そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

金正恩は大陸間弾道弾を発射し、一般国民は木造船で大海を漂う

2017-11-30 | 朝鮮半島

なぜか安倍晋三が、モリ・カケ問題で追い込まれると北朝鮮がミサイルを発射する。国会では安倍晋三が嘘と付きとおして、もうこれで終わりだという事である。なんとまあ、こんな嘘と不条理が平然と国権の最高機関でまかり通るのであるから、民主国家とはとても言えたもんではない。会検査員の指摘は無視し、今後はちゃんとやると言っているだけである。
安倍晋三はヒール国家と制裁ばかりを唱えるが、北朝鮮に文句が言えたものではない。その北朝鮮は、ミサイル製造に躍起になっている。おかげで外貨も食い物も底をついてしまった。北朝鮮の近海の漁労権を中国に売ったおかげで、漁民は近海しか行けない小さな木造船で、日本の排他的水域の大和堆まで出かけなくてはならなくなった。
昨年京都で8人の死体を乗せた木造船が漂着したのを皮切りに、今月秋田で生存する8人を乗せた木造船や、北海道には10人の生存者を乗せ漂流する木造船が曳航されている。
その他船の一部とみられる木片や、北朝鮮からと思われる漂流物が数多く沿岸や洋上で見つかっている。エンジンも古くスクリューもプラスチック製の小さなものである。船の本体は木でできていて周辺は竹で細工されている。いくつかは日本に流れ着いたに過ぎないだろう。どれほどの船が母港に帰れなかったか解らない。
今年は例年にない飢饉で食べるものがない。海に出て魚を採って来いというのである。金正恩が直接漁業を激励している。日本に漂着した漁民は長く日本に滞留すると、帰国してからスパイ扱いされる。家族がいるだろうからそれでも帰国を希望している。いずれにしても彼らは必至である。
その一方で、今回発射された火星15号は大気圏外に遥か彼方の4500キロ上空の到達している。これで角度を変えれば、アメリカほぼ全土を射程距離にすることができるようになった。移動式の発射台もかつてない大きさであり、未明に発射するという隠密行動も可能であることも証明した。
そんな余裕があれば、国民の胃腑を満たすことを考えるのが政治のはずである。北朝鮮をここまで頑なにさせたのは、独裁国家となった彼らにも問題はあろうが、周辺国家がひたすら挑発し続けたことも大きな要因である。
北朝鮮が挑発し続けることで、アメリカの軍事予算は600億ドルも追加予算を組んだ。日本の防衛予算は初めて5兆円を超えた。誰が挑発しているのか、誰が儲かるのか。寒空の大海に貧相な船で漁を強制される国民は哀れである。
北朝鮮の最大の問題は、国民から食糧と情報を奪っている政権である。

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「昭恵はん何で逮捕されへんのやろ?」籠池夫人の声が聞こえる、森友学園土地売却の異常さ

2017-11-29 | 森友・加計問題
与党の質問お時間が増えて、危機と喜んでいるのは安倍晋三であろう。何しろ、「インタビューしている」ようだ、と共産党に指摘さても仕方ないお褒めの言葉を並べ、次期の人事を売り込むさまは異様としか言いようがない。
そこでいよいよ(以前から判っていたことであるが)、森友学園へに国有地売却の際立つ異様さが白日の下に曝されるようになった。
〇2012~16年度の間、財務省が全体で公共髄契約1194件のうち定期借地としたのは、森友だけ
〇2013~16年度の間、公共随意契約で売却したのは927件のうち非公開にしたには、森友だけ
〇2013~16年度の間、1214件のうち分割払いをしたのは、森友だけ
〇過去瑕疵担保責任を免除したのは、森友だけ
〇交渉記録が残されていないのは、森友と他に複数あると麻生は言い逃れた。

現在の理財局長太田充氏は、過去のやり取りの音声データーを認めてこなかったのを翻してこれは認めた。佐川宣寿前理財局長は音声データーの事実もも認めなかったが、少しは進歩したかと思いきや全く違った。「金額のやり取りはしたが、売却額のやり取りではなかった」と答えた。
まるで、漫才かコントのようなやり取りである。土地を売却するという交渉の場でするお金の話が、売却交渉でなくて何だというのであろうか。詭弁もここまでくれば、恥ずかしくなる。

