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ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

女性皇族の考え「理解を」- 8 ( 竹田氏の意見 )

2024-12-18 18:46:59 | 徒然の記

 ネットで見つけた違う意見とは竹田恒泰氏のもので、次のタイトルに引かされました。

 『天皇弥栄(すめらぎ いやさか)』 第11回 女性宮家創設は「禁じ手」   慶應義塾大学講師 竹田 恒泰
 
  北海道神宮が発信している『天皇弥栄(すめらぎ いやさか)』というシリーズもののコラムを見つけましたが、日付も説明もありませんので竹田氏との繋がりなどがつかめません。

 北海道の神社がなぜ氏のコラムを発信しているのかは、後で調べることとし、先に氏の意見を紹介します。内容は以下の4つに分けて述べられています。

   1. 俄かに浮上した女性宮家創設案
   2. 皇族の減少への対策は必要   
         3. 女性宮家は形を変えた女系天皇論
     4. 女性宮家を可能にする唯一の方法

 竹田氏は皇族なので天皇家に対する言葉遣いが丁寧で、丁寧すぎる違和感もありますが、余計なことを言わず順番に意見を紹介します。

 〈 1.   俄かに浮上した女性宮家創設案 〉

  ・御不例により東大付属病院にご入院中であられた天皇陛下が御退院あそばした翌日の十一月二十五日、

  ・読売新聞は一面トップに「『女性宮家』の創設検討」という見出しを掲げた。

  ・記事によると、宮内庁は皇族女子による「女性宮家」創設の検討を「火急の案件」として野田総理に要請したという。

 野田氏が総理だったのは平成23年ですから、竹田氏のコラムは13年前のものだと言うことが分かりました。話の発端が宮内庁から総理への要請だと言いましても、これほどの重大事となれば、陛下のご意向無しに宮内庁が動けるはずがありません。

 野田氏が真剣になる理由が見えてきます。

  ・その後官邸と宮内庁は、皇族が今後減少する問題を解決する必要性について認識しているものの、「女性宮家創設」という具体的な話は出ていないというが、どこまで具体案が検討されているか、真相は不明である。

  ・この読売新聞のスクープ記事が切っ掛けとなり、メディアで女性宮家創設がしきりに取り上げられるようになり、秋篠宮妃殿下のご懐妊で中断していた、皇室制度の議論が再び蒸し返されることになった。

 GHQは朝日新聞でしたが、宮内庁は読売新聞を優遇しているらしく同社にスクープをさせていました。しかしいくら優遇されているとしても、読売新聞社だけでこの重要問題に他のメディアを同調させる力はないのではないでしょうか。

 議論が再び蒸し返されたとすれば、陛下のご意向があったと考えるのが自然ですが、竹田氏もここまで踏み込むのは避けているように見えます。

 〈 2.   皇族の減少への対策は必要 〉

  ・たしかに、官邸と宮内庁が危惧するように、このままでは将来的に皇族が減少し、皇位の安定的継承に問題が生じる可能性が高い。

  ・現在皇室には天皇陛下の他に、二十二方の皇族がいらっしゃるが、その内女性皇族が十五方であるのに対し、男性皇族は七方と少ない。

  ・皇位を継承できる皇族男子は、陛下の子の世代には皇太子殿下と秋篠宮殿下のお二方、また、孫の世代には秋篠若宮殿下のお一方のみ。

  ・しかも、今後皇族がご誕生になる可能性があるのは、将来秋篠若宮殿下がご結婚あそばした後に限定されるため、今後皇族が増えることは期待できない。

  ・それどころか、二十代の未婚の女性皇族六方は遠くない時期にご結婚あそばされ、皇籍をお離れになるため、

  ・今後皇族は激減することが確実であるばかりか、悠仁親王殿下の御即位により、宮家は一つもなくなることがほぼ確実とみられる。

 〈 3.   女性宮家は形を変えた女系天皇論 〉

  ・しかし、皇族を確保するために、如何なる手段を講じてもよい訳ではない。

  ・女性宮家創設とは、すなわち女性皇族が民間から婿を取ることを意味する。

  ・もしこれが現実のものとなれば、皇室の歴史上、初めて民間出身の男性が皇族の身分を取得することになる。

  ・そして、その子や孫が将来の天皇となった場合、男系継承の原則が崩され、初の女系天皇が誕生することになる。

  ・女性宮家創設というのは一般人の耳に優しく響くだろう。しかし、女系天皇を容認する国民的合意なくして、女性宮家について論じるのは適切ではない。

  ・女系天皇論者は、悠仁親王殿下ご誕生で女系天皇論が進められなくなっていたところ、最近になってこれまでと違った形で攻勢を仕掛けてきたのである。

  ・これは、天皇陛下の御体調を慮る国民の感情を巧みに利用したものであり、女性宮家創設の皮をかぶった女系天皇論にほかならず、「禁じ手」というべきである。

 竹田氏がコラムを書いていたとき、天皇は退位の意思を表明されていませんでしたが、今は当時の皇太子殿下が天皇になられ年号が令和と変わりました。

 当時天皇は国事行為であるのに、内閣に相談されず、ご自身でNHKを通じて健康問題を理由として「退位 ( 譲位 ) 」のご決意を表明されました。安倍内閣の時でしたが、大騒ぎになったことを記憶しています。

 国家の基本を揺るがす国事行為を、なぜ陛下は内閣の助言なしに実行されたのだろうか、憲法遵守と常々述べられていた陛下が、なぜ憲法を無視する行為をされたのだろうかと、「ねこ庭」は過去記事で取り上げ疑問を述べました。

 禁じ手という竹田氏の意見は正論ですが、上皇陛下がNHKを通じて「お言葉」を国民に伝えられる前なので、NHKの報道後なら書けなかったコラムではなかったかと考えます。

  ・これは、天皇陛下の御体調を慮る国民の感情を巧みに利用したものであり、女性宮家創設の皮をかぶった女系天皇論にほかならず、「禁じ手」というべきである。

 上皇陛下自らが禁じ手を使われたことへの批判になりますので、いくら竹田氏でもそんな大胆なことはできないはずです。

 皇室の方々の年齢的な面から考えると、現在皇位継承の男子は悠仁様お一人になっており、男系維持の方策の検討が更に火急のものになっています。

 〈 4.   女性宮家を可能にする唯一の方法 〉

  ・ただし、女性宮家を創設させる方法は一つだけ存在する。それは、女性皇族が女性宮家を創設させられる条件として、婿を旧皇族の男系男子に限定することである。

  ・新しく創設される宮家の当主には、血統が要求されて当然であり、この方法によれば、男系継承の原則は確実に守られる。

  ・「旧皇族は六十年以上民間の垢にまみれてきた」との主張もあるが、それを言うなら、女性宮家創設では、六十年どころか何千年遡っても皇室にたどり着かない男性を皇族に加えることになる。

