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ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

勢いがない「石破おろし」? - 11 ( 日本はまだまだ大丈夫 )

2025-03-25 20:30:50 | 徒然の記

  「日本はまだまだ大丈夫」と上念氏が言い、「ねこ庭」も賛成しました。しかしマスコミは石破内閣での自由民主党の支持率の低下を見て、政権交代だと騒ぎます。

 下記に表示しているのは、日テレが調べた直近の政党支持率です。小数点以下を四捨五入し1%に満たない政党を割愛すると、公明党と社民党の名前が消えます。

 上念氏が説明していましたが、支持率だけを見ますと、確かに野党第一党は国民民主党です。それでも日テレは順位を入れ替えて表示せず、オールド野党を優先しています。

 2025年  令和7年政党支持率  日テレ 世論調査

  自民党      26%  ・・石破内閣 

  立憲民主民党     6%

  日本維新の党   3%

  国民民主党     12%

  れいわ新選組   3%

  共産党       1%

  日本保守党     1%

  支持政党なし           40%

 自由民主党と国民民主党の支持率を合わせると、38%になります。表示されている反日左翼政党は1%台の支持率ですから、合計で13%にしかなりません。石破内閣が退陣して、真面目な保守議員が党内の掃除をすれば昔の自由民主党に戻れると「ねこ庭」は考えています。

 国民民主党という受け皿があったから良かったと言う、上念氏の説明の意味がここにあります。支持率がまだ議員数につながっていませんが、この流れで選挙を何回か続けると、自由民主党と国民民主党で安定した政権与党が誕生します。

 このためには25年度の予算成立後に、石破内閣の退陣が必要になります。氏が首相の座にいる限り、国民の支持が回復せず、離れていった保守層も戻りません。国民民主党との協力関係を主張している青山繁晴氏と西田昌司氏が、本気で党内の掃除にかかる番がきます。

 大事なのは、「掃除」の中身です。自由民主党の掃除は、左翼政党の「掃除」とは内容が違います。共産党を見れば分かる通り、左翼政党の掃除は「党からの追放」ですが、自由民主党の「掃除」は聖徳太子の「和をもって尊しとなす」です。

 反省し行いを改めれば、それでお咎めなしです。石破氏も以前のように党内でリベラルな理想論を述べる、反主流の議員の一人として存在が容認されます。手にしたことのない政権を持ったため、反対派の議員に非情な処罰をするという間違いをしました。

 しかしこれも、以前に述べましたが氏一人の責任ではありません。他国の脅しに膝を屈し、安倍元首相を裏切った派閥の長老たちが石破氏を総裁にしたからです。まさに「驕れる者は久からず」で、政権与党の座に慢心した自由民主党の議員たちが招いた災いです。

 「災い転じて福となす」「雨降って地固まる」と、自由民主党と国民のためにご先祖様が残した良い言葉が沢山あります。努力して力を合わせなければ、そうはなりませんので、これからの行動が大事になります。

 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、楽観論の根拠を示したいと考え、過去の政党支持率のデータを探しました。今年の支持率は日テレが教えてくれましたので、10年ごとに振り返る過去三回のデータを探してみました。

 都合の良い年度のデータがありませんでしたので、それに近い間隔の情報で代用させてもらいますが、「ねこ庭」の目的はこれで十分です。うまい具合に「NHK放送文化研究所」の調査情報が見つかりましたので、紹介します。

 〈 2015年  平成27年政党支持率 〉 ・・安倍内閣

   自民党   39%  
   民主党      9%
   公明党      4%
   共産党      4%
   維新の党      3%
   社民党        1%

  支持政党なし  40%

 〈 2008年  平成20年政党支持率 〉  ・・麻生内閣

   自民党   32% 
   民主党   23%
   公明党     3%
   共産党    3%
   社民党     1%

  支持政党なし 39%

 〈 1998年  平成10年政党支持率 〉  ・・橋本内閣

   自民党   31% 
   民主党     3%
   自由党     1%
   共産党     2%
   公明党     2%

  支持政党なし 58%

 自由民主党の支持率は安倍内閣の時は39%、麻生内閣の時は32%、橋本内閣の時は31%です。今回自由民主党と国民民主党の支持率を合わせると、38%になるのなら過度に騒ぐ必要はないと、「ねこ庭」は考えますがどうなのでしょう。

 反日左翼の立憲民主党との連合を考えるなど、とんでもない話ではないでしょうか。中道保守を明言し、国民の生活を第一と考える国民民主と安定与党が作れるのなら、曖昧な姿勢で与党になっている公明党と連立解消もできます。

 公明党との連立内閣になったのは小渕内閣の時からなので、橋本内閣の時は公明党は野党です。過去三回のデータを見れば現在の26%の支持率が、自由民主党の崩壊の数字でないことが分かるのではないでしょうか。

 けれども最終回で「ねこ庭」が言いたかったのは、このことではありません。本当に見てもらいたかったのは、茶色で表示した「支持政党なし」の数字です。マスコミはこれらの人々を、「支持政党なしの無関心層」と言って冷淡な扱いをしています。

 まるで、何も考えない愚かな国民の集団のような報道をしてきました。しかし「ねこ庭」はこの人々が「中道保守層」の集まりで、日本の政治を左右にぶれさせなかった原動力と見ています。

 「支持政党なしの無関心層」でなく、「政党を観察している中道保守層」としての役割を果たしていると思えてなりません。この層が自由民主党を超える数字で存在しているのは、日本の安全弁ではないのでしょうか。

 この層の人々は常に政党の動きを観察し、自由民主党がダメなら保守系の少数党に投票し、反日左翼政党が跋扈しそうになると自由民主党に票を入れたりする。他国のことは知りませんが、日本独特の国民層と思えてなりません。

