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パンダ イン・マイ・ライフ

ようこそ panda in my lifeの部屋へ。
音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

すぐれもの 15 万年筆店主

2011-05-29 | すぐれもの
さりげない日常に「いい話」がある。

万年筆は、中学入学時に今は亡き叔父からいただいてから、気になる文具である。今は、10年前に隣町の万年筆屋さんで購入した2本を、家と職場に1本づつ置き、そのインクの香りと流れ出ていくインクの書き心地を楽しんでいる。

実はこの万年筆は、インクを入れっぱなしで、何年も使わずに、ほっておいた。久々に使おうと思い立ったのが、平成20年の12月のこと。2本ともインクの出が悪く、ペン先も黒ずんでいた。職場の1本はその年の2月に修理した。ペン先を換えてもらった。一方の家の万年筆も、毎日毎日、インクを出し入れし、だましだまし使っていたのだが、さすがにいかん。ストレスで気持ちよいはずの万年筆が、憂鬱になるのだから。

そこで、思い切って、5月14日の土曜日に1時間かけて隣町の万年筆屋さんに修理に持ち込んだ。

一目で購入年代を言い当て、うちで買われたものはうちで面倒を見ますと、無料で修理してくれた。その気概がうれしく、ほんとうによい一日となった。店主は耳は聞こえにくくなっていたが、その手先の器用さは昔のままだった。部品を換えることもなく、10分ほどでペン先が輝きを取り戻し、見違えるようになった。

店主曰く、使わなくなった万年筆は、インクを抜き取り、きとんと水洗いしてしまうこと。
古いインクはカスがたまり、出を悪くする。2年以内を目安に使うこと。
インクの補充の際には、古ハンカチなどで、ペン先をぬぐうこと。
年に1回は、水を出し入れし、ペンの中を洗浄するようにアドバスを受けた。

きちんとメンテナンスすることが、長持ちの秘訣。あたりまえのことをいまさらのように感じ入った次第。

また、店から足が遠のくことになるが、元気でいてほしいと店主の健康を祈った。



すぐれもの 14 口臭感知器

2010-02-21 | すぐれもの
これは、タニタという健康器具メーカーの「ブレスチェッカー」という代物である。

よく、新聞やネットで口臭予防の記事が載っている。この口臭を測る器具なのだ。

家族に、なぜ、自分の口臭は自分でわからないのだろうと言うと、自分でわかったらいつも臭くてたまらないじゃないと、いとも簡単に返事が返ってきた。

時々家族から「口が臭いよ」といわれ、なんとかその実態を知りたいと思っていたらこの器具を見つけた。

値段は3,000円ぐらい。単4乾電池1本で起動する。器具に息を吹きかけると5段階レベルで表示する。朝、1や2であったのが、職場に出ると5になるのだからやりきれない。やはりストレスのるつぼなのかとがっくりである。

すぐれもの 13 羽毛の肩当て

2010-02-11 | すぐれもの
昨シーズンから冬に愛用しているマフラーは、今年も外せない(昨年2009年2月15日記載「すぐれもの 5」)。これに今シーズンからは、寝るときに、「羽毛肩当て」をするようになった。

年をとると、冬の寒さは堪える。若い頃は、風呂から上がっても、そんなに無茶しない限り、湯冷めをすることもなかったが、今頃は、寝る前に入らないと、すぐに体が寒くなる。普段でも、首周りや肩が寒く、マフラーが離せなくなった。特に寝る時は首はマフラーでなんとか凌いだが、肩の辺りがスースーして、どうもいけない。

そこで、家族に用意してもらったのが、このすぐれものである。寝る時に、ゴワゴワ、あるいは肩が凝るのではと心配したが、軽くて、暖かく、着けたときの違和感がない。当分、寒い日が続きそうなので、離せない。

すぐれもの 12 ぎょうざのタレ

2009-07-19 | すぐれもの
梅雨の蒸し暑さに対抗するためには、焼き餃子に限ります。

我が家は餃子好きなので、毎回200個作ります。汗をかきかき、ホットプレートで、しっかりと焦げ目がつくぐらい焼き、裏返し。さらに焼いて、水でしっかりと中まで蒸し焼きに。多めに焼いて、食べきらないのは冷凍しておきます。

今年は、独自のタレにチャレンジしました。

基本は酢と醤油なのですが、その割合がむつかしい。市販の紫蘇ドレッシングもいけるのですが、経費節減もまた、必要。試行錯誤しましたが、今はこのタレでいけます。

このブログで紹介した「すぐれもの 2 自家製つゆ」(2007-12-28 | food)を1と、米酢1の割合で混ぜます。基本はこれでOK。お好みで豆板醤やごま油、ラー油、七味とうがらしなどを入れます。今、オリーブオイルにはまっているので、なんでもかけています。

すぐれもの 11 雨の日のシューズカバー

2009-07-18 | すぐれもの
これは、モンベルの「サイクル レイン・シューズ・カバー」という代物である。

読んで字の如く、雨の日に、自転車に乗る時、雨水がカッパをつたって靴に入る。それを防ぐための靴用のカバーである。底部は、ご覧のようにペダルの部分が開いており、直接靴の感覚が伝わる。

