「壊れていく自由民主党」を見ながら、憂国の「ねこ庭」を続けることは、そのまま「草莽崛起活動」になります。
何度でも同じ言葉を、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に繰り返します。どうせ自由民主党に失望するのなら、石破内閣の姿を再確認しましょう。
・「東京裁判史観」を信じていると言うことは、「憲法改正」に反対ということになります。
・「女性宮家も選択肢の一つ」「選択的夫婦別姓に賛成」という人は、古代から続く天皇家を否定し、日本の伝統と文化を無くしても良いという人です。
こういう意見を言う人は、反日の共産主義者と相場が決まっていましたが、只今現在そう言う意見の人が首相になっています。これはもう敵対国の工作員が自民党内にいると言う話でなく、反日の共産主義勢力 ( グローバリスト勢力 ) に自由民主党が本丸を明け渡したことになります。
・アメリカの民主党内にいる反日勢力が、日本占領以来願っていた内閣を、とうとう自由民主党の中に作ったと言うことになります。つまり「日本弱体化計画」ための本格内閣です。
自由民主党の議員が、倒閣に動くのかと思っていましたら、氏の辞任を口にしたのは青山繁晴氏一人でした。日本が無くなると言う危機感を抱かず、様子見を決め込んでいる議員ばかりのように見えます。
国民から嫌悪され、危険視され、愛されることのない首相を初めてこの目で見ますが、危険極まりない氏を傍観している自民党議員の鈍感ぶりも初めて目にします。
・NHKのNEWS WEBが伝える国会の委員長人事を見て、事態がとうとうここまできたかと愕然としました。石破氏のやる気がない政策とやる気満々の政策が、立憲民主党に渡した委員長の椅子で国民にハッキリと見えました。
本来なら政権与党が持っている重要な委員長の椅子を、石破氏は立憲民主党に渡していました。右往左往していると見せながら、実は野田氏の立憲民主と阿吽の呼吸で「予算案」を成立させようしているのが、石破氏という見方もできなくありません。
・予算委員長・・・立憲民主党・安住淳氏
・玉木氏の言う「178万円の壁撤廃」「ガソリン税減税」「消費税減額」という国民の願う「予算案」を、成立させる気がないと言う石破氏の意思表示。
・財務省の「緊縮財政路線」を守ると言う氏の意思表示
・憲法審査委員長・・立憲民主党・枝野幸男氏
・「憲法改正」絶対反対、審査会の会議開催自体にも反対している枝野氏を委員長にしたのは、「憲法改正」をやる気がないと言う石破氏の意思表示。
以前の検討で説明していますので繰り返しませんが、予算も憲法もアメリカが関与した「日本弱体化計画」に沿っていると「ねこ庭」は見ています。多くの人は野党を喜ばせていると説明していますが、石破氏は野党でなく、アメリカの政権内にいる反日勢力を喜ばせているのです。
これまではバイデン政権でしたが、今はトランプ政権内の反日勢力に協力しようと画策しています。アメリカの中には、民主党にも共和党にも「日本を警戒・危険視」する勢力がいることを忘れてはいけません。アメリカの属国に甘んじている限り、氏は首相の地位にとどまれます。逆らわなければ、安倍氏のように暗殺される心配がありません。
石破氏がやる気を見せずにアメリカを喜ばせる一方で、やる気満々でアメリカを喜ばせる委員長人事が更に次の2つでした。
・法務委員長・・立憲民主党・西村智奈美氏
・「選択的夫婦別姓」に賛成し、先頭に立っている西村氏を委員長にしたのは、石破氏が今度の国会で何としても成立させると言う意思表示
・懲罰委員長・・立憲民主党・菊田真紀子氏
・自民党の「裏金議員」を強く糾弾する菊田氏を委員長にしたのは、選挙で当選した安部派議員と、まだ残っている安部派議員を国会に証人喚問すると言う石破氏の意思表示
「選択的夫婦別姓」の行き着く先は、天皇家の消滅、「懲罰委員会」での安倍派議員の喚問は彼らの殲滅になります。いずれも、「日本弱体化計画」の重要項目ですから、アメリカ ( 民主・共和党 ) が喜びます。
息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々は、突然話が変わったので驚かれるかもしれません。
「ねこ庭」が机に広げているのは、自由民主党の「立党宣言 綱領」です。
これは現在の自由民主党の有り様と、深い関係があります。今は亡くなった国を愛する政治家諸氏が、後進のためと心血を注いだ「立党宣言 綱領」が、どうして影も形も無くなろうとしているのか。
「ねこ庭」の「草莽崛起活動」は、ここに焦点を当てています。現在の日本を眺めながら、やり場のない憂国の思いを「敗戦後の日本史の大河」から掴み取って、息子たちと訪問される方々に伝えたいのです。
「ねこ庭」で一人でヤキモキしなくても、自由民主党の中の知恵者が対策を考えているのかもしれません。日本は何度も国難を乗り越えた国であることを、「温故知新の読書」も教えています。
軒下を貸した石破氏に母屋を取られた自由民主党の議員諸氏は、衆参両院を行ったり来たりする「予算案」を機として、「内閣不信任案」を提出し石破氏と反日の閣僚たちを政権の座から追い払うべきでしょう。
もともと反日の大手マスコミが、自由民主党のために記事を書くはずがありませんから、野党を持ち上げる記事で「自民崩壊」と大喜びするでしょうが。国民の多くは冷静に見ているので、大嵐の後、支持率を回復するはずです。
その時に誰が「戦後レジームからの脱却」の旗を持って先頭に立つのか。期待して見守っているのは、「ねこ庭」だけであるはずがありません。