現職総理の名を冠した安倍晋三記念小学校で名誉園長が夫人の安倍昭恵と言う、新設学校への土地売却であるから、このような異例づくめのことが起きているのである。役員は誰もがひれ伏し忖度する。それを国に知らしめる役割ををしたのが、その後ご褒美でイタリア大使館に栄転した谷と言う女性官僚である。土地を買い受けた側の人間は、別件の補助金横領で収監されたままである。
国家が異常な負債を抱える日本である。国有財産を安易に売却した人間が、一般社会でノホホンと生きる伸びている様は国家としての歪の象徴でもある。「昭恵はん何で逮捕されへんのやろ」
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小理屈を並べて、金をせがんで再稼働認めてやると福井県知事

2017-11-28 | 原発と再生可能エネルギー

福井県おおい町の関西電力大飯原発3、4号機について、福井県西川一誠知事は昨日(27日)再稼働に同意した。
西川知事は「原発を再稼働させる国の方針を受け、地元として安全対策は必要だが、地域に役立ち日本にとって意味のあること」と、同意した理由を説明し、使用済み核燃料の中間貯蔵施設の県外立地に関しては「使用済み核燃料の県外立地に対する(関電の)態度などを、総合的に判断した」と述べた。
これを受けて、関西電力は12月上旬にも燃料の装荷を始め、3号機は2018年1月中旬、4号機は3月にも再稼働することになりそうである。さらに、電気料金の値下げをしますというパフォーマンスを同時に示し、再稼働反対の意見を抑え込もうという算段であろう。
あんなにも恐ろしい事故を起こしたのを受けて、地元住民は不安でないはずがない。過疎化が進み高齢化も深刻な地方にとって、お金をくれるのならと、原発容認に動くのである。実際非難に対するマニアルは不完全で、京都や滋賀の同意などお構いなしである。北朝鮮が真っ先に狙う施設が日本にあるとすれば、間違いなく福井の原発群である。誰も触れることがない。
中間貯蔵施設を県外にと言う話も、結論を引き延ばしただけでなんら具体性がない。嫌われ施設をどのみち田舎で探すことになる。票とすると国は、廃村になる地区が生まれるのを待っているのか。
中間という言葉もいい加減である。最終までの中間とは5万年ほどであろうか。誰も政治家などはそんなところまで考えない。票が欲しいだけで、国民のことなど考えてもいない。原発も核兵器も地上から抹殺すべきである。人類は誤った科学の発展から入手した”核”を手放すべきである。

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「沖縄の視線」が報道写真のグランプリに

2017-11-27 | 沖縄問題

東京写真記者協会(新聞、通信、放送など33社加盟)は、今年の優れた報道写真に贈る各賞を発表し、東京新聞の「沖縄の視線」が協会賞グランプリを受賞した。沖縄慰霊の日の「沖縄全戦没者追悼式」で、翁長雄志知事をはじめとする沖縄の人々が、安倍晋三を見つめる視線が一斉に注がれたものである。映像が言葉を越えると言われるが、どんな饒舌な言葉をも越えてしまっている。
辺野古に巨大な新基地を作り続ける、安倍晋三を沖縄の人たちはどのように安倍晋三を受け止めているかが良く解る。
寝っ地上では削除が続いているとのことであるが、あえてここに出した。

そしてもう一つが下の写真である。今月沖縄で起きた米軍兵士の泥酔による交通事故で日本人を死亡させた事件で、翁長知事に謝罪に訪れたた時のものである。頭を下げている男は、オスプレイが墜落した時も、人家を避けので感謝しろと言った人物である。ヘリコプターが墜落した時にも、居直った人物である。
今度は当分酒は飲まさないと言っている。地位協定が今回は適用されるかどうかは解らないが、アメリカが見事に日本人を見下している、属国であるから許されるという感覚が鮮明にあることが解る事件である。建前上頭を下げ、翁長知事の武然たる姿勢を評価したい。

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アニマルウエルフェア認証農家のお披露目会

2017-11-26 | アニマルウエルフェアー

上記の絵をクリックしてみてください。昨年立ち上げた、アニマルウェルフェア畜産協会が6農場と4事業所を認定しました。
これらの農場と事業者をお披露目会を開催します。
12月8日(金)午後3時~6時30分まで
場所は KTPガーデンシティ札幌駅前 札幌市中央区北2条西2-19 
参加費3,000円(正会員は半額)

動物をストレスかけることのない飼養管理をし、健康な家畜を飼育し、健全な畜産物を消費者に供給したいという思いで、アニマルウェルフェア畜産協会を立ち上げ、これからも多くの協力農家を広めたいと思います。
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「昭恵はん何で逮捕されへんのやろ?」籠池夫人の声が正しい森友学園問題

