ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

M.C.エッシャー展 ~視覚の魔術師~ @奈良県立美術館

2010-04-22 11:03:49 | 展覧会とかアートチックなもの
だまし絵で有名なエッシャーの展覧会。

エッシャーは大学の美術の講義ではじめて出会ったのがはじめて。

「滝」とか「物見の塔」とか「昼と夜」とか。
あり得ないものを描いている絵で有名な人で、それがとにかく楽しいのだけれど、展覧会なので学生時代からの作品とかも並ぶ。
だまし絵的なものだけではなく、スケッチから起こした風景とかでも充分に見ごたえがあるのだ。

細かい白と黒の線の連続が描き出す陰影の細かさよ。
凄いねー、あの線の細かさに惹きつけられる。

そういえば、入り口で双眼鏡もらったけど、使うの忘てた。。。

いや、あまり意識してなかったけれども、基本的に版画家なんだね、エッシャー。
錦絵とは違って白黒の2トーン(スカじゃないぞ)が基調だから、表と裏といった対立する視点から作り出される作品ってーのは、ある意味導かれ易い方向性なのかも。

その構図の不思議さもさることながら、やっぱり楽しいのは視点だなぁ。
上からなのか下からなのか、左右もあるし、三次元の世界に暮らす儂らに許された向きは3方向が基本だけれど、二次元の世界にそれを表現するからややこしく、それが楽しいのだ。

でも、お気に入りの作品は比較的単純な「四面体の小惑星」とか「上と下」とか。

そういえば、有名な「物見の塔」の一階には檻があって、その中には囚われの人が一人いる。
あの人は一体何なんだろう? なんだか、大学の講義で聞いたような気もするけど覚えてない。
#覚えていないんじゃぁ意味がない
知っている人いらっしゃいましたら、おせーてー

M.C.エッシャー展 ~視覚の魔術師~ @奈良県立美術館の画像

M.C.エッシャー展 ~視覚の魔術師~ @奈良県立美術館の画像



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