活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

団塊デジタル化状況。

2005-02-06 22:39:13 | Weblog
先週の写真展の留守番時,地元の写真家の方々がぼつぼつと見に来てくれました。
全日写連の重鎮のMさん―多分70代と思うのですが,とてもダンディ―が持っておられたのはD70。
「ちょっと前に買ったん。ニコンの一番安いやつ,デーななまる。よく写るんだけど,ちょいと重いのがね」と。
女流Tさんも「そろそろかなと研究中。でも,(銀塩でのテクニックを)せっかく覚えたのに,ちょっとね。どうしようかな」

デジタル一眼レフ志向は,銀塩で鳴らした中高年層のベテランのところまで来た感じ。
もちろん,「デジタル?ありゃ写真じゃないな。ビデオといっしょ」「デジタルじゃあ,ツァイスにベルピアの色は出ない」「写真は一瞬が勝負。あとからパソコンで合成とかされるのはかなわんですから。邪道」とか言う御仁も居るには居るのですが。
今60歳前の団塊世代で賛否(というか好き嫌い,ついて行けない),意見が分かれるようです。

かく言う私め(何だろ?ポストモダン世代?)は現状のデジ一眼にはちょっと懐疑的なのですが,やはりそろそろかな。一時期30台くらいになった銀塩時代のカメラはほとんど処分してしまったのでマウントの縛りもなく,何をどうしようか考えているところ(この時点が一番楽しいのですが)。