音楽界が驚く 奇跡の組み合わせ? ロバート・プラント & アリソン・クラウス
なぜ奇跡か。
ハードロック Zed Zeppelin の元ボーカルと、ブルーグラス/フォーク の女王 が一緒にいるわけだから!
この2人、不思議なくらいに 声の相性 が良く、2007年に発表したアルバムは驚きの出来と各方面で賞賛されている。
そして今年、コロナ禍が収まりつつあった?6~7月、ニューアルバムを引っ提げてアメリカ他をツアー!
( @フォレストヒル Forest Hills Stadium Queens 6/4 )
その感想です。
生で観たことによって、実に納得感があったことが。
それは観客の構成。
(1)Zeppファン
(2)ブルーグラス/フォーク・ミュージックのファン
(3)このデュオのファン
こりゃ、満員になるわ!(笑)
ではセットリスト以下。
1. Rich Woman(Li'l Millet and His Creoles)
2. Quattro (World Drifts In)(Calexico)*
3. Fortune Teller(Benny Spellman)
4. The Price of Love(The Everly Brothers)*
5. Rock and Roll
6. Please Read the Letter(Jimmy Page & Robert Plant)
7. Let Your Loss Be Your Lesson(Little Milton)
8. High and Lonesome
9. Last Kind Words Blues(Geeshie Wiley)
10. You Led Me to The Wrong*
11. Trouble With My Lover(Allen Toussaint and Leo Nocentelli)*
12. Go Your Way*
13. It Don't Bother Me(Bert Jansch)*
14. The Battle of Evermore
15. Searching for My Love(Bobby Moore & The Rhythm Aces)*
16. When the Levee Breaks(Memphis Minnie & Kansas Joe McCoy) (with elements of "Friends")
17. Gone Gone Gone(The Everly)
Encore:
1. Stick With Me Baby(The Everly Brothers)
2. Can't Let Go(Lucinda Williams)
Encore 2:
1. Somebody Was Watching Over Me
最新アルバムから10曲、1st から7曲、そして Zed Zeppelin ナンバーを3曲も!
(=5、14、16 全て4シンボルスから)
アレンジはこのバンド流で、特に14. はバンドに馴染んだ感じの演奏で印象的だった。
最後にびっくりだったのが、何と ×2度目のアンコール があったこと!
アリソン はともかくとして、ロバート・プラント の元気ぶりに驚いた。
彼はバンドを完全にリードしていて、MCは全て彼。
アリソン はサポートに徹していて、一言も喋らない(笑)
その姿に、ロバート・プラントへの畏敬ぶりが垣間見れる、そんなコンサートだった。
この2人のセットでは未来日。
今度こそ、来日しないかな…