ぶらぶら人生

心の呟き

二月ぶりに帰宅した庭に

2024-09-24 | 小庭の四季


 二か月ぶりの帰宅。
 荷物を裏口に置いて庭を一巡し、庭の秋を探す。

 シコンノボタンが咲き始めていた。蕾がかなりついているので、次々開花してくれるだろう。花色が鮮やかである。

    


  ニラの花 一本だけ。

  



 昨年は、水不足で咲かなかったシオンが、今年はか細く咲いていた。幹も細いし、花弁も弱々しそうである。
 昨年は春先の水不足、今年は猛暑続きのせいで、痛々しい姿である。

    




  ランタナ(左上)とミニバラ

    



      ムラサキゴテン

    


 ムラサキゴテンは、縦横無尽に蔓延った鮮黄色のランタナの下に姿を隠していた。
 花壇のランタナは、威勢がよすぎる。
 <ムラサキゴテンがかわいそうじゃないの>
 と言いつつ、私は剪定鋏を家裏の置き場に取りに行き、バサバサと切り取った。黄色い花や葉をつけたランタナで、大きなゴミ袋がいっぱいになった。
 自然に体が動いたのは、今日の午後が、思いの外、涼しかったせいであろう。しかし、日頃、全く労働をしていない体に、ランタナの剪定作業は、翌日、翌々日にかけ、心身に疲労を残すことになった。


 キキョウが一つだけ咲いていた。
 かつては、群がって咲いていたのに、その数は減る一方である。手入れが悪いせいだろうか。
 今年は二本が咲き終わり、写真の一つだけが咲き残っていた。

    



      フジバカマ ?


  



 サルスベリの花は、まだ咲き残っていた。

    



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クチナシ(梔子)の花など

2024-07-08 | 小庭の四季


 家の庭木の中で、最も虫のつきやすいのは、クチナシの木ではないか、と思っている。留守をしている間に、葉のあちこちに穴があいている。

 一週間前に帰宅したときには、蕾の気配さえ感じなかったのに、今日気づくと、花は盛りを過ぎた気配であった。それでも会えてよかった。
  クチナシの花は、名前としては知らぬ人のない花であるが、意外に見かけることは少ないように思う。
 家の小木も、どういう経緯でそこにあるのか分からない。が、毎年、目立たない横庭の片隅に、芳香を放って咲いてくれる。

    


 クチナシの花をみると、必ず心に蘇る光景がある。
 半世紀近い昔、六甲山のホテルに泊まり、近くの喫茶店に、友達と二人で入ったときのことである。
 蘇る光景というのは、その店に居合わせた、和服姿の男性客が、渡哲也の「クチナシの花」を歌って聞かせてくれた情景である。
 その男性の顔も思い出せないのに、雰囲気だけが妙に鮮明であり、馬鹿の一つ覚えのように、クチナシの花をみると、反射的にその場の光景が、必ず蘇るのも不思議である。

 (ブログを書き始めて、ほぼ20年になる。
 家のクチナシの花が咲くごとに、同じ思い出を書いてきたのかな? と、ふと思う。
 一度、過去のブログを読み返してみたい思いはあるが、それは果たせそうにもない。)


 
      クチナシの蕾 

  



   白い実となるマンリヨウの花。

    



   赤い実となるマンリョウの花。

    



     シロシキブの花。

    


         ↓

    



 ムラサキゴテンの花を待っているのだが……。

   



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ギボウシほか

2024-06-25 | 小庭の四季



 24日、午後帰宅。

 以下、庭に咲いていた花。


      ギボウシ。

     


 
  アジサイは花色を深めて。

    



     ビオウヤナギの花。

    



      シロシキブの花。

    



     ムラサキゴテンの葉。 
   (花は、咲いてくれるだろうか?)

     




  実は、昨日の帰宅後、ブログの書き込みができなくなり、その扱いに苦戦した。なぜそういう異常が起こるのか、理屈が全く分からない。その上、指示通りにパスワードを挿入するのに、ブログを開くことができなかった。

 今日、施設に戻って、職員に操作を依頼したところ、実に簡単に、いつものブログ画面が現れた。
 昨夜の、私の苦労はなんだったのか?!

 今朝は、近所のSさん(昨日、帰宅のときに家まで乗せて下さったタクシーの運転手)が来宅し、Dポイントの扱い方を教えてくださった。
 老いのせいもあって、新しい操作がうまくできない。気づくと、溜まっていたポイント2000点あまりが消え、不思議だった。Sさんの説明によると、タクシー代の一部にポイントを使用したのだとわかる。

 万事、人の助けを借りてばかり。

コメント (2)
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紫陽花の季節

2024-06-17 | 小庭の四季



 帰宅の庭に、アジサイが咲いていた。
 今年は、梅雨入りが遅れているが、6月に入ると、決まって咲き始める。そして、心をよぎる思いも同じである。
 同人仲間の詩人、Oさんの訃報が届いたのも、6月の、アジサイが雨に濡れて咲くころであった。数歳年長のOさんであったが、男性ながら、和服の似合う人であった。

 私は今もなお、おぼつかない日々を生きながら、アジサイを眺め、往古を偲んでいる。

    



