活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

デジタル時代のシルバースタンダードを考えてみた。

2009-02-09 22:34:05 | Weblog
本日発表されてしまいました。AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G。
昨日の憶測は全然当たらなくて,新設計の光学系ですね(汗)。
しかも,Ai AF Nikkor 35mm F2Dが43,050円なのに対して,AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8Gは35,070円。
これは人気が出るだろうなあ。
特にD40/60系女子カメラ。「うめかよになろう」とかw
なぜ、FXフォーマットで出さなかったのか、という意見があるだろうが、私はニコンがDXフォーマットを続ける意志の表明として、むしろ積極的に評価したい。
と,ナワちゃんも徒然なるままにお褒めです。

距離計時代の交換レンズは,35,50,90(100)mmの3本セットがゴールドスタンダード。
一眼レフになって,これが前後に伸びて,28,50,135mmとなりましたが,それも束の間。
35-70,70-210mmを経て,現在は 28-80,80-300mm(35ミリ判換算)あたりのダブルズームが一般的になりました。
これにもう1本と言ったら,やはり明るい標準レンズでしょう。
35mm F1.8はまさにツボですね。

しかし,です。
35mm(35ミリ判換算53mm)は確かに“標準”ではありますが,意外に使いにくい。
記念写真とかスナップにむいている画角とは言えない。
かのブレッソンだって,結構35mm(35ミリ判。ああややこしい)を使っています。
昨日も同じこと書きましたが,スナップや旅行用にDXの24mmあたりがあるといいな。
小型軽量,できればパンケーキ。多少暗くても可。

さらに言えば,加えて長焦点のマクロ(ニコンではマイクロ)があれば言うことありません。
DXの60mm(35ミリ判換算90mm)あたりでどうでしょう。
Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8Dをちょいと変えるだけで。

ということで,もう1本と言わず,あと2本。
DXで パンケーキ24mm F3.5,標準35mm F1.8,マイクロ60mm F2.8の3本セットなぞいかがでしょうか,梅林部長
奇しくも距離計時代と同じ取り合わせ。
きっと女子に限らず,ご年配のD40/60ユーザーにもウケると思うのですが。