ぶらぶら人生

心の呟き

嵐の予兆?

2019-06-26 | 身辺雑記
 今日は天気が崩れるだろうとの予報であった。
 目覚めて、カーテンを開けると、明暗いずれとも判明し難い光景が窓辺に広がっていた。

     
            5時前の空

 午前中、雨の降らないうちにと考えて散歩に出かけた。
 部屋に戻って、撮影した写真の画像処理をしようとしたところ、いつものようにスムーズにゆかない。調べごとをしようとしても、同じくうまくできいない。
 機器のやんちゃ!? の対処には、困惑するばかりである。
 先月末も、同じように苦労したことを思い出し、とにかくドコモショップへ行って相談するしかないと判断した。
 決断は結構早い。
 昼食を済ませると、すぐタクシーを呼んで出かけた。

 理屈を今更分かろうとは思わない。
 店員もそのことをよく理解してくださっていて、とりあえず今月の処理と来月以後の見直しを行ってくださった。
 用だけ済ませ、タクシーでまっすぐ部屋に戻った。
 おかげさまで、スムーズに作業ができるようになった。

 中国地方の梅雨入りが、やっと発表された。
 ずいぶん遅い梅雨入りだ。
 明日からは連日雨マークである。雨量が多くなるかもしれないという。

 今日は思いがけないことの突発する日らしい。
 夕食後、うがいをしてびっくりした。
 吐血したかと思うほどの出血。
 量が多いばかりでなく、糸ミミズのようなものも数本あって不気味であった。

 暫くして、歯茎のぶよぶよが、少し小さくなっているのに気づいた。
 なるほど! と合点し、原因が分かって安堵する。

 かくして、一日が暮れた。
 
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Y邸のサボテンの花

2019-06-26 | 散歩道
 雨の降り出さぬ前に、散歩に出かけた。
 先日、バスで街へ出たとき、車窓からY邸の庭を眺め、大サボテンが花をつけているように思った。
 それを見確かめたくて。

 大塚神社前の路地をを歩いて、大サボテンのある庭を目指す。
 黄色い花が一つ咲いていた。
 折しも、Yさんがおられ、お話しすることができた。
 朱色になっている花は、昨日咲いたものだと教えてもらった。(上から3番目の写真)
 「花の命は短くて…」は林芙美子の名句だが、人生の花の時期同様、サボテンの花の寿命も、短いらしい。
 それでもサボテンの生命はなかなか強靭らしく、来年は、実の数がさらに増えそうだ。
 
     

         
     

     
            以上、サボテン

          以下、Y邸の樹木や花々

     

                    

     

     
             合歓の花

 Y邸には、2本の合歓の木がある。
 はやくも花が咲いていた。が、あいにくの曇り空だし、梢が高く、上手に写真を撮ることができなかった。
 花の全盛は、これからなのだろう。
 またの折と思いながら、昨年は7月から9月の終わりまで、ほとんど散歩に出かけることのなかったことを思い出す。
 7、8月は猛暑、9月は雨の日が多かった。
 今年はどんな夏になるのだろう?

 Y夫人の案内で、合歓の木を眺め、裏庭に回った。
 時折見かける花が、アガパンサスという名前であると教えてもらった。
 その群生が見事であった。

      
         アガパンサス(ムラサキクンシラン)

 「アガパンサス、アガパンサス………」と、口ずさみながら、帰途についた。


          散歩の途中で出会った花々

   
            タチアオイと桔梗

    
         名を知らぬ大柄な花とダリア

     
          エンジェルストランペット

 久しぶりに、この花を見た。ひところは、あちらこちらで見かけたものだ。
 散歩を日課にしていたころ、<高島>の見える海辺の丘に、幾種類かの花色のエンジェルストランペットが植えられていた。土田のSさんが育てられたものだった。
 私は、勝手に<トランペットの丘>と名づけ、ブログにも載せていた。
 高島の風景と似合っていた。(今は訪れることも一年に一度くらいになってしまったし、エンジェルストランペットの花もない、ただの丘になっている。)

 Sさんは、5つ違いの妹と中学校の同級生であった。
 花作りがお上手で、散歩の途中、断りもせず、庭園の花をしばしば見させてもらった。
 特にクレマチスの花が見事であった。
 私のブログ「散歩道」には、<花づくり名人>としてしばしば記したように思う。

