これまた名著。堀文子の全体像を知るには一番いい本かもしれない。2003年の発行であるから、その後に描かれたものはないけれど。
表題からも想像できるように、1ページ分の日本語の文章の横に、同じく1ページに収められた英語訳も載っている。広く世界に向かって発信している本ということだろう。
気分転換をしたくなったとき、この英文を読んで見たいと思っている。もう長い歳月遠ざかっている言語で、いまや独学の中国語よりおぼつかない感じだが、そんな気を起こさせる雰囲気がこの本にはある。この日本語、こういう言い回しはどういうふうに英訳されるのだろうかと、興味をそそられる。
今日は、これから広島に出かけてこようと思う。
広島県立美術館で開催中の<生誕100年靉光展>と、ひろしま美術館で開催中の<野田弘志展>を観るために。
遊びも兼ねて、リーガロイヤルホテルに一泊の予定で。
散歩を中止したので、出かけるまでに、30分あまりのゆとりができた。そこで、昨日読んだ二冊の本の感想を簡単に記しておいた。