ドラえもんを観に来たのに間違って「君の名は」を観るの巻。
なんか多分これは観ないだろうなー、と思っていたのだけれど、ちょっとした手違い(勘違い)で観るチャンスが巡ってきたので観てしまった。
これがヒットするというのは、なんかねーわかりますねー。
これもセカイ系、かな?
単純な感想を。
観ていて感じたのはあの爽快感。
まぁ、演出の問題なんだろうけど、あの作りようは映画っぽくないなーと。何かのプロモーションビデオかなんかを見ている時の感覚に近い印象を残す映像構成と音楽の作りがね。心地よいといえば心地よいな。
映像もきれいよねー。
東京の街の写実的な感じもスゲー、と思ったけど(特に列車の動くあの様!鉄分多めの儂はゾクゾクするです)、糸守の景観の壮大さ。
物語の肝は隕石の落下だけれど、あの糸守の湖だけじゃなくて、宮水の御神体のあるあの場所もカルデラよね。あの糸守という場所が、隕石を惹きつける磁場を持ってるとも、まぁ考えられるね。
なんだかボンヤリとしたイメージだけれど、今回の御神体の場所のように、物語の核心に至る舞台というのはあーいうクレーター状の場所に描かれる事って多い気がするな。特別な場所、という記号なのだろうか。
タキくん、絵が上手で良かったね。
あと感じていたのは、ストーリー展開を観ていてなんか芝居っぽいな、と。
お芝居って言っても20年近く前にアホほど儂が見ていたのはフリンジとかでスピード感のあるドタバタした感じのやつ。そういう意味では何だか懐かしい感じさえした。
そもそも入れ替わりものって言ったら「転校生」やないかいな。懐かしいのぉ。多分中学生ぐらいの時に読んだ。懐かしい。
いや、そもそもとりかへばや物語か。。。f^_^;)
ただ1つ必然性が得られないのは、入れ替わりのきっかけがわからない事。
三葉の方は流星を見た事?東京のイケメンにしてくださいと叫んだ事?でもタキは?
三葉の父親が「妄言は宮水の血筋か」とか言ってたところをみると、その巫女の血がこの不思議な現象を引き起こしたので、タキはたまたま選ばれただけと理解したらいいのか?
まぁ、どうでもいい事なので しょうが。
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