  ・まして、皇室に入り込んだ男性が、どこかの国のスパイだったら取り返しがつかない。

  ・イギリス国王エドワード八世が、王位を辞してまで結婚したシンプソン夫人は、ナチスドイツのスパイだった教訓を忘れてはいけない。

  ・今般の女性宮家創設を、女系天皇容認の方向ではなく、これを逆手に取るようにして、男系継承を守るための方法論に誘導することができないものだろうか。

 シンプソン夫人については初耳ですが、女系天皇反対の意見は「皇室護持」を願う国民には正論です。しかし大手メディアは、上皇陛下と秋篠宮様のご意志を既に忖度しており、意見が正論であっても取り上げる可能性は無しと言わざるを得ません。

 今回のシリーズの目的は、秋篠宮様の「ご発言」の真意を検討することでしたが、検討の範囲が上皇陛下にまで広がり、次第に歯切れの悪い叙述となっています。

 左系の立場にいる高島キャスター、板倉アナウンサー、河西准教授が明確な意見を述べているのですから、その勇気を「ねこ庭」も見習わなくてなりません。

 次回は勇気を出して、シリーズの検討に区切りがつけられるよう頑張ろうと思います。

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女性皇族の考え「理解を」- 7 ( 朝日新聞の立場 への疑問 )

2024-12-17 22:10:42 | 徒然の記

 「三人の立場の検討」となりますと、一番目に考えつくのは三人が登場している記事を書いている会社です。

 「テレ朝 ニュース」と「サタデーステーション」を調べると、次のようになりました。

  ・「テレ朝 ニュース」   ・・テレビ朝日が配信しているニュースサイト

  ・「サタデーステーション」・・テレビ朝日系列が配信している大型の報道番組

 いずれも、反日左翼メディアの先頭に位置する「朝日新聞」の系列です。

 従って三人の人物は、保守系の立場にいないと推測されます。皇室の崩壊につながる「女性宮家」を否定していないと言うことは、アメリカの「対日方針」への協力にもつながります。

 先日アメリカの「三段階の関与」の過去記事で、GHQが行った「プレスコード」について検討しました。くどいと感じられるかもしれませんが、もう一度復習します。

  ・「プレスコード」とは、連合国軍占領下の日本において、GHQによって行われた新聞などの報道機関を統制するために発せられた規則で、これにより検閲が行われた。

  ・「プレスコード」基づいて、記事などが発禁処分にされた。

  ・占領開始前からの計画に従い、個人的な手紙などにも検閲の手が回った。

  ・この事実は当時の一般大衆には知らされず、出版・報道関係者以外に広く認知されたのは、のちの事である。

  ・検閲は、GHQの情報担当のG-2・ウィロビー少将所管下の民間検閲支隊 ( CCD ) によって実施された。

  ・検閲では、以下の30項目に該当しているか否かが調べられた。

    ⚫︎ 連合国軍総司令官もしくは総司令部に対する批判

    ⚫︎ 極東国際軍事裁判 ( 東京裁判 ) 批判

    ⚫︎ GHQが「日本国憲法」を起草したことの言及と、成立での役割の批判

    ⚫︎ 検閲制度への言及

    ⚫︎ アメリカ合衆国への批判

    ⚫︎ ロシアへの批判

    ⚫︎ 英国への批判

    ⚫︎ 朝鮮人への批判

    ⚫︎ 中国への批判

    ⚫︎ その他の連合国への批判

    ⚫︎ ( 国を特定しなくとも )連合国一般への批判

    ⚫︎ 満州における日本人取り扱いについての批判

    ⚫︎ 連合国の戦前の政策に対する批判

    ⚫︎ 第三次世界大戦への言及

    ⚫︎ 冷戦に関する言及

    ⚫︎ 戦争擁護の宣伝

    ⚫︎ 神国日本の宣伝

    ⚫︎ 軍国主義の宣伝

    ⚫︎ ナショナリズムの宣伝

    ⚫︎ 大東亜共栄圏の宣伝

    ⚫︎ その他の宣伝

    ⚫︎ 戦争犯罪人の正当化および擁護

    ⚫︎ 占領軍兵士と日本女性との交渉

    ⚫︎ 闇市の状況

    ⚫︎ 占領軍軍隊に対する批判

    ⚫︎ 飢餓の誇張

    ⚫︎ 暴力と不穏の行動の煽動

    ⚫︎ 虚偽の報道

    ⚫︎ GHQまたは地方軍政部に対する不適切な言及

    ⚫︎ 解禁されていない報道の公表

 先日の検討で30項目の紹介をしませんでしたが、これでは新聞は、日本の悪口を書くか、占領軍の統治を称賛するか、それ以外は報道できないことになります。敗戦国の惨めさとGHQの絶大な権力を、戦後生まれの息子たちに知って欲しいと願う理由がここにもあります。

 こう述べている「ねこ庭」自身「プレスコード」を検討する以前は、ここまで酷いと知らなかったのですから、若い人たちだけを批判できません。つまり、高島キャスター、板倉アナウンサー、河西准教授が知らなくても、大きな声で責められないと言うことです。

 もう一つ、前回省略していた情報があります。

  ・「プレスコード」を日本のメディアで一番よく守ったのが、朝日新聞だった。

  ・朝日新聞は「プレスコード」の優等生となり、GHQからの信頼が厚かった。

  ・GHQは、一番最初に朝日新聞へ情報を与えるなど、朝日新聞を優遇した。

 朝日新聞は現在でも「プレスコード」の優等生であり、「トロイの木馬」の先頭にいると「ねこ庭」は推測しています。

  「鬼畜米英を攻める、勇ましい皇軍」「銃後を守る、健気な女子挺身隊」

  「欲しがりません、勝つまでは」 「聖戦遂行、一億の民 火の玉 となれ」

 戦前の朝日新聞は、軍の広報機関として戦争を宣伝し、国民を鼓舞していました。それが敗戦と同時に、「プレスコード」の優等生です。朝日新聞の大阪本社の役員が、優等生になった理由を説明していました。

 「戦前は軍に協力しなければ、紙もインクも支給されなかった。」

 「敗戦後は、GHQの言うことを聞かなければ会社は潰された。」

 「戦前も敗戦後も、社員たちの生活を守るために、会社はこうするしかなかった。」

 正直な弁明だと理解せずにおれません。しかし報道機関としての朝日新聞は、社員の生活を守るだけでなく国民の暮らしを守る使命もあるのではないでしょうか。

 朝日新聞は今もこの事実の上に立つ反日メディアだと、「ねこ庭」は推測していますが、訪問された方々はどのように判断されるでしょうか。

 高島キャスター、板倉アナウンサー、河西准教授も、こうした事実を知らないのだろうと思いますが、朝日新聞の立場に立って同じ意見を言う3人を「何か勘違いをしているのではないかと、ねこ庭」は疑問を抱いています。

 次回は、3人とは違う意見を述べている人物を紹介しようと思います。苦労して見つけたのでなく、ネットの検索をしていたら偶然目にした意見です。( ご先祖様の手助け ? なのかもしれません。)

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女性皇族の考え「理解を」- 6 ( 立場の検討 )

