ぶらぶら人生

心の呟き

トンボとヒヨドリ

2018-09-19 | 身辺雑記
            今朝、裏庭で目にした生き物。

         
             木賊の頭に止まったトンボ

            
             崖から飛び上がるヒヨドリ

 ふと庭に歩み出る老女の行動も、木賊に止まるトンボも、崖を這いまわった挙げ句に飛びたつヒヨドリも、天界に、絶対的な存在があるとすれば、その目にはなべて似たものに映るのであろうと、とりとめもなく思ってみたりする。

津田医院の日

2018-09-18 | 身辺雑記
 津田医院の日。
 診察を受ける。
 血圧検査。少々高いが気にせず。
 体の一部に気味悪い不快感や少々の不安はあるけれど、なるに任せることにしている。病気を探さないこと、大方は<老病>と考え騒がないことにしている。我慢しきれない痛みや苦痛の時だけは、先生に相談しようと思っている。自力で生活できる間は、とにかく自立!

 病院で、私の担当をしてくださっている民生委員のTさんにお会いした。
 「お元気ですか」
 と、声をかけられる。
 「まずまずにしております」
 その程度の答えしかできない。

 旦那さんのお母さんに付き添って、来院されたのだ。
 現在87歳、もうすぐ88歳になられるという。
 杖にすがりつつも、腰をかがめて靴を履いておられた。私の不得意な、しゃがむ姿勢がひとりでおできになっていて感心する。ただ表情が乏しい。(老人の特徴の一つかもしれない。)

              **********
               <小庭の四季>

     昨日、帰宅してみると、クリーム色の曼珠沙華が咲き始めていた。

             
               
 咲いてはくれたけれど、例年のたくましさがない。
 地下で、長い猛暑による水不足や日照りに喘ぎ、最近の雨や冷気で、やっと生き返った感じなのだろう。
 ホトトギスなど、全く咲けない花もあるのだから、曼珠沙華には、芯の強いたくましさがあるのだろう。

    ムラサキシキブやシロシキブの実が、それぞれ美しくなってきた。

             

         
               ムラサキシキブ

             

         
                シロシキブ

<本態性振戦>

2018-09-17 | 身辺雑記
 <本態性振戦>という<病名>を初めて知った。
 [本態性]という言葉は、広辞苑にも出ている。
 [原因不明の症状・または疾患についていう語。]との説明があった。医学で遣われる用語だと知る。

 私が施設に入ったとき、左隣の部屋におられた2歳年上のNさんは、6月の初旬に亡くなられた。しばらく空室になっていたが、数日前にOさんが入居された。1歳年上の方である。
 初対面の挨拶で、大体の人柄は分かるものだ。第一印象が非常によっかった。たまに会って言葉を交わすとき、自然体でものが言えそうだ。老人にありがちな老化もなさそうである。
 ただ、初めてお会いしたとき、
「手が震えて文字も書けないし、ものを言うと声が震えるし、食事も大変なの」と話された。
 その際、病名については聞かなかった。歳をとれば、どこかに異常は出てくるし、大病をなさった後遺症かもしれないと思った。

 一昨日、南廊下で新聞を読んでいると、外出姿でOさんがやってこられた。
 「お出かけですか」
 と尋ねる。
 「バス停がどこにあるか、見に行ってこようと思って」
 と話される。
 私は午後、バスで外出予定であった。
 「そのときでよければ、一緒にまいりましょう」
 と言うと、
 「では、午後、ご一緒させてください」とのことで話はついた。

 そのとき、
 「私の病気は、本態性振戦というの」
 と教えてくださった。
 初めて耳にする病名で、文字も浮かばない。
 80歳になったころに発症し、以来、日赤で薬をもらっていると話された。
 自室に戻ってから、タブレットで調べ、<原因のよくわからない震え>が、症状として出る病気だと知った。

 <要支援2>で、デーサービスに2回行っているが、いつも楽しいとも話しておられた。洗髪してもらったり、脳トレしたり、歌を歌ったり、ゲームをしたり……。私はわがまま人間なので、共同生活には和めそうにない。Oさんは、生き方上手な方のようだ。

 右隣は、私より一年余り前から入居しておられるSさんだ。93歳でお元気である。しかし、一昨日の朝、お膳を配膳車に運ぶ途中で転倒され、顔面に傷を負われた。以来、お膳を運ぶことはやめられたようだ。老いはいろんな形でやってくる。
 Sさんは関東圏での暮らしが長く、言葉がきれいで、感情も穏やかな方である。が、今年になって、急激に<老人力>が高まってきた感じだ。<老人力>は、自分では分かりにくいものらしい。10分ぐらい立ち話する間に、同じ話が幾度も繰り返され、調子を合わせるのが難しくなってきた。でも、笑顔のいい、悪意のかけらもない方なので、上手に付き合えば問題はない。