 「政党を観察している中道保守層」が変わらない割合で存在しているから、日本はまだまだ大丈夫です。

 シリーズの最後に言いたかったのは、この結論でした。おつき合いに感謝しながら、最終回を閉じます。

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勢いがない「石破おろし」? - 10 ( 続・上念氏の意見 )

2025-03-25 08:22:51 | 徒然の記

  〈 続・上念氏の意見 〉

 ここで氏は、日経新聞の記事に書かれた今後の政治日程を読みます。

   ・3月4日  予算案が衆議院を通過 参議院へ 年度内の自然承認なし

   ・3月末     与野党が企業団体献金で結論を出す期限

   ・4月2日   2025年度予算の成立予定

   ・6月           G7サミット開催 カナダ 

   ・6月22日   通常国会会期末   都議会議員選挙

   ・7月           参議院選挙

 氏の説明が始まります。

  ・かなり政治日程がタイトで、記事では国民民主党が一番首相に対して厳しく辞任を迫っていると書いてある。

  ・石破内閣のカウントダウンは、4月の2025年度予算の成立時か、6月のG7サミット終了後の2つがポイントだと思う。

  ・こんな状況の中で共同通信社が、記事を出した。「石破首相が党本部から受けた3万3千円を、政治資金収支報告書に不記載」!!  いい加減にしてと言いたい。

  ・トランプ大統領がかけた関税問題が何兆円もあるところに、3万3千円。はっきり言って、3万3千円くらいいいんじゃないの。これで石破さんが解散したら、憲政史上に残る珍事だ。

  ・これも結局は、政局にしたいと言う煽り記事だ。立憲民主党がはっきりしないので、こんな煽り記事がまだいっぱい出てきている。

 唇の端に唾をため体を大きく揺すりながら笑っていますが、どこが面白いのでしょう。石破氏も汚い食事のマナーでしたが、こんなところで気が合うのでしょうか。

 話が冗長なので簡単に紹介しますと、次のようになります。

  ・前回野田さんは衆議院選挙の時、政治資金問題で「裏金、裏金」と騒ぎ、マスコミが尻馬に乗って攻撃の記事を書き、自民党の悪い印象を広めた。石破さんがそれに乗って自爆し、結果として自民党を大敗させた。

  ・だから野田さんは今回も2匹目の柳の下の泥鰌を狙って、そうしているのではないでしょうか。さすがドジョウの野田さんだとね。

 自分の駄洒落を自分で笑っていますが、「ねこ庭」は笑いたくありません。

  ・ただ、立憲民主党の支持率は全然上がっていない。下手すると国民民主党の半分くらいだ。読売の世論調査では立憲民主党が10%、国民民主党が17%だったか。支持率では野党第一党が、国民民主党になっている。

  ・自民党、立憲民主党という「オールド与野党」が逆風で、今は国民民主党に風が吹いている。しかし国民民主党という受け皿があって、良かったんじゃないのか。

  ・これがAFD とか、フランスのルペンみたいな党だったら大変じゃないか。国民民主党は中道左派になると思うが、今のイギリスのスターマー政権がそうだ。

  ( 「ねこ庭」註 : AFDはドイツの極右政党 )

  ・前の政府の極左勢力を追い出して、中道左派政権になっているのが今のスタマー政権だ。同じように玉木さんも極左を切って、中道左派勢力の党をやっているので受け皿になっている。

  ・財務省デモの件で玉木さんも色々と批判されているけれど、受け皿になっていることは間違いない。

  ・安全保障の政策についても、変なデモに行かないとか、そんなところは玉木さんと榛葉さんがちゃんとやってくれているので、日本はまだまだ大丈夫かなと思う。

  ・今ひとつ盛り上がらない石破下ろしであるが、このままダラダラと参院選まで行ってしまうのではないかと思う。

 以上で、上念氏の意見の紹介が終わりました。玉木氏と榛葉幹事長に好感を抱くのは「ねこ庭」も同じですが、イギリスやフランスの政権を例に出して語るところに違和感があります。

 反対のための反対を言うのでなく、日本は日本で、フランスやイギリスとは違います。歴史も伝統も宗教も国民性も、重ねてきた過去が違います。異なる組織と協力することは大事ですが、基本となる思想が一致しないまま政権を作ると、いつか破綻します。

 安倍元首相が掲げた「戦後レジームからの脱却」つまり「アメリカの属国からの脱却」を共通の旗としない限り、日本の政権は続きません。なぜなら、それが国民の大多数の願いだからです。GHQの優等生である財務省を変えるため、「財政法」の改廃が必要になっています。

 過去を振り返って見ても、細川内閣、羽田内閣、村山内閣と、単に野合した政権は短命に終わっています。まして外形が似ているからと言って、イギリス政府と比較して安心するのでは早計の感が拭えません。

 氏の言う明治政府の「五箇条の御誓文」に、聖徳太子が隋へ送った「国書」と「十七条の憲法」を加えたら、それで十分ではないのでしょうか。

 西田昌司氏と青山繁晴氏も、国民民主党との連携について前向きです。この点では「ねこ庭」も、上念氏の意見に賛成します。国民民主党が受け皿で良かったでないか、日本はまだ大丈夫と言う意見にも同意します。

 沢山批判しましたが最後に氏と同じ意見になり安堵し、次回は日本がまだ大丈夫だという「ねこ庭」の考えを説明したくなりました。

  最終回としますので、「ねこ庭」へのお越しをお待ちしています。

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勢いがない「石破おろし」? - 9 ( 上念氏の意見 )