2017-11-24 | 森友・加計問題
元森友学園園長夫婦が収監されて3カ月になるが、保釈申請がまたもや却下された。保釈却下の理由は、「罪障隠滅及び常習的に詐欺行為を長年に渡って続けてきている。保釈すればまた同じことをする。もしくは重罰を恐れて逃亡する可能性がある。」と言うものである。(籠池佳茂氏のFacebookより)学園は長女に譲っているので同じことはできない。逃亡しても、あれほどメディアに出ていたおしゃべり人物である。どこ行ってもすぐばれる。濃いキャラクターの籠池夫婦が、逃げると本気で思っているなら裁判所は世間知らずのあほである。
それよりこの文章にぴったりの人物がいる。安倍昭恵である。罪の隠ぺいに旦那は使うわ、自分も選挙やいろんなイベントに無神経に奔走する。再度同じことはいっぱいやっている。放射能に感謝しましょうとか、無神経に今年はいろんなことがりましたなどと、ノーテンキな発言を繰り返す。逃亡の危険性こそないだろうが、安倍昭恵こそ収監されるべきである。

会計検査委員が、森友学園への国有地売却に8億円も値引きした根拠は不明と決めつけた。それではどの程度でよかったかとする検証は、書類がことごとく残っていないので不明とのことである。この指摘を受けて、菅官房長官は、「適切に対応してゆく」と答えた。麻生財務大臣は、「今後は例外がないように気を付ける。これについて見直しはしない」と答えている。要するに会計検査院の指摘は無視するというのである。石井国交大臣は、「適切な見積もりであった。ギリギリの対応であった。政治的な対応であった。」何度もお茶を飲みながら、しどろもどろの意味不明の言語を発している。

この学園は、「安倍晋三記念学院」と銘打たれ、安倍昭恵が名誉園長として開学の声を発していた。そこら辺りの木っ端役員なら、黙っていても総理の威光にたじろぐのは当然である。私人であるはずの昭恵夫人付きの政府職員の谷査恵子氏は、首相夫人の意向を率直にあちこちに知らしめていた。
尋常なお役人なら、誰でもが身をすくめるに違いない。安倍晋三の首相としての威光と、安倍昭恵の売名欲の意向をかなり正しく周辺にまき散らした、谷査恵子はことがバレると外務省に出向し、目出度くイタリア大使館にご栄転と相成っている。
会計検査院の調査によれば、ゴミがなかろうかと50カ所ほどを掘っている。ゴミが出てきたのは、28カ所だけである。ゴミの出たところだけを評価し、ゴミの量を推定している。ゴミも産業廃棄物としているが、単なる生活ゴミであることも解っている。近畿財務局は、ハナから8億円引きの計算しかしていないのである。
だから検討した書類などないのである。あったら困るからないことになるのである。こんなお役人しかいないのか。誇りもないもない。
この値引きを主導し決定した近畿財務局長の佐川宣寿であるが、国会では見事に書類がないと言い切って、身を挺し安倍昭恵を守り通した。佐川宣寿は論功を高く評価されて、国税庁長官に栄転している。
これらの出来事のすべての影にいるのが、安倍昭恵である。籠池夫人の言葉、「なんで昭恵はんは逮捕されへんのやろ」と言う言葉は、庶民のまっとうな感覚である。
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アメリカの牛肉など決して食べてはならない

2017-11-23 | 食料自給率

アメリカ産の牛肉は、ほぼ100%ホルモン処理されている。耳に錠剤を埋め込むのであるが、エストロゲンとプロジェストロンの棒材が多いと思われる。発情ホルモンと妊娠持続ホルモンと言われるものである。ミニで半年以上経ってこの錠剤は吸収される。
女性化することで、牛の筋肉を柔らかくするのである。私もかなり以前に使ったことがあるが、ほどなく発がんの疑いが指摘され、日本では禁止されている。アメリカでは漏れなく使用している。
北海道大学の遺伝子病制御研究所の閣員研究員の半田康氏が、札幌で市販されているアメリカ産の牛肉を検査したところ、牛肉の肉の部分から正常値の600倍、脂肪部分から140倍もの高濃度の、エストロゲンが検出されたとのことである。エストロゲンは、E1,E2,E3の三種類あるが、最も危険度の高いと言われるE2が最も多く検出されたとのことである。

