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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

帝国憲法を掲げ戦前回帰の参政党が大躍進したことがこの選挙の最大の変化である

2025-07-20 | 民主主義

本日開票された参議院選挙であるが、自公が半数を切ったことがこの選挙の特徴とメディアはこぞって喧伝されるが、最も大きな変化は参政党の圧倒的な進出である。更に保守党も僅かであるが、政治の場に足を踏み入れたことである。
参政党は、国民ファーストを掲げるがこれはそのまま愛国心を煽る言葉でもある。アメリカ大統領のトランプが掲げるアメリカファーストに倣ったのであろうし、小池都知事の掲げる都民ファーストも発想は同類であるが、地方自治と国政は視点が大きく異なる。
トランプを見ればわかるように、彼らには不都合なことが起きれば、フェイク(虚偽)を並べ立てる。参政党と全く同じことを並べ立てた、つまり沖縄の人達を殺しにきた日本兵はアメリカによって救われたと教科書で教えていると主張した京都の、自民党西田昌司が当選した。このことは参政党を知る上で、極めて象徴的である。自民党内の右寄りの人達と、参政党の主張とぴったり一致する。更に参政党が2,30代の支持を多く得たのは、歴史教育がすっかり変わってしまったことにある。戦争の反省を教育の場で骨抜きにしたことが、大きく関わっていると思われる。
自民党は大きく惨敗したようにも見えるが、実態は自民党支持者の右寄りの人達が参政党投票に大きく流れたように思える。とりわけ、一人区では自民党14に対して野党は18と野党が圧勝したように見える。その多くの一人区で3位に参政党が食い込んでいる。
政権運営に関わって、自民党は参政党に秋波を送り何らかの共闘を求めるだろう。夫婦別姓や軍国化など、参政党がむしろぴっぱるのではないかと思われることも少なくはないからである。
そして、国民民主党の進出であるが、これは参政党とは逆に自民党内左派の部分を引き込んだことが推察される。逆に立憲民主党の共闘を得ながら、支持者まで奪った感がある。
比例区が象徴的なのは、裏金議員の橋下聖子や杉田水脈などなど、票が欲しさに引き込んだ鈴木宗男や人権発言の杉田水脈や84歳の元議長などなどクズのような人物を隠し、国会へ送り込むのである。そして、共産党は明らかにれいわに票も議席取り込まれ得票数でも議席でも後塵を拝する結果になっている。
今回の選挙で社民党が政党要件が消えることになる。
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参政党の戦前回帰の国粋主義者はいつか来た道戦争への道を辿ることになる

2025-07-15 | 民主主義

参政党というカルト集団に息を吹きかけたのは、NHK党の立花孝志であり、主義主張がなくてもSNSを巧みに使えば票が集まることを教えたのが石丸伸二である。
そしてないより参政党党首の神谷宗幣を政界に導いたのが、故安倍晋三である。安倍晋三に近いのは参政党の主義主張を見ればさもありなんと得心する。安倍晋三がこの国を極端に軍事化へと導き、経済はアベノミクスで見るも無残になっている。
神谷宗幣に参政党結党を思いたたせた、立花孝志は余りにも法の隙間を使ったため、解党は時間の問題である。石丸伸二は主義主張は空疎で中身がなく、賞味期限が切れた感がある。SNSで波に持っても、現実世界の支えがないのである。因みに、石丸伸二に大きく寄り添って、東京都議会選挙で議席を大いに増やしたのが国民民主党である。
今回参議院選挙で、大きく取り上げられているのが、参政党が掲げた外国人排斥せよという主張であるが、これが大きく取りざたされてている。しかし、犯罪者が増えた事実はなく、その根拠は全く現実と異なるものである。
同じように、妊娠できる未婚の女性に補助金を出すというものであるが、実際には既婚者の方が圧倒的に出産率が高く、政策が検証なしに行われている節がある。
政党は前面に出す三つの政策を掲げている。①教育・人づくり②食の健全と健康③国の守り、を掲げている。①は教育勅語を規範とするとのことである。②はヒトラーが同じことを掲げていたが、戦後に化学肥料と遺伝子組み換えの母体となっている。③は軍隊の常設と愛国教育を考えているのであろう。
国民参加型民主主義や日本人ファーストなどやSNS発信など、なにか新しさを装っているが、中身は改憲(彼らは創憲といっているが)案を見れば一目瞭然である。天皇を元首に抱き、国民に主権も人権もなく、国家への忠誠の義務が求められている。男性天皇しか認めず、男子が生まれない時には側室を設けるというのである。この見解は、女性蔑視も甚だしく、女性の体は男の借り腹でしかないという考えが基本にある。
戸籍が簡便化してしまったが、これを質すというのであるが、戸籍は簡便化もしていなければ複雑化もされていない。家族が同姓でなければ国が乱れるというのも、奇妙な論理である。
帝国憲法回帰は、当然軍隊を持つことになる。帝国日本は日本ファーストと同義語である。しかし生まれた国はほとんどの人が好きであるが、それと愛国心は全く異なる。愛国心は他国よりまさるという、誇りを持たされることになる。しかし、それは守らなければならないことに繋がり、他国の人を殺すことにもなる。
参政党の主張することの多くは、自民党の右の人達が常日頃言っていたこと同じである。西田昌司が国民に主権があるのはおかしい、沖縄には日本軍が来て沖縄の人を殺し始めたのをアメリカ軍が助けに来たと教えているという嘘も重なっている。この他安倍晋三や稲田朋美や杉田水脈等なども、参政党と同じ発言をしている。
今回参政党の支持が非情に高い中身は、自民党支持者が多くいるのでないか。今回の参議院選挙で、自民党の票を食ってくれるならそれもいいだろう。
それにしても党の英名が Party of Do It Yourself はふざけている。極右翼性を隠すためのものか、「彼方自身でやれ党」とか「彼方が気ままにやる党」とする意味になるだろうが、今風な感じの英名であるが、少なくとも参政党の実態を著わしてはいない。
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学歴偏重の日本の珍事、Fクラスの学校詐称してどうするとの馬鹿声の中、辞任出直し選挙へ