2025-03-24 16:05:43 | 徒然の記

   〈 上念氏の意見 〉

 「上念司チャンネル ニュースの虎側」の意見を紹介します。

   ・石破政権、商品券配った問題、すわ政局かと期待する向きもいくつかあったが、案外盛り上がっていないなと言うところで、最新情報をいくつかお届けしようと思います。

 何がそんなに楽しいのか、氏も高橋氏のように早口の笑顔で喋ります。政治評論家田崎史郎氏の意見を、紹介しています。

   ・我らが田崎史郎氏がテレビ朝日の番組で、「リーク元はある程度特定できているんですよね。自民党の中では・・・」と含みのある発言をされている。

   ・「その人はアンチ石破の人ではないが、アンチの人に漏らした可能性がある。漏らした本人は意識していないとしても、聞いた人が政局にしたのかもしれない。僕自身が確認していないので、名前は言えない。」

   ・「慣例だと舞立さんは仰ってるが、よく分からない。慣例なら民主党時代にも行われたかと言うと、それはないだろう。」

 ( ねこ庭の註 :  舞立 ( まいたち ) 昇治氏・・東大卒 元総務省 現・鳥取県参議院選挙区第一支部長  石破グループ )

   ・まあ、今回の件は、前回の衆議院戦の終盤に配られた2千万円と同じで脇が甘々だった、と言うより、石破さんを何がなんでも支えるという人がいなかったのではと思う。

   ・慣例として行われてきたものであるかどうか分かりませんが、仮に行われてきたものであるとしても、法的な問題はグレーというか、多分問題はないと思う。

 高橋氏と経済問題で意見が同じですが、政治では逆です。すっかり石破擁護派の評論家になっています。

 氏はかって、安倍元首相を支援する会の会員でした。安倍氏が最も嫌っていた議員が石破氏だったことを知らないのでしょうか。それとも安倍氏が亡くなると、首相になった石破氏に鞍替えしたのでしょうか。

   ・この件は問題がないとしてもですね、石破さんは金の問題はダメだと言って話を蒸し返して、一度処分した人を何回も処分した人ですよ。

   ・そんなことをやっとていお前何だと言う、ブーメラン現象ですよ。ここが一番のポイントですね。

   ・あともう一件、ブーメランの本家と言えば、立憲民主党さんですよね。この民主党さんの腰が引けているところが、また問題を複雑にしていると言うこと。

 ここで氏は、日経新聞の記事を紹介します。

   ・商品券問題について、少数与党の下で野党がまとまれば内閣不信任案は成立するが、その後の政権交代について現実的な道筋がまだ描けていない。立憲民主党の野田代表は、不信任案を提出するにはまだ慎重だ。

   ・議決案が承認されれば首相は、内閣総辞職か衆議解散を迫られることとなる。立憲民主党内では参院選に関し、内閣支持率の低調な石破政権を相手に戦った方が有利との見方が多い。

   ・そこで出てきたのが、政倫審の活用。立憲民主党は17日の党執行役員会で、首相に出席して説明を求める方針を確認した。なるべく追及の山場を、参院選に近づけたいとしている。

 記事を読むのをやめ、愉快そうに喋ります。

   ・政倫審を参院選のために使うと言うのですよ。党利党略のために利用すると言うのですから、いかがなものかと思いますよ。自民党はこれに反対ですから出て来ない、出てこいと立憲が言い時間を引っ張ろうとしている。

 上念氏の笑顔の解説を聞いていますと、この人が他人のことを「偽装右翼」や「極右」と語る資格があるのかに疑問を抱きます。真面目に日本の将来を考えている国民は、誰も氏のように笑っていません。

 氏の動画の半分を紹介しました。

 「私の話を聞いて面白いと思った方は、読者登録をおねがいします。」

 動画の初めに勧誘していましたが、面白いどころか不愉快になりました。次回は冗長な部分を省略して、動画の紹介を終わらせようと思います。我慢して読みたいと思う方だけ、お越しください。

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勢いがない「石破おろし」? - 8 ( 上念氏の経歴 )

2025-03-23 23:39:11 | 徒然の記

   〈 上念氏の意見 〉

 上念氏は、「ねこ庭」で初めて取り上げます。ネットの世界で名前が知られていますので顔は知っていますが、どういう人なのかよく知りません。

 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々のためというより、自分のために氏の経歴をウィキペディアで調べました。

  ・昭和44年生まれ、56歳。経営者、経済評論家

  ・ファイトフィットジム「トイカツ道場」オーナー  ( キックボクシングとボディメイクトレーニングを主体としたフィットネスジム )

  ・自身の政治的立場について「保守自由主義者」であると定義し、遠い未来に理想を求めたり、過去のある時点に理想を求めたりせず、現状をあるがままに受け入れ、社会を保守しながらより良い物を目指す立場であるとしている。

  ・「極左」や「極右」は対極に見えて、社会をいっぺんに改造したい「設計主義者」であるという点で同じであり、こうした過激主義は明治天皇の「五箇条の御誓文」の精神に象徴される、日本の国体とは相いれないとして拒否している

  氏の意見をすぐに紹介せず、詳し過ぎるほどの経歴を写しとっているのは、高橋洋一氏に似た違和感を感じているからです。「保守自由主義者」の意味をよく知りませんが、「ねこ庭」の考える保守とは微妙に違っているような気がします。

 「極左」や「極右」を肯定していないところは「ねこ庭」と同じですが、氏の言う「極右」の中に「ねこ庭」が入れられているのではないかと思えてきたからです。

  ・反共主義者であり、戦後日本を『世界で最も成功した社会主義国』などというのは全くのウソ。共産主義というのは中国を見てもわかる通り、共産党幹部エリートだけが甘い汁を吸い、人民は辛酸をなめる社会ですと述べる

  ・また保守・右翼とされる言論人の中で、共産主義に近しい発言や特定の人権擁護をする者は「偽装右翼」と位置づけ、「偽装右翼」たちがTPPに反対する文書を見ると、まるで『共産党宣言』を読んでいるかのようだと述べる

  ・外交面では日米同盟の枠組みを堅持しつつ、日本がより積極的な役割を果たすことを希望しており、できれば日米豪印のクワッドを「太平洋条約機構」に昇格させるべきであるとしている。