 日課とした散歩をやめてから、もう10年以上が過ぎてしまった。
 数年前、北浜から土田海岸に抜ける丘で、偶然Sさんにお会いした。
 奇遇であった。
 もう花作りはやめました、と話しておられた。
 私もとっくに散歩はやめており、好天に誘われるように出かけた散歩道での出会いであった。

 もう一人、散歩の縁で、やはり妹の同級生のNさんとご縁があった。
 Nさんは、自宅の庭に幾種類もの椿を育てておられた。
 手入れがゆき届き、椿はもちろんだが、庭全体が清浄であった。落ち葉の一枚もなかった。趣味が高じて職人技の域に達しておられた。
 椿の季節に、数度お会いしただけだが、ある日は庭のベンチに座って話し、ある時は、私の帰途のコースの途中まで、散歩に出かけられるNさんと歩きながら話したこともある。
 
 Nさんは、決して健康体ではなさそうな様子であったが、椿の手入れは万全になさっていた。
 「八十路にたどり着いたら、どんな風景が見えるのでしょうね?」
 急坂を<トランペットの丘>に向かって歩きながら、呟かれた言葉を思い出す。
 その時、私は、すでに80歳を過ぎていた。
 格別、風景が一変することもなかったが、老いというものは、蚕が桑の葉を食むように、じわじわと襲いかかるもののように思っていた日々であった。

 Nさんは、80歳を待たずに病臥の身となられ、今年に入って鬼籍の人となられた。
 庭の主の入院とともに、椿の庭は荒廃した。咲く花も哀れであった。

 今なお老いの日々を生きている私の心には、今もふと、Sさんの花々やNさんの椿がよぎってゆく。




     
           ガウラの揺れる庭

     
            キクイモ?


     

     
           ナスとナスの花










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<ギャラリーうつわ> その3 庭の花・紫陽花ほか

2019-06-25 | <うつわ>便り
     建物の周囲を一巡りして、庭の風情を楽しむ。
     小作りだが、野趣に富んだ趣のある紫陽花園。

    
           喫茶室横の花の小径

           以下、出会いの順に……

     

     

     

     

     

        

         

     

        

     

      

     

     

     

     

     

     

     

     

     
    
     
     
     

     

     

     
         入り口の鉢にも花筏

     

        
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<ギャラリーうつわ> その2 室内の紫陽花ほか

2019-06-25 | <うつわ>便り
 6月の風が、喫茶室の入り口から入り、居心地のよい午後であった。
 この時期、蒸し暑さを感じないで過ごせるのはありがたい。

 紫陽花の季節。
 他の植物、山帰来などと一緒に活けられると、紫陽花が新たな雰囲気を醸して面白い。

     

     

     

     

     
             花筏
            自然の巧み!

     

     
           茶室の花など

     

     

        


       
     茶室の入り口にさりげなく置かれた子供用の草履
          草履は、昭和の匂いがする


     

     
        愛らしい梅が、芳香を放っていた
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<ギャラリーうつわ> その1 官野信治展

2019-06-25 | <うつわ>便り
 昨日、<ギャラリーうつわ>へ行き、官野信治さんの展示作品を見せていただいた。
 作品数が多く、積み重ねてこられた歩みをうかがうことができた。

 絵画鑑賞は好きで、美術館にもよく足を運んできたが、抽象絵画の良き理解者とは言えない。
 もっとじっくり鑑賞えすべきなのだが、老いは、とみに根気強さを奪ってしまう。

 絵画に限らず、表現は様々な個性を持つものだと、つくづく感じた。
 
 いつものことながら、写真の撮り方がまずくて申し訳なく思いつつ、展示作品の雰囲気を伝えておきたい。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     
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夏の栴檀大樹

2019-06-25 | 散歩道
 昨日、イオンで買い物をした後、曙橋を渡らず、近道をして<ギャラリーうつわ>に向かった。
 益田川の辺りでは、歩度を緩めて耳を澄ました。が、まだヨシキリは鳴いていなかった。

  
              公園の栴檀大樹

       
             川沿いの道にて
          今年最初の木槿の花に会う
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梅雨入り前の落日

2019-06-25 | 身辺雑記
 昨夕、入浴時間を変更して、落日を眺めた。
 広い廊下は、深閑としている。
 暇を持て余してうろついたり、おしゃべりしたり、群れたりを倣いとした老い女(びと)の姿もなく……。