2024-12-17 16:27:23 | 徒然の記

 本日は、高島彩キャスター、板倉朋希アナウンサー、河西秀哉准教授についてウィキペディアの情報を紹介します。

 〈 高島 彩 ( あや  ) 氏 〉
 
  フォニックス所属のフリーアナウンサー、元フジテレビアナウンサー。東京都世田谷区出身。夫はゆずの北川悠仁。
 
   生まれ: 東京都 昭和54年2月18日 (年齢 45歳)
   配偶者:北川悠仁 (2011年から)
   学歴    : 成蹊大学
   両親    : 竜崎勝、 高島洋子
   兄弟姉妹: 高島郷
   出演中: 『サタデーステーション』
 
 〈 板倉 朋希 ( ともき  ) 氏 〉
 
  テレビ朝日のアナウンサー
 
   生まれ: 広島県   昭和609月17日 (年齢 39歳)
   学歴    : 学習院大学
   配偶者: あり(2012年 - )
   身長    : 172cm
   テレビ番組:報道ステーション、 選挙ステーション、 ポータルANNニュース&スポーツ
   出演中: 『報道ステーション』; 『サタデーステーション』; 『羽鳥慎一モーニングショー』
 
 こんな情報がいるのだろうかと感じるものもありますが、業界では必要なのだろうと思いそのまま転記しました。

 〈 河西秀哉准教授 〉 昭和52年生まれ ( 47才)

   日本の歴史学者、名古屋大学大学院 人文学研究科 准教授

   愛知県生まれ。平成12年名古屋大学文学部日本史学科卒

   平成20年同大学院文学研究科博士課程後期修了

   「文化平和国家」と「象徴天皇 道徳・国家・マスコミ」で博士(歴史学)

   平成17年京都大学文書館助手、平成19年助教。

   平成23年神戸女子学院文学部総合文化学科専任講師、平成26年准教授。

   平成30年名古屋大学大学院人文学研究科准教授

            日本学術会議   連携委員      2023年10月 - 現在   

            同時代史学会   編集委員      2022年4月 - 現在   

           名古屋歴史科学研究会   研究委員長    2021年5月 - 2022年4月   

 経歴を何のため検討しているのかと言いますと、ここがまた読まれる方によって意見が大きく分かれるところと思いますが、次の理由です。

  ・三人の立場は、保守系なのか、左系なのか。

 皇室問題を検討する場合、立場を知っておくことが重要であるというのが「ねこ庭」の考え方です。GHQが敗戦後の日本を支配し、「日本の再軍備阻止」と「皇室崩壊」を最大の目的としていると知って以来、保守か左系かの立場を確認することが重要になっています。

 2つの課題がアメリカの「対日方針」によって固定化されていることが、国内問題としての解決を難しくしています。アメリカが姿を見せず、代理人の「トロイの木馬」たちを使っていますから、国民に分からないという厄介さがあります。

 意見を述べている三人は戦後生まれで、「ねこ庭」から見ますとみんな息子より若い人たちですから、おそらく「戦後日本史の大河」を知らないのではないかと思います。川西准教授は日本史の学者という肩書きですが、「戦後日本史の大河」を眺めた立場からの意見がありません。

 孤独の作業になりますけれど、次回は三人の立場の検討を続けます。偏見の作業と思われる方はスルーされ、客観的学徒の作業と考える方は次回も足をお運びください。

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女性皇族の考え「理解を」- 5 ( 宮様の「ご発言 」解釈)

2024-12-16 17:41:23 | 徒然の記

 「テレ朝 ニュース」の記事から、3つの検討項目を見つけました。

 1.   高島彩キャスター

  ・秋篠宮さまは会見で、女性皇族が結婚後も皇室に残る案について言及されました。

 2.   板倉朋希アナウンサー

  ・その中間報告では、皇族数の確保のため女性皇族が結婚後も皇室に残る案について、『おおむね共通認識が得られた』としていますが、いまだに結論は出ていません。

 3.   名古屋大学の河西准教授  :

   ・今回秋篠宮さまは、「皇室の制度にかかわる発言は控える」とした上で、かなり踏み込んだ発言をされた。

  ・皇族も人生設計に大変困るということで、もどかしさがあるのではないのでしょうか。

 高島キャスターが、「宮様は女性皇族が結婚後も皇室に残る案について述べられている」と説明しています。つまり宮様の真意は、「 女性皇族 ( 女性宮家 )」案であると示唆しています。

 板倉アナウンサーの説明は高島キャスターに合わせる形で、衆参両院の議長と各党代表者らの協議で、皇族数の確保のため女性皇族が結婚後も皇室に残る案について、『おおむね共通認識が得られた』と言い、まだ結論は出ていませんと説明を続けています。

 二人の説明を読む読者は、どのような印象を受けるのでしょうか。ここが重要なポイントになりますが、「ねこ庭」は次のような印象を受けました。

  ・宮様は女性宮家を望んでおられ、国会での与野党協議でもその方向で話が進んでいるようだ。

 「ねこ庭」は、注意深く曖昧な宮様の「ご発言」を「女性皇族」の意向と解釈した高島キャスターの大胆さに驚かされました。彼女の説明が明確であるため、続く板倉氏の説明が「女性皇族」案優勢というふうに読めてしまいます。

 さらに重要なポイントが、川西准教授の説明にもあります。前回氏は未成年皇族の方の公務のパターンを、3つ説明していました。

  1.  のパターン  ・・・佳子内親王

   国内の大学に通いつつ、公務をやっていく

  2. のパターン  ・・・愛子内親王 

   国内の学校に通いつつも、学業に専念して公務は卒業後に行う

  3. のパターン   ・・・悠仁親王  ?

   外国に行くとなると、国内の公務は難しくなりますので、帰ってきた後に(公務をされる)というパターンになるのかな

 3パターンの説明をした後、氏が述べるのが次の推測です。

  ・もし悠仁様が外国の大学へ進学されるとなれば、悠仁様に期待されている公務が残っている方々に回るだろう。その上、愛子様も佳子様も結婚適齢期になられており、このまま身分が決まらないのであれば、公務の実行がおぼつかなくなる。

  ・皇室の制度については言わないが、女性皇族の立場をハッキリさせないと結婚など、自分たちの人生設計ができなくなる。

 川西准教授もここまで明確に説明していませんが、「ねこ庭」の推測で氏の「推測」を考えますと、下記言葉の辻褄が合います。

 3.   名古屋大学の河西准教授  :

   ・今回秋篠宮さまは、「皇室の制度にかかわる発言は控える」とした上で、かなり踏み込んだ発言をされた。

  ・皇族も人生設計に大変困るということで、もどかしさがあるのではないのでしょうか。

 つまり氏の意見は、宮様の「ご発言」を引用しながら、一日も早く「女性皇族 ( 女性宮家 ) 」を決めないと間に合わなくなる、ということになります。 

 ここまで読むと、河西准教授、高島キャスタ、板倉アナウンサー3人の意見が「女性皇族 ( 女性宮家 ) 」で一致したという解釈になると思いますが、他の方々はどう考えられるでしょうか。

 さて次の推測が、「アメリカによる三段階の関与」と同じく、「ねこ庭」独特の作業になります。多数の方々が肯定されないであろう、「孤独の作業」です。偏見でなく、学徒の客観的作業と自分では考えています。

