ぶらぶら人生

心の呟き

何に見えるでしょう?

2007-07-26 | 散歩道
 私は合歓の花が好きなのだが、ほどよい位置から眺めるのが難しい。
 今朝、今まで見た合歓の中で、一番美しく花をつけた木を見つけた。そこで、勾配が45度はありそうな斜面を登って、その木に近付いてみた。
 が、やはり難しい。折角近づいても、その位置からの眺めが最高ともいえなかった。カメラに収めようと思えば、条件的に不満もあって、諦めた。

 ふと足元を見ると、落ちていたのが合歓の花の一片であった。風に吹かれて落花したのだろうか。
 その花を拾って、急勾配の坂道を下った。登るときより下りが怖い。足が思うように進まない。時折無謀なことをしては、後悔するのだが、なんとか無事に国道に下りることができた。

 歩道に佇んで、花をしげしげ眺め、軽やかな羽のような美しさに見とれた。白からピンクへのグラデーションもいい。自分の指が入らないように気をつけながら、カメラに収めた。指は写らなかったが、右下に足(靴)が入ってしまった。底の抜けそうなぼろ靴には見えないのが、せめてもの救い。(写真)

 この一片の花を持ち帰り、水に浮かせておいた。ピンクが次第に色あせてしまった。
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野菜の花 3 (オクラの花)

2007-07-26 | 散歩道
 昨年、町内の川掃除に出かけた日、野菜の花で一番美しいのはオクラの花だと思う、とその花を教えてくれた人があった。
 それ以来、見る機会に恵まれなかったが、今朝、その花にめぐり合えた。(写真)

 月見草(待宵草)の花に似た色彩で、確かに美しい。深窓の佳人を見る思いだ。
 これ、本当にオクラの花? と、一瞬、半信半疑の思いを抱いたが、傍に間違いなく、かなり大きなオクラがなっていた。
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野菜の花 2 (ゴーヤーの花)

2007-07-26 | 散歩道

 3メールはありそうなほど、威勢よく伸びたゴーヤーの群がりが、たくさんの花をつけていた。野菜とはいえ、この花も鮮やかな黄色で可愛らしい。(写真)
 昨年、雄花と雌花の見分け方を教わったが、見知らぬ人の畑なので、仔細に観察することはできなかった。
 一枚の写真を撮るのにも気兼ねしながら、畝づたいに畑に入り、ゴーヤーの花に対面した。

 過日のブログに書いたことの繰り返しになるが、妹宅では、窓辺の日除けにゴーヤーを植え、家人の食材としての収穫を兼ね、栽培を楽しんでいるふうであった。
 今朝見たゴーヤーは、畑のかなり広い部分に緑の簾をめぐらせ、なかなか壮観であった。出荷目的で栽培されているのかもしれない。

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野菜の花 1 (茄子の花)

2007-07-26 | 散歩道
 今朝、散歩の途次、野菜畑の傍を通って、幾つかの野菜の花を眺めた。
 まずは、茄子の花。(写真)
 形も色もいい。
 すがすがしい花だと、いつも感心して眺める。
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7月の庭 (クサギの花)

2007-07-26 | 草花舎の四季
 昨日、郵便局へ出向いたついでに草花舎へ寄ってみた。
 Yさんの不在は承知の上で、クサギの花を眺めてこよう、と。

 草花舎の裏庭に回ろうとしたら、お店の裏口が開いていて、? と思った。部屋の奥に、Yさんの背姿を見て、さらに驚いた。もう長途の旅に出かけたはずの人が、忙しそうに仕事中なのだ。
 「どうしたの?」
 と、尋ねると、
 「今晩の夜行バスで上京するの」
 とのことで、やっと事情が飲み込めた。

 Yさんは若い。バイタリティーがある。あの活力は、仕事への情熱が生み出すのだろうか。
 帰国後、開催予定の<「オーパル」OPAL展>の案内状の発送や庭の整備など、出発前の二日を休業して、開店日よりも多忙な様子だ。
 私なら、旅に出る前に、ダウンしてしまいそうな、八面六臂の活躍ぶりである。疲れが出なければいいが、と案じるほどだ。
 昨夜は、夜行バスの中で、ぐっすり眠れたかしら?

 草花舎の庭に回ってみると、クサギの花が咲き始めていた。梢の高いところに花をつけているので、手に取るようには眺められない。夏空をバックにして、なかなかおしゃれな花を咲かせていた。
 目の高さに咲くはずの蕾もあった。花の観察は、後日の楽しみにしよう。 
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夏陽にも耐えて… (ポーチュラカ)

2007-07-26 | 身辺雑記
 梅雨は明けたのだからと、昨日の朝も勇を鼓して散歩に出かけた。が、早朝なのに、暑気を全身にまとって歩いているような感じで、決してさわやかな気分ではなかった。実に蒸し暑い朝であった。
 帰宅後は体がぐったり萎えて、午前中は長椅子に横たわる始末。こんなことで、朝の散歩の効があるのかどうかと、疑問を感じてしまう。が、最近は、自分の心身の命ずることに逆らわずに生きようと、自分で決めている。無理はしまいと。
 以前は、酔生夢死を罪悪視していたが、初老となった今(十分老人?)は、身勝手を信条として楽に生きようと思うようになった。

 午前中、休養をとれば、なんとか元気が湧いてくる。
 ポストを見ると、払い込み請求書が入っていた。そこで、郵便局まで出かけてくることにしたのだ。
 過日、水洗トイレが故障し、思い切って新しいのに取り替えてもらった。その保障期限延長のための金銭払い込みをTOTOの本社から言ってきたのだ。

 (全く、どうでもいい話だが、新製品の水洗トイレは音楽つきである。いくら音楽が好きだからといって、トイレに入ってまで聞かなくても…と、人々からは、物好きを笑われ、非難を浴びた。
 もう慣れたが、初めのうちは、トイレに入ると鳴り始める曲に、自分でびっくりした。突然モーツアルトの曲が鳴り響いたりするのだから……。
 でも、トイレに音楽も、決して悪くはない。考案者は偉いとさえ思う。
 水洗トイレも、日進月歩なのだろう。私の場合は、天変地異に遭遇しない限り、生涯買い換えることはないだろうけれど。)

 郵便局の前には、花の鉢が幾つか置いてある。
 花色の異なる「ポーチュラカ」も、幾鉢かあった。
 この花の名前を覚えたのも最近のことである。近年流行の花なのだろうか、あちらこちらで目にする。
 花も暑そうである。
 「よく頑張ってるね」
 と言いつつ、鉢の前にしゃがみこむ。
 花の周囲には、必ず虫がいる。昆虫や蟻の類が……。
 動植物の健気な頑張りように感心する。が、それは暑気にまいっている私の目にそう映るだけで、草花や虫たちは、この夏の暑さを命の糧としているのかもしれない……。
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