  ・日露戦争は日米英の三国準同盟で勝ったとして、日米同盟の大事さを説いており、「アメリカは信用ならない」「日本単独でやる」といった極端な意見はチャイナの思うつぼになると批判している

 「戦後日本史の大河」を眺めてきた「ねこ庭」は、氏のようにアメリカを全面的に肯定していません。敵視してはいませんが、敗戦後の日本を統治したGHQの「日本弱体化計画」を忘れてならないと考えています。
 
 恨みや憎しみのための記憶でなく、明日の日本のため、忘れてはならない事実だからです。GHQが残した数々の悪法を、改廃する仕事は現在の国民の使命です。

  ・中国、ロシア、北朝鮮、ベネズエラといった反米主義国には批判的である。

  ・政治家では自由民主党総裁だった安倍晋三元内閣総理大臣を日本を救った大宰相として高く評価している

  ・平成24年8月、安倍晋三が自民党総裁戦への出馬の意向を伝えたことが報道で明らかとなった時、三宅久之、長谷川三千子、金美齢など保守系の著名人28人が、「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」を発足させた。

  ・上念はグループに加入し、9月2日の総裁選で安倍が当選した。

  ・また自由民主党の和田政宗参議院議員、日本維新の会政調会長の音喜多 駿参議院議員、国民民主党代表の玉木雄一郎衆議院議員といった政治家との対談が多く、自由民主党、日本維新の会、国民民主党の三党に概ね好意的である。

 今もアメリカの「属国」状態にある日本を残念に思っているから、「ねこ庭」はブログを書き続けています。保守を任じる氏は、「憲法改正」と「皇室護持」を言う者を「極右」の範疇に入れているような気配があります。
 
  十人十色なので、「保守」にいろいろな人がいて不思議はないのですが、心の狭さなのか「ねこ庭」は氏に好感が持てなくなりそうです。
 
  ・「極左」や「極右」は対極に見えて、社会をいっぺんに改造したい「設計主義者」であるという点で同じであり、こうした過激主義は明治天皇の「五箇条の御誓文」の精神に象徴される、日本の国体とは相いれないとして拒否している

 最初は何気なく読んでいましたが、再度上記の説明を読み違和感の原因がなんとなく分かりました。

 つまり氏は「憲法改正」と「皇室護持」を述べる人間を、「極右設計主義者」「過激主義者」と見ている節があります。そうなると、「五箇条の御誓文」の精神の「日本国体」に相入れない者として「ねこ庭」は拒否されます。

 だが本当にそうなのでしょうか。「ねこ庭」は「日本国体」に相入れない国民なのでしょうか。安倍元首相を称賛していると述べていますが、安倍氏が掲げてきた「戦後レジームからの脱却」の旗の中身は、「皇室護持」と「憲法改正」だったのではないのでしょうか。

 疑問を抱きながら氏の意見を紹介いたしますが、「戦後日本史の大河」を眺める観点は違っても、石破氏を見る視点が重なるとすれば氏の印象が変わります。楽しい話でなくなりましたが、そこに期待をかけていますので、心の広い保守の方は次回も是非お越しください。

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勢いがない「石破おろし」? - 7 ( 高橋氏の意見 )

2025-03-23 14:45:54 | 徒然の記

  〈 高橋氏の意見 〉

   ・公職選挙法第21条の2はね、政治資金ていうものはやる時は全部政党を通して、そこで全部開示しなさいという話で、何人 (  なんびと  ) も個人でできないという趣旨なんだよね。その「何人も」というところに、石破首相が当たっている訳なんだ。

   ・そうすると官邸の食事会は、政治家以外参加していないんだから、どう考えたってこれは政治活動でしょ。本人は政治活動じゃないって言ってるけど、そんな話が通ったらとんでもないことになるよね。

   ・政治資金規正法が、ザル法になる。政治家が集まって食事してお金配ってもいいってことになったら、意味のない法律になる。

   ・これはかなりやばいと思うんだけど、石破さんは前にもやったことがあるって、平気で言ってるんだものね。過去にやっていたというんなら、誰に配っていたんだと、今度は参議院の予算委員会で野党がいくらでも突っ込めるんだよね。

   ・なんでこんなことを言っているかというと、山ほど質問が出てくるから、参議院の予算審議の時間がどんどん無くなっちゃうんだよね。そうすると予算の年度内成立が危なくなってくる。

   ・高額医療費の問題で予算修正に応じた時、財務省があんなややこしい修正をなんで認めたのか。3月3日に配った商品券の話を、なんで今頃朝日が報道したのか。商品券をもらった一回生議員が、なんで揃って返却したのか。つまり皆んなが、石破さんを見限っているのだと私は思ったね。

   ・ちょっと前だったけど、西田さんをガス抜きだと言った人がいたけど、ああいう人は大きな流れが分かっていないんだ。溜まってるのはガスなんかじゃなくて、マグマだからね。抜けやしないよ。

   ・これで参議院が終わっても、修正したからまた衆議院に戻っちゃう。参議院で修正したんなら、衆議院でも修正しろという話が出てくる可能性がある。

   ・テレビも皆んな10万円の商品券ばかりだから、衆議院行っても審議どころじゃなくてこの話になる。野党が突っ込んで来ても、石破さん個人の話だから誰も助けてくれない。こうなると石破さんは、大変だね。

   ・予算が通らなくなったら、辞めるしかない。辞任と引き換えに通そうという話になるんじゃないの。過去にそうして辞めた総理は、竹下さんと森喜朗さんだった。

   ・まあね、仮に商品券を配った会合が政治活動じゃないと、グレーな判断でOKにされたとしても、前の衆議院選挙の時は、グレーでもない人の公認を取り消したり、比例復活を外したり酷いことをしたでしょ。党内にいてこれを見ている人は、なんだということになるよね。