上の表は日米の乳がんと子宮がんの発生比率の比較である。乳がんと子宮がんの原因が、たった一つの要因であるとは思えないが、明らかな差が両国にあることがわかる。牛肉だけのせいとは言えないが、ホルモン処理された牛肉が大きな要因の一つであることは疑う余地がない。
アメリカ産の牛肉に輸入制限をしようとしても、アメリカから見ると規制を加えたという事になる。せっかくTPPがとん挫したのに、新たな形の輸入自由化が進行している。貿易の自由化とは関税の撤廃だけではない。
それぞれの国では、それぞれの国で成長した産業がありそれには大きな理由がある。歴史的な背景と気象などの風土が育んだ産業であるからである。北海道ではパイナップルはできないが、インドネシアでリンゴができないのは当然である。食生活も宗教も異なる。
アメリカでは癌になってもかまわないから、安価な牛肉を食べたいのであるがそれを他国に押し付けられては困る。
無条件の土壌を作ろうとする、貿易の自由化と言う無関税システムは各国の独自性を崩壊させ、資金力の豊かな国家や企業が育つような制度である。貿易の自由化に反対する。
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李下で冠を正していたのではなく”李”をくすねていた安倍晋三

2017-11-22 | 森友・加計問題
この図は、加計学園を巡る人物の相関図である。(クリックすると大きくなります)
かつて国会で、森友学園の時でも加計学園のときでも、「私が関係していれば、総理どころか議員を辞職しますよ」と大見得を切った。質問した野党議員はたじろぐ勢いであった。これだ加計学園に深く深く関与していたことが解ってきたのである。安倍晋三は即刻議員を辞職するべきである。
森友学園に関しては、会計検査員が国有地を8億円値引きの格安にした根拠が不明という事である。これを決定した責任者、当時の財務省の理財局長だった佐川宣寿は、ご栄転されて国税庁長官となっている。安倍昭恵を守り通したご褒美なのだろうが、この国税庁長官は国会に呼べないという事である。だからこの職に就かせたのかもしれないが、これでは国会が機能しないのに等しい。
丁寧に説明すると言っていた安倍晋三であるが、虚言癖は最早常態化している。解散に打って出た時には、選挙で丁寧に説明すると言ったが、「私が関与したという証言はなかった」としか言わなかった。これは口封じが成功したという事を言っているのに等しい。選挙が終わると、国会で説明すると言いながら、逃げの説明しかしていない。
加計学園についてはもっと深刻である。戦略特区にしてまで加計に決めた根拠が不明である。健闘した書類が何一つ残っていない。誰が何を発言したかも解っていない。加計学園だけを委員会に招いていたことも、根拠どころか事実関係すら不明のままである。今治市議会員にばら撒いた金の出所も不明である。
上の図の逢沢一郎一派の企業にワインバーまで備えた学園建設を、通常の倍の価格で建設を請け負わせた根拠も不明である。通常はこうした特殊な建物は、専門の請負業社がいるはずであるが、疑惑だらけである。
何よりも、腹心の友の加計孝太郎が経営が行き詰っている学園の打開策として取り組んでいる大事業を、今年の1月20日に自らが議長を務める国家戦略特区の議案を見て知ったというのであるから、嘘も休み休みに言って欲しいものである。バレバレの嘘をつかなければならないのは、安倍晋三の職権があるから事前に知っていると拙いと言う判断で、1月まで知らなかったと言うしかなかったのである。こんなにも、行政の府の長が私物化した判断を繰り返して平気でいいられる無神経さは大したものである。
安倍晋三は、李下で冠を正してていたのではなく、李下で李(梨)をかっぱらっていたのである。議員を即刻辞めるべきである。
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北朝鮮を再度テロ支援国家に指定したトランプ、更に解決を遅らせる