 宮様の言葉を大胆に解釈した3人は、どういう人物なのだろうか。

 浮かんだ疑問が、これでした。特別な検討をするのでなく、いつものようにウィキペディアに助けを求めます。准教授の川西氏はあるとしても、ANNのキャスターとアナウンサーの情報があるだろうかと心配しましたが、さすがはウィキペディアです。

 次回は3人の情報を、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に紹介いたします。 

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女性皇族の考え「理解を」- 4 ( 「テレ朝 ニュース」の記事 )

2024-12-16 13:33:52 | 徒然の記

 「テレ朝 ニュース」の記事を、紹介しながら検討します。まず書き出しの部分です。

  ・59歳の誕生日を迎えられた秋篠宮さま。誕生日に際し会見で、今年18歳の成年となった悠仁さまや、佳子さまへの思いを述べられました。

 ( ) 内に「サタデーステーション」の11月30日OA記事であると註書きし、文章は宮様へ敬語を使っています。

 日付が前後したり、新しいタイトルや人物が出てきたりで、記事の組み立てがよく理解できませんのでそのまま紹介します。

 ■成年皇族となった悠仁さまへの思い

 秋篠宮さま(11月30日公開)

 「親の立場で見ると、本当についこの前までチャイルドシートに乗っていた子供が、もう成年なのかと思うと、実に時の流れが速いということを実感いたします。」

 「今恐らく最も忙しい時期ですね。高校3年生の秋ですから、多くの高校3年生と同じように毎日を忙しく過ごしています。進路については、これはもちろん話し合うことはあります。」

  ・話し合いをしていることを明かされた『進路』の問題。どのような進路を選ばれるのでしょうか。

 ■悠仁さまの進路と公務 どうなる?

  ・幼い頃から自然と親しみ、秋篠宮さまと共に昆虫採集などをされてきた悠仁さま。現在では昆虫や自然環境などに興味を持ち、課題や研究に取り組まれているといいます。

  ・大学ではこうした『自然誌』分野を学びたいと、希望されているといいます。今週行われた別の会見で秋篠宮さまは、ご自身の経験もふまえこうも述べられました。

 秋篠宮さま(11月25日)

 「長男には、海外で学ぶ機会を得てほしいと思っています。」

 「今暮らしている所と違う場所、また違う文化の所に行って、そこから日本を見つめ直すこともできましょうし、また、その機会を使って、いろいろな所を回って、見聞を広めるという意味でも大事だと思います。」

  ・学習院大学を卒業後、およそ2年間イギリスのオックスフォード大学大学院へ留学された秋篠宮さま。天皇陛下も同じく学習院大学を卒業後、オックスフォードへ留学されています。

  ・皇室に詳しい河西准教授は、今後複数の選択肢が考えられるといいます。

 名古屋大学 河西秀哉准教授

 「秋篠宮さまとか天皇陛下も含めて、お姉さんたちは大学に通いながらも公務を担っていたので、1つは(国内の)大学に通いつつ、公務をやっていくというパターン」

 「国内の学校に通いつつも、学業に専念して公務は卒業後に行う。これは愛子内親王のパターンですよね、そのパターンが2つあると思います」

 「もし(大学から)外国に行くとなると、国内の公務っていうのは難しくなりますので、帰ってきた後に(公務をされる)というパターンになるのかなと」

 ■皇族減少で女性皇族の扱いは…『皇族は生身の人間』

 ・悠仁さまの進路とあわせてみえてくるのが、『公務の担い手不足』の問題です。

 秋篠宮さま(11月30日公開)

 「成年後、実際にはもうちょっと後が多いと思いますけれども、いろいろなところから声が掛かることが予想されます。」

 名古屋大学 河西秀哉准教授

 「悠仁親王は久しぶりの男性皇族の成人になるわけですね、新しい感性のもとに、前の世代とは違った役割を担っていくってことが期待されるんじゃないか」

 ・こうした中、女性皇族が結婚後も皇室に残る案が検討されています。

 ・佳子さまにも関わることに、秋篠宮さまは、制度への言及は控えるとした上で、『該当する皇族は生身の人間なわけで、宮内庁の然(しか)るべき人たちは、

 ・その人たちがどういう考えを持っているかということを知っておく必要があるのでは』と述べられました。

 ■“皇族数確保策”の議論 5月から国会で協議も…

 高島彩キャスター

 ・秋篠宮さまは会見で、女性皇族が結婚後も皇室に残る案について言及されました。どんな議論が進んでいるのでしょうか。

 板倉朋希アナウンサー

 ・現在、成年皇族は16人いらっしゃいますが、皇位継承資格のある男系男子は、常陸宮さま、秋篠宮さま、そして悠仁さまの3人です。

 ・“安定的な皇位継承の在り方”について、今年5月に衆参両院の議長、そして各党の代表者らが協議を行い、

 ・その中間報告では、皇族数の確保のため女性皇族が結婚後も皇室に残る案について、『おおむね共通認識が得られた』としていますが、いまだに結論は出ていません。

 ・名古屋大学の河西准教授は、今回秋篠宮さまの発言について、「皇室の制度にかかわる発言は控えるとした上で、かなり踏み込んだ発言をされた。

 ・皇族も人生設計に大変困るということで、もどかしさがあるのでは」という見解を示しています。

 高島彩キャスター

 ・今後も議論がどのように進んでいくのか、私たちもしっかりと目を向けていかなければいけません。そして12月1日は、愛子さまが23歳の誕生日を迎えられます。

 以上で紹介を終わりますが、同じ「宮様のご発言」を扱っても、記事の内容がこんなに違うのかと驚かされます。各社の記事を読み比べると、「報道の自由」というより「報道の放縦」でないかという気もしてきます。

 「ねこ庭」のように時間に余裕のある者でない限り、各社の記事の読み比べはできません。1社の記事を読むのが普通ですから、これで正しく事実の把握ができるのでしょうか。

 記事の紹介を先にしましたので、次回から検討作業に入ります。

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女性皇族の考え「理解を」- 3 ( NHK  NWES WEBの記事 )

2024-12-15 17:40:17 | 徒然の記

 日本はやはり、立派な国です。中国やロシアや北朝鮮のように反対意見を抹殺せず、国民の自由な選択に任せています。

 言論弾圧をしないわが国を、私たちはもっと誇りに思うべきだという気もします。突然何をいうかと首を傾げる方もいると思いますが、私の求めている記事がネットの中で見つかったからです。

 