   ・自分に甘く人に厳しい人間となると、これはもうリーダーになれないよね。本人が辞めないと言っても、難しい話になる。だってそうでしょ。現に犬猿の仲の岸田、麻生、茂木の三人が集まってるでしょ。次を誰にするかって話は、ここで決まるしかない。

   ・三人とも俺が俺がで決まらないとしても、石破さんの目はないよ。参議院と衆議院で石破さんは叩かれて、サンドバッグ状態。誰も助けてくれない。どっちにしても、予算案のあとは政局だと思うよ。

 長い話をかいつまんで紹介しました。高橋氏は笑いながら喋りますが、紹介しているうちに不愉快になりました。笑みを浮かべて喋るのは氏の癖ですが、いつまでたっても馴染めません。

 石破氏に好意を持っていませんが、叩き過ぎる話を聞いていると嫌な気持になってきます。亡くなった市議会議員を亡くなった後も、誹謗中傷する立花氏の醜い姿が重なる気がしてきます。

 学校でのいじめを見ているような気分になり、石破内閣だけの話と思えなくなります。短い動画では難しいのかもしれませんが、石破内閣を誕生させた岸田、菅、麻生、二階と言った長老の責任も語らないと、個人攻撃で終わる気がします。

 ・これからの政局が楽しみですね。

 動画の最後に言っていましたが、この神経が信じられません。「壊れていく自由民主党」の話は同時に「壊れていく反日野党」の話になります。その次は、「壊れていく日本の政界」となるのですから、何も楽しくありません。

 高橋氏は関係する多くの動画で、正論を言います。「ねこ庭」は氏の話に敬意を表しますが、是々非々の立場で意見を紹介しています。

 なぜなら氏の立ち位置は、「ねこ庭」の考える保守の基準を満たしていないからです。氏は「憲法改正」と「皇室護持」を語りませんし、「戦後レジームからの脱却客」も口にしません。

 氏が立っているのは、「自分を追い出した財務省」への怒りではないのか、というのが「ねこ庭」の推測です。氏の意見が正論なのは、日本をダメにする財務省を批判する時で、今も石破氏批判の向こうには財務省の姿が見えます。

 貴重なスペースを使い、氏の意見を息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に紹介しているのは、石破氏を叩く氏に全面的賛同をしているからでありません。

 岸田、麻生、茂木各氏の名前が出ましたが、3氏はどちらかと言えば「財政健全派」の政治家です。省略しましたが、高橋氏が次期総裁候補として名前を挙げているのは、高市氏とコバホーク (  小林鷹之 ) 氏です。

 小林氏は元財務官僚、慎重な高市氏は一度も厳しい財務省批判をしたことがありません。

 つまり「ねこ庭」が伝えたかったのは高橋氏の意見と同時に、依然として存在している「財務省の陰」でした。

 予算案が成立した後、実際の政局がどうなるのか予測はつきませんが、高橋氏の意見は石破内閣辞任説です。

 次回はこのまま居座り続けるのでないかという、常念氏の意見を紹介します。楽しいことは何もありませんので、気になる方だけお越しください。

  〈 上念氏の意見 〉

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勢いがない「石破おろし」? - 6 ( 高橋氏と上念氏の意見 )

2025-03-22 20:12:28 | 徒然の記

  1.  「高橋洋一の研究室 【補足説明】」  チャンネル登録者数 2.56万人

  2.  「上念司チャンネル ニュースの虎側」 チャンネル登録者数 65万人

 結論を先に言いますと高橋氏は石破内閣退陣論で、上念氏は追求がうやむやになるという内閣存続論です。「10万円の商品券配布」という同じ問題を扱いながら、二人の意見は大きく違います。

 ・これだけ国民に不人気な石破氏が、どうして首相の座に座り続けていられるのか。

 この疑問に関する答えとしては、上念氏の方に分があるような気がしています。どちらの結論にしても、日本の政界が崩壊しそうな状況に変わりはありませんが、二人の動画のタイトルは次のようになっています。

 〈 高橋氏の動画のタイトル 〉・・・元財務官僚 経済学者

  「遂に自民党が終わる...石破政権交代へ!」

  「自民党内へ裏金10万円商品券配布、「首相交代が条件...」

  「今まで何度も実施していた..」について話す高橋洋一さん 

 〈 上念氏の動画のタイトル 〉・・ファイトフィットジム・オーナー 経済評論家

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勢いがない「石破おろし」? - 5 ( 中間報告です )

2025-03-21 19:48:24 | 徒然の記

 これだけ国民に不人気な石破氏が、どうして首相の座に座り続けていられるのか。

 この疑問を検討するため、勢いがない「石破おろし」?  のタイトルをつけて検討を始めて5回目になりました。誤解している人がいるのかもしれませんが、「ねこ庭」は石破氏の個人攻撃をするため検討作業を続けているのではありません。

 石破内閣を誕生させた岸田、菅、麻生、二階という自由民主党の長老たちと、風見殿議員諸氏が第一の原因という視点を常に持っています。

 だから検討作業の途中で、次のように述べました。

 ・栄枯盛衰はこの世の常で、「驕れる者は久しからずただ春の夜の夢の如し」です。権勢を驕り私欲に溺れた者に終わりが来ると言うのは、昔からの決まりです。

 ・乱れた世を改めたいと最初は義憤で立ち上がっても、頂点に立つと次第に媚び諂う者に取り巻かれ、私欲と権勢欲の塊になり滅びると言うのが権力者の定めです。今はちょうどその過渡期にあるのではないかと、「ねこ庭」は考えます。

