活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

輝け!裏デジカメ・オブザイヤー2010。

2010-12-29 21:49:28 | Weblog
今年発売されたデジカメの中でもっともアレな機種を選定するランキング企画です。
最大5機種、持ち点は20点。ガッチリ買いましょう(古)。
なお、歴代グランプリはこんな感じ。
2004年 オリンパス Ferrari DIGITAL MODEL 2004(シャア限定)
2005年 オリンパス CAMEDIA SP-350(ア・バオア・クー)
2006年 パナソニック LUMIX DMC-L1(「走る人」がいない)
2007年 富士フイルム FinePix F40fdおよび50fd(高画素に泣いた)
2008年 キヤノン EOS Kiss F(キスの敵はキスだった)
2009年 リコーGXR(チェンジ!ゲッターGXR)

しかし・・・今年のデジカメ一覧を見るに、「何これ、どうやねんこれ」とか「ああ勘違い」とか「気持ちはわかる」とかそういうタイプのモデルはなくなってきたように思うのです。言わば、無難で個性がない感じ。
そんな中で今年の逸品はコレ。
3位(2点):パナソニックLUMIX DMC-G10
 これ、何のために出したんでしょう。上位機の価格対策なのか?俺はかませ犬じゃないっ。
2位(3点):カシオEX-Z330
 ウルトラセブンやらタイガーズやらリラックマやらミスマガジンやら。次は何?が楽しみ。
1位(15点):ペンタックスOptio I-10
 この企画を考えた人は偉い。逆にいにしえのオート110がライカの如くイコン化したとも言えます。
 私の知人も「今オート110」に魅せられ購入致しました。オリンパスペンもそうだけど、ブランドのリサイクル。

思うに、400万画素あたりまでの時代の機種には変な(あるいは実験的な)モデルが多くて楽しかった。
デジカメから、あの頃の尖がったあるいはゆるゆるな部分がなくなってしまっては面白くないと思うのです。