2017-11-21 | 安倍晋三
トランプが再度、北朝鮮を「テロ支援国家」に指定した。味絵歴訪の成果を自賛したトランプであるが、中国の北朝鮮への懐柔策の成果を見ることなく、テロ支援国家に指定したのである。北朝鮮の思惑は良くは解らないが少なくともこの4ヶ月ほどはおとなしくしている。言葉で詰る以外の行為はやっていない。何かあるの顔勘繰りたくなるようなおとなしさである。ここ間に、政権内の主要ポストの人物の粛清をやっていたようであるが、それが何か不穏な北朝鮮の動きかどうかは良くは解っていない。
しかし、トランプのこうした唐突で刺激的なやり方は、かえって金正恩の神経を逆なですることになる。経済制裁の効果はかなり深刻なようであるが、それでもトランプや安倍が望むような結果は出てはこないであろう。
北との対話を掲げて勝利した文大統領も、テロ支援国家の再指定は歓迎している。アメリカへの配慮であろうが、金正恩は外交交渉などしたことがない。親もそうであったが、彼らには交渉の内容よりもメンツこそが優先される。トランプも何度か褒めたような言葉をツィートしてはいたが、結局はなんにも考えない強硬策の方が楽なのである。
テロの意味が良く解らないが、北朝鮮はテロをこれまで繰り返してきた。しかし、アメリカが繰り返してきたテロ行為程、大規模なテロを北朝鮮はやるだけの国力がない。
シリアのアサド大統領が、北朝鮮に祝電を送っている。黒いつながりと言うか、敵の敵は味方という関係になってします。トランプは世界のすべてを、安倍晋三の日本のようにしたいのだろうが、国家は不都合なことがあってもより大きな国家が小さなな国家を認めなければ問題は解決することはない。しかもトランプと金正恩は同レベルの権力者である。彼らが未来を拓くことはなく、過去の資産の食いつぶししかできない権力者である。トランプには譲る気もないだろうが、核の所有を認めることしか解決への糸口はない。
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森友加計学園問題で、せめて横綱の暴力沙汰ほどの突っ込み報道をして欲しいものである

2017-11-20 | 森友・加計問題
森友学園・加計学園の追及にこれほどのエネルギーをつぎ込めば、安倍晋三や安倍昭恵の立件も逮捕もできたろうにと思われるのが、日馬富士の後輩モンゴル力士暴力事件の大報道である。ビール瓶で殴ったかどうかとか、診断書の真贋性や協会への提出時期や貴乃花親方の沈黙など、さらには相撲協会の主導権争いまで報じられている。ワイドショーはもちろんニュース番組も面白おかしく、多くの人の証言を入れて多角的に報道している。これはこれでいいだろう。
しかし、せめて開学が決まった加計学園について、あるいは元園長夫婦がどう見ても前例のない異常な収監の身にある森友学園について、この程度熱心に多角的に報道していればと思われる。

森友学園については、国有財産が不当に払い下げられたことが問題である。そして、これを実質的に主導し官僚に存在感を示していた、安倍昭恵こそが収監されるべきである。その仲介をした女性官僚は、省庁の壁を越えてイタリア大使館に見事ご栄転である。彼女たちには、許認可権がなく贈収賄の根拠が薄いことが、安倍昭恵とこの女を放置したままであるといえる。
身を挺して安倍昭恵を守り通した当時の財務局の長は、めでたく税務局局長にご栄転している。現在収監の身にある、あれほど国会でもマスコミでも饒舌であった夫妻が、黙秘しているとのことである。この夫婦の容疑は、不正な申請による公金横領である。しかも返済は終わっている。安倍晋三はこの夫婦は犯罪者だと決めつけ、衆議院選挙でヒールに仕立てた。行政の長としてはあるまじき行為である。もっとも安倍晋三は行政の長であることを理解していないようであるが、推定無罪の状態の人物をクロと決めつけたのである。安倍は無知である。国有財産払下げ問題とは全く関係ない件で、悪人に意仕立て上げているのである。

加計学園はさらに異常である。大学新設は文科省の専権事項である。これを飛び越える形で、国家戦略特区の枠で開学を推し進めようとした。それも一つのアイディアであろうが、国家戦略特区の議長は安倍晋三である。安倍は加計学園の学長の加計孝太郎とは腹心の友と言ってはばからない。加計孝太郎は岸信介の隠し子の子供と言われて、これを否定する材料はいまのところない。
特区の4条件を加計学園がクリアーした根拠は明かでない。他の条件についても、京都産業大学の申請内容の方が数段勝っているが、加計学園に決定した根拠は不明である。議事録もない。四国に人材をと言いながら、認可以前に韓国で学生募集する無神経さである。
ここでも誰もが口を閉ざして、「総理の意向」があった事実を証明するものがなく、周辺に許認可権の持つ人物がいないから、疑惑の根拠が曖昧である。しかし、森友学園も同様であるが、安倍晋三が内閣人事局を設置したおかげで、出世競争の官僚たちは政治家に忖度を競うようになった。ここに人事局の存在が大きくものを言っている。
しかも、ほぼ倍の工事費で建設を請け負うのも、自民党逢沢一派の会社であるというから、これはもう疑獄事件と言っていいレベルの問題である。
日本のマスコミ、メディアは読売を見習い、総理の意向を忖度して報道を自主規制しているのが現状と言える。
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不良学園開学の宣伝を全国紙の一面でやるとは、世も末じゃ

