ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

「風神雷神図屏風」特別公開@建仁寺

2008-05-14 12:51:39 | 展覧会とかアートチックなもの
公開期間ギリギリで風神雷神図屏風の生公開を見に行く。

画像は入り口に置いてあるイミテーション。
パチパチ撮れるのがちょっと嬉しい。

風神雷神は以前に国立博物館で一度見ていますから2回目。
そん時ゃぁ、そりゃぁ感動したもんです。

比べるのは間違っているのですが、3日前に見に行った暁斎展の興奮が残っていたせいか、初めて見たときと比べて感動が薄い気が。。。暁斎の方にもね、風神雷神図があったのですよ。

おそらくオリジナルとパロディの違い。
オリジナルはもちろんそれだけで価値があり力も持っているのだけど、パロディーは時としてそれを凌駕してしまうのだ。大津絵の要素も入れた風神雷神図の愛嬌のある暁斎の図が儂の頭の中にあり、本来比べてはいけないものを比べてしまった感じ。
ただ、基本はオリジナルあってのパロディですから。オリジナルがなかったらパロディは無価値ですから。<何故かフォロー

もちろん、そうはいいながら風神雷神図にはめちゃめちゃ惹かれるのですよ。構図の妙といい両神の顔つき体の動き。見とれてしまうもの。

しばし見とれたその後、法堂の双龍図を見る。五爪の龍です。
以前、相国寺で蟠龍図を見て以来。 儂は「龍」ラヴぃだす。

ほんで、建仁寺の龍。

5年ほど前に建仁寺が開かれて800年たつのを記念して描かれた双龍図。
もうね、めちゃめちゃキュートです。龍に「きゅーと」とか言っちゃダメですか?
なんだか訴えかけるような目の感じといい、ツンとあがったブタ鼻といい。口から頭に掛けてのフォルムまで、とても愛らしいのです。

あの龍の携帯ストラップとか欲しいです。作ってください、建仁寺さんっ!<我侭

首が痛くなるまで天井見上げてましたってばさー。

ちなみに庭の好みは「潮音庭」より「大雄苑」。枯山水が好き☆

そうそう、庭といえば、
○△□の庭は、どこに△があるのか、この煩悩だらけのボンクラに、どなたか説明してやっちゃぁもらえませんでしょうかねぇ?

「風神雷神図屏風」特別公開@建仁寺の画像



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