ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

07/08/18 アオSHIROH、アカSHIROHの幻想?!

2007-08-18 23:59:20 | 観劇

昨晩は仕事から帰ってきて調子がいいのでヨガのクラスに行ってしまったほどだったのに、今日は一日寝込んでしまった。
娘は「夏コミ」(コミック・マーケット夏版)に出かけた(一昨年の記事はこちら)が、昨晩は分厚いカタログチェックと、グラデーションをつけたマニュキュアと同系色のペディキュアを芸術的に仕上げていたりしたので寝坊して出かけていった。
送り出してから軽く食べて風邪薬を飲み、大河ドラマの再放送まで二度寝。ドラマを観て片付け物でもしようかと思ったが、どうにも身体が動かない。体温を測ったら軽い発熱状態だった。風邪もあるが、気になるのは腎臓結石。父親も腎臓の石がよくない位置に動くとよく発熱していた。今日の私は昨日のヨガで腎臓のツボと教えられた辺りがバリバリに張って痛んだ。石が腎臓の中の尿の濾過を妨げると痛いのだ。水やスポーツドリンクを飲んで寝ていたら夕方からスーッと痛みが遠のいた。石の位置がずれてくれたのではないかと思う。

そういうことで、午後はずっと内田康夫の浅見光彦シリーズ『透明な遺書』を読みながらゴロゴロしていた。榎孝明主演のTVドラマもまともに見ていないし、本も初めてだが105円コーナーで買ってきてあったのだ。ただの殺人事件かと思ったら疑獄事件につながった事件だったという話で読みごたえがあった。榎孝明は今では主人公の兄で警察庁刑事局長の陽一郎役に回っているということだが、そういうイメージで読めたのもよかった。主人公自体は政治経済関係は弱いらしいのに巻き込まれていくというあたりが多くの読者をひきつけるのかもしれないとかも思った。

夜はTVをつけたらたまたま土曜ワイド劇場で鹿賀丈史主演の「北多摩署・蟹沢刑事の特捜事件ファイル」に遭遇。ご贔屓鹿賀さまのチェックも怠ってるなぁ。団地に妻子とともに住んでいるという役でマイホームを買いたい妻を避けて非番の日は渓流釣りに行ってしまうという役どころ。三枚目ぶりも発揮し、ニッと笑う笑顔も観ることができたので気楽に観ることができてよかった。微熱がある日に重たいドラマはしんどい。今晩にはピッタリのドラマだった。

さて、長々書いてきたが、表題にたどりつこう。
そもそもはかずりんさんのブログの「いのうえひでのりさんのワークショップ」のレポを読んだこと。そして、あの「SHIROH」が再演するとなると別キャストでいくと明言されていたとことだった。中川・上川の二人のSHIROHがもう観られないのは寂しいことだ。しかし再演は同じような舞台にしないのが常だといういのうえさんのことだ。初演の舞台は「アオSHIROH」、再演は「アカSHIROH」なんてね、後でそれぞれ名前がついたりするくらいの別バージョンに仕上げてくれるのだろう。
主役二人はまだ思いつかないのだが、松平伊豆守は鹿賀丈史御大にやっていただきたいと、ずいぶん前から思いついて悦っていたのをまた思い出したわけである。江守徹もよかったが、鹿賀丈史の方が歌はうまいし、帝劇で歌声を響かせるなら今度は鹿賀さまでしょう。悪の魅力が堪らない~って、どうかなぁ、このキャスト案??
熱でボーっとしながら、そんなミーハーな思いで満たされていたりして・・・・・・。

早めに寝て、明日の納涼歌舞伎一部二部通し観劇にそなえるとしよう。