光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

夕景と、黄昏を強く感じるとき

2009-08-27 18:50:31 | 散策
  やけに暑い一日となって、予想通りの気温の高さに、少し辟易する。もう少し風があって、もう少し北風なら、何とか涼しさもあったようなで、たぶん空気は乾いているが、結構汗も出るし、ベトベトした時間がある。なかなか、暑さに耐えるのも、やはり大変である。
  
  自分のことではないので、短く書きたい、と思う!。でも、なんだか勘違いした時間を過ごしていて、ばかなことをやったという気がする。

  きのう、母がお友達が「遊びに」来るからとか言っていた。母もどこかへ出かけることもなく、ただ姉が週に一回やって来てくれて、外の空気を吸いにドライブ兼買い物に連れて行ってくれるので、私もずいぶんと助かっている。それ以外に、お友達、というので、それはありがたいとも思った。
  お友達とは、母は長くある趣味の教室にいっていて、それから作品も出したりもしていたが、歳も歳だしそこに行かなくなって、かなり時間がたつ。年という単位でもう行っていない。しかし、ときどきそのお友達とは電話などしていたようだが、早い話しが、作品会がある。その作品と、それと参加費が必要だから、「それを取りに」そのお友達は来る予定にしていたようだ。そこのところ、肝心かなめのところ、を母は抜かした。それにお友達もよくわかっていないようで、これはしかし当たり前である。電話でしか話していないのだから。

  こちらは、母のことを少し心配して、なにか役立つことがあれば、と考えてやって来てくれていると思う。だから日常の出来事も少し詳しく話したりもする。母のことを少しでもわかってくれれば、と思う気持ち。

  これで、私は気が付かなかった。相手の用というのが「作品とお金を預かる」ことだというのを。だから少し雲行きもおかしくなり、そうとう長い話しになり、こちらもくたびれて来た。もう話しはこれ以上はいらないなー、
  それで、お友達という方が、もう遅いという時間、作品はいいとして、お金のことを言い出すから、私もギャフンと来た。なんだ、そうゆうことか。それが、相手の方の目的で、それがまた私に通じていると思ったのだろう。だから途中から、いぶかしい顔付きになった。その後、お友達も帰られた後、しばらくして、そうか、今日来られた理由もようやくわかり、私もアホなことを言ったものだと後悔した。言わなくてもいいこと言い、相手の方は聞かなくてもいいことを聞いていた。


  うまい話しでもないけれど、「遊びに」ということばは便利で、しかし考えてみると、そのお友達という方も私は一回しか会っていない。忘れた方である。最初に会ったのがもうそろそろ1年前になる。それくらいの間が開いて、遊びもはない。考えてみると、そう遊びにいくと口で言っても、実際はそれはない約束のようなものだ。人生、多少は長く生きていると思ったが、そのことの真実を理解するのが遅くて、まったく情けなくなった。言わなくてもいいことを言った後悔と、聞かなくてもいいことを相手の方に聞かせた後悔。これは、相手の方に非常に気の毒なことをしたと思う。まったく、何年生きているのか、情けない話しというのは自分自身に多く、滅多に書くこともない。

  人に黄昏はある。こうゆうことだったのか理解の遅さに、まったく唖然とする。ぼけたなーとも思うし、人生の勉強は足りない。何も知らないよりはいいが、それにしても人の生涯で、しょうもないことの一つもあるが、これだけ大きな空振りというのもない。これもお金と、それから小さな友情というものが絡まっているからか。相手の人も、唖然とし、今頃ずいぶんと嫌な思いをしているだろう。

  まー最後に、一言加えると、「お金が関係していなければ」こうゆうこともなかったのだが。






  夕日のその一。




  夕日のその二。




  夕日のその三、ギラギラ暑そうだが、まだ涼しかった、そうゆうときの
  夕空。




  夕日のその四。鬼の仮面のような、お日様がある。




  怒っているような、不気味に笑っているような。




  かなり透明な、夕日。まだ涼しい。まだまだ涼しい夕日。




  じっとり汗をかく今と違って、この日までは、もう少し先かな、夕日も
  涼しい時間がその後にあった。
  鳥が飛んでいる。ヒヨドリかも知れない。


  ちょっとものすごく久しぶり。
  真上の、金属の鳥。 
   


 
  久しぶりに、金属の鳥撮りをやった。B777は、北風に乗って予想通り
  やって来た。
  きょうはこれ一枚。みな似ているが。

曇り空、コオロギ、ツクツクボウシ

2009-08-27 06:45:29 | 散策




  朝のお天気は、曇り。雨が降る雲ではないが、全体に雲が多い。風は少しあって、あまり強くはなく、でもあちこちから風はゆるく入ってくる。気温が高いのもわかる。早々蚊に喰われた。アメダスの、6時の気温、24.5℃、今日になって、24℃と25℃の間を行ったり来たり。気圧は1010.2hPa、湿度は、64%。室温は、24.5℃で、またかなりジメジメ感がある。

  夜の間、涼しいとかは感じなかったが、クシャミで起きた。このクシャミも、なかなかのもので、3、4回出て、それから予想通り鼻水も出てきた。これが花粉によるものに、間違いはないと思うけれど、それ以外に鼻にツンツンきそうな、そうゆう草はここの周りに繁茂。でもこのところ、花粉症はなかった。クシャミも鼻水もなかった。それで、今日のクシャミはと考えてみる。イネ科の草のなにかかなー、と考えたりするが、イネそのものではない。
  お米というと、このところ晴れ続きだから少し生育も回復して、このままお天気が続くとなおのこと、その実りは豊かなものになると思うが、早いものでは、もう刈り取りが行なわれている、というVTRを見た。超早生種だろうか。これはお酒の原料になるらしく、神様も早く一杯新酒でやりたいところかも。もっとも、お酒作りは冬の仕事だし、早くお米が出来ても、お酒は来年だろうな。

  少しどころか、かなりムシムシしている。蚊に喰われている。毎度のことだから書かない。
  セミの鳴き声もかぼそいものになってきた。先ほどまで、ツクツクボウシが鳴いていたが、この鳴き声もいろいろに聞こえる。これを文字に現わす能力はない。犬の鳴き声も、日本と他の国では違うしネコもそうだろうし、またツクツクボウシの鳴き声もその人によって違うように聞こえるだろう。
  セミといえば、アブラゼミだが、さてミンミンゼミはどうか。これがわからない。鳴き声も、ミンミンというのかどうか。ニイニイゼミも、ただいるだろうとは思うが、その姿を見てはいない。セミの季節ももう終わり。
 
  夜の夜長に、秋鳴く虫がいる。今は夜だけでなく、朝まで鳴いていて、ほとんどがコオロギだろう。この鳴き声も、言葉にするのがむつかしく、ただセミよりは美しいか、という気はする。たしかに澄んでいるようだし若干高音だし、この声はしかし人には真似はむつかしそうだ。お風呂場にときどき虫がいる。と言うことは他にもいるだろうけれど、見つけるとつかんで外に投げる。もう少し丁寧に扱ってあげたいが何しろ相手がコオロギだから、忙しい。手の中でモジャモジャしている。うまく外に出たか、不明。
  朝の虫の音は、なかなかいいが人の世の中は、それに比べて雑音に、騒音に満ちている。

  きょうは曇りで、暑い一日になりそうだが、きっと南風が吹くとなると、湿度も下がって、そう悪くない日になるかも。でも、雨雲も接近しているのかなー。