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パンダ イン・マイ・ライフ

ようこそ panda in my lifeの部屋へ。
音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

北九州の天心

2012-12-29 | food

年末にうれしい贈り物。北九州八幡の日本酒「天心」が来た。人気でなかなか手に入らない一品。
溝上酒造は大分が発祥。12台将軍家慶の時代に創業。戦前に八幡の皿倉山の湧き水に着目し、移転したとHPにあった。
フルーツのような香りとさっぱりとした口当たり。さっそく仏壇に供えた。従妹に感謝し、早速、天心片手に、ゆく年くる年を偲ぼう。ありがたい。

みかん考

2012-12-15 | food
先週の金曜日に、尾道からみかんが送られてきた。年末恒例のと言ってしまえば、それで終わりなのだが、このおつきあいは20年を超える。尾道の向島を訪ね、偶然、瀬戸内海とみかん、そして日の光に感動し、写真を撮るため、車を止めたみかん畑のご夫婦との出会いであった。

毎年、毎年が積み重ねの齢となった。先方のご家族も、足腰で通院をするようになり、収穫や手入れもいつしか人を頼るようになったと聞いた。いつまでこの七夕のような1年に1回の贈答が続くのだろうか。若い頃は感じなかった、刹那主義のような感覚。

みかんの黄色が冬の寒さを、より寒く感じさせるようになった寒気団の到来。ビタミンの甘酸っぱさが、このような感傷をもたらす。

来年までお互いに元気でと、祈らずにはいられない。

秋の玉すだれ

2012-10-20 | food


親戚から柿をいただき、さっそく家人が干し柿を作った。まるで玉簾(すだれ)のようだ。
心地よい秋の快晴に、思わずシャッターを切った。青空と黄色のコントラストがなんともいえない。

日を追って、柿は小さくなり、色も深まりを増す。


紫蘇の花

2012-09-17 | food
週末に襲った台風16号。南の湿った暑い空気をもたらした。
この暑い夏のせいで、白菜、大根などの冬野菜の準備に気後れがして、この週末の土曜日に種を蒔いた。他の畑では、苗を植えたり、もう10センチもの芽が出ている。遅きに逸した感もあるが、俺流もいいか。

その畑では、この猛暑を乗り切った紫蘇が穂を出し、白い花が満開だ。この花が散り、実をつける。てんぷらにしても良し、実をとって佃煮にする。
土手の散歩もバッタの群れがお出迎えだ。

台風一過で秋の到来が待ち遠しい。

キウイの花盛り

2012-06-02 | food
今年は、昨年に続いて、キウイの花が咲いた。冬の剪定がうまくいかないのか、いつも2年連続して花は来なかった。しかし、今年は咲いた。今週の日曜日の写真である。

甘い、しっかりとした香りが、キウイ棚の下に蔓延している。これじゃ、虫たちが寄ってくるわけだ。実のなる秋が楽しみだ。

イチゴジャムづくり

2012-05-27 | food
4月の22日に野イチゴの花が咲くスポットを見つけ、実のなる頃を楽しみにしていた。それがたくさん実を付け、ジャムにしてみた。







秘密兵器は、パンメーカーのパスコのプレゼントでもらった「シリコンスチーマー」だ。

80グラムを大さじ2杯の砂糖と小さじ1杯のレモン(実はポッカレモン)で、500ワットのレンジでふたをして1分、ふたを開けて2分。これで簡単ジャムの出来上がり。


自家製のヨーグルトにかけて、種子のじゃりじゃり感と、すっぱいいちごの風味を楽しみました。


南雲吉則のゴボウ茶を作る

2012-04-29 | food
今、話題の開業医、南雲吉則さんのゴボウ茶を作る。昨年、12月29日から飲みだしました。

これは、近くのスーパーで買ってきた。泥付きのゴボウです。この日は3パックを購入。1,263グラムでしたが、安売りでグラム28円で352円でした。通常グラム58円ぐらいです。


これを手洗いします。かなり黒い泥が落ちます。ひげも取ります。


2度目の水洗いで、かなりきれいになります。決して金たわしなどでみがきません。白く、きれいにする必要はないので、手洗いで十分です。


そのゴボウを、いらなくなった布で拭きます。黒くなるので布は捨てます。


皮付きのまま、包丁でささがきにします。


水にさらさず、このまま天日干しにします。半日ほどでさらさらになります。夏なら2か3時間ほどで。


天日干しにしたゴボウをフライパンで10分ほど、油を使わず乾煎りにします。


煙が出てくる寸前でやめ、出来上がり。1,263グラムが干したら290グラムになり、炒ったら250グラムになりました。実は、市販のゴボウ茶もあり、見てみたら80グラムで1,554円でした。今回作った250グラムでは4,856円分にもなります。


そのまま急須に入れて、お湯を注げば、ゴボウ茶の出来上がり。
職場では、お茶をケースに入れ、マイボトルに入れて湯沸しポットの湯を入れて、飲んでいます。お湯を入れたときの香ばしい香りがいいものです。ほっとします。

春感

2012-04-21 | food
近くの山々が生き生きと動き出した。新緑は、これまで黒々としてた山並みを突き破り、おうとつを醸し出す。息吹を感じる季節になりました。

家の山帽子が、淡白い花びらを咲かせています。ほんとうに春本番を迎えた気にしてくれます。


また、ご近所からいただいた筍を、糠で茹で、家でなった山椒の葉をすり鉢ですり、そこに親戚が作った味噌と酒とみりんと砂糖を加えて作った山椒みそでいただきます。お酒は日本酒のぬる燗で。

山椒の葉は今が旬です。もうしばらくすると葉が硬くなります。

おもちをせんべいに

2011-12-30 | food
我が家は餅を食べない。知人に聞くと、どの家も結構、食べるらしい。それも好きな家は、1年中だというからすごい。今は、電気の餅つき機で、いつでもできるから、手軽な存在なのだろう。
その我が家で、もち米の取り扱いが問題になった。「他人に差し上げる」から「捨てる」までいろんな話が出た。そこで、餅を薄く切り、乾燥させて、せんべいにしてはどうかということになった。久々に倉庫の奥から餅つき機を出して、早速、作ってみた。
青海苔、乾燥えび、黒ゴマと3種類をつくり、一晩置いて、薄く切り、魚の一夜干しをつくる乾燥ネットに入れて、西風にさらす。

年末恒例の、親戚や知人に贈るそばとかまぼこに添えてみよう。