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ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

ねこ庭の「草莽崛起 ( そうもうくっき ) 活動」

2025-03-07 15:54:28 | 徒然の記

 「壊れていく自由民主党」を見ながら、憂国の「ねこ庭」を続けることは、そのまま「草莽崛起活動」になります。

 何度でも同じ言葉を、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に繰り返します。どうせ自由民主党に失望するのなら、石破内閣の姿を再確認しましょう。

 ・「東京裁判史観」を信じていると言うことは、「憲法改正」に反対ということになります。

 ・「女性宮家も選択肢の一つ」「選択的夫婦別姓に賛成」という人は、古代から続く天皇家を否定し、日本の伝統と文化を無くしても良いという人です。

 こういう意見を言う人は、反日の共産主義者と相場が決まっていましたが、只今現在そう言う意見の人が首相になっています。これはもう敵対国の工作員が自民党内にいると言う話でなく、反日の共産主義勢力 ( グローバリスト勢力 ) に自由民主党が本丸を明け渡したことになります。

 ・アメリカの民主党内にいる反日勢力が、日本占領以来願っていた内閣を、とうとう自由民主党の中に作ったと言うことになります。つまり「日本弱体化計画」ための本格内閣です。

 自由民主党の議員が、倒閣に動くのかと思っていましたら、氏の辞任を口にしたのは青山繁晴氏一人でした。日本が無くなると言う危機感を抱かず、様子見を決め込んでいる議員ばかりのように見えます。

 国民から嫌悪され、危険視され、愛されることのない首相を初めてこの目で見ますが、危険極まりない氏を傍観している自民党議員の鈍感ぶりも初めて目にします。

 ・NHKのNEWS WEBが伝える国会の委員長人事を見て、事態がとうとうここまできたかと愕然としました。石破氏のやる気がない政策とやる気満々の政策が、立憲民主党に渡した委員長の椅子で国民にハッキリと見えました。

 本来なら政権与党が持っている重要な委員長の椅子を、石破氏は立憲民主党に渡していました。右往左往していると見せながら、実は野田氏の立憲民主と阿吽の呼吸で「予算案」を成立させようしているのが、石破氏という見方もできなくありません。

 ・予算委員長・・・立憲民主党・安住淳氏

   ・玉木氏の言う「178万円の壁撤廃」「ガソリン税減税」「消費税減額」という国民の願う「予算案」を、成立させる気がないと言う石破氏の意思表示。

   ・財務省の「緊縮財政路線」を守ると言う氏の意思表示

 ・憲法審査委員長・・立憲民主党・枝野幸男氏

   ・「憲法改正」絶対反対、審査会の会議開催自体にも反対している枝野氏を委員長にしたのは、「憲法改正」をやる気がないと言う石破氏の意思表示。

 以前の検討で説明していますので繰り返しませんが、予算も憲法もアメリカが関与した「日本弱体化計画」に沿っていると「ねこ庭」は見ています。多くの人は野党を喜ばせていると説明していますが、石破氏は野党でなく、アメリカの政権内にいる反日勢力を喜ばせているのです。

 これまではバイデン政権でしたが、今はトランプ政権内の反日勢力に協力しようと画策しています。アメリカの中には、民主党にも共和党にも「日本を警戒・危険視」する勢力がいることを忘れてはいけません。アメリカの属国に甘んじている限り、氏は首相の地位にとどまれます。逆らわなければ、安倍氏のように暗殺される心配がありません。

 石破氏がやる気を見せずにアメリカを喜ばせる一方で、やる気満々でアメリカを喜ばせる委員長人事が更に次の2つでした。

 ・法務委員長・・立憲民主党・西村智奈美氏

   ・「選択的夫婦別姓」に賛成し、先頭に立っている西村氏を委員長にしたのは、石破氏が今度の国会で何としても成立させると言う意思表示

 ・懲罰委員長・・立憲民主党・菊田真紀子氏

   ・自民党の「裏金議員」を強く糾弾する菊田氏を委員長にしたのは、選挙で当選した安部派議員と、まだ残っている安部派議員を国会に証人喚問すると言う石破氏の意思表示

 「選択的夫婦別姓」の行き着く先は、天皇家の消滅、「懲罰委員会」での安倍派議員の喚問は彼らの殲滅になります。いずれも、「日本弱体化計画」の重要項目ですから、アメリカ ( 民主・共和党  ) が喜びます。

 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々は、突然話が変わったので驚かれるかもしれません。

 「ねこ庭」が机に広げているのは、自由民主党の「立党宣言  綱領」です。  

 これは現在の自由民主党の有り様と、深い関係があります。今は亡くなった国を愛する政治家諸氏が、後進のためと心血を注いだ「立党宣言  綱領」が、どうして影も形も無くなろうとしているのか。

 「ねこ庭」の「草莽崛起活動」は、ここに焦点を当てています。現在の日本を眺めながら、やり場のない憂国の思いを「敗戦後の日本史の大河」から掴み取って、息子たちと訪問される方々に伝えたいのです。

 「ねこ庭」で一人でヤキモキしなくても、自由民主党の中の知恵者が対策を考えているのかもしれません。日本は何度も国難を乗り越えた国であることを、「温故知新の読書」も教えています。

 軒下を貸した石破氏に母屋を取られた自由民主党の議員諸氏は、衆参両院を行ったり来たりする「予算案」を機として、「内閣不信任案」を提出し石破氏と反日の閣僚たちを政権の座から追い払うべきでしょう。

 もともと反日の大手マスコミが、自由民主党のために記事を書くはずがありませんから、野党を持ち上げる記事で「自民崩壊」と大喜びするでしょうが。国民の多くは冷静に見ているので、大嵐の後、支持率を回復するはずです。

 その時に誰が「戦後レジームからの脱却」の旗を持って先頭に立つのか。期待して見守っているのは、「ねこ庭」だけであるはずがありません。

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自由民主党への疑問 - 29 ( 疑問の段階は通り過ぎた )