 ・秋篠宮様の「皇族は生身の人間」発言で宮内庁長官「反省」

 果たしてこの記事で宮様の真意が分かるのか・・見つけたばかりなので、転記しながら読みます。 

  ・安定的な皇位継承のあり方に関する国会での議論をめぐり、秋篠宮さまが記者会見で「皇族は生身の人間」と述べ、

  ・宮内庁は影響を受ける皇族の考えを理解する必要があると指摘されたことを受けて、宮内庁の西村泰彦長官は、12日の定例記者会見で

  ・「まさにそのとおりで、十分お話を伺う機会はなかったと反省している」と述べました。

  ・衆参両院の議長は、ことし9月、各党から意見聴取を行った結果、女性皇族が結婚後も皇室に残る案についておおむね共通認識が得られたなどとする中間報告をまとめました。

  ・秋篠宮さまは先月の記者会見で、こうした議論をする際に当事者の意見を聴取する機会が必要と考えるか尋ねられ、

  ・「該当する皇族は生身の人間」としたうえで、影響を受ける皇族方を生活や仕事の面でサポートする宮内庁の幹部は、

  ・「その人たちがどういう考えを持っているかということを理解して、若しくは知っておく必要があるのではないかと思っております」と述べられました。

  ・これについて宮内庁の西村長官は12日の定例記者会見で「殿下のおっしゃったことはまさにそのとおりで、宮内庁の職員として心しておかなければいけないことだと思う。

  ・十分お話を伺う機会はなかったと反省している」としたうえで、今後は率先してそうした機会を持つよう努力したいという考えを示しました。

 そしてこの記事を読んで、宮様の真意が少しでも理解できるようになったのか ?  残念ながらNOです。

 ・宮様の言われたことが、具体的にどのようにその通りなのか。

 ・宮内庁は、今後どのような点に注意しなければならないのか。

 肝心のことが何も報道されていません。「ねこ庭」に言わせてもらえば、皇位継承検討有識者会議より前に政府がすることは、「戦後日本史の大河」の検討です。

 敗戦直後の混乱の中で、焦土となった日本に対し連合国軍総司令部、つまりGHQが何をしたのかを検討すれば答えは自ずと出てきます。

 彼らが本国で事前に検討していた「日本弱体化計画」の内容が、今では明らかになっています。何度も述べるのが虚しい気持になりますが、GHQは次の重要法案を軍事力を背景に有無を言わせず作り替えさせました。

 〈 連合国軍 ( GHQ ) による日本弱体化政策 〉  

     ・ 1947 ( 昭和22 ) 年1月6日   「( 改正 ) 皇室典範」の公布
  
  ・ 同年  ( 昭和22 ) 年5月3日    「日本国憲法」の施行
 
  ・ 同年  ( 昭和22 ) 年5月3日    「皇室経済法」の施行
 
  ・ 同年  ( 昭和22 ) 年4月1日     「財政法」の施行
 
  ・ 1948 ( 昭和23 ) 年7月29日     「政治資金規正法」の施行

 茶色表示の皇室関連重要法が、日本国内の反日左翼学者とマスコミの協力で作られたという経緯を、保守党の政治家なら知らない人物はいません。

 戦勝国は敗戦国の法律を改廃してはならないというのが、「ハーグ条約」です。連合国軍は日本と同様に「二ユールンベルク裁判」で、ドイツの指導者を裁判にかけましたが、同国の法律には手をつけていません。

 であるとするなら、国の独立を回復するには、日本をアメリカの属国に作り替えた法律を元に戻すことが最優先になります。様々な事情があったとしても、自由民主党の政治家はアメリカに魂を売り渡した「トロイの木馬」たちを恐れずに、上記重要法の改正に力を尽くすべきでした。

 なぜ戦後79年が、そのまま経過したのか。それは保守自民党の政治家たちが、「草莽崛起」活動をしなかったからです。自分の利益を考えず、国民に事実を伝える地道な努力を怠ったからです。

 日本弱体化のためGHQが作らせた法律を元に戻しておけば、「皇位継承検討有識者会議」など最初から要らなかったのです。

  「オールドメディアは社会的使命を放棄してしまっている。」

 西田氏のこの言葉は、自由民主党の政治家にも言えるのではないでしようか。

  「自由民主党の議員は、社会的使命を放棄してしまっている。」

  GHQの監視を潜り抜け、「皇室護持」の意味を込めて「誇りある日本の歴史と伝統を守る」と「立党宣言」に書き込んだ先人の苦労を忘れなければ、宮様のご発言もそもそも生じなかったのです。

 国を愛する国民の願いが「戦後レジームからの脱却」つまり、「アメリカの属国からの脱却」にあったから、安倍政権への安定多数があったのです。あるいはネットの動画で事実を国民に語りかける西田氏や青山氏が、多数の国民から支持を受けている理由です。

 安倍首相が暗殺されても、西田氏と青山氏は「戦後レジームからの脱却」の旗を降ろさない数少ない政治家です。岸田、菅、麻生各氏との違いがここにあるのではないでしょうか。

 宮様の真意が理解できないとなると、次に検討するのは、千葉日報の3倍ほど詳しかった「サタデーステーション」の記事になります。

 行ったり来たり忙しいのですが、日本は多様な意見を認める素晴らしい国と、誇りを失わず次回へ進みます。気持ちを同じくされる方は、おつき合いください。

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女性皇族の考え「理解を」( 秋篠宮様 59才の誕生日会見 )

2024-12-14 17:49:35 | 徒然の記

          1.  11月28日 「企業団体献金」「立維共  禁止法を提出」

    2.  11月30日 「秋篠宮様  59歳」「女性皇族の考え「理解を」」

 上記 1. の検討に一区切りをつけ、本日から 2. の項目の検討に入ります。タイトルにあるように宮様の「ご発言」を扱うことになりますので、気をつけながら作業を進めようと思います。

 宮様のご発言の記事を見たのは、11月30日の千葉日報新聞と12月6日の「サタデーステーション」のネット記事でした。「サタデーステーション」の方が3倍ほど詳しかったので、今日その記事を探したが見つかりませんでした。

 しかしそっくり同じ記事が、「テレ朝 ニュース」にあり、( 11月30日OA「サタデーステーション」)と注記されています。訳がわからないままあれこれ検索していましたら、不思議な事実を発見しました。

 「宮様ご発言」の扱いが全国紙・地方紙、デジタル版など、新聞社によって微妙に違っています。どうしてこういうことになるのかを検討する前に、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に状況を紹介します。

 テレビと新聞を全部調べると大変な作業なので、ごく一部にしましたが、それでも興味深い景色が見えます。

  NHK NEWS WEB   「宮様ご発言」全文公開

  読売新聞オンライン  「宮様ご発言」全文公開

  ANN news CH     「宮様ご発言」全動画公開・・( 朝日新聞系列 )

  産経ニュース     「宮様ご発言」動画を上中下分割して全公開

  日経ニュース     「宮様ご発言」冒頭部分のみの記事 残りは有料

  千葉日報新聞     「宮様ご発言」冒頭部分のみの記事 ( 共同通信社配信  )

  サタデーステーション  冒頭部分のみ記事だが、千葉日報より詳しい  ( ANN news配信  )

  Yahoo ニュース       冒頭部分のみの記事 

  47 NEW S             冒頭部分のみの記事 ( 共同通信社配信  )

  沖縄タイムズ       冒頭部分のみの記事 ( 共同通信社配信  )

  東京新聞          冒頭部分のみの記事 

  高知新聞          冒頭部分のみの記事 

 「宮様ご発言」を公開せず全文を有料にしている新聞が多いので、社名を一覧にします。

  京都新聞  佐賀新聞   北海道新聞   北國新聞   山陰中央新聞デジタル

  下野新聞  WEb  東奥  福井新聞D刊  日本海新聞  山梨日日新聞デジタル

  新潟日報デジタル  四国新聞 WEb 朝刊

 全文を有料化している地方紙の意図は、どこにあるのでしょうか。今後はネットが主流になることを見越して、大事な記事は無料で読ませないと意思表示をしているのでしょうか。

