HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

買い物日記 男前シングルその5

2010-06-05 20:48:53 | ROCK
掲載写真はソニックス・ランデヴー・バンドの7インチ「CITY SLANG」。
オリジナルは同曲のステレオとモノをカップリングしたもので、高値のもとい高嶺の花。
これはEASY ACTIONからライセンスを受けてDEVILS JUKEBOXというレーベルが出した再発盤で
レッド・ヴィニール。オリジナル・シングル発売時に予定されていたものの収録されなかった
「ELECTROPHONIC TONIC」がB面に収録されている。

A面とB面の回転数が違うという、ディスク・ジョッキー泣かせの仕様だが、今時こんな曲を
かける男前のD.J.がいるかどうかは怪しいものだけど。(笑)
送料込みの9ポンドで幸福な気分を味わえるとしたら安いものだ。
パティ・スミスが書いたとも言われるこのバンドのロゴというか、書き文字に
どれほど憧れたことか。

しばらく、飾ります。(笑)
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買い物日記 男前シングルその4

2010-06-05 18:47:15 | ROCK
2003年にキャッスル・ミュージックがダムドのスティッフ時代のシングルを集めて
「THE STIFF SINGLES 1976-1977」というシングルCDボックスをリリースした。
大してセンスの良くない箱のデザインであったが、5枚のCDがオリジナル・シングルの
ジャケットを再現して収納されているのが魅力で、飛びついて買った。
1STシングル「NEW ROSE」のB面に収録された「HELP !」を聴いたことが無かったのも
購買理由の一つであった。

5枚のCDシングルを並べてみると、図抜けてジャケットが格好良いのが2枚目のシングル
「NEAT NEAT NEAT」である。これはいつか7インチで欲しいなと思っていたので7年越しで
購入と相成った。念のため若い人のために言っておくと、メンバーが被っているのは
スーパーとかで買い物をした時に買った物を入れて持ち帰るための紙袋である。
ヴィニール袋は有料となり、エコ・バッグを持って買い物に行く今のご時世では、ありえない
ジャケットなのだが、何時見ても惚れ惚れするジャケット・デザインだ。
曲は勿論絶品で、以前も書いたが「パンク・ロックとはなんぞや」と聞かれたら、私が
最初に挙げる曲でもある。
貧困に悩む英国労働者階級の鬱憤と、パンクの時代がうまく噛みあった曲で時代の空気を
見事に切り取っている。しかしながら、あえて書けば「ニート」と「失業者」は全く違うという
ことを再認識しなければいけないのも事実だろう。

日本盤「嵐のロックンロール」をお持ちの方は大切にしてください。
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買い物日記 男前シングルその3

2010-06-05 18:17:18 | ROCK
掲載写真はジョイ・ディヴィションのデビューEP「AN IDEAL FOR LIVING」。
後のバンドの悲劇的な顛末を思えば、考えさせられるタイトルである。
私が洋楽のレコードを買い始めた頃には、彼らは既にニュー・オーダーと名乗っていて
なんとなく私と相性が悪いバンドであった。よってジョイ・ディヴィションもかなり
後になってから聴いたバンドである。

これもジャケットの印象が強烈であるのと、A面1曲目の『WARSAW』が好きだと言う理由で
この盤を買った。何度かこの装丁で再発されているようで、2009年の英国再発盤には
様々な色のカラー・ヴィニールが存在する。私の盤は何時何処で再発されたか解からないが
マーブル・カラーのディスク。オリジナルが44回転なのに対し、これは33回転(笑)
でも、いいじゃないですか。機嫌良く所持しますよ。
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買い物日記 男前シングルその2

2010-06-05 17:34:23 | ROCK
これも今年のレコード・ストア・デイ記念で再発されたラモーンズの「I WANNA BE YOUR
BOYFRIEND」。ジャケット写真はオリジナル通りだが、オリジナル盤はレコードを取り出し易く
する為に表ジャケット上部が少しだけ丸く切られていた。