 年々、入居者は入れ替わり、落日を眺めながら、人生の片鱗を語り合ったりする入居者はいなくなった。
 Nさんは亡くなられ、KさんやSさんは、施設を出て行かれた。

 もったいない思いで、その日の夕べにしか見られない落日の美しさを独り占めする。
 当地は梅雨入りが遅れている。
 今日はまだ晴れているけれど、間も無く連日の雨となり、本格的に梅雨入りするもようだ。
 6月の落日の景は、今夕で見納めになりそうだ。



     
                 19時22分

     
                 19時23分
               烏たちも、ねぐらへ。
               夕景の点景となって。

     
                19時26分

     
                 19時28分

     
                19時29分

 落日を見ながら佇むと、1分間が意外に長い。
 移ろいが、秒単位で刻まれてゆく。

              追記(6月25日の落日)
           雲が多く、昨日のような輝きはなかった。

          
                19時14分
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今日のあれこれ

2019-06-24 | 身辺雑記
 今朝は5時半に目覚めた。
 昨夜10時過ぎに就寝して、途中一度も目覚めずに快眠。
 マイスリー(眠剤)のお陰でもあるが、老女、よく眠る。

 カーテンを開けると、朝陽は雲の中にあって、光の帯が山の斜面に降り注いでいた。
 このような朝の景は、私にとっては珍しいものであった。

     
            5時37分

      ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 先日、『老いと記憶』を読んだとき、下掲の童話が紹介されていたので、絵本を求めた。
 年老いたアナグマは、自らの生存中に、モグラやカエル、キツネやウサギたちに、「忘れられない贈り物」を残して、この世を去って行く。いささかの悲壮感もなく……。
 「長いトンネルの むこうに行くよ さようなら アナグマより」と書き残された手紙で、アナグマの死を知った仲間たちは嘆き悲しむ。しかし、アナグマが心に残してくれた宝物で、仲間たちは悲しみから立ち直ってゆく。
 
 読む年齢で受け取り方は様々であろうけれど、死ぬことや生きることについて考えさせるお話である。
 短いお話なのに、示唆に富んでいる。
 絵にも表情がある。
      
     
        『わすれられないおくりもの』
         スーザン・バーレイさく え
               小川仁央やく
     

      ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

    今日の昼食から、おかずを食べやす刻んでいただく。
   ひとりでに、いつもより沢山の量をいただいている感じだ。

     


 午後、久しぶりに、<ギャラリーうつわ>へ出かける。
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日課の遊び(数独)

2019-06-23 | 身辺雑記
 しばらく休んでいた<朝のラジオ体操>を再開した。
 6時25分からテレビの放映に合わせて。
 今朝はラジオ体操の第1と第2。
 体調不良の間(今なお解消しているわけではないけれど)、体を動かす元気もなかったので、さぞ動きが悪いだろうと予想していたが、意外と楽に手足が動いた。
 体を動かすと、心も動き出す感じだ。
 少しばかり積極的な気持ちにもなりつつある。

 先日来、数独は新たに求めた本(下の写真)に直接解答を書くことにして、65問目まで解いた。
 難から易へ。10級から1級へ。そして今は初段を済ませて二段に進んでいる。
 目標タイムが示してあるが、その時間内で解ける場合もあれば、はみ出してしまうこともある。
 一箇所でも判断ミスをすると、見事に狂ってしまう。
 失敗もしながら、無心に、ひとり遊びを楽しんでいる。

     


 今日の読書の中心は、山折哲雄著『「身軽」の哲学』。(感想は、読了後に……)
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ギボウシの花、咲き始めて

2019-06-22 | 身辺雑記
 曇り日。
 折々小降り。

 クロネコの配達員が、アマゾンへ注文した書籍を届けてくださった。
 <田辺聖子著『花衣ぬぐやまつわる………』下>が届いた。
 間の抜けた注文をしたものだ。<上下>2冊になっていることに気づかず。

 午後、施設に戻って、とりあえず<下>の第十章から読み始めてみた。
 俳人杉田久女を描いた作品。
 なかなか面白い。

 私の歯の調子が良くないと分かっていてくださる配膳担当者が、夕食の「秋刀魚の照り焼き」と「小松菜の和え物」をあらかじめ刻んで提供してくださった。食材の雰囲気を壊さずに。
 これなら見かけもいいし、食べやすい。
 施設の方のお心遣いをとても嬉しく思った。

 家の庭に、ギボウシの花が咲き始めた。
 紫陽花はもちろんだが、ギボウシも梅雨期の花である。
 
       

    
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