7月最後の日。
昨日も、一昨日も、炎暑が怖くて、庭にさえ降りなかった。
クーラーを入れた部屋にいても、戸外の熱気はひとりでに感じられる。コロナも怖いけれど、熱暑も怖い。
今日は、全く感じが違う。予報では、相変わらずの暑さということであったが、お昼前の今は、昨日までの、纏わり付くような暑さ、ひとりでに不機嫌になるような暑さがない。
ホッとして、久々に朝の庭へも、出てみる気力がわいた。前庭にまわると、すぐ紫色が目に飛び込んだ。心がほころぶ。
2年ぶりに、シコンノボタンが、咲いてくれた。
一昨年の年明けの寒冷で、枯死状態になり、その年も次の年も、花をつけることはなかった。
3年目にして、やっと蘇生し、花を咲かせてくれた。
今年も、花数は決して多くないけれど、蕾をざっと数えたところ、20個余りはある。さらに、今から新たに生じる蕾もあるだろう。
しばらくは、シコンノボタンの花に出会える楽しみができた。
新型コロウイルスの罹患者数は、減少の気配なく、7月が終わろうとしている。
私の団地では、全く人影を見ない。
夏休みというのに、子どもの姿も声もない。
田舎ほど、風評がうるさく、皆ひっそりと家にこもっておられるのだろう。団地は、真夏の静寂に包まれて、異様な日々である。(たまに、市道で車を見かけるのみ)
熱暑に慣れたせいか、昨日までよりは、心身が多少生気を取り戻し、人らしく暮らせる状態だった。そこで、溜まっていたブログ(28日以来)を一気にまとめた。月を跨がずに書けて、ほっとしている。