HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

追悼 イアン・マクレガン

2014-12-04 19:41:03 | ROCK

          

イアン・マクレガンが脳卒中の合併症で12月3日に亡くなった。享年69歳。
昨日に引き続いての訃報に胸が痛い。今年は新譜も出したというのに。

オルガンだけでなく、ピアノの演奏にも長けていたのでセッションでの参加作は
意外と多く、ディランからニッキ・サドゥンまで重宝された。
特筆すべきは、スティーブ・マリオットにロッド・スチュワート、それに
ミック・ジャガーに至るまで名だたるボーカリストを支えたことだろう。

     

大きくロールするドラムスとアコースティック・ギター、そしてオルガン。これらが
有機的に絡まることで素晴らしい幾つもの曲が生まれた。

そういえば、79年の「TROUBLE MAKER」にはボビー・キーズも参加していたの
だなあ・・・。

R.I.P.

 

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優しくカバって - その2

2014-12-04 19:40:27 | 日本のロック・ポップス

昨日に引き続き、、全三回の「解り易い洋楽カバー」の第二夜。
気分としては、男気爆発、である。(笑)
タイトル(原題・元歌のミュージシャン名)/ カバーしたミュージシャン名の順で表記。

     

01 RAW POWER (IGGY & THE STOOGES) / フリクション
02 MISIRLOU (DICK DALE) / サーフ・コースターズ
03 I GOT YOU , I FEEL GOOD (JAMES BROWN) / シーナ&ザ・ロケッツ
04 BRAND NEW CADILLAC (VINCE TAYLOR) / ポンティアックス
05 WHAT IS LIFE (GEORGE HARRISON) / コレクターズ
06 ノックは無用 (KEEP A KNOCKIN' ・ LITTLE RICHARD) / 内田裕也
07 MEMPHIS TENNESSEE (CHUCK BERRY) / キャロル
08 悲しき街角 ( RUNAWAY ・ DEL SHANNON) / ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
09 SUMMERTIME (ABBIE MITCHELL) / テンプターズ
10 HOLIDAY (THE BEE GEES) / 加橋かつみ
11 LADY JANE (THE ROLLING STONES) / ジャガーズ
12 ALL IS LONELINESS (JANIS JOPLIN) / フラワーズ
13 SKY PIROT (ERIC BURDON & THE ANIMALS) / バーンズ
14 TOUCH ME (THE DOORS) / スパイダース
15 AFTER THE GOLD RUSH (NEIL YOUNG) / ヤマジカズヒデ
16 俺は電気 (DON'T TOUCH ME I'M ELECTRIC ・ BILL NELSON'S RED NOISE) / RCサクセション
17 嵐からの隠れ家 (SHELTER FROM THE STORM ・ BOB DYLAN) / ニューエスト・モデル
18 THE GROOVER (T . REX) / ローリー
19 STARMAN (DAVID BOWIE) / 布袋寅泰
20 LOVE ME TENDER (ELVIS PRESLEY) / 友部正人

     

男気爆発なので頭からトばすことを念頭に。フリクションの選出盤にはストーンズ・カバー
も収録されているのだが、やはりこれのほうが破壊力が強い。06から08の流れは
必然。テンポを落とした裕也バージョンの格好よさは特筆すべきだろう。

09のオリジナルが誰なのかは意識する必要はないのだろ。ベッシー・スミスが
ポピュラーにしロック者にはジャニス・ジョプリンの名唱で知られる曲をテンプターズの
松崎が歌うのだが尺は短いもののアレンジを含めていいバージョンだと思う。

09から13まではサイケなGSの演奏の中で記憶に残るものを選出。10はタイガース
脱退後のライブ。原曲とは似ても似つかない歌唱の14は賑やかしということで。

16は仲井戸麗市の歌唱。何故この曲をとりあげたのか知らないのだが、今思えば
異色で面白い。私にとっては後から原曲を突然知って驚いた曲の代表的なものという
意味での記憶も強い。

18はT.レックス・トリビュートの名を借りたクイーン・トリビュートで、ほんの少し
『SOMEBODY TO LOVE』と、かなり大胆にとりいれた『NOW I'M HERE』の
メロディーを同時に楽しめる。

最後は優しくカバって、もとい優しく愛して、ということで。(笑)

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