HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

2014年総括 その4

2014-12-25 00:03:53 | ROCK

           

総括その4は発掘物。今年も箱物が多くを占めたが、収録された物量と内容を鑑みて、
この並びとなった。

01 BOB DYLAN AND THE BAND / THE BASEMENT TAPES COMPLETE : BOOTLEG SERIES VOL. 11
02 VELVET UNDERGROUND / VELVET UNDERGROUND 45TH ANNIVERSARY SUPER
DELUXE EDITHION
03 遠藤賢司 / 遠藤賢司実況録音大全第三巻
04 KING CRIMSON / STARLESS
05 SMALL FACES / HERE COMES THE NICE
06 RORY GALLAGHER / IRISH TOUR ' 74 40TH ANIVERSARY DELUXE BOX
07 THE ALLMAN BROTHERS BAND / THE 1971 FILLMORE RECORDINGS
08 CROSBY STILLS NASH & YOUNG / CSNY 1974
09 TODD RUNDGREN / AT THE BBC 1972 - 1982
10 ROD STEWART / LIVE 1976 - 1998

見事に組物だらけである。(笑)枚数が多ければいいというものでもないが、聴くべき音
として世に放たれた量が必然として多いのなら、喜んで聴くべきであろう。

一向に密度の落ちない遠藤賢司の「第四巻」を楽しみに待つのも、ディランの「VOL. 12」
を楽しみに待つのも当然なのだが、この両者は新譜にも期待を寄せることができるという
意味において、私にとって貴重な存在である。

それは、年々多くのミュージシャンがこの世を去っていくことの裏返しでもある。
今更のようにルー・リードの新録音を聴くことが出来ないという事実をかみしめながら
聴いたV.U.の組物や、発売時には存命だったイアン・マクレガンを思いながら再度
聴くことになったスモール・フェイセスの組物と対峙すると、いろいろと考えてしまう。

来年はどんな音が発掘され、世に放たれるか。それを楽しみに年を越そう・・・。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする