活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

フジカラーで残そう。

2009-02-02 23:20:21 | Weblog
ホントに出るんですねえ,中判フィルムカメラ GF670 Professional
携帯性に優れた,蛇腹折りたたみ式の軽量・コンパクトボディを実現!とはいうものの,重さ1kg。
大きさのイメージが分からないけど,確かにGW690よりは小さいだろうが,マキナ67とあまり変わらないような気もする。

その購買層―今時,中判のスプリングカメラを欲しがる人なんですが,どういう人を想定しているのだろう。
山登りの人,かなあ。
でも,そういう人はペンタ67の重さを厭わないような気がする。
スナップ?
スプリングカメラはセットアップするのが手間ではっきりスナップには向いてない(昔やってましたw)。
そういう向きにはマミヤ7でしょ。なんと,現在「マミヤ7Ⅱスナップ体験セミナー」を開催中なのだ。
あと,スタジオ,であるわけないし,うーん難しいなあ。

折りしも,
富士フイルムが前週末に公表した2009年3月期の営業利益予想は、前期比86%減の300億円となっている。
「デジカメ事業からの撤退の可能性が否定されるなど、構造改革に対する姿勢は依然、他社比で見劣りする」

というゴールドマン・サックス証券の評価
なのに,こんな趣味のカメラを出していていいのだろうか(ユーザーにとってはイイ!のだが)。

思うんだけど,大型CCD(35mmフルサイズでもライカS2サイズでも可)を積んだスプリングカメラなんてどうよ。GS645くらいの大きさで。
こういうのは他社には絶対出せない,“フジカラー”だと思うんだが。