日本ではほとんど日本に紹介のない、イタリアの新型コロナウイルス対策の現場である。
北部を中心に感染が急速に広がっているイタリアは、新型コロナウイルスによる死者が13日に時点で、1,200人を超え極めて深刻な状況にある。感染者・死者の数は中国に次いで飛び抜けて多い。長安からローマにという現代のシルクロード、一帯一路のつながりが強く交流が深まったためといわれている。
イタリア国内の感染症対策はWHO(世界保健機関)顧問、マッシモ・チコッツィによれば、「感染しても無症状の人が多く、ウイルスの動きを捉えられないまま、感染が広がっている」と述べている。
イタリアの病院数は日本の半数であるが、医師の数は日本の倍といわれているが、検査は戸外で行われ重傷者も小屋のようなところを改良されて押し込まれ、まるで野戦病院のようである。
日本が世界各国から、アメリカからさえも理解されていない、軽症者の検査をしない建前を通し実施しない理由は何処からも理解されていない。