ぶらぶら人生

心の呟き

夏陽にも耐えて… (ポーチュラカ)

2007-07-26 | 身辺雑記
 梅雨は明けたのだからと、昨日の朝も勇を鼓して散歩に出かけた。が、早朝なのに、暑気を全身にまとって歩いているような感じで、決してさわやかな気分ではなかった。実に蒸し暑い朝であった。
 帰宅後は体がぐったり萎えて、午前中は長椅子に横たわる始末。こんなことで、朝の散歩の効があるのかどうかと、疑問を感じてしまう。が、最近は、自分の心身の命ずることに逆らわずに生きようと、自分で決めている。無理はしまいと。
 以前は、酔生夢死を罪悪視していたが、初老となった今(十分老人?)は、身勝手を信条として楽に生きようと思うようになった。

 午前中、休養をとれば、なんとか元気が湧いてくる。
 ポストを見ると、払い込み請求書が入っていた。そこで、郵便局まで出かけてくることにしたのだ。
 過日、水洗トイレが故障し、思い切って新しいのに取り替えてもらった。その保障期限延長のための金銭払い込みをTOTOの本社から言ってきたのだ。

 (全く、どうでもいい話だが、新製品の水洗トイレは音楽つきである。いくら音楽が好きだからといって、トイレに入ってまで聞かなくても…と、人々からは、物好きを笑われ、非難を浴びた。
 もう慣れたが、初めのうちは、トイレに入ると鳴り始める曲に、自分でびっくりした。突然モーツアルトの曲が鳴り響いたりするのだから……。
 でも、トイレに音楽も、決して悪くはない。考案者は偉いとさえ思う。
 水洗トイレも、日進月歩なのだろう。私の場合は、天変地異に遭遇しない限り、生涯買い換えることはないだろうけれど。)

 郵便局の前には、花の鉢が幾つか置いてある。
 花色の異なる「ポーチュラカ」も、幾鉢かあった。
 この花の名前を覚えたのも最近のことである。近年流行の花なのだろうか、あちらこちらで目にする。
 花も暑そうである。
 「よく頑張ってるね」
 と言いつつ、鉢の前にしゃがみこむ。
 花の周囲には、必ず虫がいる。昆虫や蟻の類が……。
 動植物の健気な頑張りように感心する。が、それは暑気にまいっている私の目にそう映るだけで、草花や虫たちは、この夏の暑さを命の糧としているのかもしれない……。
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