2025-03-06 15:42:22 | 徒然の記

 〈 「自由民主党への疑問」 〉

 2月11日に中断したテーマに、21日ぶりに戻ってきました。

 このシリーズを書き出したきっかけは、「BSフジ・プライムニュース」で、高市早苗氏と日大教授先崎彰容 ( せんざき  あきなか ) 氏との対談を見たことでした。

 番組のタイトルは 「 多難の時代  日本を守り抜くには 」でした。

 対談のとっかかりとして、1月20日のトランプ大統領の就任演説の中から、4つのポイントが選ばれていました。

   ・南部国境に「国家非常事態」を宣言

   ・「国家エネルギー非常事態」を宣言

   ・米国民を豊かにするために、外国に関税をかける

   ・世界が、かってみたこともないような最強の軍隊を構築

 それはアメリカ国内だけでなく、世界を引っ掻き回す大言壮語で、このような時に高市氏が何を語るのかと、興味を持って動画を見ました。

   令和5年度の  日本の食糧自給率             38 % 

         日本のエネルギー自給率        15.2 %

 対談で高市氏が挙げた数字がこの二つでした。氏はこれを100%にするのが目標であり、日本の技術を持ってすれば不可能でないと語りました。

 土地を使わずに食料を育てる巨大な農業ハウス。AIを活用した、人手をかけない新しいスタイルの農業技術の開発。今一つは、海のない地上での魚介類の養殖で、AIを活用した漁業技術の開発だそうです。

 自給率の低い現在は、高いお金を払って外国から食料を輸入していますが、自給率100%にしたら逆に食料輸出国になり、農業と漁業が稼げる産業となって国を豊かにする、と説明していました。

 政治の問題は、経済の成功によってほとんど解決されるというのが、氏の持論であるらしく、国民を豊かにすれば国民の不満が消えると語ります。トランプ氏も「アメリカファースト」を主張し、アメリカを再び世界一の国にしようとしているのだから問題はないと笑顔でした。

 国民に一つも希望を与えない石破氏に比べると、高市氏方はリーダーに相応しく見えますが、国民に希望を語れば良いというものではなく、「ねこ庭」には「ねこ庭」の基準があります。

 経済が成功したからと言って、「皇室護持」と「憲法改正」問題は解決しません。国難の今、「皇室護持」と「憲法改正」を語らないのでは保守政治家と呼べません。

 私は閣内にいるから「憲法改正」を言える立場にいませんと、いつも肝心の問題を語らなかった氏が、日本のリーダーになれるのだろうかと「ねこ庭」は以前から疑問を抱いています。

 高市総裁への声があることを知っていますが、氏には先頭に立つ気概の薄さが常に漂っています。

    令和5年度の  日本の食糧自給率             38 % 

          日本のエネルギー自給率        15.2 % 

 最も疑問だったのが、日本の食糧とエネルギーの自給率が問題と語りながら、青山氏が主張している「海洋資源・メタンハイドレート」に一言も言及しない点でした。

 同じ党内にいて、同じく日本の政治を語りながら、なぜ高市氏は青山氏が懸命に訴えている「自前エネルギー開発」を一顧だにしないのか。

  ・もしかすると青山氏の意見は、根拠の乏しい話なのか。

  ・青山氏の意見は単なる自慢話で、党内でも本気にされていないのか。

  ・だとすれば、これは大きな「自由民主党への疑問」ではないか。

 と言うことで、「自由民主党への疑問」のブログを始めました。しかし今となってみますと、自由民主党は「疑問」の段階をすでに終えて、「崩壊」の段階にかかっている気配があります。

 予算が成立しなれば石破内閣は退陣必至と言われていたのに、何と氏は立憲民主党とでなく日本維新の会と手を組み、衆議院で予算案を通過をさせ参議院へ送りました。

 ・法律案は、衆議院で可決し、参議院でこれと異なった議決をした場合に、衆議院において出席議員の3分の2以上の多数で再び可決すれば法律となる。

 衆議院の予算優先権が上記のように定められていますから、普通の場合なら予算は自然成立します。しかし参議院が否決し衆議院へ戻ってきた時、果たして再び3分の2以上の賛成が得られるのか、微妙な情勢です。

 国民は、政権維持のため石破氏が野党との連携に腐心する姿に呆れています。石破氏が顎を突き出して作り笑いし、国会答弁する姿も醜悪としか言えませんが、この事態を招いた責任は石破氏一人のものではありません。

 岸田前首相、菅副総裁 (元首相)、麻生党最高顧問など、長老と呼ばれた古参議員たちが先送りしてきた問題が、無能な石破氏の番になり吹き出したに過ぎません。

 西田、青山、高市氏だけでなく、現在の有力議員諸氏がどのように「党再生」のために頑張るのか、瀬戸際の崖っぷちです。従って、「自由民主党への疑問」のブログを呑気に再開する場合でなくなりました。

 本日で中断していたテーマに区切りをつけ、次回からは具体的な問題を取り上げ、息子たちや「ねこ庭」を訪問される方々と検討したいと思います。

 一区切りをつけてさっぱりしましたが、「ねこ庭」の上に広がっているのはどんよりと曇った冷たい空です。そのまま今の自分の気持ちです。

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壊れていく自由民主党 - 22 ( 青山繁晴氏への提言・諫言 )

2025-03-03 15:58:58 | 徒然の記

   〈「壊れていく自由民主党」のまとめ 〉

 今のところ「ねこ庭」は、以下の方々を自由民主党の「保守」政治家と考えて、期待しています。

  青山繁晴、西田昌司、麻生太郎、高市早苗、有村治子、杉田水脈、小野田紀美

 しかし先日少し間口を広げて検討すると、見城徹、井川意高、佐藤尊徳氏という保守言論人を知ったように、自由民主党の中には「ねこ庭」が知らない保守政治家がまだいるのかもしれません。

 それは新しい希望につながるのですが、今は青山、西田氏など7氏しか思い浮かびません。7氏の中で最も積極的に国民への発信をしているのが、青山氏と西田氏なので、「ねこ庭」は支援しています。

 今回は2氏への提言を、シリーズの「まとめ」として報告したいと思います。提言というより、苦言、諫言という言葉がふさわしいのかもしれませんが、反日左翼系の人々がする批判攻撃とは違います。「ねこ庭」の諫言は、日本を大切にする心、つまり「愛国心」の上に立っているからです。

