総括その3はストレート・リイシュー部門。個人的な感想としては、ここ数年の中で
一番選ぶのに難儀した。それでも掲載写真に使った2枚は待望のCD化であり、本当に
再発を心から喜んだ。それだけでも実り多い1年だったと思える。
01 HENRY McCULLOUGH / MIND YOUR OWN BUISINESS !
02 ひがしのひとし / マクシム
03 LUIZA MARIA / EU QUERIA SER UM ANJO
04 ハイライズ / PSYCHEDERIC SPEED FREAKS
05 モップス / MOPS 1969 - 1973
06 THE UPSETTERS / THE GOOD , THE BAD , AND THE UPSETTERS JAMICAN EDITION
07 東京キッドブラザーズ / 西遊記 THE MOON IS EAST THE SUN IS WEST
08 BLACK SLATE / OGIMA
09 DOLLAR BRAND, DON CHERRY, CARLOS WARD / THE THIRD WORLD-UNDERGROUND
10 J.O.B.ORQUESTRA / OPEN THE DOORS TO YOUR HEART
上位3枚は各ジャンルの定番として、長くカタログに残って欲しいアルバム。
ハイライズの盤は超限定だったので、入手できて良かった。モップスの盤は
「オリジナル・アルバム」という位置づけで聴くべきで、重要な盤。タイトルに
惑わされてはいけない。
東京キッド・ブラザーズの「西遊記」は、よくぞこんな盤を再発見したという
気持ちの高まりが大きかった。ブラック・スレイトの盤はCDになったものの
流通経路の関係で一般的には入手が難しかったのではないだろうか。
ジャズとソウルからも1枚ずつ。八方不美人もとい、全方位外交のニュアンスを
感じ取っていただければ幸いである。(笑)