2025-07-08 | 民主主義

学歴詐称の疑いが指摘されている伊東市の田久保真紀市長は、昨夜臨時の記者会見を開き、辞職勧告の決議案が前日の市議会で全会一致で可決されたことを受けて、速やかに市長を辞職し、市民の判断を仰ぐため市長選挙に改めて立候補すると表明した。
学歴偏重社会の日本は田久保真紀氏の東洋大学(この大学についての知識はないが、偏差値はそれ程高くないようである)疑惑について、学歴詐称と議会は辞職勧告決議をした。本人は政治家としての経験などなく、環境活動の延長で市長選に立候補して当選した、ド素人である。学歴を詐称する必要もなかったと思われ、ネットではF級の学校であるとのことである。
そこで学歴詐称で多い起されるのは、東京都知事の小池百合子である。彼女の場合は、エジプト国立のカイロ大学を出たということで、自らを粉飾する大きな意味があった。通訳もやっていたというが、本人の説明以外の証左はない。
翻って、田久保真紀の場合は粉飾にもならない学歴を、詐称する必要もなかったと思われる。何より学生時代はロクに大学にもいかずに、あちこちほっつき歩いていたようである。不良学生であった彼女は学歴に無関心だったのであろう。除籍になっていたことも知らずにいたようである。
明らかに小池百合子の粉飾の役に立つ詐称と明らかに異なる、「詐称」である。好まぬ人物の選挙の勝利に、それでは都合が悪い連中が掘り当てた事件である。
そもそも、日本人は役職が大好きである。公的に経歴を記入させることが少なからずあり、最終学歴を記入させる、経歴と言っては公的な役職を列記させる。そして何故か年齢を必ず記入させるのである。
今回の伊東市長学歴詐称事件などは、学歴偏重社会の日本でしか起きない、珍事件である。
彼女は僅差で自民公明それに連合の推薦を得れいる現職市長市長選に、僅差で勝利している。彼女を推したのは、太陽光パネル乱立による環境保護などに立ち上がった市民たちである。
「学歴詐称」が小池百合子で敵わなかったが、この小物ならと言ったところか。伊東市長学歴詐称はは、市長としての資質とは全く関係ない、学歴偏重の日本社会が産んだ珍事件である。
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戦前回帰の参政党に“賛成”する、惑う人たちの隙間を狙う