 〈 青山繁晴氏への提言・諫言 〉

  ・「ねこ庭」は貴方が実行された二つの行動を、高く評価いたします。

    1. 毎週自分の動画で、党内の議連の内容を国民に報告・説明をし、政治を国民に身近なものとしたこと

    2.   衆参の国会議員を、「護る会」という一つの議員集団としてまとめたこと

  ・動画で意見を発信している政治家は多数いますが、党内の議連の会議報告に絞り、際どい説明をする議員は他にいません。名前を明らかにしないとしても、国民は貴方の説明で、自民党内のリベラル議員の存在を知り、政府役人の言動が分かります。

  ・大きな抵抗や反対があったはずなのに、こうした動画の発信を毎週続けるというのは、熱意と信念がなければできません。国民の多くが貴方を支援するのは、積み重ねられた苦労と信念の強さを知るからです。後援会なしに選挙を戦い、常に全国区でトップ当選を果たしている事実は、貴方が口先だけの人物でない証明になります。

  ・しかし自由民主党がリベラルの石破氏を首相にした現在、このままでいくと反日政党の立憲との連立が現実味を帯びてきました。

  ・貴方が自由民主党を中から変えるより前に、石破氏が保守からリベラルの党に変えてしまいそうな気配です。

  ・貴方は今、国の危機を国民に訴えていますが、貴方が同時にやらねばならないことは、党の危機を党内の議員に訴え、石破内閣を退陣させることではないのでしょうか。

  ・自由民主党を中から変えると言った、その正念場が今ではないのでしょうか。

  ・衆参合わせて100人の議員集団となった「護る会」の代表として、自由民主党の危機に対し動かないのだとしたら、「護る会」の保守議員は数合わせだけの「張子の虎」になります。

 ⚫︎ 青山さんは自分で自分の言った言葉に酔っているのでしょうね。 口に出した時点で満足してしまって、自分が言った事が実現しようがしまいが関係ないのでしょう。 だから、自民党に居続ける事ができる・・・・。
 
 ⚫︎ 水面下の事は分からんが表立って「岸田」「石破」の愚行を抑えられない現状を見ると「ガス抜き要員」と言われるわな。
 
  ・「三橋TV」で貴方に寄せられた厳しいコメントを、思い出してください。

  ・「護る会」の仲間に対してだけでなく、西田氏との連携・強化についても努力すべきです。今がその時ではないのでしょうか。

 青山氏への提言・諫言だけでスペースがなくなり、西田氏への提言・諫言が難しくなりました。「護る会」ヘの言及を除きますと、西田氏へ提言・諫言はほとんど同じ内容になります。

  ・青山氏との連携・強化についても努力すべきです。今がその時ではないのでしょうか。

 「壊れていく自由民主党」でなく、「再生する自由民主党」であるという意味を込め、これを「まとめ」の言葉として、長いシリーズを終わります。お付き合い頂いた方々に、厚くお礼を申し上げます。有難うございました。

 次回は28回で中断している「自由民主党への疑問」シリーズへ戻ります。

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壊れていく自由民主党 - 21 ( 「壊れていく自由民主党」のまとめ )

2025-03-02 21:22:12 | 徒然の記

 〈「壊れていく自由民主党」のまとめ 〉

 昭和30 ( 1955 ) 年に保守合同をし政権党となった自由民主党は、内部の対立はあっても右と左がバランスを保っていました。

 安倍氏が銃撃されて亡くなったのち、岸田氏と菅義偉氏が外国勢力の脅しに負け、リベラルの石破氏を総理にしてから一気に党が左に傾き、左右のバランスが崩れてしまいました。

 石破氏が首相になったのは氏の責任でなく、党内のリベラル議員たちが保守派を排除した結果です。しかも排除された保守派の議員たちが、利権と金を優先し、国民のための政治を二の次にしていた事実が明るみに出ました。

 一連の現象を眺めて「ねこ庭」は「壊れていく自由民主党」と言い、党が壊れていくと言うことは、日本が壊れていくことにつながるとの危機感を抱きました。

 2月14、15、16日とブログを3日間休み、答え探しのため新聞とネットの動画を見て、三人の保守言論人を見つけました。見城徹、井川意高、佐藤尊徳の3氏です。そのおかげで、同じ保守論人に少なくとも二つの大きなグループがあることを知りました。

  ・見城徹、井川意高、佐藤尊徳氏等・・・故安倍氏を評価する仲間

  ・山口敬之、門田隆将、高橋洋一氏等・・・高市氏を総理にするのが目的の仲間

 同じ保守でも頻繁に意見を交換したり行動していないところが、西田氏と青山氏の関係に似ています。

 検討作業を振り返り、どんな「まとめ」をすれば良いのか。20回を「まとめ」るのは困難ですが、「戦後日本史の大河」の一部として眺めると簡単でした。

  ・自由民主党は、壊れているのではない。

  ・日本の保守政党は保守合同する以前から、何度も争い、分裂して崩壊しそうな危機を乗り越えてきている。

  ・GHQに7年間統治されて以来、アメリカ、ソ連、中国の反日勢力が日本に浸透し、政治と経済に強い影響力を及ぼしているが、目新しい話でなく、戦前の日本にも彼らは手を伸ばしていた。

  ・情報の自由な社会になり、外国勢力の関与が国民の目に見えるようになったため、介入の事実が目立つだけの話だ。

  ・だから国民と保守政治家が協力すれば、現在の政治の混乱は必ず収束し、「戦後レジームからの脱却」は可能だ。

 息子たちと「ねこ庭」を訪問された方々には、強がりの豪語と思われるかもしれませんが、そうではありません。

 1億2千万人の国民が、「東京裁判」で失わされたご先祖への敬愛と感謝の念と、日本の文化と伝統への誇りを取り戻せば、保守政治家と協力して「戦後レジームからの脱却」ができると考えます。

 紛争と対立の社会は、必ずいつか収束し平和になります。しかしやがてその収束と平和に新しい紛争と対立が生まれ・・と、人間社会はこの繰り返しの歴史でした。

 正  ー  反  ー  合、 正  ー  反  ー  合 の繰り返しを、西洋では弁証法という名前で呼ぶそうですが、「ねこ庭」は平家物語の「諸行無常」の思考で考えます。