2017-11-18 | 森友・加計問題

日本最大の出版部数を誇る読売新聞が、今日の新聞で加計学園獣医学部解説のコマーシャルを前面で行った。通常こうしたコマーシャルは数誌が同時に行うものであるが、読みうるだけである。ひょっとすると産経もやるかもしれないが、今のところは読売だけである。
いくら政府のお抱え新聞であってもこれややりすぎである。認可から僅か4日目のことである。数多くの違法行為、不正行為を重ねて利権を、お友達間で分け合う構造は、開学そのものが問われるものである。
託されたミッションと謳いあげているが、加計学園のミッションは安倍晋三との関係を明することであり、利権を食い物にする企業個人を公表することがミッションであろう。そもそも加計孝太郎は全く顔を出さない。彼ら存在するのは開学中止のミッションしかない。
学生が集まらないようなので、韓国にまで学生探しに行くざまである。おまけに奨学金の優遇を受けるようである。学生募集の時点で明らかな、質の低下が分かるというものである。この一面の宣伝費は、5000万円にもなるそうである。だれが負担するのだろう。経営が行き詰っている加計学園がこんなところに無駄金を使うのだろうか。それとも安倍晋三の憲法改正試案を無料でやったように、金をもらわないのかもしれない。

読売新聞は、安倍晋三が憲法9条に3項を設け自衛隊を憲法に明記すると、これまた一面広告をした安倍晋三お抱えの新聞である。自民党内でも憲法審議会でもこれまで全く出てこなかった、試案と言うにはあまりにも稚拙で唐突で矛盾だけの改憲案であるが、それを国会で読めと答弁をしなかった、安倍信三である。特定の新聞を読んでから来いという、横柄な態度で居直った安倍晋三ご推奨した読売り新聞である。
こんな新聞が日本最大の販売部数ひいては世界最大であろうが、この国のレベルが知れるというものである。読売はナベツネ(渡邉恒雄)が支配するようになってから一層右傾化が激しくなった。安倍が政権を握ってからも唐突と思えるように、長嶋と松井に国民栄誉賞を与えて、二人で悦に入ったりした。かつては共産党員だったナベツネはその反動としての右傾化は怨念すら感じる。
昭和と同じ年だからもう92歳である。ごろつき右翼のナベツネもこのところおとなしくなったが、自説にそぐわない論説委員は平気で首にして、読売の右傾化の浄化を続けていて、今回のような宣伝を恥ずかしげもなくやるのである。これでは彼ら右翼が嫌う、かつての社会主義国家の、御用新聞と出してしまっていることすら、恥とは思わないのであろう。権力に追従する日本のメディアは、海外でも奇異に映り、報道の自由度が極めて低い現状である。
ともかく加計学園の宣伝を紙面前面でする新聞がこの国にあることを、極めて恥ずかしく思うものである。

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お米を真ん中に据えた食事が日本の食文化である

2017-11-17 | 農業と食

ここ数年妙な記事と言うか噂の類が世に出回っている。「炭水化物」を食べないようにしましょうというのである。炭水化物を40%も抜いたうどんのコマーシャルを見て驚いた。淡水化物とはほぼ穀類であるといって良い。炭水化物を取らないようにとダイエットし、健康になると言っていた男は、原因不明の病気で突如死亡した。肥満の原因が炭水化物と言うのである。
現在人類の歴史は750万年と言われていが、人類は森を出て狩猟をするようになって共同社会を作るようになった。およそ200万年前であろうと思われる。多分そのころは、平均寿命は20歳もあったろうかと思われる。
人類の最も大きな革命は5~1万年前に始まった農耕である。定置生活をするようになり、格段に平均寿命が延びた。定置生活することで、社会が上下関係や法支配など現在に至る制度ができたこともあるが、食糧の改善が何といっても大きい。安定供給されるようになった食糧とは、穀物が主体である。住環境なども置きいであろうが、炭水化物でm足された人類の姿がここにある。もちろん栄養のバランスがいいことに越したことはないが、耕作によって飢餓が解消された社会が人々に文化や文明を促した。