 8月に1人、9月に1人の方が、Sさんの先隣の空き部屋に、相次いで入居された。いずれも女性で、<老人力>は、はるかにSさんを超えている。一人は、15号室のMさん、私と同じ昭和8年生まれの同学年である。が、この方は、3日前に入院されたという。原因は知らされないのでよくわからない。見かけは私よりはるかに元気そうである。いずれ戻ってこられるのだろう。

 <老人力>がつくということは、子どもに戻ることらしい。時間の観念もなくなるらしく、朝から晩まで話し込んでおられる。多分、口から出た言葉は、すぐ空と化し、同じ言葉が繰り返されているのだろう。
 昨日は、13号室のSさんと16号室のFさんが、廊下のソファで話し続けられた。廊下での私語は、意外に部屋に飛び込んでくる。内容は全くわからないけれど。それに煩わされずに過ごせるほど、私は人間ができていない。嫌だな、と思うと、心が塞ぐ。(しかし、鬱陶しく思う人は、私ばかりではないと思うけれど……。)

 今日は昼食後、帰宅する。気分転換をしてまた戻ってこよう。
 昨日、妹から白い曼珠沙華の写真が届いた。(下)
 家の庭にも、咲いているかどうか?


          .

9月16日夕刻6時18分の景

2018-09-16 | 身辺雑記
    夕食膳を配膳車に返し、急いでルーフバルコニーに出てみた。
    落日はわずかに、一部が海上に姿をとどめていた。
    バルコニーから見た夕景は、すべて6時18分の景である。

         
               没せんとして
 (「日の入り」時刻は6時16分と、スマホの表示にはある。その時刻は、お日さまが水平線に没し始める時刻を指すのであろうか?)

         
              見上げた空の夕雲

         
             暮色を帯びた川辺の釣り人

         
               南東の空に半月

            6時22分、部屋の窓より。

         
                 東の空

歯科検診

2018-09-10 | 身辺雑記
               歯科検診日
    診察の予約を11時としていたので、それに合わせ、バスで街に出る。
    連日の雨が上がり、幸いした。

    歯の状態は、このところ安定している。
    点検と歯の掃除をしていただく。


           
            歯科医院前に咲いていた花
           (よく見かける花だが、名前?)

    明日は施設に行くので、ほどほどの買い物をし、バスで帰宅。

           
        バス停で、人影のない寂しい通りを眺める


        
          好物の多伎産イチジクを買ってくる
            

不在時間の長さ

2018-09-08 | 身辺雑記
 一週間ぶりに帰宅した。
 <不在時間の長さ>を即物的に感じさせるものが二つあった。

 その一つは、出かける前に、ガラスコップに入れておいたサツマイモの成長ぶり。
      白い芽がのぞいていたのが、下の写真のごとくになっていた。
         

          もう一つは、玄関にたまった新聞の量。
            

 下の新聞受けに落ちないまま、差込口に留まっているのは赤旗の日曜版。

 午後一時、家に帰りつき、身辺整理の後、ゆっくり新聞を読む。
 個室での生活でありながら、集団的でもある施設から家に帰ると、気ままな気分になり、いつもは、すぐベッドに横たわりたくなる。ところが今日は、気温が上がらず、急にほんものの秋がきたかと思える涼しさだったせいか、居間の椅子に座ったまま、たまった新聞を読んだ。

 この間、台風21号が大被害をもたらして北上した直後に、震度7の北海道地震が起こった。
 ニュースとしては、テレビを通してですでに知っている大惨事であるが、改めて新聞報道で詳細を読む。
 視覚を通して知るのと読んで知るのとでは微妙な違いがある。
 見て知ったことが、活字を通してより深まる気がするのは、私が新聞好き(活字好き)のせいだろうか。


思い出の木

2018-09-06 | 身辺雑記
 私は、タクシーに乗る機会が多く、色々なタイプの運転手さんにお会いする。
 人に接する機会が少ないせいか、それぞれ個性の異なる運転手さんとの対話を結構楽しんでいる。話題が様々で、意外性があって面白い。

 数度乗せてもらった運転手さんで、大塚で子供時代を過ごされた方がいる。
 思い出の木が切られてしまって、寂しいかぎりだと話された。
 その木とは、大塚神社にある二本のイチョウの木である。

 通りがかりに、車窓から、
 「この木です」
 と、教えてくださった。

 実は、当日の朝、Kさんからメールが入り、久城のスクモ塚古墳の池に、古代蓮が咲いていると教えてもらった。
 そこで、運転手さんに頼んで、寄り道をしてもらい、一緒にハスを眺めた、その日のことである。
 (メールを受けた日を確認すると、7月14日であった。)

            子供時代に木登りして遊ばれた
         運転手さんにとっての懐かしく忘れがたい木
            

            