 奢れる者は必ず滅び、別の新しい権力者が生まれ、その権力者が庶民の平和と幸福をもたらしますが、やがて人間の性 ( さが )として奢れる者に変わる。すると別の権力者が生まれ・・・という繰り返しです。

 「戦後日本史の大河」だけでなく、「日本史の大河」と「世界史の大河」を眺めますと、現在の日本に失望する気持ちが無くなります。

 しかし眺めているだけでは、国民の幸せと平和は訪れませんので、今を生きている者は親や子や兄弟たちのため頑張らなくてなりません。

 どんな風に頑張るかと言いますと、鍵を握るのはやはり国のリーダーである政治家です。私たち国民は、それぞれの立場で政治家への提言と励まし、いわゆる「草莽崛起運動」が役目です。

 青山氏は、政治家は国民の代理人だと謙遜して言いますが、社会を動かす法律を作るのですから、専門の知識だけでなく仲間を動かす力が不可欠です。愛国心と研鑽がなければ出来ない仕事です。

 青山氏が国民に敬意を表しているのならそれで良しとし、私たち国民が国のリーダーである政治家に敬意と感謝を忘れないようにすれば釣り合いが取れます。

 「草莽崛起運動」の一つとして、「ねこ庭」は青山氏と西田氏に何を提案するのか。これが今回の「まとめ」です。

 一回で終わる予定でしたが、スペースが無くなりました。もう一度頭の整理をするため一区切りさせて頂き、続きを次回に伸ばすことをご容赦ください。

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壊れていく自由民主党 - 20 ( 反青山氏が多い視聴者コメント ) 

2025-03-01 21:36:03 | 徒然の記

 今回は、「もう一つの動画で見た、反青山氏が多い視聴者コメント」紹介です。

 2月18日に公開された「三橋TV」ですが、チャンネル登録者数 が72.6万人の人気動画で、サブタイトルが、二つ付いていました。

 「皆騙されていたんですね・・この動画が削除されるまでに見てください」

 年収の壁引き上げ」の行末は? 「高すぎる国民負担率」を下げるため、自民党はどう動いていくのか、徹底インタビュー ( 三橋貴明 × 青山繁晴参議院議員 )

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壊れていく自由民主党 - 19 ( 動画を見た視聴者のコメント ) 

2025-02-28 20:57:46 | 徒然の記

 〈 令和6年12月17日 【ぼくらの国会】「増税派の主張は正しいのか」〉

 今回はこの動画を見た視聴者のコメント483件の中から、無作為に選んだ26件を紹介します。青山氏の支援者が多数なので、厳しい批判はありませんが、「ねこ庭」に似た素朴な疑問を述べたものがあります。

 483件の中に該当するコメントはありませんでしたが、「ねこ庭」が違和感を抱いたのは次の言葉でした。

  「そこにこそ、何十兆円という予算を投入しなければならない。」

  「それを僅かな予算で済ませているのは、今までの、資源を輸入するという仕組みで生きている、その生活をやめたくないからである。」

 「ねこ庭」は、「海洋資源開発」に関する氏の動画を過去にいくつも見てきました。開発事業に巨額の資金が必要とは聞いていましたが、何十兆円という予算を投入しなければならないという具体的な数字の話は初めてでした。

 経済産業省が邪魔をしていると説明していましたが、予算をつけない財務省への言及はありませんでした。過去の動画だけを見ていますと、今にも海底資源の開発が可能なのに、経済産業省が協力しないのが元凶だと思わされます。

 しかし何十兆円もの予算が必要というのであれば、経済産業省の一存で出来る話でなく、短期間で実現で可能な事業でないことも予測がつきます。

 氏の話には肝心の部分が語られず、楽観論が先行しているという発見をし、これまで何となく信じられない気持になっていた理由に納得がいきました。

 氏は視聴者者に嘘はついていませんが、大手マスコミと同様の「語らない自由」を駆使している場合があるということになります。

 と言って、「ねこ庭」は氏の批判者になっているのではありません。自由民主党の中で氏の果たす役割と存在は依然として大きく、党内での活躍を期待する気持は不変です。

 紹介する26件のコメントの中で「ねこ庭」が、共鳴したものを青色表示にしています。単純な支援者でない「ねこ庭」の複雑な思いをご理解の上、コメントをお読みください。今回はスペースのことを考慮せず、一気に紹介しますのでどうかお付き合いください。

 〈 26件のコメント 〉

  ⚫︎ 経済成長を一切考えない経済政策とは一体なんなんでしょう。
 
  ⚫︎ 増税が悪いというよりも、日本の経済活動を壊してきた政治が悪い。
 
  ⚫︎ 決済税にすると何故そんなに大きな税収に成るのか、その理屈がよく分からないです。決済税にすると国民が支払う税金は減るのですか?もう少し理屈を説明して頂きたいです。
 
  ⚫︎ なぜ自民党は宮沢税調を止められないの️
 
  ⚫︎ 財務省がいらなくなるなんて夢のような話ですが、問題は反対してくる既得権益をチューチューしてる奴らをどうやってぶっ潰すかですよね
 
  ⚫︎ 103万円の壁の話について、「物価に応じて年金を増額するように、物価に応じて控除額を上げろ」というだけの話であって、高度成長期には普通にしていたことだと聞いています。 これに反対する自民党は完全に増税政党と認識されている、青山先生が今、立ち上がり、行動を起こさないと今度の参議院選挙も大敗すると思う。
 
  ⚫︎ 官僚の天下りの為の無駄な法人を精査して下さい。あちこちにばら撒く税金のシステムの見直しを、医療ビザの廃止、経営ビザの厳格化など国会議員も減らして下さい
 
  ⚫︎ CBDC、やはり無理と思う。お年寄りの買い物を見ててそう思う。
 
 
  ⚫︎ 国会議員の数を増やし、給与を上げすぎた結果、国会議員という高給取りの仕事に必死にぶら下がり続ける議員が増えた。 国会議員のくせに国民のことは考えず、自分の懐や将来のことしか考えられない情けない奴らばかりが議員として残ってしまった。 そんな奴らを見抜けず、選んでいる国民にも大きな問題がある。
 
