HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

続・門外漢が楽しむジャズ

2011-09-19 16:48:05 | JAZZ

    

毎日、ロックばかり聴いているのであるが、稀に気分転換で「おそらくはジャズに分類されるであろう」レコードや
CDも聴く。5月から選曲を始めた「カバー・ソング100選」の選曲が終わり、当初の目論見の通り、
やっと5枚のCDーRに振り分けが完了した。おまけにここ数日は、朝から晩まで「グレイトフル・デッド」
である。(笑)「続・カバー・ソング100選」に着手しようかとも思ったが、やはりここは気分転換が
必要というものだ。

近い将来「ブラジル音楽100選」もやりたいと思っていると書いたのは、今年の4月だが同時に
「門外漢が選ぶジャズ100選」もやりたいと書いた。これは本当で、気が付けばそれなりにアルバムも
棚に収まっている。勿論、疎いジャンルなので「ジャケ買い」や「何かの拍子」で棚に収まった盤の
占める割合が高い。(笑)

さて、世間ではどういうアルバムの人気が高いのか、ちょっと調べてみようと思い検索をかけると
S.J.誌の読者アンケートによるベスト・アルバム100枚というリストを見つけた。さて、何枚所持しているかと
数えると・・・。

大体この手のリストがあると30枚位は所持しているのでは、と思いながら数え始めるのだが
今現在41枚の所持。あれ、ちょっと待てよ。この100枚の中には、マイルスが10枚、コルトレーンと
エヴァンスが各々7枚、ロリンズが5枚選ばれている。う〜む。それじゃあ、この100選における
私の所持枚数も多くなって当然なのだが、読者が選ぶ100選のリストを眺めていても、
「ああ、俺はたった41枚しか所持していないのか。」と全く思わないのだ。「そのうち聴かねば」との
思いはあるが、どうしたことか。この読者リストがモダン・ジャズの定形であるのが窮屈なのか。

ロックにも様々なジャンル分けがあるが、ジャズの中では所謂「ビッグ・バンド」と「ヴォーカル」が
得意ではない。ロックよりも知識が少ないので、その分少しだけフラットでいられるためか
日本人の演奏するジャズに、それほど抵抗がないのが救いと言えば救いか。
とはいっても、ロックを聴く時と同じ悪癖は70年代を重視する傾向にあるのは事実。

    

自分が聴いているアルバムがジャズなのかどうか、意識していなかった盤もある。
以前、何度か書いたが大好きなライマン・ウッダード・オーガニゼーションは、「ものの本」によれば
ジャズに分類されるようだし、ビリー・ウッテンもジャズである、と。
又、花と動物をこよなく愛する(笑)私にしてみれば、ジャケ買いが吉と出た盤は本当に数多い。

どちらかというと、ロック者故に、これはこれで偏った選出になるかもしれないが、色々聴いていくと
個人的には、件の読者100選よりは風通しの良い100枚になりそうな気もしてきた。
数年後の完成を目指して、地道に聴いていこうと思う次第である。

コメント (4)
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