嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

放蕩うどん

2004-10-18 19:48:26 | 食・レシピ
DSC0255R20沿線やR141を通り過ぎながら「○作」のカンバンを見てフン、と思った方は多いだろう(´・ω・`)。ありがちな古民家風のつくり。ウェイトレスさんはモンペ履きだ(爆)
ギャルがやってるとただのコスプレであるが、ここんちはホンチャンのババ…、あ、失礼、ごきんぢょのパアトさんが履いてるので迫力さえ醸す(爆)。こちとらやまなすよりももっとイナカのナガノからきてるので別に驚かん(爆)メニウをみれば都合5種類の放蕩が記載されておるが、ニクだのナンだのと選んでみても始まらないので、一番下にあるかぼちゃを選択する。が、待て…お値段4ケタである。かっ、カボチャのうどんごときに4ケタとは…うう、そっか、ここやまなすでは放蕩はやはりゼータクな食い物なのだ。…放蕩ってくらいだし(違
そもそもこちらはトカイの観光客向けのお店なのだ。そんなところでまっとうなものを期待してはいけない。わたすがうかつであった(´・ω・`)

さぞかしゴーカなのがくるのかと楽しみに待つ…届いてみれば…フツーである(爆死)。鉄鍋に入っているのがウリらしいが…週末ならばオーダしてから30分は待たされる。うなぎ屋並みである(爆)。観光バスが駐車場に3台ほどはいってる時点でひき返せば良さそうなモノを、なんで入っちゃったんだろう…と考えてみてもあとのまつり。2度と来るかと怨恨を抱きつつお店をあとにしたかたは多いであろう。んま、これもショーバイ。トカイにないものを提供して「それなり」に満足していただく。ニッポンの「観光」のレベルを見る思いがする。

西麻布のイタリヤンで食すパスタは高い、ま、ありゃ地代と人件費である。それなりに納得はする、んが、R141ロードサイドのこの店はどうだ?

んま、未体験の方は一度お試し、「あれ」とはいえんな(´・ω・`)


鶏の燻製

2004-10-18 19:04:14 | 食・レシピ
DSC0254例によってちうか鍋にご登場頂く。スモークサーモンのときと基本はいっしょである。スモークサーモンは中身なまで仕上げるが、こいつは逆にアミで油おとしながら7割くらいまで火を入れたところで画像のようにスモークをかける。この方法はいってみればオーブンの発想なので、仕上げの火通しをかねるわけだ。今夜はワンピイスごとに刻んでしまったが、モモ一枚丸ごと、ってのもご馳走めいてよい。下味は塩のみでもよいが、ちょいと凝る場合には塩ふったあとにハチミツをぬる、などというゼータクもまたよい。合わせるワインは…mouton
さ~ん、お願いします(´・ω・`)


紅玉

2004-10-18 08:24:37 | ニュース
DSC0253りんごらしいりんごである。酸味もあれば甘味もある。ちかごろは甘いばっかりの「ふじ」が高値で出回るが、なんだかりんごらしくない気がするのは私だけだろうか。くだもの全体に甘味至上主義がはびこっているが、なんだか物足りん!毎年11月の半ば頃になると立科のりんごの一大産地の集果所に出向いては選外品と呼ばれるサブスタンダードを買いあさってくるのだが、あのあたりは100%がふじである。ご多聞に漏れず甘味至上主義であるから、ミツべっとり、果肉イエローの極上品である。たしかにおいしいが、どこかパイナップルにちかずいちゃってるぞ(爆)

画像は今の時期にだけある紅玉。酸味がすがすがしくて、アップルパイなんかには絶品である。今夜はこれを刻んでくるみとあえてレモンのドレッシングで供するサラダ。これまた秋の前菜っすね。さらに鶏のももとむねを軽くソテエしたのにスモークをかけ、焼き茄子と一緒にコンソメあんかけにしたひと品(最近の定番か)。〆はキノコタプーリの放蕩うどん(爆)!

鶏肉のスモークはのちほど実況中継いたします。それではみなさん、よい一日を!