活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

まぼろしのデジカメ。

2005-02-21 23:57:26 | Weblog
まぼろしのカメラと言えば,ズノーとコニカFとかペリックスとかの「アイディアは凄かったんだが商品としておっつかなかった」ものと,ミノルタ・スカイやブロニカVXやオリンパスMシステムなどの「時代にそぐわず,企画のみで終わった」ものがあるといえます。
さて,3色重層構造のFoveon X3センサーを搭載したコンパクトデジカメ,ポラロイドx530はすでに発表から1年。てっきり見送りになったものと思っていたら,今回のPMAで実機が展示され,Wal-MartでWeb発売が開始されたとのこと。398.46ドル也。
現在,ポラロイドのWebSiteにもサンプルが出ていないのですが,3月31日には日本でも出るらしい。画像を見るのがちょっと楽しみ。

Foveon X3といえば,シグマSD9,SD10で採用され,その高画質は話題となりましたが,その後はあまり話題にならないというか。
ローパスフィルタ不要で圧倒的解像力を誇るというFoveon X3ですが,素子が良くてもカメラ本体がおっつかなくては,ねぇ。
まぼろしのカメラには「売れずに早々に市場から撤退した」ものもありますよね。
ポラロイドもシグマもまぼろしにならないよう願うばかり。

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