ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

ザ・マスミサイル@京都MOJO

2008-12-21 12:37:28 | ライブレポ
出演は「ザ・マスミサイル」「ザ・サイレンズ」「BLACK BORDERS」「BIGFOOT171」

雨の中到着、烏丸。
儂が到着したときには既に「BIGFOOT171」は既に終了。

ということで最初のバンドは
「ザ・サイレンズ」
MOJOを根城に活動、ということで地元パンクバンドです(らしいです)。
元気元気、ちょっとかわいい。髪形変だけど。70回くらい「ロックンロール!」って叫んでました。
うん、がんばってかっこいいバンドになってください。

二番手
「BLACK BORDERS」
全然しらんかったけど、
「僕ら、ジェット機ってバンドやってます!もう解散するんですけど!」
えっ、そーなの?
「ジェット機」が解散する事は知っていたけど、そのメンバーがギターとドラムのみっつーユニット(ベースレスです)をやっていたなんて。ほへー、ドラムがユニコーンの西川さんだ!
テクニックとか、音はもう比較にならないなー、さすが。でも野田さんのちょっと上ずった感じの声は(めちゃめちゃカワイイけれど)ちょっと苦手。

ほんでもって
「ザ・マスミサイル」

「日本一のアマチュアバンド!」と言っていたけど、さて。何が日本一だったのだろう?

マスミサイルは、前にスキップカウズのイベントで初めて見て気になっていたバンド。
で、今回はたまたまあいていたので、目当てで来たのだ。

やった曲でわかるのは
 ・迷いながら
 ・三文字
 ・ふるさと
 ・君がいてくれてよかった
 ・踊る独壇場
 ・教科書
 ・あきらめちゃ
 ・仲間のうた
 ・雑種

ボーカル。二日酔いでグダグダです。もっとしゅっとした感じを期待していたのにちょっと残念。

そもそも、気になったのはこのボーカルの声だ。
がなっているだけかと思ったけど、意外と説得力のある歌い方をするのだ。
で、音源なんかもちょこっと聞いてみたのだけれど、折角のボーカルの説得力に対して詞がそれに見合った説得力を持っていないような気がした。詞の意味をどう受け取るのかは、個々の自由だし、好みや考えもあるのであくまで儂の受け取り方だけどね。 ストレートに感じたままを言えば、いい事を言おうとしてるんだけど深いところまで届かずに表面的な形を取り繕ってしまった感じがするのだ。

そこにきて、今回のボーカル氏の雰囲気はちょっと残念。
「グダグダかもしれないけれど、伝えたい事は全力で伝えている」
そうかもしれない。でもそれが相手に届かなくては意味が無い。
歌の歌詞にはダメなところも全部さらけだして何が悪いんだ?というような開き直りがある。いや、それはそれでいいのだ、大いに賛成ね。だけど、そのダメな部分を認めて言い訳をするのではなく、認めた上でその先に行こうとするから儂は共感出来るし応援したくなるのだ。

はたして次に見る時にその心意気を感じ取る事は出来るのか?

じゃないとねー、勿体無いと思うよ。ボーカルの力量と泥臭い楽曲と、材料は揃っているのだから。


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