 もう一つの特徴は、大手マスコミが通常の手段では「宮様ご発言」の一部を報道し、全文についてはネットで公開しているところです。ここまでマスコミの姿勢が分かれ、しかも一致しているのが気になります。

 皇室関係の報道に特別な配慮をして慎重になっているのか、それとも別の思惑があるのか。西田昌治氏の大手マスコミ批判を聞いたばかりなので、彼らの意図が知りたくなります。

 12月6日の「ねこ庭」で、次のように述べました。

  ・秋篠宮様が言われている「女性皇族」とは何であるのか・・・「女性宮家」と関連があるのだとすれば、何を望まれてのご発言なのか。

  ・もし「女性皇族」と言うお言葉が「女性宮家」と同じ意味であるとしたら、宮様は無意識のうちに「アメリカの対日方針」に添ったことをなされようとしていることになります。

    ・日本には、再び軍を持たせない。

    ・時間をかけて、皇室を日本から無くす。

  ・この2点がアメリカの政権内にいる「反日勢力」の最大の目的です。GHQは協力組織としての「トロイの木馬」を日本に残し、彼らを通じて日本の監視を続けています。

  ・自由民主党の「立党宣言」が臥薪嘗胆の中で推敲され、どんな思いで「自主憲法の制定」と言う言葉を入れたか、「日本の誇るべき歴史と伝統をまもる」という文言に皇室護持の意を滲ませたのか、ご先祖のご苦労を前回まで「ねこ庭」は検討して参りました。

  ・宮様の「ご発言」が日米関係に直結するのではないのかと、心配になりました。そうなると1. 番目より、2. 番目の記事の方が深刻であるのは間違いなさそうです。

 10月31日の千葉日報は、国連の女性差別撤廃員会が日本に対して、「選択的夫婦別姓」と「皇室典範」の改正を勧告してきたという記事を掲載していました。

 アメリカの「三段階の関与」については「ねこ庭」だけの意見で、西田氏も青山氏も言及しません。杞憂であって欲しいと願いながら、「孤独の検討作業」をせずにおれない意理由がここにあります。

 野党のご意見にしっかり耳を傾けながら国会運営をして参りますと、国会では石破首相が野田氏の意見に歩み寄っています。

 「選択的夫婦別姓に、首相が今国会で前向きな結論を出すと語った。」

 こんなニュースがネットで伝えられますと、杞憂とばかりは言っておれなくなります。宮様の言われる「女性皇族」が「女性宮家」を意味しているのなら、石破首相の「選択的夫婦別姓」発言と共に、皇室の崩壊に繋がります。

 立憲民主党とか野田氏の反日意見というレベルの話でなく、アメリカの反日勢力が狙っている「日本弱体化計画」そのものになります。こうなると本当に、「敵は本能寺にあり」です。アメリカの「三段階の関与」など妄想に過ぎないと無視されても、「ねこ庭」は意に介しません。

 宮様のご発言が「ねこ庭」の杞憂であることを願いつつ、「孤独の検討作業」を開始します。とっかかりとして、次回は千葉日報の記事を全文転記しようと思います。

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「企業団体献金禁止法」 - 12 ( オールドメディアの役目放棄 )

2024-12-13 20:38:19 | 徒然の記

 11月13日の「西田昌司ビデオレター」の続きです。日本共産党について語っています。

  ・もう一つ言いますと、共産党も企業団体献金禁止を言っていますが、共産党はそもそも党の機関紙である「赤旗」を発行して、その収益でやっている党です。

  ・「赤旗」発行は党の事業活動ですから、その機関紙を誰に、どれだけ売っているのかについては報告義務がありません。

  ・ということは、誰にどれだけ売っているのか分からないままという訳です。私が知っているだけでも、共産党が経営している企業が幾つかありますが、それらの企業から赤旗を買ってもらっていても、その中身を報告する義務はない訳です。

  ・外国人に売っていようが、誰に売っていようが全くわからない、まさに不透明名極まりないんですけれど、その件については世間の俎上に上がりませんね。理由はマスコミが、そういうことをちゃんと報じないからですね。

  ・この点についても私は昨日の記者会見で申しましたが、全く報じませんでした。いったい大手マスコミはどういうつもりなのかということです。

  ・共産党は「赤旗」の販売という、一見献金を受けていないように見えるけれども、結局新聞は誰に売られているのか分からない、そういう仕組みでお金を集めているんですよ。

  ・一方自民党はどうかと言いますと、特定の団体や企業、あるいは宗教団体からでなく、まさに国民政党として多くの方々からご寄付を頂き、パーティー券を買っていただいたりして広くお金を集めている訳です。

  ・これについて、お金を集めるのは良いけれど、それを誰からもらったかを全部明らかにしろという意見を言う人もいます。

  ・これも昨日新聞社の方に言いました。あなた方マスコミはいろんな方に取材して、情報を取るためにお金もかかって、経費をかけてやっていると思います。

  ・しかしどなたから情報をもらったとか、どういう経費がかかったかについては一切明らかにしませんよね。なぜそうしているのかと言いますと、情報源を秘匿しておかないと正しい情報が得られなくなるからしているんですね。

  ・しかし会社の中では、誰からどんな形で情報を得たか、いくらお金がかかったかを、事細かく書類で出して経理処理しているはずですよ。書類は内部できちんと監査されて、お金が正当な支出なのか、個人の懐に入れていないかがチェックされる仕組みになっているはずです。

  ・そしてそれは外部には一切出ません。正しい情報を得て、マスコミの使命を果たすためにはそうすることが大切だからです。

  ・同じことが政治の世界でも言えましてね。誰から貰ったかを1円以上明らかにするということ、一見正しそうに見えますけれど、それは政治に参加する国民の権利を奪うことになるという訳なんです。

  ・なぜかと言いますと、例えば西田に寄付をしたいと思っている人がいるとして、この人の名前と金額が公表されるとしたら、それなら西田への寄付は止めようということになる場合があるからです。

  ・自分がやましいことをしているのではなくて、西田を応援していることを世間に知られたくないという、思想・信条の自由の問題になるからです。

  ・誰にいくら寄付した、どの党を応援しているかを世間に知られると、自分の商売や事業に支障を来たすことも当然ありますよね。そういうことも含めて、自分の思想・信条を公開しなくて良いという国民の権利が、憲法で保障されているのです。

  ・名前と金額を全てオープンにするということは、政治に参加する国民の権利を奪うことにつながります。

  ・政治と金の問題を言う時には、これらのバランスをどう言う形にすれば良いかを検討することが重要なんです。そういうことを私は昨日の会議で述べて参りました。

  ・しかしこう言うことを記者会見で公表しても、誰も書きませんね。彼らが書いていたのは、

   「西田昌司が、党の中では誰も政治資金を公開しろと言う人はいませんでしたよと、言っている。」と言う記事で、

  ・西田昌司は非常に政治改革に後ろ向きである、と言う印象を与えているものでした。

  ・まさに、これがマスコミのやり方なんですね。こう言うやり方で報道を続けていけば、国民には何が問題なのか全く見えてきません。ですから私がいつも言っていますように、「オールドメディアは社会的使命を放棄してしまっている。」のですね。