 ・自由民主党も戦後79年を経て、権力と驕りの頂点に来ていると言えるのかもしれません。しかし反日左翼の人々と「ねこ庭」の認識が同じでないのは、次の点にあります。

 ・驕り高ぶった「自由民主党」に、やっと終わりの時が来たと、反日の人々は喜んでいますが事実はそうでありません。

 ・驕り高ぶった「自由民主党」と戦後利得者だった反日左翼勢力双方に、やっと終わりの時が来た。

 ・これが正しい事実認識です。自由民主党をここまで驕り昂らせたのは、反日左翼勢力が仲間だったからです。反対し攻撃する姿勢を見せながら、彼らは自由民主党の利権政治のおこぼれでうるおっていたのです。

 ・日本の反日左翼勢力について「ねこ庭」は何度も述べてきましたが、息子たちのためにもう一度説明しましょう。

 ・日本の反日左翼勢力は、次のように分類できます

   1.  米国の反日左翼勢力に魂を売った日本人たち

   2.  ソ連・中国・北朝鮮の反日左翼勢力に魂を売った日本人たち

 ・息子たちが混乱させられるのは、政治家と学者と言論人とマスコミが二つに分かれていながら、双方に曖昧さが残るという日本固有の事情があるためです。

  「自由民主党への疑問 」       29 回シリーズ

  「壊れていく自由民主党 」      22回シリーズ

  「安倍首相暗殺の原因 」          5回シリーズ

  「メタンハイドレート問題 」      13回シリーズ

  「勢いがない「石破おろし」? 」    5回シリーズ

 タイトルが違っていますが、検討してきた目的は一つでした。

 「戦後日本史の大河」を、自分になりに理解すること

 理解した上で出てくるのは、「戦後レジームからの脱却」が今になってもできない理由はなぜなのか、という疑問に対する答えの一つだろうと考えています。

 レームダックのようになった石破氏を、与野党の議員が政争の具として扱っている・・・これが「ねこ庭」から見える政界の風景です。

 ささやんの動画の紹介を終わり、この際ですから、他の動画も調べて報告しますと言いました。予定していたのは、桜井よし子氏、古舘伊知郎氏、下村博文氏の動画とHitNewsでした。

 しかし石破首相が3月4日に国会内の会食の場で、出席議員に10万円の商品券を配ったという話が、3月13日に分かり、翌日の14日にテレビと新聞が大きく報道しました。

 裏金問題で、安部派の議員の政治生命を奪うような厳しい処罰をしていますから、早速党内外で批判の声が出ました。格好の攻撃材料を得て、野党の国会での追及を勢いづかせました。

 そこで急遽予定を変更し、次回は「10万円の商品券」に絞った下記動画を2件紹介することにしました。

  1.  「高橋洋一の研究室 【補足説明】」  チャンネル登録者数 2.56万人

  2.  「上念司チャンネル ニュースの虎側」 チャンネル登録者数 65万人

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勢いがない「石破おろし」? - 4 ( 杉田水脈氏の意見 )

2025-03-20 14:29:39 | 徒然の記

  〈 さささのささやんの意見 〉

 産経新聞の記事を読み始めました。

  ・石破首相に対しては、高額療養費制度を巡り迷走を続けた後に全面凍結を示したことに、野党だけでなく自民党内でも批判が出ていた。

 読み終えた氏が、意見を述べます。

  ・危機迫る勢いで、あれだけのめり込んでいたかと思えば、急にしおらしく手を引っ込めた。選挙が怖くて腰が引けたというのが事情なのだろうが、いずれにしても格好が悪い。

 産経新聞の記事を読み始めます。

  ・この判断は国会審議でも混乱を生じさせているが、首相の後手後手の対応を巡り、ここまで明確な退陣要求が出たのは初めてだ。この先本格的な石破おろしに発展するかは不透明だが、石破首相への党内での不満のくすぶりが表面化した形だ。

 産経の記事はここで終わっていますが、須田氏のように西田氏が孤立した議員という説明にはなっていません。

 この後もう一つ気になる記事があると言い、日刊スポーツの記事を読み始めました。

 ・今夏、参議院選の比例代表に自民党公認として立候補が決定した、杉田水脈元衆議院議員は、山口県の事務所で記者会見をした際に、同じく旧安部派に所属していた西田議員が、石破首相への退陣論を言及したことへの感想を求められた場面があった。

 ここでもささやんは、和田政宗氏に続く杉田氏に関する貴重な情報をもたらしてくれました。

 ・この件でコメントを求められた杉田氏は、「報道を受けて西田先生が止むに止まれずではあったけれど、そういう発言をされたのではないか。」と私見を述べた一方で、「党内にはどれほど賛同する方がいるのかについては、今私自身が自民党の中にいないので、空気感が分からないのでコメントはしずらい。」と述べた。

 読み終えた氏が、意見を述べます。

 ・なんとも歯切れの悪いコメントだ。公認をもらったタイミングなので、気後れしているところが若干あるのかもしれないが、それより何より自民党内の横の広がりが全然醸成されていないような、準備不足が影響しているのか、このコメントはいまいちピンと来ない。

 日刊スポーツの記事を読み始めました。

 ・西田氏同様自身も望む参院選の情勢については、「厳しい戦いになると思う。今まで衆参の選挙で自民党が勝ってきたところで、去年の衆院選は与党が過半数割れを起こした。」「自民党がそこで再び支持を広げているかと言えば、今の自民党は支持を広げていない。」との認識を口にした。

 読み終えた氏が、意見を述べます。

 ・最もな分析だが、だとしたらそれを元にして、自民党はどうするかというプランを立てて、参院選へのアクションをすでに起こすべきなのに、今の自民党にはその動きが全然見えない。

 ・このままだと、組織票しか取れない、厳しい戦いになる。

 日刊スポーツの記事を読み始めました。

 ・その上で維新の政策で合意した高校授業料無償化と、逆に国民民主が訴えて合意に至らなかった年収103万円の壁の178万円までの引き上げという2つの野党の政策に言及し、今は103万円の壁を178万円まで上げて国民の手取りを増やすこと。

