嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

BRUTUS最新号でロンドン特集!

2015-03-08 18:10:42 | 今日の逸品

コンビニに寄って、トイレを借りましたら、出たところに並んでいたので、思わず買ってしまいますた。もう、戻ってきちゃったのに、すでに遅いかっ、とも思いましたが、どっこい私の中ではすでに次のロンドン詣でへの思いウズウズ(爆)。この手の最新情報は、とりあえず入手しておかないときっと後悔いたします。

なんといってもJohn Lobb Londonで、私の注文が処理されている、というだけでもオッケーなのです(ばか)。顧客リストに名前がある関係で、このところ頻繁にメールのやり取りをしているのですが、非常に親切。この関係は維持しておきたいものでございます。

BRUTUSの内容は、まあアレです。

現地のひと、というよりも現地のニッポン人におもに取材しておいたうえで、取材班が出向き、写真撮りながらウラをとっただけなのがありありで、アサハカなのは致し方ない。でも、文字通り「浅く薄く」網羅するのが雑誌の役割でもありますしねえ。それでもロンドン初心者の私には次の旅で、というテーマのもと、ふうんこんなのもあるのかい、といって、興味津々。断片的な情報でも、いざ行く、となればおおいに使える。そのときが待ち遠しいことでございます。

BRUTUS流に、レストランのシェフの系譜がどうの、フィッシュアンドチップス、ブルワリーパブの名店はここだ~、などと書き立ててみたところで、現地に赴けば、それどころではなくなります。探さなくても、飛び込んでくる。そんな勢いです。フィッシュアンドチップスのお店だなんて、それこそ100mに一軒はあるし、みんな同様に美味しいのです。そもそも不味いお店なんてとっくに淘汰されてしまっているわけで、そりゃあパブなんかですと冷凍物を揚げてお出しする、パターンもありでしょうが、それすら決して不味くはない。

大阪に、お味がイマイチのお好み焼きやがあったとして、はたしてなんにち営業できるというのか、というのを考えてみればわかります。

ブルワリーパブも、こだわってみたところで、ぬるいエール自慢だったりするので、そもそもがニッポン人の口にはどうかなあ、というのが私の印象。

まあね、せっかくなので、選び抜いた場所へ赴く、というのももちろん素敵なのですが、あまりにも軒数が多いので、いちいち探す気が起きなくなる、というのが現実かも。

紹介されているホテルが6万円台(一泊一室)より、ってのもすごくて、どうしようか、と。まあね、安ホテルなんか紹介してみても誌面飾れないのはよくわかります(爆)。エリアごとの性格とここまでの歴史を簡潔にまとめた記事があったのですが、これは秀逸!戻ってから読み返している関係で、そうか、どうりで、と頷ける点が多く、いろいろと勉強になりますた。

そもそもがものすごい密度で各ジャンルの名店がひしめいているのがロンドンですから、ガイドブック頼みで赴く場合には、逆にいちいち探すヨロコビがあって良いのかも、という印象です。スマホ握りしめて、GPS頼みで街歩き、というのも現代の旅の楽しみであると言って言えなくはない。宝探しの要領ですね。

それにしてもレートがもうひとつなので、BRUTUS流にロンドンを楽しむ、となればものすごい額の予算が必要。ざっと北米に赴くのの1.8倍程度か。ロンドンを一口かじる、程度でも覚悟が必要ですのう(とほひめ)。


加齢なる遠足 松之山温泉 再訪

2015-03-08 17:46:18 | 加齢なる遠足(爆)

ロンドンから戻ってからこちら、なかなかに忙しく、いわゆる「ツケが回った」状態だったのですが(苦笑)、なにたいしたことはございません。

時差に悩むか、と期待したのですが、どうということもなく経過してしまいました。

今日はひさびさに濃い温泉につかってやるか、というので新潟県の豪雪エリアに位置する、松之山温泉を目指してまいりました。

一度行っただけでは、なかなかその本当の良さがわからず、2度3度と繰り返すうちに理解できてくる、というのはよくあることですが、ここもそう。塩分が思い切り濃い関係で、温まりまくるのは初回から体感できるのですが、えもいわれぬ温泉アロマがもたらす癒し効果は、それこそじわじわ効いてくる。

片道2時間かけていっても、効果ありありなのでむしろ近く感じてしまいます。

非常にまばらな酷道を、地元の車に先導されながら、こんな雪景色の中をほとんど高速道路並みのペースで流しておりますと、なかなかに旅心をシゲキされてしまいます。

あまりの道路環境の違いに、遠くまで来たなあ、と感じ入るわけです。が、じっっさいにはそれほどでもない。10時に出発しても、お昼前には温泉に浸かっていられるし、そのまま戻って、自宅で遅めのお昼、というのも十分に可能。ううむ、これもまたよきかな。