活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

カードサイズデジカメへの希望と期待と現実。

2010-12-24 22:25:31 | Weblog
英Iain Sinclair Design社が「クレジットカード・サイズ大」のデジカメを発売すると発表したとのことです。
そのくらいの大きさのデジカメはこれまでもないことはないのですが、注目すべきは厚さで、かなり薄いみたい。
スペック表では5mmと言うことですが、これは一番薄い部分で最厚部は1cm程度のように思われます。
しかし、そのサイズにもかかわらず、1400万画素で1080p動画、LEDフラッシュにタッチパネル液晶とさまざまな機能が詰め込まれており、とても200ポンド(307ドル)で販売されるとは思えないほど、ってかなり企画倒れっぽい。
Iain Sinclair Design社は産業デザインの会社のようで特にデジカメのノウハウがあるようにも思えないし。

確かにカードサイズといいながら、カード並みに薄いデジカメはなかなか出てませんよね。
富士フイルムアクシアのeyeplate(厚さ6mm)&eyeplate mega(厚さ8mmも最厚部1cm)くらいしか思いつかないが、これはトイデジカメに近い設定。
まともなカードデジカメと言えば、カシオの元祖EXILIM EX-S1/2(厚さ11.3mm)しかないんじゃなかろうか(その次は多分、京セラSL300R/400R・コンタックスSL300RT*の厚さ15mm)。
EX-S1/2は当時“ウェアブル”カメラということで結構インパクトありました。今の技術で欲しい一品ではないかしら。
コンデジでは高画素も一段落し、高倍率ズームも飽きてきたこの頃、こういうカードサイズに結構需要があるんでは(と書いてはみたものの、ケータイカメラに置き換わっているものと思われ)。