月23日のナッソー・コロシアムのものが昔から有名で
私も長く愛聴している。オープニングの「STATION TO STATION」が何しろ
格好良くて、この衝撃は未だに残っている。私が「俺ボウイ」を編集する時、1曲目は
必ず「STATION TO STATION」と決定付ける要因となったほどに。
このころのボウイ様のルックスも、ボウイ史上最も男前なんじゃないかと思う。
何故このツアーの正規版音源や映像が発表されてないのか疑問でならない。
ちょうど30周年なので、何か期待していたのだが今年ももう11月に突入。
何も無さそうなのが悲しいが、しばらくはこのブートレグを楽しもうと思う。


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