ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

05/07/07 七夕雑感、ロンドンの同時多発テロ

2005-07-07 20:43:41 | つれづれなるままに
今日は七夕、京浜東北線をまたぐ陸橋を自転車で渡り、会いに行ってきた。彦星にではなくお茶屋娘さんに会ってきた。ずっとお借りしていた美内すずえの『ガラスの仮面』の文庫版既刊全巻をお返ししてきた。本当にありがとうございました。
お返しする前に読み残っていた巻末の解説を一気に読んだ。北島マヤを舞台で演った大竹しのぶやTVドラマで演った安達祐美も書いているし、市川染五郎や蜷川幸雄も書いていて、なかなか読み応えがある。染五郎の姉・妹も読んでるとのことだったが、それってちょっとコワイかも。私も「紅天女の①」くらいの巻から買っちゃおうかなあ。

笹飾りなどはしないが、スーパーの店頭でお願いの短冊を書いてきた。家族の健康を願った。これは貴重なこと。職場の大先輩の女性のお子さんが急病で亡くなり、弔電を打った。今日がお葬式だ。ご冥福を祈った。それにしても親より先に死なないことが最大の親孝行だと痛感している。

追記
昼間はほとんどニュースを見てなかったし、ボケボケの頭ではきちんと捉えきれていなかったロンドンの同時多発テロ。すごいことになっていた。
いくらフセインが悪い指導者だとはいえ、大義なき戦争をしかけたアメリカとそれを一番にささえるイギリスの2カ国が報復テロを受けたことになる。それもイギリスでのサミット開催日をねらってぶつけてきたアルカイダ。それもまあ、ロンドンでの2012年オリンピック開催の決まった翌日というなんと間のいい(?)こと。
NYの9.11も今回も一般市民向けのテロは全く支持できない。しかしながら21世紀になっても宗教の違い、さらに先進国と発展途上国との関係などなど、国際紛争の解決の方法として戦争という手段を使い続けてしまう、というか国のリーダーに使わせてしまう人類って「未熟」な存在だな。憲法9条のような貴重な内容を憲法で持っている日本。アメリカがつくったから押し付けられたという主張もあるけれど、やはり太平洋戦争で流された多くの血を踏まえたものだと思う(日本が侵略して殺してしまった人々、兵士だけでなく沖縄・広島・長崎など日本の中でも亡くなった人々...)
今回のG8に対して「ライブエイト」などでアフリカの貧困対策強化を求める動きが市民サイトでいろいろ起こって、人類まだまだ見捨てたもんじゃないと思っていた矢先に起きた今回のテロ。
考え方や立場の違いを乗り越えて人類が平和に共存するための努力は、続けていかなければならないと思う。