今年も日本全国梅雨入りした。土日曜日も何かぐずつき、湿度も高く、しゃくぜんとしない。そんな時、ブルックナー第9番で1時間を過ごす。
1902年にドイツに生まれた、ブルックナーの大家オイゲン・ヨッフムが、1978年というから75歳の時、ドイツの名門、ドレスデン国立管弦楽団を指揮したシンフォニー第9番。
ヨッフムらしい解釈に基づき、3つの楽章を、それぞれ際立たせ、全体をまるで大いなる山河を下るように描き出した。
ノヴァーク版 Total 60:29 ①23:00 ②9:50 ③27:39
1楽章は威風堂々のアップテンポで進む。メリハリもあり快活。ブルックナー開始から始まる冒頭のブルックナー休止が印象的だ。
2楽章はテンポも早く、激しくも狂おしいリズムで突き進む。管の流れるようなアクセントが印象的
3楽章は、物悲しくも気高い、まさに崇高な物語だ。クライマックスへの持って行きかたが凄い。
3楽章のアダージョが、消え行くと、ああこれで終わりでよかったと思う。
仮に、4楽章があったら、などとは思えないほどの、3つの構成がいい。
多少荒削りのドレスデンではあるが、ヨッフムの個性的なタクトにマッチしている。
1902年にドイツに生まれた、ブルックナーの大家オイゲン・ヨッフムが、1978年というから75歳の時、ドイツの名門、ドレスデン国立管弦楽団を指揮したシンフォニー第9番。
ヨッフムらしい解釈に基づき、3つの楽章を、それぞれ際立たせ、全体をまるで大いなる山河を下るように描き出した。
ノヴァーク版 Total 60:29 ①23:00 ②9:50 ③27:39
1楽章は威風堂々のアップテンポで進む。メリハリもあり快活。ブルックナー開始から始まる冒頭のブルックナー休止が印象的だ。
2楽章はテンポも早く、激しくも狂おしいリズムで突き進む。管の流れるようなアクセントが印象的
3楽章は、物悲しくも気高い、まさに崇高な物語だ。クライマックスへの持って行きかたが凄い。
3楽章のアダージョが、消え行くと、ああこれで終わりでよかったと思う。
仮に、4楽章があったら、などとは思えないほどの、3つの構成がいい。
多少荒削りのドレスデンではあるが、ヨッフムの個性的なタクトにマッチしている。