活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

自然光で高速シャッターによる繰り返し撮影が可能な画期的な小型カメラ。しかも通信機能付き。

2008-06-09 23:59:54 | Weblog
ホントに痛ましい昨日の秋葉原の事件。
しかし,現場の様子がニュースよりも早くネットに伝わることにあらためて驚きます。
そして,現場状況の速報や犯人確保の決定的瞬間の写真など,全て居合わせた人のケータイで撮られたもの。
ナワちゃんも昨日の「徒然なるままに」で,
デジカメを持っているのだから、携帯電話にデジカメ機能は必要ない、とわざとそういう(カメラ機能の付いていない)携帯電話を選んだのだ。しかし、これからはデジカメ機能、とくに動画機能も付いた携帯電話を持とうと思う。撮影の道具に意固地になってもしかたのないことで、写真は結果だから、やはり柔軟に考えなければならない、と思った。
と。

カメラ付き携帯電話は,かのフィリップ・カーンが1997年に発明したことになっていますが(異論もあるみたい),世界で初めて実用化したのは2000年のシャープのJ-SH04
シャープの開発陣は「仕事で頑張っているお父さんが仕事の合間に子供の様子を見ることができるように」と自ら一生懸命に頑張ったとのこと。
( ;∀;)イイハナシダナー。風の中のすーばる砂の中のぎーんが。

2007年のケータイの世界総販売台数11億5千万台。カメラ付きは4割としても4億6千万台。
ちなみに日本での販売台数は5230万台で,うち9割がカメラ付き。
今やケータイ写真展が開かれるし,ケータイ写真家も居るし,ケータイ写真教室とかケータイ撮影会とかもあるらしい。

ケータイこそ究極のスナップカメラ。いや21世紀の“ライカ”だ。
と,ブレッソンが生きていたら言ったかな,ひょっとして。
ただし,鳴らなければ,ですが。