ぶらぶら人生

心の呟き

私の育てた朝顔 1号

2007-07-31 | 身辺雑記
 昨年の夏は、妹が届けてくれた鉢植えの朝顔を楽しんだ。花の後、種を保存し、5月の初めごろ、二つの小さな鉢に播き、発芽を楽しみにした。無事に育ってくれたので、よさそうな苗を大きな鉢に植え替えた。
 残りの苗も捨てるに忍びずと、小鉢に放置した朝顔が、真っ先に花をつけたのだ。(写真)
 土壌に恵まれないのに、蔓を家横の柵に絡ませて伸び、花を咲かせるとは、植物の命は強い。

 妹が今年届けてくれた鉢と、私が植え替えした大きな鉢の花は、まだ咲く気配がない。朝夕、水やりをするたびに、花芽を確かめるのだが、その芽は小さい……。
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オシロイバナ 4

2007-07-31 | 身辺雑記
 最初に掲げたオシロイバナに似て、絞りがさわやか。微妙に文様の異なるのが面白い。(写真)
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オシロイバナ 3

2007-07-31 | 身辺雑記
 一番よく見かける紅色のオシロイバナ。少女っぽく可憐である。(写真)
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オシロイバナ 2

2007-07-31 | 身辺雑記
 黄色のオシロイバナも、夏の夕べによく似合う。(写真)
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オシロイバナ 1

2007-07-31 | 身辺雑記

 昨夕、買い物の帰り、線路を跨ぎきったところ、Tさん宅に上がる法面に、緑の葉色も威勢よく、色とりどりの花が美しく咲いていた。
 私は、「オシロイバナ」だと思い込んでいたのだが、Tさんは昔から「チョウセンアサガオ」と言っている、とのことだった。
 私は、植物に疎い方なのでよく分からないが、ネットで両名の花を調べたところ、「オシロイバナ」に近いように思える。
 ひとまず、「オシロイバナ」として、投稿しておくことにする。
 花色の文様(絞り)が面白い。(写真)

 この系統の花は、散歩道でもよく見かける。が、昨夕、見た花は、ことさら美しかった。「オシロイバナ」だとすれば、メキシコ原産で、花色は、紅色、白、黄、絞りなどがあるそうだ。
 花の後には黒い大きな種子ができるという。その中には粉状の胚乳があり、それをつぶして、子供たちがお化粧ごっこに使うことから、この花の名はつけられたという。私には、その遊びの経験がないし、それほど身近な花だったような気もしない。
 別名として、「ユウゲショウ(夕化粧)」というきれいな名前もあるようだ。

 黒い実ができるかどうか、できたらその実の中を覗いてみたい。
 お化粧用の粉に似たものが存在するかどうか……。

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咲き残りの「ボタンクサギ」

2007-07-31 | 身辺雑記
 昨夕、Tさんに教えてもらって、「ボタンクサギ」の花を見に、線路を跨いで小径を降りた。その途中に、緑の美しい大葉の寄り集まった中央に、ピンクの花の名残をとどめた「ボタンクサギ」の木があった。(写真)

 花の見ごろの楽しみは、来年まで待つことにしよう。
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「フウセントウワタ」 3 (実の中身)

2007-07-31 | 身辺雑記
 「実の中には、こんな綿のようなものが入っているのですよ」
 と、Tさんは、すでに採取してあったらしい実の中身を、袋から取り出して見せてくださった。

 昨夕は、Tさん宅の傍を通りかかり、お邪魔をした上に、たくさんの戴き物をしてしまった。
 渡された紙袋の中には、種無し葡萄の房、茄子、ゴーヤー、胡瓜、トマト、大根などが入っていた。さらに、ビニール袋に入った「フウセントウワタ」の実の中身も。(写真)

 これは戴いていいものだったのかどうか。ただ見せてくださったものが紛れ込んだのではあるまいか。…など思いながら、お皿に乗せて、しげしげ眺めた。
 淡い土色をした殻のようなもの、綿毛、そして、黒ゴマのような実がたくさん入っている。この種を土に播けば、うまく発芽するだろうか。

 わが家の庭にも、この不思議な植物が誕生してくれたら、どんなに嬉しいことか!

 (Tさん、いろいろありがとうございました。)
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「フウセントウワタ」 2 (実)

2007-07-31 | 身辺雑記
 「フウセントウワタ」の実を中心にカメラに収めた。(写真 実)

 「フウセン(風船)」は、実の形状として理解できるが、「トウワタ(唐綿)」とは何だろう?と、まず広辞苑で確かめた。
 <ガガイモ科のの多年草。南米原産の観賞用植物。夏、茎頂に黄赤色の花を集めて開く。>とあった。
 ネットで検索してみると、辞書通り、小花の寄り集まった、黄赤色の花の写真が出ていた。

 <唐>の意は、中国という意味の場合もあるが、多くは<外国からの渡来>を意味するようだ。
 「フウセントウワタ」も、ガガイモ科。
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「フウセントウワタ」 1 (花と実)

2007-07-31 | 身辺雑記

 昨夕、夕翳る道を買い物に出かけた。
 午前中は、ぼんやりと過ごし、午後は幸田露伴関係の書をとりとめもなく読み、ふっとわれに返って、食材の乏しくなっていることに思い至ったのだった。
 <スタミナ、スタミナ! 夕ご飯くらい、きちんと食べないとな>と呟きながら、お店に向かったのだ。
 家は少し高手にあるので西日をまともに受けていたが、国道に出ると、太陽は山の背に隠れ、歩道は陰になっていた。夕風が吹いて、蜩の鳴きやまぬ道は、妙に淋しい。

 持ち重りしない程度の買い物をし、その朝も理由なく散歩をサボってしまったので、少し遠回りして帰ることにした。
 田圃の道を通り、山陰本線の鉄路を跨いで、知人のTさん宅の傍を通った。
 夕方の七時近くだったし、声をかけずに帰るつもりだった。が、偶然、Tさんが庭に居られ、つい仕事のお邪魔をしてしまった。
 
 その庭で、不思議な植物を見つけた。Tさんも、正式な名前は分からない様子だった。
 活け花にも使われ、花材として求めれば高値のする植物だと聞いた。

 父の残した植物の本の『洋花』『和花』(講談社)は、<花の事典>とはなっているが、中を見ると、花の紹介と同時に、活け花のための指南の書ともなっている。活け花にも使われる花と聞いたので、帰途、あの本には出ているだろうな、と思った。

 先刻、やっと本を開いてみると、予想通り載っていた。
 Tさんが、「トウ(唐)」が付いていたようなと言われたとおり、その名は「フウセントウワタ(風船唐綿)」であった。別名「フウセンダマノキ(風船玉の木)」ともいうそうだ。
 どうせ覚えられはしないが、学名は「ゴンフォカルプス・フルティコスス」の由。

 花もかわいい。いくつもの花が寄り集まって咲き、白い花冠は少々反り返り気味になっていて、中心の淡紫色が目立つ。本によれば、それは副花冠なのだそうだ。
 薄緑色の実は、まさに風船だ。
 花から実への移ろいの様も見てみたい。小さな風船が、やがて膨らんでゆくのだろうか?
 一度見たら忘れられない植物である。(写真 花と実) 

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