本日は、共産党の基本戦略である「 皇室撤廃 」について述べますが、「ねこ庭」を訪ねられた方々に、念押ししておかねばならないことがあります。
日弁連で共産党は、指導者クラスを掌握することで、組織の主導権を握っています。学界についても同様で、同党は学者集団のリーダーを掌握し、彼らを通じ戦略を実行しています。姿を隠したまま学者組織を動かしているので、国民の目には見えません。
非合法組織だった共産党は、戦前は弾圧されたため人に知られないよう、秘密裏に活動していました。政治家は別として、学者、評論家、作家、音楽家、あるいは弁護士は、戦前は党籍を隠して仕事をしていました。それがそのまま現在に繋がっていると、そう考えると分かりやすくなります。
これから紹介することも共産党が直接実行したのでなく、共産党員である学者を通じて行ったという意味になります。
話が大きく飛び、明治時代の宮内庁の歴史を、ネットの情報から紹介します。
・明治22年、「大日本帝国憲法」の発布とともに「皇室典範」が裁定され,皇室自律の原則が確立しました。
・明治41年、「皇室令」による宮内省官制が施行され、宮内大臣は皇室一切の事務につき、天皇を輔弼(ほひつ)する機関とされました。
皇居内にある当時の宮内省は、天皇直属の組織でした。宮内省には、内蔵寮 ( くらのつかさ ) という官庁があり、ここが皇室経済を取り仕切っていました。
明治維新後の皇室は、徳川家を凌ぐ財を持たれる日本一の資産家となっていました。「皇室自律の原則が確立」というのは、そういう意味です。寮という字は「りょう」でなく「つかさ」と読み、役所のことだそうです。
GHQと協力した左翼学者たちの改革で、皇室は資産のほとんどを失われました。国民の中には、「皇室は国民の税金で生活ができている」と言う人がいますが、これは正しくありません。
戦前の皇室は日本一の大富豪で、各地に広大な御領地を持たれ、国民に恩賜されるほどの裕福さでした。戦前の宮内省の組織を、参考のため紹介いたします。
・大臣官房 侍従職 式部職 宗秩寮
・諸陵寮 図書寮 侍医寮 大膳寮
・内蔵寮 内匠寮 主馬寮 総務局 警衛局のほか、
・外局 内大臣府 掌典職 皇后宮職 東宮職 皇太后宮職
帝室会計審査局、
・御歌所 帝室博物館 正倉院管理署 帝室林野局
・学習院 女子学習院 李王職
・地方機関 京都地方事務所 等がありました。
GHQは左翼学者の強力で「皇室典範」を改変し、皇室財産を全て国庫に編入して皇室を無一文にしてしまいました。ご先祖から伝えられた財産の全てを、GHQが権力で奪ったのですから、昭和天皇の屈辱は大きかっただろうと思います。
現在の東京大学は明治天皇が御下賜されたものだと、こうした事実を知っていれば「私たちの税金で皇室がある」と言うのは間違いで、むしろ皇室はGHQという強盗に財産を盗まれた被害者という考え方もできます。
ネットの情報の紹介を続けます。
・終戦後宮内省の事務は、他の政府機関に移管されたり、分離独立させられたり機構の縮小が図られました。
・昭和22年5月3日、「日本国憲法」の施行とともに「宮内省」から「宮内府」となり、内閣総理大臣の所轄の機関となりました。
・これに伴って職員も大幅に削減され,終戦当時6,200人余りであった職員は、宮内府発足とともに1,500人弱となりました。
・宮内府には宮内府長官の下に、宮内府次長が置かれ,長官官房・侍従職・皇太后宮職・東宮職・式部寮・図書寮・内蔵寮・主殿寮と京都地方事務所が置かれました。
・昭和24年6月1日に「総理府設置法」の施行により、「宮内府」は総理府の外局として「宮内庁」となりました。
ここでメインテーマとなる、皇室崩壊の人物たちが登場します。
・田島道治氏は、「日本国憲法」施行の翌年の昭和23年6月、宮中改革を進めたいGHQの意向を受けた当時の芦田均総理大臣に任命され、「宮内庁」の前身の「宮内府」長官に就任しました。
・田島氏は、反日NHKが報道した『昭和天皇拝謁記』の違法メモを残した人物です。「宮内府」が「宮内庁」と変わった後も「長官」として残り、皇室崩壊の施策を進めました。
ネットの情報では婉曲に、「宮中改革」と書かれていますが、実質は長期的な「皇室撤廃施策」でした。
令和元年8月にNHKが『昭和天皇拝謁記』を全国報道したことも、この流れに沿ったものと、「ねこ庭」では考えています。国家公務員法違反である「犯罪番組作り」に協力したのは、日本の近現代史の専門家と言われる4人の学者でした。
天皇も町工場の労働者も同列でなければならない!そう主張する事で自分を満足させているのでしょう。
マルクスの「平等」の出発点は、経済的非不平等にあったはずなのに、今では何でもかんでも、並列にし、同じに扱えと、世の秩序を破壊する議論になっています。
彼らが党内でやっている集中民主制を、ご存知ですか。トップにいる者の言論だけを認める、国民弾圧の絶対主義です。多様な意見を認めず、言論の自由もありません。
ところで、公安調査庁は、共産党を、破壊活動防止法に基づく監視対象団体と見なしています。
つまり、公安は、共産党を、はっきりと【反社会的組織】とみなしているのです。
このことは、みなさまも知って頂きたい事実です。
なぜ、【反社会的】と見なされるのか?と、言えば、天皇制解体(つまり日本国家の解体)を目指しているからです。
当然でしょう。
(これでも、皆さん、共産党を認めますか??共産党に入りたいと思われますか!、、、、、、反社会的組織の共産党にですよ!)
