嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

shiftのコーティング経過観察

2017-09-09 08:58:15 | 

画像はB子さん近影。

走行距離4万半ばを超えてゼッコーチョー。毎日の酷使にもめげず、調子が変わらない、のではなく調子を上げてゆくあたりがすごい!

クルマのボディは大まかにいって新らしいほど大切にされます。

買った直後ほど大事にされて、ビカビカ。必要もないのに、引っ張り出しては洗いまくったキヲク、誰にでもございますって(自嘲ぎみ)。が、3、4年が過ぎる頃から忘れがちになって(爆)、5年もすると次のモデルが気になる、というのが世の常ではないでしょうか。

私は、そんな煩悩とは無縁に生きておりますから(本当かい)B子さんをねぎらう意味で、つい2ヶ月ほど前にshiftのコーティングを奢ったのですが、経過を報告してみましょう。

shiftは東京のコーティング屋。

施工ももちろん請け負うのですが、基本コースで10万円オーバー。どちらかといえばDIYを推奨しているお店です。オリジナルの液剤から、洗車ツールまでを独自の理論に基づいて開発しておいて、それらをセット販売。

方法については動画サイトで詳細に解説しながら、おもに価格帯で購買層を選定して一定の結果を出す(出させる)、というわけです。

極端に高価なわけでもないが、それでも興味のない層には高額すぎてひびかない。プロ施工とのバッティングも起きちゃう価格レベル。じつにこの設定が絶妙でして、飛び込むユーザーはまあ大抵が洗車マニヤである、ということになってしまうあたりがキモです。

つまりユーザー側にも一定のレベルが保たれるわけ。練りに練った、高品質プロダクトを腕ジマンのマニヤさんに使わせるのですから、評判は自ずと高いものになります。ここがブランディングというやつでしょうか。

シャンプーからはじまって、洗い用のツール、さらには拭き上げ用の布までトータルに決められているので、じつは失敗しようがないのですが、それなりに時間もかかるし、シロートには環境によって結構ハードルが高い作業かもな、という印象です。

セット販売されているメインのコーティング剤はこれ。B子さんクラスの中型のボディ1回の施工で、だいたいビン半分使いますから、重ね塗りを行う場合には1台で使い切りです。

仕上がりは漆塗りに近い絶妙な光沢。膜厚感というのでしょうか、クリアー層をひとつ塗り重ねたような厚みのある仕上がりがステップさえ踏んでおけば、確実に得られます。

と、ここまでは市販のガラスコーティングと変わらないのですが、

画像の、メンテナンス剤がshiftの真骨頂。

主コーティングは短くても1年にいちど施しておけば十分なはずで、それの維持に使うのがメンテナンス剤です。これを洗車するたびに使っているうちに、ボディ表面に明らかな変化が現れます。

ギョーカイで言うところの防汚性能というやつですが、とにかく水はじきがすごくて、汚れがつきにくい。

高速道路でワイパー最速の雨の中を走っている時に、300m程度の短めのトンネルに突入すると、抜ける頃にはボディが完全乾燥している、とそれくらいのスピードで撥水いたします。

B子さんの塗装はお世辞にも上物とは言えない代物ですけれど、まあ伝統(爆)。ビートルなんですからね。初代からそうだった。それがポルシェ並みの仕上がりになります(爆)。というか、そのように見えます。梨地というのでしょうか、そいつが埋まって、周辺の風景の写り込みが細密になるのです。

洗車好きな方でしたらお分かりでしょうが、クリアーの表面のキメが細かくなったかのような仕上がり。 

とめておくと、よくキレーにしてますね。といわれて歯がゆいのですが、キレーにしているのではなく、汚れないように処理した結果です。

というわけで、shiftおすすめ。ですが、このような状態にまで持ってゆくのに時間がかかるのが難点といやあ難点でしょうか。

最近のヒットはこれ(爆)。携帯型の洗車用圧力ポンプっす。駐車場に水道栓がない場合に強い味方になるわけですが、私の場合には水栓までほんの30mほどを移動させる手間を嫌ってついアマゾンで買ってしまいますた。なんと1500円(のけぞる)。

30mを洗車のためだけに移動する、ってのがネックなんすよ。ちまちまエンジンをかけたくない、というね。

容量5リットルで、手動で圧力をかけるごくシンプルなものですが、洗車には十分な性能を持っていると思います。冬場には特に重宝と思われます。

 ところで画像はB子さんのボディの特徴がよくわかるショット。なんと、リアシート直上にルーフの最高点がきています。ううむ、今まで気がつきませんですた。

リリース当初は、VWのデザイン基調は水平ラインで、かのデシルヴァ様監修のもと、全モデルにそいつが落とし込まれていたわけですが、6年経ってリリースされたマイナーチェンジモデルではサイドはともかく、細部がビミョーにいじられて水平基調が破綻しています。

ううむ、どうしちゃったんだろう?シンプルを旨とする、という初代リリース当時の御大のコメントには納得していたのですがいったいコレわなに?頑張りすぎの○f-impみたい、と(爆)。

販売のテコ入れ、ってのは理解できるのですが、元祖ビートルの頃のモデルイヤーごとの進化、のようなドイツ車らしさも今は昔というものでせうか。

 


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