2025-07-07 | 民主主義

大和民族とユダヤ民族は、背が低く髪が黒くてガニ股で、芸術・文化等あらゆる分野において優秀であるなど共通点が多い。大和とユダヤの民族は選ばれた民族であると、設立趣旨を述べている。
ユダヤのダビデマークは日本の籠の蛇の目から取ったものだ、日本語とヘブライ語は共通言語だという信者もいる。日ユ同祖説である。このところのDNA解析でそれらは否定されている。もっと正確に言うなら、2千年世界を彷徨って建国した現イスラエル国民より、建国された所に住んでいたアラブ人の方が、古代ヘブライの遺伝子に近いのである。
参政党の神谷宗幣代表はヤマト・ユダヤ友好協会の理事である。夫婦別姓反対、軍事大国日本の戦争は自虐史観と切り捨て、ジェンダー反対の理由はLGBTは共産国になるためのものと言って憚らない。LGBTについては極右翼の稲田朋美も言っていた。参政党の言う高齢の女性は子ども生めないから、支援などしなくていいとは、杉田水脈も同じことを言っていた。
参政党が、自民党の票を食って分散させるならそれも良かろう。イスラエルのガザへのジェノサイド攻撃も、参政党は支持している。協会ではヤマト民族とユダヤ民族が力を合わせて、世界平和を作り上げるというのである。
ユダヤ民族は虐殺を繰り返し、参政党は敵基地攻撃能力を持ち、憲法九条を廃棄して軍隊を持つべきと言うのである。何処が平和なのか良く解らん。
参政党は英語名を、 Party of Do It Yourself としている。「彼方自身でやれ党」とか「彼方が気ままにやる党」ということか、政党政治としてふざけた英名である。
反グローバリズム系陰謀論や、GHQ陰謀論などから極右翼とな名指しされのを嫌い、選挙対策であろうか公式ウェブサイトや選挙公報ではそうした主張を隠している。
憲法も同じ方針のようである。帝国憲法への回帰、天皇元首や教育勅語の必須なども意図的に隠している。天皇は男性であるべきで、そのためには側室を設けるというのも隠している。
参政党は政党と言うよりほぼカルト集団といえる。
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ボロボロ出てくる自民党モドキの新党、今度はいずれ消える参政党なる復古右翼が台頭

2025-07-06 | 民主主義
自民党は良く言えば幅が広い、悪く言えば寄せ集め集団である。何かあると似非自民党が生まれる。自民党を批判しているように見えて、その実時々の自民党が起こしたことっを批判して、結党と同時に一旦は伸びるが、やがては自民党御吸収される歴史をこの国は繰り返してきた。
少し古くは、みんなの党とかがあったが、くっついたり離れたりした維新の会が生き残っている。安倍晋三や菅義偉などと会食を重ねたり、万博やカジノで裏取引をして生き延びている。創設の党首やその後の引き受けた人物が、責任とったのか取らないのか知らないが、ツラーっといなくなる。安全保障と経済では寸分違わない。
維新の会は消えそうになても、基盤の大阪で支持が高く、生き残っている。兎に角スキャンダルが多い。自民に行けない寄せ集めの雑魚集団であるから当然だろう。今を時めく兵庫県知事も、自民からの支持が得られず維新の会からの立候補であったあ。今が限界であろう。
民主党から別れた立憲民主党の分裂で結党されたのが、国民民主党である。分党後の右傾化はタガが外れたのか、自民党に擦り寄るためなら何でもすると言った感じである。
この党は党首の力量によって切り拓いたものではあるが、何せ東大卒大蔵官僚でハーバード留学などと言う、世間知らずの超エリートである。女性問題は起こべきして起きた、スキャンダルである。謹慎中も代表発言しまくるし、そもそも謹慎期間は国会が休会を狙っとしか思えない期間であった。
自己主張が強くいつのまにか、自民党よりよっぽど右に行ってしまっている。103万円の壁が働く現役世代に受けたので、現役世代をターゲットに変えたようだが、所詮付け焼刃でしかない。ともかく手あたり次第、仲良さを装た対談をSNSで流し続ける。
そして極めつけは参政党である。古色蒼然たる戦中国粋主義を掲げる。日本民族は純粋で差別されたことがあるが、差別などしたことない等と、歴史を全く学ばない、科学的見地を無視した極右翼政党である。夫婦同姓であるべきで、女性は家にいろ、主婦は社会や家庭を支えると、女性候補ががなり立てている。改憲は先ず第一に、天皇を国家元首にして民主主義(主権在民)を否定する。やがては消える政党の特性を多く持っているが、今回の参議院選挙では深く知られていないから、一定の伸びを見せるだろう。かつて維新や国民民主がそうであったように。
こうした似非自民党がポコポコ出ては消えて、自民党を支えるのである。

