ぶらぶら人生

心の呟き

閏日 2月が逃げた

2012-02-29 | 身辺雑記
 関東地方には、大雪が降っているという。
 当地は好天。春らしいお天気になった。

 草花舎で昼食をとって帰宅の途につくと、前方に飛行機雲に似た筋雲が三本見えた。(写真では不鮮明だけれど…)
 左方にも、同じような筋雲が、天上に向かって伸びていた。
 瑞祥!?
 勝手にそんな思いが浮かんだ。
 いいことは、いくらあってもいい。

 今日は閏日。
 4年に一度のおまけである。
 4年先の閏日が、私にあるのかないのか。そんなことは豪も分からない。

 2月は、元同僚二人の訃報に接した。
 三歳年上と十年以上年下の人と。
 老少不定が理(ことわり)と知りつつも、知己の死は悲しい。

 閏日が暮れ、2月も、匆匆と逃げてしまった。


     
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ほんのりと

2012-02-24 | 身辺雑記
 友人からいただいた鉢のチューリップが、蕾を膨らませ始めた。
 ほんのりと、ぼんぼりをともしたように…。 

           
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「富士山の日」とか

2012-02-23 | 身辺雑記
 郵便局へ出かけた。
 待ち時間、来客用に置いてある毎日新聞を手に取り、「余録」欄を読んだ。

 今日は2月23日。
 223という数字に因(ちな)んで、「富士山の日」だとか。
 いつ、この記念日はできたのだろう?
 遥かに遠い、雪をいただいた名峰富士の姿が、目に浮かんだ。

 少し遠回りをし、たんぼの中を歩いて帰宅した。
 早咲きの椿や黄色い水仙、下萌えのタンポポやオオイヌフグリの花などを眺めながら。
 
、今日は、春めく陽気な日だった。

        

    

    
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堀文子の言葉

2012-02-20 | 身辺雑記
 先日、山口を訪れたとき、文栄堂で堀文子の本を求めた。

 『ひとりで生きる 堀文子の言葉』(求龍堂)

             

 この本は、堀文子さんが語られたり、画文集などに記されたりした至言を拾い集め、収録した詞花集である。
 以前読んだ本で、感動を覚えた言葉もいくつかあった。

 文栄堂での立ち読みで、一通り読了した。
 が、読んでおしまいにしたくない一冊であり、座右に置いて、幾度でもめくりたくなる本である。
 
 私にとって、堀文子の5冊目である。
 帰宅後、再び読み、他の4冊の画文集にも目を通し、ひとときを楽しんだ。
 
 私の生き方など、至極いい加減だが、

     群れない
     慣れない
     頼らない
     これが私の
     モットーです

 という、本の帯に記された言葉などは、私の信条と変わらない。
 堀文子さんは、私より10歳年上だが、なお現役の画家である。
 生涯求道の人である。
 その人の言葉には、人を肯かせる力がある。

     
     息の絶えるまで感動していたい。

     みんなひとりが寂しいといいますが、人といれば本当に寂しくないのかしら?
     人はそもそも孤独なんです。

     「恥を残しては死にたくない。」なんて焦ったこともありましたが、私の恥を
     見て笑った人もいずれ死ぬんですから「まいいや」と思うようになり、整理の
     できないまま年をとりました。

     奢らず、誇らず、羨まず、欲を捨て、時流をよそに脱俗を夢見て、私は一所
     不住の旅を続けてきた。

     生きるものはやがて死に、会うものは別れ、財宝も名利も仮の世の一時の驕
     りであることが、否応なく見えてくる今日この頃である。

     死は、人間に課せられた一度きりの初体験であり、誰の真似もできず、誰の
     助けを借りることもできない。私がこれからどのような過程で死を迎えるの
     か、私は私のなりゆきを眺めるつもりである。

 (きりがないので、引用はこれくらいにしておこう。)
 
 下の絵は、この本に挿入されていた、堀文子作品。 

          
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またまた 雪

2012-02-19 | 身辺雑記
 雪をもっと楽しめ! と、またまた雪が降り積もった。
 今日は、さらに降り積む気配で、今も吹雪いている。
 しかし、雪とのお別れも、そう遠くはあるまい。
 今日は、24節気の「雨水」。
 確実に季節は巡るに違いない。

 妹から「今年は氷がよく張る」と聞いたので、早速、床下用除湿機のある場所に行ってみた。
 水を受ける容器に、氷が張っていた。
 手にとって見る。
 3ミリほどはあろうか。
 冷えるはずである。


        

  