●皇室が戦前、多くの資産・御領地を所有者しておられたことは、この猫様ブログで初めて伺いました。
そう、考えますと、戦後の御皇室はあまりにもお気の毒です。
ただし、宮内庁が戦前【宮内省】と呼ばれていたことは、私も存じております。
つまり、戦前の宮内大臣は内閣総理大臣と対等か、それ以上の身分だったわけですが、
今の宮内庁長官は、組織系統では、内閣総理大臣の部下です。
これがそもそもおかしいんですね。
ですから、憲法改正の際には、このことも是正すべきことでしょうね。
●しかしながら、戦後の宮内庁長官にも、戦前の宮内大臣的な貫禄と品格を持っておられたかたも、いらっしゃったそうです。
それは二代目の宮内庁長官の宇佐見毅というかたで、昭和28年から昭和53年まで、
何と25年間、宮内庁長官を勤めておられ、総理大臣や他の閣僚も宇佐見宮内庁長官には頭があがらなかったそうです。
まさに皇室の藩塀といえるかたであり、昭和天皇様の御信頼も事の他厚かったらしいです。
そういうかたが、昭和20年以後もおられたことには、感激を覚えます。
【宇佐見宮内庁長官】は、
【宇佐美宮内庁長官】に訂正します。
たいへん失礼しました。、、、、、、大失礼でした。
五輪直前になって、氏のような運動が降って湧いて出たことに不自然さを感じます。
日弁連自体も入管法改正案反対の会長声明を出しているので、彼らはもはや社会運動家のように見えます。
憲法は「9条」だけではありませんが、「改憲反対派」らは「9条さえ守れればあとはどうでもいい」のスタンスのようです。
しかし「国軍はダメだが、共産党軍は創設する」では「戦争放棄」に矛盾してしまいますし、既に破綻していると思います。
私はかねてから「護憲派」は「9条死守派」と感じていましたが、前のエントリのように、「9条の死守」はピッタリ合っていると思います。
それも国民の為を想っているのではなく、「共産党軍」を立ち上げやすい土壌づくり…と思えば納得いきます。
戦後の皇室弱体化も、「共産党が国を牛耳る」ための足掛かりで、そのために「皇室は邪魔」と思っているのでは…と感じてしまいます。
共産党は「きれいごと」ばかり喧伝し、政党助成金を受け取らないことで「クリーンな政党」として取られがちです。
その一方で、彼らの「ダーティー」な側面など決して明かされません。
ましてや彼らが公安からマークされていることや、未だに「皇室破壊」を狙っていることなど知られていません。
それでも元議員や元党員らによる数々の「告発書」が出され、ネットの発達もあり、彼らの正体がどんどん明かされています。
それによって、大衆も以前に比べて騙されなくなってきていると思います。
宇佐美長官は、名前だけ存じていますが、ほとんど知りません。頼もしい方とお見受けし、安堵の気持ちもありますが、次回の私のブログでは、宮内庁の体制そのものを批判しています。
もしかすると、反論があると思いますので、その時はまた、ご指導ください。温故知新の読書と、ネットの情報だけですから、思い込みもたくさんあると思いますので・・・。
そうですね。マスコミがここまで持ち上げれば、多くの人は「反社会的組織」とされていることなど、知らないのかもしれません。要注意ですね。
共産党の存在自体が、日本国憲法以上の矛盾です。暴力革命を是とする彼らは、戦後激しい運動を展開し、流血や殺人を平気で実行しました。
しかし過激な暴力が一般国民に嫌悪され、支持を失いました。路線変更で次に出てきたのか、歌と笑顔の運動です。暴力革命を表立って言わなくなり、「議会制民主主義」を通じた平和革命というスローガンになりました。
ひと頃新宿などではやった「歌声喫茶」を覚えておられますか、若者が集まり、盛り上がっていました。あの店は、方向転換した共産党が経営していました。
何も知らない私は、学生時代あそこで歌ったりしました。歌や踊りで若者を集め、いつの間にか党の運動に誘うという「微笑作戦」でした。
綺麗ごとというより、彼らは目的のためならなんでもやるのです。スターリンの自伝を読んだことがありますが、若い頃の彼は売春宿を経営したり、銀行強盗をやったりして、党の活動資金を作っています。
それなのに、表の顔は、「弱いものを救え !」「金持ちどもの横暴を許すな !」ですから、今と同じです。
「天皇制打倒」も、表立って言わなくなっただけです。「日本国憲法」の矛盾を超える暴力政党が、日本で堂々と存在しているのは、彼らがマスコミのトップ層を支配しているからです。
朝日新聞、NHKなど、マスコミは共産党の恥部を決して報道しませんから、立派な党であるかのように、多くの国民が洗脳されています。その意味では、今も国民の多くは騙されたままです。
共産党員である宇都宮氏が、何んために日弁連元会長の肩書きで、「五輪中止」の活動をする必要があるのか。世界で署名を集めるなど、なぜできるのか。
宇都宮氏の個人的主張でなく、共産党の活動だと思います。目的は、国民の分断、社会の不安定化でしょう。
彼らは常に、社会に騒動を起こし、人心を騒がせ、騒ぎに乗じて政治活動をするのが目的ですから、この騒ぎの次には、「男女平等」を言い出し、「女系天皇」を国連とともに叫び出すはずです。
反日左翼マスコミも、共産党の存在があればこそです。この危険な団体に、騙されないようにしましょう。