 久々の散歩で、大塚神社のそばを通り、運転手さんにとって思い出深い木は、このイチョウであったかと、改めて眺めた。きっと亭々と空高く伸び、見事な木であったのだろう。

 いつ切られたのだろうか? 
 神社前の大イチョウとしての記憶がない。少なくとも昨年にはなかったのだろう。それにしても、この切断された木に気づかなかったのも不思議である。
 運転手さんの話から、急に親しみの感じられる木になった。

 私にとって、記憶の底に生きている木といえば、小学校の校庭のど真ん中に植わっていたクスノキである。
 (小学校を三度転校しているが、その二番目の学校。小学校一年の途中から、四年生終了まで過ごした学校。)
 途轍もなく大きな存在だった。
 樹影も広く、包み込まれる感じであった。
 樹下での思い出を記せばきりがない。

 (後年、廃校になった跡を訪ねてみた。敷地内に、依然として大樹は立っていた。しかし、子供のときに感じたクスノキの偉大さに比べれば、少々期待はずれではあった。

 木とは関係ないが、K小学校の校門は、他に類をみないものだった。大きな大きな半円形の鉄の門であった。日露戦争の際、和木の浦に沈んだロシアの艦船イルティッシュ号の部品であると聞いていた。が、その風格のある校門は、昭和16年、戦時下の鉄不足のため、大きな赤襷をかけて供出された。生徒一同で見送った記憶がある。

北海道で地震

2018-09-06 | 身辺雑記
 朝のテレビをつけて驚いた。
 北海道で地震という。震度7。未明の3時8分、大方の方々の就寝中に起こった惨事だったのであろう。たちまち、停電。一瞬の出来事に、人々の動揺はいかばかりであったかと、想像するだけで心が痛む。死者、心肺停止者、安否不明者多数。
 日ごろは泰然としている山々が脆く崩れたり、家が壊されたり傾いたり、道が道でなくなったり、日常のすべてが、簡単に崩れてゆく。
 あまりにも、悲惨な災害が続きすぎる。何の因果もない、偶然の連鎖ではあるだろうけれど……。

            **********

            散歩中に見た稲田の風景
        

        
          出来のほどはどうなのだろう?
 

雲には秋の気配

2018-09-05 | 身辺雑記
 施設では、朝8時半過ぎと夕方4時半前後に、様子伺いに回ってくださる。
 入居当初は、体調の不安定な日もあって、血圧を測っていただたこともあった。
 が、最近は毎日が不安といえば不安。しかし、周囲の入居者との対比においては、元気な方かもしれないと思う。

 4時半過ぎ、ノックがあり、立ち上がってドアに向かった。
 「お変わりありませんか」
 と、尋ねてくださる。
 「元気にしています」
 と、せいぜいにこやかに答える。

 しかし、内心では、この覇気のなさはなんだろう? と思っているし、体温調節もうまくいかず、皮膚感覚が体の部分部分でまちまちで気持ちも悪い。でも、そんなことを訴えても、どうにもなることではない。心の中で、<老い病>と名づけて、我慢する。

 立ち上がってドアまで行ったついでに、自室の窓辺に立って外を眺める。
 「秋の雲」である。
 今日も30度を超える暑さだが、真夏の空ではない。
 もう少しの辛抱! と、自分を励ます。

         

         

 日記帳の余白に、フリクションでいたずら書きをしてみたり……。
 絵が描けると嬉しいのだが、できないものが多い中で、絵ほど不得手なものはない。

         
          左はカット集にあった絵を真似たもの。
         右側に描いたのは、机上に置いているもの。
          (正解を求める方が無理だろうな!?)

台風21号の狼藉ぶり

2018-09-04 | 身辺雑記
 次々と、被害状況が分かるにつれ、前触れどおり、今回の台風21号は超大型であったことが分かる。
 (まだ過去形で表現するのは正しくないだろう。21号は、日本海側に抜けて多少勢力を緩めながら、まだ北上中というのだから。)
 テレビに映された惨状だけでも、その狼藉ぶりは相当なものだ。

 大阪中津のマンションに住む妹は、建物の中にいても怖いぐらいだと話していたし、池田市に住む妹からは、<今停電しています>とメールがあった。

 当地は台風の進路から外れ、今回はことなきを得た。が、今も隣の市では大雨警報が出ていて、全く安心というわけではないのかもしれない。

 心のざわつく一日であった。

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                以下、花の話。

             妹から届いた2枚の写真。
       先日来、多少雨が降って、草花もよみがえりつつある様子。
            花を眺めて、ひととき楽しむ。

            
                 ニラの花
          小さい花だが、群生していて見事である。

          
                コクリュウの実
              リュウノヒゲの仲間とのこと。
               葉が少々黒みがちで、
       長い茎についた実もまた黒みを帯びているのが特色らしい。