  ⚫︎ そういう所謂「識者」が本当に分かっているなら、何故「失われた30年」なんて状況が続いているのですか? 本当に「識者」が正しい答えを知っているなら、早く処方箋を出してください。 中にはお金持ちの人はいるのでしょうが、多くの国民は、そんなに左うちわの状況ではないですよ。
 
 
 
 
  ⚫︎ 量子コンピュータの活用は1つの方法だと思いますが、 そもそも税は財源ではありません。 国債は借り換えを永遠に続ければ良いので、大学無償化や、農家への所得補償、防衛力強化、ボロボロの公共事業支出大幅増額、地方交付税交付金の大幅増額、年金額を1人20万円や、介護報酬の大幅増他を進め、 さらに消費税廃止、ガソリン税廃止、社会保険料大幅減額等を行えば、 日本経済は好景気になり、再び高度経済成長をすることが出来ると思います。
 安藤裕さんや三橋貴明さんの動画を見て下さればよくわかると思います。 日本を救って下さい。 よろしくお願い致します。
 
  ⚫︎ 決済税の平等で明朗な0.3パーセンの日本社会が実現することを熱望してます。
 
  ⚫︎ 青山さん、いつもありがとうございます。 量子コンピュータからのCBDCで諸税が不要になるという理論があるということは、逆に財務省はそれを回避しようと変な法令とかを提案してきそうで怖いですね…どうかそうならないようにしていただきたいです。
 
 
  ⚫︎ 他の税金が、必要無くなっても私利私欲の為に取り上げようとする人間や組織が、必ずあると思います。
 
  ⚫︎ 実現すれば素晴らしい未来と思えますが、利権が無くなる人達が邪魔する未来しか見えない
 
  ⚫︎ 青山さんは以前からCBDCの世界をおっしゃられていました。世界の・社会の大きな流れ と捉えられるべき大事な技術、既得権益側の抵抗は厳しいでしょうが、流れを的確に 政治の世界を改革に向けて、日本の国益に沿ってて導かれる事を青山さんのご活躍で 期待します。
 
  ⚫︎ 0.3%の決済税、まさに夢のような話ですが、ひとつ大きな疑問があります。税収が65兆強から130兆になるということは、その増収分はどこが(誰が)負担することになるのでしょうか? 0.3%に目がくらみますが、実は国民ひとりひとりが負担することになるのであれば、それこそ、五公五民を超えた負担になってしまい、元も子もありません。
この増収分が、単に今までの無駄に費やされた部分や、脱税の部分が消えることで生まれるのならいいのですが。
 
  ⚫︎ 青山さんの言うことには夢もあるし、それなりの説得力もありますね。ただ103万円の壁のやり取りを見ていると、既得権を持った人達の抵抗は大変なものがあるでしょう多分無理だと思いますが、私が生きてる間に変わるといいですね
 
  ⚫︎ 年金で生活できない高齢者がいる一方で、年金をたんまりもらって遊んで暮らしている高齢者がいる。この格差が問題でしょう。 そもそも年金が多いのは運に恵まれて、収入の多かった世帯。 長生き保険であるべき年金が、格差拡大装置になっているのが問題。
 
  ⚫︎ 【中央銀行デジタル通貨=Central Bank Digital Currency】が西暦2030年頃実用化すると、要は税金は【決済税3%】のみの【大減税】になるのですね!この希望を妨害から守り滞りなく実現させましょう。
 
 
 次回は、「もう一つの動画を見た、反青山氏の視聴者のコメント」の紹介です。
 
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壊れていく自由民主党 - 18 ( 「CDBC」希望の話 ? ) 

2025-02-28 15:21:04 | 徒然の記

 〈 令和6年12月17日 【ぼくらの国会】「増税派の主張は正しいのか」〉

 本日の動画は、青山氏の自慢話の部分です。省略しても良いのですが、息子たちと訪問される方々には紹介したいと思います。

 これはそのまま、中断している「自由民主党への疑問」シリーズにつながり、必要のない自慢話に目をつむれば、「海洋資源開発問題」を含め重要なことが述べられています。あえて追加しました。

  ・人間の歴史は、常にテクノロジー ( 技術 ) でひっくり返ってきた

  ・産業革命では、労働自体がひっくり返ってしまった

  ・直接関係ないように見えるが、人が月に降り立ったというテクノロジーで、人間の死生観、生き方、社会の仕組みなどが大きな変動を受けた

  ・だから自分は、テクノロジーを考えないと経済学も未来が無いと思っている

  ・自分が慶應大学の文学部を去って、早稲田の政治経済学部の経済へ進んだのは、経済とテクノロジーの関係を考えたためだった

  ・ちなみに、早稲田の政治経済学部の入試で数学が必須科目になったが、これはすごく正しい。近代経済学で単に数式を扱うということでなく、テクノロジーを入れないといけないからだ

  ・2030年に「量子コンピュータ」と「完全暗号」が姿を表すというのは、目の前のことであり、経済学自体がものすごい変化を目前にしていることになる

  ・だから経済学、経済学者は、これを予測して国民の税負担率の問題を考えなくてならない。税に対するあらゆる国民の大きな不満に対して、「量子コンピュータ」と「完全暗号」というテクノロジーの変化をヒントにして考えを改めなければならない。

  ・これだけ働いて、どうしてこれだけも税金を持っていかれるのかという鬱積した不満を、特定の富裕層を除いて多くの国民が抱いている現在、「量子コンピュータ」、「完全暗号」、「CDBC」という大きなテクノロジーの変化というヒントがあっても、今までの仕組みを守りたいという考えの人間たちがいる。

  ・「海洋資源開発問題」を見ても分かるが、高水圧に耐える海中ロボットが発達し、海底資源が取れるようになっているのに目を向けない。

  ・日本は領海とする海の広さが世界で6番目に広く、隠れた資源大国である。

  ・メタンプルーム、メタンハイドレートだけでなく、レアアース、レアメタル、コバルトリッチクラスト、マンガン団塊、熱水鉱床、金銀銅を含む熱水鉱床を、全部合わせて実用化していくのが当然で、そこにこそ何十兆円という予算を投入しなければならない。