              
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また 雪

2012-02-18 | 身辺雑記
 冬は寒いのが当たり前、と覚悟している。
 元来、身の引き締まる寒さが、嫌いな方ではない。
 生まれ月が一月で、しかも大寒中に生を受けたせいか、夏よりははるかに冬が好きである。

 が、この冬は、少々寒い日が多すぎる。寒波の襲来も5度目とか。
 
 一昨日、<セントコア山口>に宿泊し、温泉の温もりに心身を癒してきた。
 小さな旅でも、生活の場をかえると、妙に楽しい。

 帰途、県境の町は、雪景色となっていた。
 北国の雪量に比べれば、淡い墨絵の風情にすぎなかったけれど。
 青野山と山麓の冬景色をカメラに収めた。

 
      
                  
                 

 帰宅して驚いた。
 屋根や庭が、白くなっているのだ。
 昨日来の雪の名残りらしい。
 淡い雪を嬉々として眺めた。

     

                 
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春、まだ浅く

2012-02-12 | 散歩道
 お昼前、庭師のO夫妻が、庭木の消毒に来てくださった。
 その際、外に出てみて、異常な暖かさに気づいた。
 昨日よりも、さらに暖かい。
 寒冷の日が続いたので、今日の日差しが格別ありがたい。

 午後、久しぶりの散歩に出かけた。
 昨年末、水仙を眺めながら、唐音まで歩いて以来のような気がする。
 足が萎えていないか気がかりだったが、苦痛を感じることもなく、昔の散歩コースを完歩した。

 雲ひとつない青空の下を行けば、気分もさわやかである。
 しかし、まだ春は浅く、空の青、海の青をのぞけば、色彩が乏しい。
 <緑なすはこべはもえず 若草もしくによしなし>(『千曲川旅情の歌』)
 島崎藤村の、うろ覚えの詩句を口ずさむ。

 木々もまだ、落葉したままの裸木である。
 が、もうすぐ大地が緑に染まり、刻々と木々が芽吹き、緑色が上に上にと伸び広がるに違いない。
 花もまだ少ない。咲き遅れた水仙や山椿の花を見かける程度であった。

 鶯の初音も聞けず、小鳥たちのさえずりも少ない。
 耳に届くのは、海鳴りの音ばかりであった。

 天気予報によれば、明日からお天気は崩れるらしい。
 今日は、束の間の、散歩日和であった。

 帰宅後、家の周囲を一回りした。
 側溝がきれいになっている。溝をふさいでいた落ち葉や枯れ茎がきれいに片付けられている。
 木々の消毒や施肥のついでに、O夫妻が、掃除してくださったらしい。
 「窓を大雑把に拭いておきました」
 とは言ってくださったのだが、溝まで掃除していただいたとは知らなかった。
 心遣いがありがたい。


       

             

   
         紫陽花の枯れ花              ヤシャブシの梢


       
                    北浜海岸

             
                     高島

   
                      波打際の水の動き
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2月の庭 (空、青く)

2012-02-11 | 草花舎の四季
 草花舎に出かけた。
 昼食をいただくために。

 昨日までの寒気が緩んで、外歩きが心地よい。
 青空を見るのも久しぶりだった。
 
 庭に佇む。
 草木の大方は、まだ冬の佇まいのままである。
 ただ、桜の梢のはるかには広がる青い空が、春の気配を漂わせていたし、沈丁花は蕾をのぞかせ、開花の準備を進めていた。

 
        

   
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定期健診と確定申告

2012-02-07 | 身辺雑記
 明日と明後日は、寒波襲来のため、寒さが厳しく雪も降るらしい。
 そこで、予定を一日早めて、街に出た。
 二つの予定を果たすために。

 定期健診の方は、わずかに血圧が高めだったが、異常なし。
 今日は、血液検査もしてもらった。(結果を聞くのは次回)

 昨日、確定申告の書類を作成した。
 例年通り、計算機を使って、必要な数値を書き込んだ。
 今年も、人の手を借りずに書類が作れたことに満足している。
 申告には、<e‐Tax>という簡便なやり方があるらしいけれど、私は、従来の方法で申告書を完成した。

 提出も済ませ、一安心。


 (添付の写真は、行きつけの医院に活けてあったカスミソウの花やネコヤナギ。) 

         

             
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雪解けの音

2012-02-04 | 身辺雑記
 今朝、裏屋根の雪が、崩れ落ちそうになっていた。
 塊がばさっと落ちたり、雫となって融けつづけたり。

 雪解けの音を聞きながら、立春の日を迎えた。
 早くも、夕べには、残んの雪がわずかとなった。

            
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