伝説のロケンローラー、エルビス・プレスリー を ド正面 から取り上げる一作。
日本では エルビス・プレスリー の名は当然知っていても、時代が時代だけにあまりわかってない?!
(当ブログもその一人 笑)
このため非常に興味深く観れた。
例えば、
・彼の音楽ルーツ はどこにあったのか
・彼を熱狂させるに至ったダンスの秘密
・そのダンスの「熱狂性」が生み出した 軋轢
・音楽の方向性の迷いを生むマネージャーとの確執
・ラスベガスのみでの単独公演の秘密
etc…
大抜擢で主演の オースティン・バトラーのなりきりぶり、トム・ハンクスの悪役ぶりも存分に楽しめた!
またついでにだが、マイコーの妻になるリサが子供で登場するのにもニンマリ。
(凄いダンスが大きな特徴だというのが、お父さんも元旦那も、が笑える)
が一方で当ブログが気になったのは、バズ・ラーマンのド派手過ぎる演出。
「ムーラン・ルージュ」で既に発揮されていた「ド派手看板をどーん!と画面に大写し」演出がここでも炸裂(汗)
さらに引きのシーンからのガブリより超ドアップ!
あまりに好みに合わない デフォルメ画面 が連発されるので、この辺はちょっと退いてしまった…
しかも上映時間は2時間39分、長尺なのでその引き具合も増幅(笑)
結論:バズ・ラーマン節で 伝説のロケンローラー、エルビス・プレスリー をド正面から描き切る一作。
監督がバズ・ラーマンで、期待度高かったですが、
とても上手く作られていて良かったです。
エルヴィス役のオースティンnice!!
数年ですがリサマリーの夫だったM.J.
エルヴィスがM.J.の義父だなんて嘘みたいです。
ここ、私は凄くツボに入って、ニタニタしながら観ていました。
万一エルビスが生きてたとしたら、凄い結婚式だったろうなと
想像するだけで...(笑)