この映画は、第一次世界対戦の飛行機もの。
この手の復葉機ものというと、偉大なジョージ・ロイ・ヒルが監督した「華麗なるヒコーキ野郎」くらいしか記憶にない。
妙にノスタルジックで敵味方が紳士道を追求している妙にロマンチックな映画だった。
一方、この映画で初めて、まだ参戦していないアメリカから、わざわざフランスに出向いて初期の飛行機に乗ってドイツと戦った若者たちがいたことを知った。(一応事実をベースに描かれている)
「ラファイエット飛行隊」と呼ばれ、活躍したらしい。
ということで、渋くも目新しさがある映画。
そういう状況からか、演出も正統派でオーソドックスな仕上がり。
淡い恋愛がからんだり、なんやかんやで伏線の張り方、クライマックスへの展開もなかなか派手になりつつも「超王道」
でもその王道ぶりが妙にツボに入る感じ。
主演陣もまさにそのノリで、主人公はスパイダーマンシリーズで主人公の親友かつ敵役を好演したり、「トリスタンとイゾルデ」でどぼどぼ恋愛したジェームズ・フランコ 。
そしてその鬼教官を演ずるのは ジャン・レノ 。
う~ん、わかりやすぎ!
こういうわかりやすさは貴重かも。
ということで、意外に拾い物な正統派ムービーなのだった!
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