ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

つじあやの@アメ村BIGCAT

2008-12-10 00:00:01 | ライブレポ
つじあやののワンマンってお初でございます。

とったチケットに「全席自由」
むむむ?席?ビッグキャットで?

果たして当日のビッグキャット。
椅子が並べられておりました。初めての光景でございます。

ちょっと開演遅れで入ったので、一番後ろのほうの開いている席に着座。
椅子に座ってのライブです。一回も立ちません(笑)

まぁ座っていたからメモできたセットリスト(分かる曲だけ)。

 ・丘を越えて(藤山一郎)
 ・頼りない天使(FISHMANS)
 ・ありえないくらい奇跡
 ・ルージュの伝言(荒井由美)
 ・ゆびきり
 ・都会(大貫妙子)
 ・DOWN TOWN(山下達郎)
 ・パレード(山下達郎)
 ・風になる
 ・SWEET MEMORIES(松田聖子)
 ・戦場のメリークリスマス(坂本龍一)
 ・黄金の月(スガシカオ)
 ・星降る夜のクリスマス
 ・悲しみは果てしなく

あと、メモれていないものは忘却のかなたでございます(笑)

んと。
正直に言うと、もっとオリジナル曲が聞きたかったってトコロだな。

一番最近のアルバムが「COVER GIRL 2」だから、その中からの選曲というのが当たり前といえばそうなんだけどね。
いろんな人のカヴァーをウクレレの弾き語りや、ウクレレを中心としたアレンジで聞かせると言うのは企画としてはいいし、儂もウクレレ弾きの端くれとして(いや、ほんまに端の端、屑と言った方がいいかも)、そういう感じはよくわかるのだけど、ライブではライブでしか聴けない、オリジナルの魅力を堪能したかったと言う我侭でございますのよ。

コピーでやるのが好き、みたいな発言があって、それはそれでいいのだろうけど、そればかりにならないでくれ!と願わずにはいられない。

途中ウクレレ一本弾き語りとかあるんだけど。
きっとそれが味でそれが売りなのだろうけど、はっきり言ってもの足りない(苦笑)
つじあやののウクレレというのは決して上手っつーわけではないの(だと思うの)だ。
だからそれはそれでスタイルとしていいのだけど、魅力的に魅せようとするならもう一声欲しい感じなのだな。

あと、声。
悪い声じゃないけれど特徴がない。
歌い方がところどころ矢野アッコちゃん風になってる感じがするけど、そういった感じも決して悪くない。ストレートに歌うのじゃなくて、そんな風に味わいが出てきたらいいかもしれないな。

あぁ、こういうライブ。
なんだか不思議(笑)

ソウルフラワーユニオン@心斎橋Club QUATTRO

2008-12-07 00:01:17 | ライブレポ
前回のBIGCATはめちゃめちゃ良かったとの評判を聞き地団駄を踏む儂。
本日は珍しく、開場と同時にフロアへ。しかもオクノ側である。

ステージバックにモノノケの描かれた幕がかかる。なんだろ、今年は渋さ知らズとの共演が2回もあったりしたから、その影響かしらん。などと言いながら待つ。

開演前のBGMは、ソウルフラワーが今までカヴァーした曲ばかり。
それでライブスタートまでの1時間の待ち時間を埋められるって、どんだけカヴァーしてんねんな。

いつものように順番適当セットリスト
 ・神頼みより安上がり
 ・こたつ内紛争
 ・サバイバーズバンケット
 ・ホライズンマーチ
 ・極東戦線異状なし
 ・パレスチナ
 ・海へ行く
 ・外交不能症
 ・名もなき惑星
 ・寝顔を見せて
 ・うたは自由をめざす!
 ・マウンテンバイクフロムへヴン
 ・秋田音頭
 ・荒れ地にて
 ・満月の夕
 ・風の市
 ・エエジャナイカ
 ・海行かば 山行かば 踊るかばね
 ・月光ファンファーレ
アンコール♪
 ・ひぐらし
 ・ラヴィエベル~人生は素晴らしい!
アンコール♪♪
 ・松葉杖の男

最近はその日のうちにセットリストメモだけ取るのだよ。偉いかい?<誰に聞いてるんだ?

さて、今回のソウルフラワー。見ている位置がいつもと違うこともあるけど全体的になんともいいようのない迫力を感じました。むふふ、前でみるっつーのはやっぱりいいね。

「神頼みより、ソウルフラワーのほうが安上がりやで~」ってなMCで始まった一曲目から来る来る。踊れる

「ホライズンマーチ」にて河村さんソロ!って振ったら機材トラブルで音が出ない!
「今日唯一の見せ場やったのにな。。。」「今日の見せ場終わったな。。。」
ヒドイです~。でも博司さんの見せ場が少ないのはホントなんだから~(苦笑)
#でも大丈夫あとで別の見せ場がありんした

「名もなき惑星」、こういう曲を書いてくるとは!と新しいアルバムの中で思った曲。
基本的に日本人ってこう言うの好きなんだよ。文語調の言葉のリズムね。これが違和感なく歌えるソウルフラワーは、やっぱり「日本のロック」バンドなんだなー、って思う。
前回がレコ発だった事もあり、今回は新譜から半分しかしなかった。ちょっと寂しいな。

ニューエストコーナー(コーナーか?)では「外交不能症」
なんか盲点を点かれた感じ。であとで見てみたら、HPでライブでやってほしい曲アンケートとか取っていたのだ。ぐぐぐ、「向い風」リクエストしておけばよかった。
あ、「こたつ内紛争」もぬーえすとか。

ライブから2日後。

2008.10.9 23:23
歌舞伎昌三さん永眠。

ライブ途中で中川さん、知らない人もいてると思うけど、と前置きしてから
「ライブで何度も踊ってくれている歌舞伎昌三、彼は今ギリギリの戦いをしています。ホームページがあるのでね、良かったら見てやってください。」

歌舞伎昌三さんは三重県でオーガニックレストランをやっている舞踏家。儂も何度かライブで彼の踊りを見ていた。ここ最近姿を見ていなかったので気になっていたのだけど。
歌舞伎さんをイメージして作ったという「愛の総動員」は今回のアルバムで一番好きな曲だけど、セットリストにはのらなかった。
代わりに終演後SEに。みんなで手拍子をしながら歌う。

さすがの中川さんも、今回はこの歌を歌えなかったのかも、と勘ぐってみる。
こんなに明るい歌で、泣きながら歌うなんて敬タンの柄じゃないからね。

バックに掲げてあったモノノケの幕の中に歌舞伎さんの姿もあった事を後で知る。
ほら、舞台はそこに。 そしていつものフロア。 愛を総動員するのだ。

ライブに行けばまた会える。そうだねー、儂らバトンを引き継いだのだから。