 ギボウシの花も、間もなく開く気配である。

    



 シロシキブの蕾が目立ち始めた。
 一方、古くからあるムラサキシキブの方は、花が咲くかどうか怪しい気配である。歳月を経すぎて、蕾もおぼつかなげである。

    



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日々はどんどん過ぎ去っていく

2024-05-31 | 小庭の四季


    
 一泊の予定で帰宅した。
 庭の雑草が、帰宅ごとに伸びている。
 先日、シルバー人材センターに電話して、草取りをお願いしておいた。

 
 ヘメロカリスが一つ咲いていた。蕾がたくさんついているから、これから次々咲いてくれることだろう。

    



 先週帰宅したときには、ジューンベリーの実がたくさんなっていた。色づき始める気配もあった。
 今日、帰宅してみると、赤い実は二つ三つになっていた。見事に、ヒヨドリ(?)に食べられたらしい。
 毎年のことで、そう驚きもしないが、赤い実をたくさんつけたジューンベリーと、緑の葉の調和を、一目眺められなかったのは残念である。

    



 マツバギク(?) 咲き始めて。

    



 シモツケの花も…。

     


 
 オリヅルランの花。
 施設でもらったオリヅルランを鉢に植えておいたところ、大きく成長したので、鉢ごと裏庭へ出しておいた。
 放置さながらの扱いをしていたので、花が咲いてくれるとは、思いもかけなかった。
 植物の、自生の力に感心する。

    



  ガクアジサイの花。ほぼ開花。

    



 今日で、5月が終わる。
 日々が、駆け足で過ぎ去ってゆく。 


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シャクヤク満開

2024-05-18 | 小庭の四季



 帰宅したした庭では、シャクヤクが、ほぼ満開となっていた。ごくごく平凡なシャクヤクだが、咲き満ちた姿は美しい。

    

    


    



 サクラウツギ開花中。この花には、この花を好む羽虫が寄ってくる。
 花も葉も淡く、5月の色である。

    



 名前の思い出せない木。ハクチョウゲ?
 今年も、白い花が咲き始めた。

    


         ↓

    



 雑草だが、ドクダミの花も、庭のあちらこちらに咲いている。

    




    今日の朝陽 5時25分
  自室の真正面に見える平家山(?)。その真上に昇った。

    



    
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5月11日の庭

2024-05-11 | 小庭の四季





 怠け癖がつくと際限がない。老いも手伝って、ますますだらしなくなる。
 今日は、昼食を済ませたら、すぐ帰宅する予定だった。が、気づくと、やがて一時。食事しながら眠っていたらしい。老いると、かつては想像もしなかったことが起こる。だらしないことこの上なし。


 家の庭に、シャクヤクが咲き始めた。

     



 丸い蕾が愛らしい。

     



 サクラウツギも咲く気配。

     



 ここ数年、ムラサキゴテンの花が咲いてくれない。そこで、今日は肥料を施してみたが、その結果は、どうなるだろう?
 この植物を、土田の知人からいただいて、もう20年になる。

    



 ジューンベリー 花から実へ。

    



 前庭 木々の繁り。

    



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5月3日、帰宅の庭は

2024-05-03 | 小庭の四季




 施設の中にコロナ患者が出て、11日間、外出が禁止されていた。


 以下、帰宅した庭の木や花。

     



    

    
    




    





     




     
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新葉、明るく

2024-04-12 | 小庭の四季


 一夜帰宅の今日は、青空の美しい日であった。
 裏庭のカエデが、嫩葉を輝かせている。私の気分も、ほころびる。

    



  アンズの嫩葉も、美しい。
    



 ジューンベリーは、花数をまして。
    



 家の東側にあるカエデは、まだ半ば開きかけた状態である。
 その下のアジサイの葉も、伸び始めた。
 些細な変化をうれしく眺める。    
     


 ツツジの花も、一つ咲いて。
    



 シロヤマブキは、思い思いの向きに咲いている。
    


 大変なことは、雑草も伸び始めたこと。
 とりあえず、片手に握れるほどの草を抜いて、それ以上のことはしない。というか、無理はしない。私の体を労って。


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帰宅の庭

2024-04-06 | 小庭の四季


 一週間ぶりに帰宅してみると、庭の木々が芽吹のときを迎えていた。
 裏庭のカエデとジューンベリー。
 まだ、両者とも中途半端である。

    



    



    


 ジューンベリーの花。80歳の記念樹。
 11年、花を咲かせ実をつけてきた。

   


 シロヤマブキハ、葉色が美しい。

   


 まだピンと伸びきることの叶わぬままに、カエデ(前庭)の葉が垂れている。


    


 艶やかな葉の真ん中に、シャクヤクの蕾が姿を現した。季節の移ろいを感じつつ眺める。

    


 家のムスカリは、力強さに欠けるけれど、出番が来ると、顔をのぞかせてくれる。


    


 今は亡き友達からもらった<ツツジの小木>に、今年も蕾がついた。思い出は、命ある者にだけ残る。


    


 「アミガサダケ」というらしい。一つだけ、突如現れていた。

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