今までこの存在を知らず、雨の日は長靴を履いていた。夏はカッパも暑いが、長靴の中も暑い。それに職場に靴を置いておかなければならないという状態もあった。

値段は1セットで3,800円。足の大きさで、サイズも4種類用意されている。。

雨の日の自転車通勤は、夏場は特に面倒である。いくら雨水をはじき、汗を外へ出すという謳い文句のレインスーツもさすがに、情けないほど機能がない。着替えを持って、その上に長靴は大変であった。

数回使用したが、雨が靴の中に入ったこともなく、靴にセットする面倒を気にしなければ、快適な通勤ができる。レインハットもよかったが、これもまた、モンベルの優れものといえよう。

梅雨明けは、いまだ、九州南部と関東か。まぶしい青空も待ち遠しい。


すぐれもの 10 モンベルのレインハット

2009-02-21 | すぐれもの
自転車通勤に、雨はつき物である。合羽のフードもよいが、視野を狭くし、車の接近やまわりの音を聞こえにくくするという欠点がある。

そこで、レインハットだ。

使っているモンベルのレインハットは値段が4,000円もするのだが、快適で防水も完璧だ。
これまで、かなりの風雨でも首から雨が進入することはないし、視野も確保でき、音も聞こえる。それに防寒にもなる。

まず、軽い。そして、つばも広く、しかも後部が前より長く、襟首からの雨の進入を防いでくれる。
紐がつけられる輪が2箇所にあり、わたしは自分でゴム製の紐を付け、風でも飛ばされないように工夫している。
素材もゴアテックスであり、蒸れない。

そして、折りたたみもできるので、使わない時は鞄に入れている。

自転車通勤に雨はうっとうしい限りだが、少しでも快適さを求めたい。

すぐれもの 9 マフラー

2009-02-15 | すぐれもの
なぜか今年の冬はマフラーが放せない。家にいるとき、寝る時も首に巻いている。
小さい頃、なぜか冬になるとお年寄りはマフラー、首巻をしていた。
加齢とともに、体の活動が低下し、首周りが寒くなる。要は年取ったというなのだ。

九州のいとこが、母にと、以前、手編みのマフラーを贈っていた。それを拝借している。
手編みなので、軽く暖かい。長さは1メートル50センチ、幅も10センチ余りで、首にまいても邪魔ではなく、適度さがいい。

すぐれもの 8 手弁当ブーム

2008-10-18 | すぐれもの
食材の高騰や安全性、メタボ対策などの話題が沸騰する昨今、昼食は手作りでという人が増えているらしい。弁当箱や水筒の販売が好調だという。

かくゆうわたしも今年2月から手弁当持参にしている。
これは、お気に入りであった1食400円の弁当業者が、配食サービスを止めたことが一番の要因なのだが、昨年10月から始めたレコーディングダイエットによって食べる量が落ちたこと、朝食はご飯と味噌汁という形が定着したことにより弁当への移行が簡単になったことも一因である。

わたしは夏冬に限らず、倉庫にしまってあった保温機能付きのミニ弁当箱を使用している。ホームセンターでは、時代の変化か、ご飯のみの保温しかないものが主かな。
ご飯と味噌汁は放せないので、ご飯と汁椀が保温できるこのタイプいつまでも作り続けてほしいと願う一人である。

すぐれもの 7 万年筆

2008-07-18 | すぐれもの
吉村昭のエッセイで「万年筆」の項がある。「私の流儀」(新潮文庫)
万年筆はイギリスで発明され、日本に輸入されたのは1884年というから120年以上前とか。
たしかに、登場した頃には、これまでの筆や羽のペンからすると、いつまでもインクが出てくる、まさにfountain pen 泉のペンであるのだろう。
筆圧も使う者に馴染んでくる、いつまでも使える万年の筆である。
私も中学入学の祝いに、叔父からいただいたのが万年筆であった。ちょっと大人の仲間入りをした気になった。卒論も書いた。
大橋巨泉が宣伝していた「ハッパフミフミ」のパイロット万年筆である。書く時に長くなり、しまうと短くなるアレである。

その万年筆もキャップが割れてすかすかとなった。今は隣の市にある万年筆屋で勧められたセーラーを使っている。
モンブランの万年筆が折れた時、それでもと思い、問い合わせたら治るというので持参した時からお世話になっている。
高齢の店主さんである。人柄もよく、勧められたらこれでいこうと思わせる。

それこそ仕事ではワープロソフトのお世話になり、家ではメールであるから、ほとんど使わなくなっている。
しかし、インクが流れ出る時の感触は、シャープペンやボールペンにはない気持ちよさがある。
ときたま使わないと何か落ち着かない。だから職場と家と常に置いている。でも、インクが乾燥し、補充する。何か申し訳ないような気になる。

すぐれもの 6 みそ汁だし

2008-02-01 | すぐれもの
2月になりました。
1月は去る、2月は逃げるといいます。
よく言ったもので、あきらかに月日の過ぎるのが早い。
そんな中、昼食を頼りにしていた弁当屋さんが、業務転換で、配送業務を中止されました。

どうしよか。
そこで、昔使っていた保温弁当で、毎朝作るみそ汁を入れ持参、と決意しました。

そのだし用に使っているのが1.2リットルの市販のプラスチックボトル。
水と雑魚を入れて、冷蔵庫へ。4回に分けて使います。
雑魚は、頭とおなかの黒い部分を取り除き、半分に割って適量を入れます。
朝の忙しいときに便利です。