  ・そのために私はインターネットを利用して、国民の皆様に直接情報を提供させて頂いています。インターネットの情報が全て正しいとは言いませんけれど、私は少なくとも自分の思想信条に基づいて、マスコミの情報では分からない真実を伝える努力を続けたいと思っております。

 共産党の説明かと思っていましたが、最後まで読みますと、半分以上が大手マスコミの批判でした。自分の経験をもとにした意見なので、マスコミの姿勢が読者によく伝わります。

 「ねこ庭」の読者の方の紹介で、今年の夏に初めて西田氏の動画を知りましたが、その時の印象は共鳴よりも違和感の方が大でした。しかし動画を何度も見ているうちに、保守政治家としての氏に引かされるようになりました。今では氏の意見に賛成するばかりでなく、「草莽崛起」の運動に参加させてもらいたいと思うようになっています。

 「戦後日本史の大河」を眺め、「ねこ庭」は三度にわたる「アメリカの関与 ( 弱体化計画 )」を重視していますが、もちろん氏はそんな意見を知りません。「草莽崛起」の運動という点で一致していると、勝手に考えて喜んでいる「ねこ庭」です。

 喜べているところで、今回のシリーズを終わらせていただきます。

 覚えておられる方はいないと思いますが、当シリーズを始めたのは12月6日の〈「学びの庭」で二つの課題 〉のブログで、次のように書いたのがキッカケでした。

  学徒の心を強くとらえた見出しが、2件ありました。

     1.  11月28日 「企業団体献金」「立維共  禁止法を提出」

     2.  11月30日 「秋篠宮様  59歳」「女性皇族の考え「理解を」」

 つまり上記 1. 項目の検討作業が終わり、次回からは 2. 項目に入るということになります。タイトルが変更しますが、変わらないお付き合いを期待致します。

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「企業団体献金禁止法」 - 11 ( 西田氏の「草莽崛起」活動 )

2024-12-13 13:03:19 | 徒然の記

 11月13日の「西田昌司ビデオレター」の続きです。「政治資金問題」を3つに分けて考えると氏が言っているのは、つぎの3項目です。

  1.  安倍総裁が中止を指示した還付金を復活させた幹部の責任

     2.  還付金について各人に事情説明の機会を与える「政倫審」の開催

  3.  還付金の処理方法・・残金を一旦党へ戻し、国庫へ返納するなど

 この3点を事前に十分整理・検討した上で、「政倫審」に出席しない者がいるとしたら、その時に処罰をすれば良い。それをしないで議員の処罰をしたことが混乱を招いただけでなく、国民の不信を生じさせた原因と言うのが氏の意見です。

 還付金が振り込まれたことも知らずに、そのまま使わずに残している議員もいた、「政倫審」へ出席の意思を示しても、派閥の幹部から必要なしと言われた議員がいたなどという話があります。

 おそらく氏は、こうした事情を知った上で意見を述べているのだろうと推察しますが、最も重要視しているのが 1. の派閥幹部の責任でないかと思われます。

 派閥の幹部という言葉が領袖を含んでいるのか、そこは分かりませんが、幹部の責任を明確にすれば領袖の責任に連動します。責任を最も曖昧にしていたのが、当時の岸田首相でしたから、もしかすると氏はそこを狙っているのでしょうか。

 党内追求がここで終わり、次に政治献金の説明になります。

  ・一方で立憲民主党などが、企業団体献金の禁止などと盛んに言っているようなんですけれども、全くのパフォーマンスだということを改めて申し上げました。

  ・ここをぜひ、国民の皆様方にも知って頂きたいのです。

  ・企業団体献金の禁止と立憲民主党が声高に叫んでいますが、では一体、彼らはどういう方法で政治資金を集めているのか。

  ・企業からも団体、つまり労働組合からもお金をもらわないで、どうやって政治活動をしているのかと言いますとですね。それはちゃんと、抜け道を作っている訳です。

  ・これはですね。小沢一郎さんがかって民主党の代表だった時にですね。様々な方法で、色んな方からお金を集めてですね。その集めたお金で不動産を買いまくっていた。

 政界引退を囁かれているとは言え、小沢氏は立憲民主党内で大きな存在で、野党連合による政権奪還論を今も捨てていません。野党連合に乗り気でなかった泉氏を代表から下ろし、野党連合に前向きな野田氏に変えたのが小沢氏と言われています。

 西田氏が小沢氏の名前を出すのは、立憲民主党と国民民主党が元は「民主党」という一つの政党だったからだと思います。現在小沢氏は立憲民主党に在籍していますが、政界再編の旗手として大活躍した人物であることを知らない人はいません。

 氏の過去を語ることは、そのまま立憲民主党の現在を語ることになります。

  ・この問題を私が追及したんですけれども、今回の問題とも共通するんです。小沢一郎さんが民主党の代表だった時、民主党はもともと労働組合が中心でやってきましたからね。

  ・小沢氏は、彼らがどうやってお金を集めているのかということを研究し尽くして、いい方法を考え出したんです。

  ・つまり、企業や団体から直接お金をもらわなくてもですね。企業や団体が「政治団体」を作って、その「政治団体」から寄付を受け取ることは全く禁止事項になっていないんですよ。

  ・具体的に言えば、労働組合が集めている組合費が月々千円だとすれば、そのうちの100円を労働組合が作っている「政治団体」に寄付金として処理をする訳です。

  ・そうして集まったお金は、組合員が何万、何十万人といる労働組合は莫大な金額になります。そのお金を支援する政党の「政治団体」、あるいは支援する議員の「政治団体」に寄付をすれば、これは全く制限なしにできることになるんですよ。

 ここで自分の勘違いが、分かりました。労働組合と政治家の後援会がそのまま「政治団体」になるのでなく、別途関連する「政治団体」を作って届ければ良いのだということでした。

 テレビや新聞の報道では、こうした肝心のところが説明されませんので、西田氏の動画は学徒の無知を補ってくれます。

  ・そして小沢一郎さんはそれにプラスしてですね。企業からも献金をもらうため、企業に「政治団体」を作らせたんです。

  ・事件化されましたが、西松建設という会社でしたね。たぶん会社の幹部以上の方々だと思うんですが、給料を会社から多めに払って、多めの分をそのまま西松建設が作った「政治団体」に寄付をさせた訳です。

  ・もちろんこれは、違法ではありません。違法ではありませんが、これは完全に脱法的な話ですよね。

  ・小沢さんと立憲民主党は今、政治献金禁止だ、これが政治改革だと声高に叫んでいますけれども、実は初めから抜け道を作っているんですよ。自分たちはこういう企業団体献金のシステムを作っていながら、自民党に対しては企業団体献金はけしからんという世論を作ろうとしているんですよね。