  ・それを僅かな予算で済ませているのは、今までの、資源を輸入するという仕組みで生きている、その生活をやめたくないからである。自分は本当は、これを既得権益と言っている。

 スペースの節約をやめ、ここからは再び氏の言葉で紹介します。

  ・ですから「CBDC」についても、同じことが必然的に起きています。現に「CBDC」は誹謗中傷の対象になっていて、そういうトレンドにされていることを感じます。

  ・しかし現実には、官民合わせて実際の話になっているということを、他の場所では語られないので、税の国民負担率の問題に関してこういう希望があるということを、あえて話しました。

 隣に座って話を聞いていた三浦秘書が、ここで質問をしました。

  ・「CBDC」の推進に特化した議連というものは、あるんですか。

 自由民主党が本気なら、特化した議連が作られるのが自然な話です。興味深い氏の答えを紹介します。

  ・ないね。しかしメンバーを見てほしい。

  ・会議の司会進行をしている大野敬太郎さんは、こういうことに前から熱心に取り組んでいる人で能力のある人です。

  ・渡海紀三朗さんは、今は政治改革本部長ですけれど、前は政調会長だったでしょ。

  ・なかなか表には出ないけれども、これが自由民主党の良い面で、こういう先端的なことに関わっている人が少なからずいるということです。「CBDC」の推進に特化した議連がなくても、量子技術推進連盟があればここから提言が出せますからね。

  ・英国は「CBDC」について財務当局と検討していて、おそらく世界で一番進んでいます。

  ・中国は人民元が弱いので、それに替わるものとして「CBDC」を試行錯誤しながら検討しています。14億の国民の生活が電化していなくても、決済についてだけ電化しようとしています。独裁の共産主義国家ですから、本気になれば進むのは早いだろうと思います。

 以上で動画の全てを紹介しました。氏は希望の話と言っていますが、現金が全てなくなり、決済が全部カードになるという暮らしが古い頭の「ねこ庭」には想像ができません。サブタイトル (「CDBC」希望の話 ? ) に疑問符を付けたのは、その意味です。

 次回は、青山氏の話を聞いた視聴者の反応を二つ紹介します。一つはこの動画の視聴者のコメント群で、今一つは昨日見つけた別の動画のコメント群です。青山氏を支援する人々と、批判する反青山の人々のコメントになります。

 二つの相反するコメントを紹介するのは、惑いつつ、躊躇いながら検討作業を進めている「ねこ庭」の自分を見る気がするためです。面倒と思われる方は、スルーしてください。

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壊れていく自由民主党 - 17 ( 財務省解体 ? ) 

2025-02-28 00:10:01 | 徒然の記

 〈 令和6年12月17日 【ぼくらの国会】「増税派の主張は正しいのか」〉

 会議で氏は政府から、下記2点を確認しています。

   ・2030年までに、量子コンピュータの一部稼働をする

   ・「完全暗号」も視野に入っている

 次に氏は、会議に出席している代表的日本の I T企業のトップに質問し、さらに明確な回答を得ています。

   ・あと5年後の2030年は、大事な年である。

   ・量子コンピュータの一部実用化に加えて、「完全暗号」に近いものが現れる

 「ねこ庭」はまだ税金の話とどう結びつくのかが分かりませんが、氏は自信を持って説明します。

  ・量子コンピュータ一を一部実用化し「完全暗号」が出来上がると、次に来るものは「 C B D C ( Central Bank Digital Currency )」です。 

 手に持ったボードに略号を書き、意味を説明します。

  ・「中央銀行発行のデジタル通貨」つまり、日銀が発行する「デジタル通貨」ですから、「ビットコイン」とは全く違います。なぜなら「 CDBC 」になると現在のお金が不要になり、すべて無くなります。

 機械音痴の「ねこ庭」には、何が何やらさっぱり分かりませんので、説明を聞くしかありません。

  ・こうなりますと何が発生するのか。日本国民が行っている売買 (  売り買い ) 、つまり決済の状況がすべて把握されることになります。

  ・今社会で日々行われている売買 ( 決済 ) の状況を、財務省は一部しか把握していません。「 CDBC 」が実用化されると、1億2千万人いる日本国民の売買状況がすべて把握されます。

  ・すると何が起きるのかと言いますと、財務省の中にあって税の徴収をしている「国税庁」が要らなくなります。つまり財務省の一番の柱である「国税庁」が解体されます。

 詳細はまだ分かりませんが、なるほどそういうことだったのかと、青山氏の意見がおぼろに見えてきました。量子コンピュータ一の実用化と「完全暗号」の仕組みの先にあるのが、「 C B D C 」ということになれば、これは別の意味での「財務省解体論」ということになります。

 戦後80年間財務省に手玉に取られてきた自由民主党の政治家と、他の省庁の官僚、さらには民間企業のトップが自由民主党の本部に集まり、会議室で「財務省解体」を検討しているというのですから、驚かずにいられない話です。

 ここまで見えてきますと、青山氏が少しくらい自慢をしても気にならなくなります。視聴者の気持ちが伝わるのか、氏も得意そうに話を続けます。

  ・把握した売買 ( 決済 ) の金額に、一律0.3%の税金 ( 決済税 ) をかけるとどうなるのか。安倍さんと私がした仮の試算では、税収が年130兆円になりました。

  ・現在の国の税収は、基本的には年60兆円から70兆円ですから、決済税 ( 仮称 ) ひとつで、現在の税収の倍になるということです。

  ・そうなりますとありとあらゆる税金、特に基幹3税と言われる「所得税」「法人税」「消費税」が全部要らなくなる。それ以外に、相続税、固定資産税、あるいは9種類もある自動車関連の税も全部要らなくなります。決済税は、ちょっと聞くと新たな税に見えますが、実際はそうでありません。

 とは言っても、現在国税庁が懸命に集めている税金が年間60から70兆円として、その2倍の税収が生まれるというのはどういうことなのでしょう。もしかすると国税庁が把握できなかった税金、例えば悪質な所得隠しや脱税などが横行していたということになるのでしょうか。