 ・私としては教育無償化ではなく、103万円の壁をしっかりやるべきだと訴えてきた。この気持ちは今も変わらない、と述べた。

 読み終えた氏が、意見を述べます。

 ・僕は杉田氏の意見に同感だ。高校授業料の無償化よりも103万円の壁をなるべく上げて、178万円に行かなかったとしても150万円程度で手を打って、国民民主が目指していた数字の半分くらいを落とし所にしていたら、自民党も少し変わったという世論の空気が出てきたのではないかと思う。

 ・たらればの話なので、実際そうなったかは分からないが、一般論として申し上げれば、世論の空気は自民党に対してメチャクチャ冷たい。

 ・参院選では勝つことよりも、どれだけ負け数が減らせるかに焦点が当たりそうだ。しかし普通、選挙をやる時負け戦 ( いくさ ) を考えるのが本当はおかしいのだ。

 ・だから頭を替えなければということなのだが、例えばコバホークも、石破首相に対して政策が二転三転していたと批判していたが、ピンポイントの発言に過ぎず、大きなうねりの中でその声が出ていたのではない。

 ・このままスーと参院選まで行くのだろうかと、思ったりする。まあ、自民党がそれでいいのなら僕が心配することじゃないのかもしれない。

 腹立ち紛れに突き放したくなる気持が、分かります。増税メガネとあだ名された財務省派の岸田政権から、反日リベラルの石破氏の顔を毎日見るようになって以来、こんな思いの連続です。

 ・ただ先ほど自民党の党員数を調べてみたら、2020 ( 令和2 ) 年時点で113万人いた人数が、2024 ( 令和6 ) 年時点で102万人に落ちていた。たった4年間で11万人も減っている。

 どうでもなれと思っていても、思い切れないため党員数の減少が気にかかる。ささやんだけでなく、しっかりしろ自民党 ! とは、多くの国民の気持ではないでしょうか。

 ・これからはもう、地平線の彼方から双眼鏡で観察するしかありません。

 動画の紹介を終わりますが、確かに、観察するしか手がありません。思い切れないから「ねこ庭」は、しっかりしろ自由民主党 !  と次回も続きが止められません。

 この際ですから、他の動画も調べて報告します。自由民主党を突き離せない方だけ、足をお運びください。

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勢いがない「石破おろし」? - 3 ( さささのささやん )

2025-03-19 20:45:54 | 徒然の記

 【石破おろし始動】西田昌司が口火を切り杉田水脈も続くが・・・

 視聴者登録数21万人の「さささのささやん」の意見を紹介します。

いつも鉄骨剥き出しの倉庫の片隅のような場所に座り、サングラス姿の半身を写し喋っています。今回は背後を全部一枚のカーテンで隠しています。

 カーテンの色は茶色がかったベージュとでも言えば良いのか、いずれにしても粗末な一角に座っています。余計な装飾も費用もかけないと言う、徹底した合理主義、節約主義が貫かれています。毎日のように何年間も、同じスタイルで発信している、プロのユーチューバです。

 「はあーい、今日わ。ささやんでーす。」

 「本日も、ニュースを突っついていきましょー ! 。」

 常にこの言葉で始まり、悪ふざけの軽いお喋りと受け取られがちですが、話の内容は真面目です。様々な情報を調べ検討した上で、複雑な問題を20数分の意見にまとめています。

 ・今日前半のお話は、石破おろしが始まったものの、あまりにも覇気がなくて、どうしたあ自民党の保守議員たちは、このままで大丈夫なのかあと言う話と、後半は前原議員の・・

 と言うことで後半の部分を省略し、前半の話を紹介しようと考えています。氏の言葉のままで続けるとスペースが足りなくなりますので、「ねこ庭」で編集します。無断編集は申し訳ないのですが、同じ保守同士なので黙認してくれるのではないかと独り合点しています。

 ささやんは日刊スポーツの見出しを紹介した後、記事を読み始めました。

 ・自民党の参議院議員西田昌司氏が、12日国会内で行われた党参議院議員総会で、石破茂首相の退陣を求めたことが分かった。

 ・同総会は非公開で行われたが、関係者の話によると、今のままでは参院選が戦えないと言う趣旨の発言をし、石破首相の退陣と「総裁選」の実施で新たなリーダーの選出を求めたと言う。

 読み終えた氏が、意見を述べます。

 ・西田氏の気持は分かり、個人的には応援するが、今の自民党の中にそんな反骨精神を持った議員が果たして何人いるのか。側から見ていると、議員諸氏は今の環境をまんざら悪くないと思っている気がする。

 ・本当のところは分からないが、マジで心配している。

 ささやんは須田氏のように西田氏が浮き上がっていると言わず、むしろ黙り込んでいる他の議員に疑問を呈しています。「ねこ庭」と同じ視点からの話なので、これが保守の意見だと安心させられました。

 記事の続きを読み始めました。

 ・総会終了後西田氏は報道陣の取材に対して、昨年の衆院選で大敗したことを念頭に、国民の審判はもう出ている。石破首相がもう一度参院選の看板になることはあり得ないと指摘し、総裁になるに相応しい人をもう一度選び直す手続きをしてほしいと訴えた。

 読み終えた氏が、意見を述べます。

 ・そう言えば昨年の暮れあたりには、3月の予算が通ったら石破首相に退陣願うと言う意見が、党内の保守派からいっぱい上がっていたと思うが、あの声は一体どこへ行ったのか。

 須田氏の解説だけを読む人には、西田氏が党内で浮き上がった議員となりますが、ささやんの意見では反骨精神のある議員という別の姿になります。

 ・特に和田政宗議員は非常に威勢が良かったのだが、彼のXを今日読んでみたら次のように書いてある。

   「夏の戦いまでに全国47都道府県の、ご支援を頂いている方々、ご推薦を頂いている団体を訪問します。」

   「今日は鹿児島県。先ほど訪問を終わって、熊本へ移動中」

 ・姿勢に高低差がありすぎて、耳がキーンとなりそうだ。

 風見鶏議員の名前が、一人明かされました。保守の信条を貫くより、自分の選挙の当選に力を入れている議員です。 

 記事の続きを読み始めました。

 ・西田氏は2025年度予算案が成立した後に、総裁選を行うべしとの認識を示し、国民の信任を得るためにも総裁の交代をしないといけないというのは、皆が思っていると説明した。