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60年安保闘争、樺美智子さんの死から65年も経ったが

2025-06-15 | 民主主義

太平洋戦争敗戦後、最大の政治抗争は60年日米安保反対闘争といえる。多くの先輩たちが国会を取り込み、時には50万にも及ぶ市民や各種団体のデモ行進がなされました。中でも1960年(昭和35年)6月15日のデモは激しく、東京大学の樺美智子さんが死亡した。40年ほど後になって、強力な棒のような物で腹部を強打されていたことが解った。
今日はその日から65年になる、樺美智子さんの命日である。あれ程騒がれた、新幹線すらない時代地方からデモに駆け付けた、60年安保は敗北に終わった。アカシアの雨のやむときや上を向いて歩こうなどがうたわれ、敗北感が日本を覆った。
60年安保は前年の三池闘争と併せて、日本が最も左傾化した時期でもあった。左翼は分裂し抗争を繰り返し、労働組合は幾度も統廃合を繰り返し、組合員も減少しついに連合と言う、ほぼ右翼団体と変わりない存在になる。
政党は社会党が壊滅し、共産党だけが残るが組織の保全を優先させる形態は今も変わらない。
市民運動として広がったべ平連、その時々の理念としてその時々の問題を上げる団体の見本となった。九条の会がその流れを汲むといえるし、その他反原発運動や環境問題の活動にその流れを残しているといえる。
60年安保が残したものは、高度経済成長である。池田勇人がぶち上げたのであるが、アメリカ経済への依存、アメリカ軍事力の支配下に置くという流れは、次第に強くなってくる。沖縄返還を足場に何がなくてもアメリカと謳った小泉純一郎以降、富裕層と貧困層の分断化は今日まで広がる一方となり続いている。山本太郎は、「先進国で唯一成長しなかったこの30年」と、がなり続ける。それが60年安保の結果とは知らぬまま。
60年安保は、経済体制として、社会構造として敗戦と同等の大きな変化をこの国にもたらしたといえる。敗戦としてとラスティックではないだけ、あるいは経済成長と言う甘味料があっただけ、解り難かっただけである。
今地球は増高する人間を受け入れる抱擁力もなくなってきている。60年安保の教訓を再検討する時期である。
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一票の格差あって当然である

2025-03-20 | 民主主義

本ブログで一票の格差あって当然何度も書いている。人間の頭数で議員の数が決めるのは、人類の驕りであり、世界、それもたった一つ地球で、厳密には引かれた国境の中の人頭割で議員定数が異なるなどと言うことは、都会人の横暴な思想に過ぎない。
それでも都会の人たちは何度も何度も、一票の格差を盾に憲法違反を繰り返す。北欧では男女別に議席が用意されている。同じ選挙区で1万票で当選する場合もあれば、3万票で落選することもある。これこそ一票の格差であるよいえるが、それを国が制度として採用しているのである。
台湾では先住民族(少数民族)16民族60万人のために、3議席が設けられている。先住民族は広い地域に広がり、現行制度では議席が確保できないための処置である。それでも少ないといは彼らの主張である。
先住民族に謝罪すらしない日本と言う国は、国連の人権宣言にも背を向け希薄な民主主義を掲げ頭数で判断しようとする、女性議員にも配慮がない。
私の在住する東西に220キロ南北に80キロほどの衆議院北海道7区は、東京都がすっぽり入る広さである。東京都にはどうやら30区も選挙区を設けている。東京では膨大なエネルギーも食料も消費するばかりであるし、そもそも植物もなくCO2を吐き出す一方で、大量の水を消費し汚染生活水を吐き出す。
翻って同面積以上の我々の北海道7区では、食料生産が主体であり、森林などがCO2を取り込んで土壌に還元し大量の酸素を放出している。希少生物も多く抱えている。
人頭割合の30対1で地域評価をされたのではたまったものではない。一票の格差などと御託を並べる都会人の横暴さこそが、環境に無関心で温暖化に向けて爆走する姿なのである。
しかも北海道7区の国会議員は、幾度も不祥事を重ね収監された議員の娘が落下傘降下した2世議員たった一人である。自転車で選挙区を一日で回れる東京と、車で走っても3日以上かかる北海道6、7、8、9、10、11区を同じであることこそ問題である。
30人もの議員を抱える東京都との評価が30対1とは、人間の横暴以外の何物でもない。環境問題を考えれば現行ですら地方、僻地の議員は余りにも少なすぎるとさえ思える。
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ついに死者までだしたSNSの無根拠情報の拡散被害