 「ねこ庭」の疑問は取るに足らないものらしく、氏は説明を続けていきます。

  ・今は60から70兆円の税収にプラスして国債を発行し、社会保障費や大学補助などその他の補助をしていますが、そういうことが一切要らなくなります。

  ・こういうことを言うと、またいろいろな企みが生じると思いますけれど、本当は今の国民の生活水準あるいは国民の在り方からすると、他の余計な税は要らなくなるのですね。

  ・これで、社会保障をやっているのだから国民の税負担はやむを得ないとする増税派の意見がみんな吹っ飛んでしまいます。だから当然、物凄い妨害が出てくるものと思われますが・・・ 

 こう言って氏は再び会議の資料を手に持ち、視聴者へ次の説明をしました。

  ・議員連盟の会議は与党の正式会議であり、法案に直接影響を及ぼすものである

  ・評論家のいう議員立法があるとかないとかいう話と違い、議院内閣制だから、会議での意見が法案の作成に大きな影響を及ぼす。

  ・国会に出るときは閣法として内閣提出の法案となるが、根っこには議員の意見が入っている

  ・従って会議で出た意見、しかも民間の超弩級の企業のトップが出席し、「 CBDC はできる」「我々はすでにそれを前提に動いている」と発言している。

  ・これらの発言は、今までの増税派の意見の全てを覆している

 戦後80年間財務省に手玉に取られてきた自由民主党の政治家と、他の省庁の官僚、さらには民間企業のトップが自由民主党の本部に集まり、「財務省解体」を検討しているのですから、氏の説明は事実の上に立っています。

 「日本版ディープステイト」の財務省を解体するため、西田氏と役割分担をしているのかどうか、そこは知りませんが、自由民主党が動きつつあるということは感じ取れます。

 自由民社党の崩壊か、再生かと躊躇いながら、次回も氏の話を検討、紹介していきます。とうとう12時が過ぎ、翌日( 28日 ) になってしまいました。

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壊れていく自由民主党 - 16 ( 税と量子コンピュータの関係 ? ) 

2025-02-27 18:42:48 | 徒然の記

 〈 令和6年12月17日 【ぼくらの国会】「増税派の主張は正しいのか」〉

  ・そうすると現実に働き盛りの若い人たちは、税金が将来の自分達のためでなく、今の人たちに使われているのですから、なぜ高齢者ばかりが優遇されるのか、となってきます。

  ・高齢者にしてみれば、ずっと社会に貢献し家族のためにて働いてきて、最後にこう言われるのか。年金だけではとても暮らしていけないし、会社に残ったとしても給料が大幅にダウンし仕事は悪くすると現役時代より増える、となります。

  ・だから特定の富裕層を除いて、社会の中で満足を感じている人が誰もいない、と言うのが現在の日本ですよ。

 氏の話を聞いていると、年金暮らしをしている自分と三人の息子たちの姿が浮かんできます。慎ましくやれば夫婦は年金で暮らせますから、「ねこ庭」に不満はなくむしろ国に感謝しています。

 しかし就職氷河期の息子たちの内二人が正規社員になれず、非正規のまま暮らしていますので、高度成長期に生きた自分と比較し、息子たちの暮らしぶりを見ていると、氏の意見が他人事でなく胸に刺さります。

  ・高齢者の社会保障を維持するためには、高い国民負担率は仕方がないという意見を言う、先ほどの増税派の人たちに、私がこの収録で何を言いたいのかと言いますと、このままではその意見は「無限地獄」に見えるでないかということです。

  ・税が掛金になっているのならまだいいけど、そうでないから、誰も希望が持てない社会に日本が現になっていると言うことです。

  ・先の総選挙で自由民主党が大敗したと言うだけじゃなくて、立憲民主党も小選挙区で150万票近くも票を減らしています。それは立憲民主党の野田代表が総理時代に消費税を上げて、安倍総理もそれに縛られたことを国民が分かっているから、そうなるんですよ。

  ・そう考えたら、違う手段が必要になるんです。ちょっとこれを見て欲しいんですけど、丁度1ヶ月ほど前のことになるんですがこの会議が開かれて・・

 こう言って氏が取り出した資料には、表紙に次の文字が読めました。

 〈 第8回 量子技術推進議員連盟 〉 令和6年11月11日 17時30分メド~

                  自由民主党本部7階 704号室

   1.  開会  大野敬太郎 ( 司会・進行  )  量子技術推進議員連盟事務局長

   2.  挨拶  渡海紀三朗        量子技術推進議員連盟最高顧問

   3.  議事

    ( 1 )  量子技術を取り巻く国際競争への対応について   

    ( 2 )  政府への緊急提言について

   4.  閉会

 量子力学と税金の話がどのように結びつくのか、「ねこ庭」の疑問に構わず氏の説明が続きます。

  ・実はこの裏面に民間の出席者の名前が書いてあるんですけれど、了解をとっていないので公表しません。しかしこの会議で、非常に大事な話がされましたのでこれを紹介します。

  ・まず量子技術、その典型は量子コンピュータですよね。量子コンピュータの実用化は、今までは2050年頃ということであと四半世紀あるので、社会の多くの人にとってはまだ先の話というイメージになります。

  ・それでもですね、今回の議連、与党の議連会議の特徴はですね。政府がそこに必ずいる、そして今回は国内の主要関係企業の社長レベルがずらりと顔を並べているところにあります。

  ・まず政府の方から説明しますと、政府がこの場でハッキリ仰ったことは、政府のどこの部門の誰かということは言いませんが・・

 律儀なのか回りくどいのか、これが氏の話し方の特徴ですが、政府側の意見が分かりました。

  「2050年の実用化と政府がいうのは、大規模に汎用化される目標であり、一定規模の量子コンピュータの実用化については2030年までにします。」

  「ハッキリ言って、アメリカの一部メーカーは前倒しします。」

 だからどうしたというのか。ここではまだ税とのつながりが「ねこ庭」には、分かりません。

  ・量子コンピュータが実用化されると何が起きるかと言いますと、あえてデメリットの方から先に言いますと、現在使われているクレジットカードの暗号が、全部無力化します。全部見抜かれてしまいます。

