「6月31日の同窓会」。真梨幸子の推理小説。真梨は、1964年生まれで2005年デビュー。この本は、2016年2月刊行。2013年から月刊誌に掲載された7話と書き下ろし4編。
女子一貫校の蘭聖学園の同窓生に送られてきた6月31日の同窓会の案内はがき。30前の彼女らに、次々に起こる変死。
6月に31日はないのにと思いながら、女子が抱えるねたみ、見え、嫉妬、優越性などを背負った登場人物を次々に送り出し、その独白は、読者を不安と緊張に陥れる。一番のホラーは人の心だと思わせる怖い小説。
女子一貫校の蘭聖学園の同窓生に送られてきた6月31日の同窓会の案内はがき。30前の彼女らに、次々に起こる変死。
6月に31日はないのにと思いながら、女子が抱えるねたみ、見え、嫉妬、優越性などを背負った登場人物を次々に送り出し、その独白は、読者を不安と緊張に陥れる。一番のホラーは人の心だと思わせる怖い小説。