日本の国を支え、国民の食糧を支えてきたのが水田でありお米である。直接食べることのできる穀物はお米だけである。必須アミノ酸のバランスが良いのもお米の特徴である。稲作は日本の文化である。神社には米を作った稲わらが綱として張られている。棟上げのお払いもお米から作られたお酒である。
上表はお米の個人消費量の推移である。1963年には120キロも食べていたが、現在は、50キロ程度であるから半減以下になったといえる。しかも半量は外食である。コメの消費量をこれ以上落としてはならないだろう。国土が荒れるのも困るが、若い人たちがすぐに切れるのは米の食文化化から離れたことにある。しかも調理すらしなくなっている。
豊芦原瑞穂の国のお米作りの労働環境と、水を通じて協力し合い支えあう社会が忍耐や勤勉さや器用さをこの国に定着させた。肉や甘い食べ物に傾倒する酸性食品が苛立ち生むと言われている。
お米をベースにした食生活をこの国に戻すべきである。その上での肉や魚や野菜があってこそ健全な食文化と言える。穀物を全否定する風潮には納得できない。
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品格のないのは横綱だけでない、大統領だって首相だって主席だって品格などない

2017-11-16 | 国際・政治
横綱日馬富士が貴ノ岩に暴力をふるった事件であるが、奇妙な経過をたどっている。酒席で同郷のモンゴルの力士を殴って、頭蓋骨陥没骨折や髄液の漏出など速救急車で病院へ搬入しなければならないほどの傷害を負わしたというのである。巡業時の事件であるがそれから2週間も経過して、「ばれたの?」という日馬富士の言葉を発して休場した。こんな重傷を負いながらなぜこんなに発表が遅れたのか良く解らないが、貴ノ岩の親方の貴乃花はモンゴルの力士が大嫌いだという事が背景にある。
そもそも暴力事件の実態が闇の中にある。日馬富士は悪くないという声も出てきている。貴ノ岩があからさまな反抗の言葉を吐いたらしい。そこで問題になっているのが、暴力を振るった横綱の”品格”である。国技の最高位に位置する横綱の品格が問われるとのことである。品格とは模範となるべき人としての人格を有し、力士を含め多くの人に慕われる人物という事になろうかと思われる。上に立つ人物はこうでなくてはならない。

それが品格なら、先ずは問われるのが世界最大の国家のアメリカ大統領であろう。批判するメディアをフェイクニュースと決めつけて取材に応じない。平気で政敵を汚い言葉でののしり続ける。品格のあるなしというより、下品そのものである。下品を売り物にして、思わぬ大統領選挙で勝利したのである。トランプの場合はそれにとどまらない。女性蔑視を繰り返したり、地球温暖化対策を否定したりとやりたい放題である。フィリッピンのドテルテ大統領はもっと激しく酷いものがある。大統領に品格が不要な時代である。
日本の首相もほとんど変わらない。品格以前に無知を披歴する。三権分立を知らなかったり、ポツダム宣言を知らなかったり、日教組がどんな組織か知らないまま批判したり、字を読めなかったりと情けないこと極まりない。国権の長にこんな首相がいることすら恥ずかしい限りである。品格の欠如の極みはお友達政治である。ばれなければなにをやってもいいというのが、安倍晋三の下品極まる政治と言える。
中国の習近平は政敵を次々と倒し、国家の発展のためなら何でもやると内外に宣言した。国内の少数民族を弾圧し抵抗すればテロのレッテルを貼る。国境は好きなだけ広げる下品さは、国内の漢族からの支持は大きかろう。中国に服従する国家を集めて、一帯一路を金で叩いて国家の威信を優先するのである。習近平には太古からの中国の為政者たちの品格を微塵も感じられない。
国民は下品な統治者が好きなのである。いずれ国民を裏切ることになるとは想像もすることがない。横綱に品格を求めながら、政治家は下品なお方がお好きなのである。
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加計学園の獣医学部開設は行政が歪められて認可された疑いは深まるばかりである