B面はロサンジェルスのロキシーで収録されたライブで「CALIFORNIA SUN / I DON'T WALK
AROUND WITH YOU」を収録。『LEAVE HOME』が2005年にリマスターされた時に76年8月
12日のロキシーでのライブが16曲(!)ボーナス・トラックとして追加されたのだが
多分、その時の録音だろう。CDでは「CALIFORNIA SUN」の最後でおこるハウリング音が
聞けるがシングルでは聞けないので、断定はできないがイントロ前の短い掛け声は同じようにも
思える。

日本盤はB面とA面がひっくりかえった形でシングル盤となった。
日本盤「パンク天国」をお持ちの方は大切にしてください。
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買い物日記 男前シングルその1

2010-06-05 17:13:43 | ROCK
ストーンズの7インチ「PLUNDERED MY SOUL」を廻ってあれこれ検索したついでに
昨年のレコード・ストア・デイ絡みで再発されたストゥージズとMC5の7インチを入手し、
更にはポール・ウェラーの新譜発売に伴う7インチを2枚買ったことで、なんとなく
7インチ探しに身が入ってしまった。といっても、オリジナルの高額物件に手を出せる身分でも
無いので、再発盤でもいいから買うことができる価格のブツをということであるが。(笑)

暇つぶしを兼ねて、この1カ月の間に届いた7インチ(男前ジャケ付き)を並べてみよう。
まずはルー・リードの「SATELLITE OF LOVE」。今年のレコード・ストア・デイ記念で再発された
1枚である。オリジナルのジャケットを再現という謳い文句はそのまま殺し文句でもある。
そういえば、この曲には「愛の人工衛星」という素晴らしい邦題(笑)があったのだが
今は使われていないようである。
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YOU CAN DO A LOT WITH 100 WOMEN - 49

2010-06-05 11:04:52 | ROCK

今回、ボウイ・カバー集を編むにあたってデュラン・デュランのカバーは1曲も使わなかった。
当初『DIAMOND DOGS』を使おうと思っていたのだが、私が所持するあの悪名高きカバー集
「THANK YOU」は外盤だったことを忘れていた。先日書いたデフ・レパードと同じように、
このアルバムも日本盤CDは2曲多く収録されていて、そのうちの1曲が『DIAMOND DOGS』なのだ。
で、結局件の曲はベックのバージョンを気に入っていたこともあり、それを使うことにした。
彼らには『FAME』のカバーもある。しかし、それも別のカバーと競い合った結果、使わないことに
した。

掲載写真はユーリズミックスが83年に発表した「TOUCH」。ユーリズミックスもビジュアル的に
インパクトがあった。アニー・レノックスの男装のイメージは強烈で、その性別不詳ぶりは
当時の私に女性の短髪に対する恐怖症さえ植えつけたのであった。半分冗談で半分本当。(笑)
もちろん今では経験値を上げているので、そんなことはない。
このアルバム中最大のヒットは『WHO'S THAT GIRL?』。プロモ・ヴィデオが面白く長髪のかつらを
被って女装(失礼)したアニーと男装のアニーがキスをするシーンが印象的だ。男装のアニーが
なんとなくプリンスっぽいのが興味深い。(笑)デイブ・スチュワートが様々な女性を伴って
アニーが歌うクラブに現れるのだが、その中にマリリンがいてゾッとさせられるしバナナラマの
メンバーもいるのが、時代を感じさせる。
アルバムの中で一番好きなのは冒頭の『HERE COMES THE RAIN AGAIN』で、アニーの低音が
シンセの音色や打ち込みのリズムとマッチしていて、今聴いてもゾクゾクする。

アルバム「TOUCH」は2005年に、シングルや12インチのカップリング曲それに未発表曲等
7曲のボーナス・トラックを加えたリマスター盤がリリースされた。
そこに収録された未発表曲がボウイ・カバー『FAME』である。未発表だけあってトラックの
完成度は元々のアルバム収録曲ほどではないが、アニーの声の存在感には抗えない。
日本でも、宮沢りえや野宮真貴がカバーしたので、なんとなく女性のカバーのイメージが
強いのが今回のカバー集にこれを採用する隠れた要因になっているのも事実である。

最近出たボウイ・トリビュート盤でデュラン・デュランは『BOYS KEEP SWINGING』を
カバーしたようだが、これは聴いていない。もっとも件の曲はスザンナ・ホフスを使うことを
最初から決めていたので・・・・・。(笑)

コメント (2)
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