  ・今も完全に安全と言えないから、暗証番号を変えなきゃいけませんが、量子コンピュータが実用化されると、変えても変えても即座に見抜かれます。そうなると、かっては理屈の上でだけ、理論上だけで言われていた「完全暗号」「解かれない暗号」を作らざるを得なくなります。

  ・これを私は前から民間の専門家として、言ってきました。なぜかと言いますと私は安倍さんと連携して、実は日本銀行の一部と連携して密かにやってきました。

  ・このことが今回は、党外には違うけれど、党内で初めてオープンになりました。

 三人だけでこんな大問題を検討してきたと言われますと、誰でもびっくりしますが、いわばこれも「青山節」なのかも知れず、三人が集まって雑談をしたレベルなのかも知れないと「ねこ庭」は考えたりします。

 とは言っても、実際に党の会議で議題となっているのですから、根拠のない話ではありません。依然として税と量子コンピュータのつながりが分かりませんが、氏が重要な話をしていることは理解できます。

 まどろこしいと思わない、気長な方だけ、次回の「ねこ庭」へお越しください。

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壊れていく自由民主党 - 15 ( 増税派に関する青山氏の意見 ) 

2025-02-26 23:46:57 | 徒然の記

 ブログを休んだ3日間で、青山繁晴氏の動画も2本見ました。  

  ・令和6年12月17日 【ぼくらの国会】「増税派の主張は正しいのか」

  ・令和7年   1月28日 【ぼくらの国会】「夫婦別氏にこれで対抗」

 「ねこ庭」はいつも、惑いつつためらいながらブログを書いていますが、今回はまさに実感しました。

  ・氏の意見を「壊れていく自由民主党」を語るものとして受け取るのか、「再生する自由民主党」への希望として読むのか、自信をもって言える段階ではありませんが、「ねこ庭」は希望の一つとして意見を紹介しました。

 西田氏の意見についてこのように述べましたが、青山氏の意見はさらにためらいながら同じ言葉を言うことになります。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々がどう受け止められるのか、先ずは最初の動画から紹介します。

 〈 令和6年12月17日 【ぼくらの国会】「増税派の主張は正しいのか」〉

  ・多分僕の動画を見ていらっしゃる方の多くは主権者の方が一番多いのですけれども、国会議員、大学の先生もいらっしゃるし、僕の中高の同期生も大学の同期生も、時折現職の総理も、色々な方がいらっしゃいますが、その中で自分は増税派だと思っている人はあまりいらっしゃらないと思うんです。

  ・しかしこれを有りのままに言うと、例えば経済学の世界で著名な学者で、もちろん大学名も名前も言いませんが、この世界では発信力の強い人に増税派はたくさんいらっしゃるんですよね。

 西田氏の話と違うところですが、氏特有の前置きの長さと自慢そうな言葉は、違和感がありましたがやっと慣れてきました。

  ・で、そう言う方々の論文、僕は全部読みますが、何を書いてあるかということを一言で言いますと、大体同じですね。

  ・要するに税の国民負担率が、所得の5割くらいあって非常に重税感が強いということ、その重税の中には社会保険料も入ってるんですね。

  ・だから甘受すべきだと書いてある論文が、意外と多いんですよ。甘んじて受け入れるべしと言うんです。まずこの言葉にのけぞってしますよね。

 こう言って氏が、著名な大学教授 ( 学者 )たち の意見を紹介します。

  「これでは江戸時代の「五公五民」の重税だと言う意見があるけれど、そうじゃない。江戸時代の税は取られるばかりだったが、現代は社会保障と社会福祉がちゃんとあるじゃないか。」

  「今どうして国民負担率が高くなっているかと言うと、日本の社会全体が高齢化社会になっているからで、それは別に日本だけじゃなくて、財政赤字を入れた実質負担率が8割を超えている国、例えばフランスがあり、フランスに比べれば日本はまだ増しだ。」

  「これからの日本は益々高齢者が増えていくのだから、高齢者に対して社会保障を厚くすることは、誰もが必ずやがて高齢者になるのだから、若くて働き盛りの時に、自分の将来のためにも税金を払い社会保険料を払うことを甘受すべきだ。」

  ・色々な論文があって、色々なトーンがありますけれど、一言で言ってそう言う意見ですね。

 西田氏と違い氏は「財務省陰謀論」を言わず、財務省の意を受けた著名な大学教授や学者に焦点を当て彼らの間違いを指摘しているところです。社会保障制度の維持ための税制度には、次の2 種類があるそうで「ねこ庭」も初めての話でした。

  1.  自分の将来のための賭け金として、税金 ( 含む社会保険料 ) を払う。

  2.  自分の払う税金( 含む社会保険料 )は、現在の高齢者のために払う。

 日本は1. の制度でなく、2. の制度だと青山氏が言いますが、そもそも1. の制度があることをほとんどの国民が知りません。だから現在の若者たちが希望をなくしているのだと、氏が説明します。

  ・ 高校を出て既に働いている若者や、大学を卒業して実社会に出たばかりの若者はそれを知っているから、学者たちの言う自分達のための未来を想像することができないのです。

  ・もし1.  2. を切り替えるとしたら端境期 ( はざかいき ) の世代に、大変な負担が生じます。僕は民間時代からずっと、切り替えの検討をやるべきだと言ってきていますが、端境期の世代の不利益は、ちょうど就職氷河期世代の若者たちが大きな不利益を受けていますが、ヘタをするとそれ以上の負担が生じる可能性があるので、なかなか切り替えられないのです。

 西田氏の意見とは全く違った、増税路線 ( 税制度 ) への視点です。「自前資源の開発問題」もそうですが、「税制度の切り替え問題」も日本の未来を左右する大問題です。青山氏が根拠のない意見を述べているのでないことは、動画の続きを見ていると分かります。

 同じ自由民主党にいて、同じく日本の将来を考えている西田氏と青山氏の意見が、どうしてこれほど違った視点で公表されるのか。

 ここでもまた「ねこ庭」の疑問は、28回で中断している「自由民主党への疑問 」シリーズと重なります。果たして自由民主党は壊れつつあるのか、それとも大変革を経て再生されようとしているのか。

 与党も野党も関係する人間は皆真剣ですから、結論を急がず、このまま検討作業を続けます。忍耐強い、愛国者の方は次回も足をお運びください。

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