2017-11-15 | 森友・加計問題
やっと開かれた半年ぶりに開催された衆院文部科学委員会は、滑稽としかいいようなない政府の対応である。質疑時間を増やしてもらった与党からは、義家前文科副大臣が質問に立った。この問題の政府側の当事者ともいえる人物である。散々野党と前川元政務次官をこけおろして、政府を持ち上げ自説をとうとうと述べる演説を行った。質問と思われるものは微塵もない、政府の持ち上げと確認だけである。与党には質問することなど元々存在しない。それが当事者となれば、今回のようなお笑いネタのようなことになる。与党は政策立案に係わっているし、提案前の取り組みも可能であり、質問することなどないことを、義家は証明したに過ぎない。
立憲民主党の逢坂誠二氏の質問は、政府は冒頭から躓いた。逢坂氏は獣医学部新設の検討に際し閣議決定された4条件の1番目について、誰がどのような事実に基づき判断したのかと質問したが、全く中身が出てこない。石破4条件と言われるものであるがその(1)とは、『現在の提案主体による既存獣医師養成でない構想が具現化』と言う内容である。
この条件をどういう経緯で認めたのかその経緯を示せというのであるが、具体的な内容はなく議事録はしないというのである。公表すると公平な審議ができないという回答である。
1の条件についは、加計学園が提示した計画はことごとく、国公立大学ですでに行われていることばかりである。むしろ京都産業大学が、京都大学の医学部と提携するとした内容の方が、よほど斬新で(1)の条件に合致していた。京都産業大学は他の答申内容も加計学園とは比較にならないほど充実した内容であるといえる。

その一方で、韓国ではすでに認可が下りる前から学生の募集を始めている。更には、奨学金までつけるという日本では考えられない大盤振舞である。これは明かな違法行為である。
四国に獣医学部がないことを申請の一つに挙げていたが、韓国での募集行為がこれに反する。たった一年教鞭に立ったノーベル賞受賞学者がいたが、これを根拠にノール賞受賞者を輩出した学園と宣伝している。上記の絵は開学は新聞トップ記事で扱われていると説明している。韓国では何もかもがやりたい放題である。しかも20人の枠は決めているようである。あちこちぼろが露呈されて認可の理由すらなくなった加計学園の獣医学部開設である。今からでも遅くはない。認可を取り消すべきである。
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結局は短距離走者でしかない小池百合子、政治風土貧困の象徴である

2017-11-14 | 新自由主義
結局は短距離走者でしかない小池百合子である。今度は希望の党の代表を降りるというのである。たった一年足らずの間に2度も都民ファーストの代表になったり下りたりである。それも何かの会議や交渉で決めたのでもなければ、不祥事でもなければ誰かの忠告でもない。いずれの場合も、自分の独断だけである。いつも側近すら知らされることがない身勝手な決断である。
小池百合子の経歴を見ればわかるが、時々の風や空気を見て行動をしているだけである。数年前まではそれでも格好がついた。大樹の影に隠れれば、女性としての特権を最大限使い切って時々の権力者に取り入ってきたのである。
知事選に勝利しトップに躍り出た現在、大樹がない。そして国政へと勢いで希望の党を立ち上げてはみたものの、前原を騙したこと以外はすべて計算違いであった。与党を批判するにはあまりにも自らに酷似する大樹である。小池は行き場をなくしてしまったのである。与党にいれば格好はついたかもしれないが、所詮は長距離は不得手の女である。いずれ辞任するとは思ってはいたがこんな程度の名誉欲、権力欲の女である。

こうした数多くの野党の出現と分裂は、社会党の相対的衰退と、与党自民党の汚職と権力争いが拍車をかけたといえる。共産党と公明党以外に、50ほどの政党が消えては現れ、現れては消えていった。その度に、あるいはそれを餌にして自民党はより巨大化することになる。
小池新党の希望の党はその中では、茫漠たる政治信条を掲げた理念もない典型的な政党で、勢いと敵失によりできた集団である。パクリの党と言える。真偽のほどは定かでないが、民進党の破壊はアメリカの指示という噂もまんざら的外れではないだろう。与党批判の票を分散させた効果は大きかった。
政治家は長距離ランナーでなればならない。長距離に耐えうる理念と信念があってこそが政党であり政治である。民進党から希望の党に流れた、理念をも放棄する政治家たちには、長距離を駆ける理念も体力もない。安倍晋三のように戦前回帰の国粋主義を捨てることなく、人事権とポストで党内を支配し、行き詰ると嘘で塗り固め、虚偽の政治的演出をしてまでも権力に執着するのもどうかと思うが、このような下品な権力欲を売りまわしてまでも権力に固執するのが自民党である。長距離ランナーならなんでも構わないいうものでもない。
日本は政治理念を曲げず、嘘もつかず、地元に金を落とすことなく、長距離を生き抜く政治家たちに票を与えてこなかった。平気で憲法を無視する法案を提出し、それを通させる立法府である。政治風土の貧弱と言うにはあまりにもお粗末な、日本の政治の現状である。
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羅臼港

春誓い羅臼港