 読み終えた氏が、意見を述べます。

 ・そうかなあ、本当にそうかなあ。昨日の産経新聞にこの総会の模様が、記事化されていた。

 産経新聞の記事を読み始めました。

 ・国民の判断は出ている。このまま何もせず参院選を迎えることはあり得ない。総裁選を行い、新たなリーダーを選び直さなければいけないと西田議員が強調した後、この意見に拍手で応じたのは1名程度で、会場からは苦笑も聞こえた。

 読み終えた氏が、意見を述べます。

 ・つまり、西田議員の方が浮いていると言っても過言ではないでしょう。しかしこれでは、自民党深刻すぎます。

 須田氏と同じように「西田氏が浮いている」と語っても、ささやんの説明に「ねこ庭」は納得します。ささやんは、西田氏を孤立させた自由民主党の他の議員の変節を忘れずに指摘しているからです。

 次回も息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、ささやんの意見を紹介いたします。須田氏の意見には乗り気になりませんが、ささやんの場合は前向きにお誘いしたくなります。

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勢いがない「石破おろし」? - 2 ( 財務省派評論家 須田氏の話 )

2025-03-19 13:59:00 | 徒然の記

 昨日の昼はあんなに穏やかな春日だったのに、夜半から雷、みぞれ、雹が降り始め、今朝起きると牡丹雪でした。

 この地に家を買い、家内と二人で「ねこ庭」を作り出して21年、3月の初雪は初めての経験です。驚かされるような須田氏の話を読んでいると、驚かされるような天候になるのかと驚いています。

 驚いている私の横で、家内も「ねこ庭」を眺めていました。

 「三月じゃなくて、四月に雪が降ったこともあったよ。」

 「寒冷前線が大きく動いてこうなるんだから、最近は何があってもおかしくないのよね。」

 天気予報士みたいなことを言いますが、もしかすると4月にあったのかもしれません。冷静な家内の意見に驚きながら、二階へ戻りパソコンの前に座っています。

 須田氏の解説で天候の変化が生じるなど、あるはずがありません。お陰でブログが冷静に、客観的に続けられます。

  〈 財務省派評論家  須田氏の話  〉

   ・西田氏が総裁候補として高市さんの名前をあげたことについては、2つのポイントがあると思うんですよ。

   ・1つ目はやはり高市さんはね、先の総裁選で第一回目にトップを取ったこと。そういう意味で、自分が動くとまた四万憶測を招いてしまうことを結構自重しているんですよ。本人から伺いましたけれど・・・

   ・そうした中で西田さんが名前を出してしまったということで、どうなんでしょうかね。今連絡をとっているところで、打ち返しが無いんで分かりませんが、若干迷惑がっているんじゃ無いでしょうかね。

 氏と高市氏が、メールでやり取りをする仲だということを語っています。須田氏は自慢なのでしょうが、関係を表に出される口の軽さの方が高市氏には不利になると「ねこ庭」は考えますが、どうなのでしょうか。

   ・2つ目は西田氏の発言は、先ほどの参議院総会でなされたものでは無いということです。その後の記者団のぶら下がりのに中で、述べているんですね。

   ・記者の方から高市さんの名前を出して聞かれ、まあ、そうですねと西田さんが答えている。だから、言わされた感が強いんですね。

 自由民主党の危機を国の危機と捉えている国民がいる時に、高市氏は自重している ? ? ? ?・・・疑問符がいくつも並ぶ危機感のなさです。口の軽い須田氏とやり取りをしている軽率さにも、「ねこ庭」は失望します。

   ・国民民主党が求めていた年収の壁にしてもですね。自由民主党がリードする形で、178万円までバーンと決めたら支持率は上がったと思いますよ。

   ・それを予算の範囲内であれこれしようとするのは、高橋洋一さんが言うようにですね。財務省にがんじがらめにされているからですよ。そこを国民が見抜いているから、「財務省解体デモ」なんてものが起こってくるんです。

   ・デモで何か物事が動くと言うことはないでしょうけれども、あれが国民の最大公約数の声であることを、自民党が認識しないとダメですね。

   ・国民の声が上がっているのに、やはり財務省の顔色を伺っていると言う石破政権の問題点。

   ・やるべきことは色々あるんだけど、中々できない。なぜ出来ないかということに気づいて、それを突破しないと反転攻勢は難しい。

   ・やっぱり官邸にいると国民の声が届かない、気づかない・・これが石破政権の問題点ですよ。

 財務省解体デモの話が、いつの間にか石破内閣と自由民主党の責任に変わります。須田氏の話術も財務省に劣らない大したものと、感心させられます。感心させられますが、西田氏への評価には疑問が残ります。ネットを検索していましたら、こんなタイトルが見つかりました。

 【石破おろし始動】西田昌司が口火を切り杉田水脈も続くが・・・

 視聴者登録数21万人の「さささのささやん」という、保守系のユーチューブ動画です。西田氏の名前に引かされて見ました。須田氏と違った視点から喋っていますので紹介します。

 スペースに余裕がありますが、須田氏とさよならをして、心機一転ささやんの話は次回から始めたくなりました。天気予報を聞くと、アナウンサーが喋っています。

 「今朝の関東地方は、予想外の雪になりましたが。明日からは一転して気温が上がり、春の陽気になります。」

 それならいっそう、区切りをつけたくなります。同じ気持になられた方は、次回の「ねこ庭」へお越しください。

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