  ・そこで私が申し上げたいことは、企業団体献金禁止というのは一見正しそうに見えるけれど、これは全く詭弁であるということです。

  ・このところを、私は記者会見で話した訳です。ところがこれだけ丁寧に話しても、マスコミは全く書きませんでしたね。けしからんと思いますよ。

  ・大手マスコミというのは、自分に都合の良いところだけを切り取って報道しているということ。そして国民が全体の真実を知らないまま、間違った判断、間違った世論を作っていく。

 左翼系野党がしている「企業・団体」からの資金集めの説明は、役に立ちました。国会で野党の不毛な議論につき合うより、自民党の議員諸氏は自分の持っている動画やネットの手段で、西田氏や青山氏のように直接国民に伝えれば良いのではないでしょうか。

 これが、現代の「草莽崛起 ( そうもうくっき )」活動なのもしれません。「西田昌司ビデオレター」の登録者数は18.5万人で、「ねこ庭」はわずか89人の方々ですが、氏に賛同する国民の一人として参加しようと思わされます。

 先ほどテレビで参議院予算委員会の国会中継を見ましたが、立憲民主党の杉尾秀哉議員が「企業献金問題」で総理や大臣を追及していました。相変わらずの攻撃と批判の言い放しですから、これでは立憲民主党が国民に見放されるはずと納得しました。大袈裟なパフォーマンスをしなくても、西田氏のように丁寧に説明をすれば国民には伝わります。

 立憲民主党の詭弁が明らかになりましたので、ここで終わっても良いのですが動画が残っていますから、「草莽崛起」の活動への参加を続けようと思います。

 次回は、氏が共産党について説明しています。ご参加ください。

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「企業団体献金禁止法」 - 10 ( 「西田昌司ビデオレター」 )

2024-12-12 14:38:03 | 徒然の記

 今日紹介するのは、11月13日の「西田昌司ビデオレター」です。「ねこ庭」の疑問に答える動画で、タイトルは次のようになっています。

 「大手マスコミが報道しない真実 企業団体献金の禁止に騙されるな ! 」

  「政治改革本部で私が発言したこと」「堕落したオールドメディア」

 21分41秒の動画を文字起こしし、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に紹介いたします。すでに1ヶ月前の動画ですから、もしかすると気がつかなかったのは「ねこ庭」だけだったのかもしれません。

 〈 国民民主党・玉木代表の講演会での発言 〉

 ・企業団体献金禁止対象から、政治団体を除外しているのは、抜け穴を残しているもので何の意味もない。

 12月7日の「ねこ庭」で玉木氏の発言を紹介しましたが、氏の発言の本意が西田氏の説明で明確にされます。国民民主党が労働組合から献金を受けている事実を明らかにし、立憲民主党や他の野党を批判している意見だったということです。

 事実を知れば、なるほど国民民主党は立憲民主党の仲間になれませんし、野田氏の自由民主党への攻撃も迫力がなくなります。お陰で11月29日の毎日新聞のトピック記事の、有料部分の内容も推測できました。

 西田氏の動画が拡散されるのをみて、慌ててトピックニュースにしたのかもしれません。そうでなければ反日の同社が、立憲民主党の不利になる記事をネットで配信する理由が見当たりません。新聞記事で扱わずネットで配信し、肝心の説明を有料にするところからは同社らしい姑息さが伝わってきます。

 以下、西田氏の動画の文字起こしです。

 ・昨日朝から自民党本部で「政治改革本部」の総会がありまして、石破総裁も出席されて、いわゆる政治と金の問題、これをどう言うふうにして、二度とああいう事件が起こらないようにするかということも含めた議論があったわけです。

 ・会議が終わった後で、入り口のところで何時ものようにマスコミの質問、いわゆるぶら下がりの記者会見がありまして、その時の話が記事になったりしますけれど、

 ・相変わらず大手マスコミの記事というものは、切り取りだけで、私がその取材で話した大事なことは、何も報道していないんですよ。

 ・だから今日は私が何を発言したかについて、話をさせていただきます。

 ・岸田総裁の時にも言ったことですが、要するに裏金問題や使途不明金が出てくる一番の原因は、「政治資金収支報告書」が複式簿記を前提としないで作られているところなんですよ。

 ・個人経営の方でも、企業の経理担当者の方でも、青色申告するときはこの方式ですね。だからこれは、常識の話なんですよ。

 複式簿記の採用というのは、西田議員の持論ですからよく知っています。経理関係者には常識かもしれませんが、素人には案外ややこしいので、誰もが簡単に理解できません。

 ・資産の増減、これが複式簿記によって整合性の取れた取引として記帳されていきますから、脱漏ということが仕組みとしてできなくなっています。

 なるほど、経理業務を知らない記者たちが記事にしないはずです。経理だけでなく、経済の仕組みにも弱い記者が多いのですから、彼らは財務省の単純な詭弁さえ見抜けません。

 ・だから経理担当をしている秘書や職員に、しっかり教えなければなりません。もちろん私は税理士ですから、私の事務所の秘書は会計事務所の研修を受けた人間にしています。

 ・政治資金の脱漏や裏金は、仕組み的にできないんです。ですから複式簿記を「政治資金収支報告書」の前提として義務付けるべきだと、私は言っているんです。

 ・その次に私は、「裏金」「還付金問題」は、3つに分けて考えなければならないと考えています。

 ・その 1. は、安倍さんが還付金のことを知り、止めるべきと指示をされた訳ですね。ところが安倍さんが銃殺されて亡くなってしまった。

 ・その後の派閥の幹部会議で、還付金を復活させることが決まった訳ですね。

 ・これについては事務を担当していた事務局長が起訴され、有罪判決を受けている。検察で事務局長は次のように証言しています。

  「自分が決めたのでなく、派閥の方々の了解を得て、派閥の方々の指示でやった。」

 ・その方は誰かと言えば、「私の口からは申し述べることができません。」と言っているんですけれども、間違いなく何人かの方が関与しているはずですよ。ところがその関与した人間が、私は知らないと言い張っている訳ですよ。

 ・しかしここはまさに派閥の幹部の方々の責任ですから、この責任は一際大きなものであるということ。ですからここは党としてもう一度しっかり聞き取りをして、真偽を明確にすべきなんだと、私は岸田総裁に何度も申し上げてきたんですね。

 ・還付金については個々の議員により様々なケースがありますので、まずはそういう方々に「政倫審」に出席頂いて、説明と弁明の機会を与えるべきです。処罰はそれをしてからのことですと、岸田総裁とは何度も直接お話をいたしました。

 ・しかし石破総裁の時はそれができないまま、いきなり「公認しない」とか処罰を決めそれが混乱を招いてしまいました。

 還付金をもらった議員が「政倫審」に出て、説明責任を果たすべきというのも、西田氏の持論です。厳しい意見と思いますが、正論ではないでしょうか。

 若い頃「国会の爆弾男」と言われ、野党を容赦なく追求した氏が、同じ姿勢で党に向かっています。自由民主党を中から変えるため勇気のある発言をしているのは、青山繁晴氏だけでなく、西田氏もその一人でした。

 企業献金の話はまだ出てきませんが、西田氏と青山氏の動画は、まさに「草莽崛起」の議員活動です。「ねこ庭」も仲間の端っこに加えてもらえたらと願いつつ、次回も続きを紹介いたします。

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