2025-01-26 | 民主主義

兵庫県元県議の竹内英明氏が亡くなった。自死のようである。N党の立花孝志の知事選応援の核に据えた、「斎藤を貶めた主犯格」とするネット発信のほとんどが根拠のないものであたことが解ってきている。
斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調べる百条委員会の委員として、斎藤知事を追及してきた。立花にとっては恰好の攻撃ターゲットになったのでろう。
自殺した元局長の告発文を書いたのはこの男だと、立花孝志は竹内英明さんを「斎藤を貶めた主犯格」と決めつけた動画を引用し投稿している。この動画は249万回閲覧されている。
竹内氏が苦しみ県議を辞職すると、「竹内英明、フザケルな。消えてまえ」 「辞職すれば済む話じゃない。犯罪者じゃないか」 と追い打ちをかける。
朝日新聞が、県警幹部に取材した内容として、竹内氏に関して逮捕予定や任意聴取の事実がなかったことを報じると、立花は、「うそつき朝日新聞は逮捕や任意の事情聴取がなかったと言っていますが、まったく信用できないと私は思っています」と切って捨てています。
竹内氏の自死後は、「逮捕を逃れるために自死した。県警が逮捕してやれば自死することもなかった」、と述べ「竹内元県会議員、明日逮捕される予定だったそうです。メディアは相変わらず誹謗中傷が原因とか。誹謗中傷で何で死ぬねんって話じゃないですか」とまで述べている。
これに対し、兵庫県警のトップが異例の発言をした。 兵庫県警 村井紀之本部長 「任意の調べをしたこともありませんし、ましてや逮捕するという話は全くございません」と述べ、立花の誹謗中傷が事実であったことが明らかになった。
ここまで明らかになった、でっち上げ虚偽による誹謗中傷は、家族なら立花を告発することはできる。
東京都知事選挙で選挙ボードを占拠したり、コマーシャルに使う人たちに売り込んだり、今回の票後知事選のように私の投票しないでくれと、特定候補の応援のために理候補したりと、公職選挙法は、立花のような不遜な人物の登場を想定していない。
一度収監されて見るのも彼にはいい経験になるだろう。立花孝志くん、一度そういった経験もしてみるのも良かろう。
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石丸伸二の善戦に無関心だった既存の政党は兵庫での斎藤元彦の復活を許したのである

2024-11-29 | 民主主義

近頃行われた選挙でこの国の人達が見せた大きな出来事がある。東京と兵庫県の知事選挙である。SNSが選挙のツールとして極めて、大きな存在となって登場したのである。東京都知事選の石丸伸二は自らが、兵庫知事選は齊藤元彦が業者に依存してネットをフル活用したのである。
そして従来型の手法で評論してきたメディアは、石丸が都知事選で2位浮上してきたことも、斎藤が与党の支持を得て戦った前回を大きく上回る票を獲得して当選することを予測できかった。石丸が165万8千票、斎藤が111万4千票を獲得している。斎藤は前回維新から出馬し自民が推薦して盤石の選挙から3割も多く獲得している。ネットでは、県議会や県庁は既得権益のかたまりで、斎藤氏はそれを壊そうとしているという構図を展開した。これを従来の選挙予想追いかけたメディアが、これが大きなうねりになると全く、予想できなかったのである。
特に注目は、兵庫知事選の投票率が10%近く上がっていることである。XやfacebookやYouTubeを見た多くの有権者たちが、投票所に行ったことがわかっている。その年齢層が若かったし、従来は投票しなかった人たちが多かったということである。
ネットは軽すぎる。事実の検証も十分ではないが、これまでの空中戦を大きく変えた。沖縄や北海道からでも参入できるし、デマも真相もごちゃまぜである。量や質は異なるが、それらは今までと同じであるし、斎藤の獲得した111万票も民意ではある。
石丸のリアルの本人を確認するために選挙終盤には、信じられないほどの聴衆が集まっている。斎藤も同様である。
これにやや似ているのが、国民民主党である。今回の衆議院選挙でネット情報を多く見た人たちの支持を受けている。103万円の壁は現役世代の問題である。れいわ新選組も同様で、この党は共産党の票を奪う結果になって、得票数でも議席数でも共産党を上回った。
兵庫知事選のXで最も扱われた文言は、『シルバー民主主義』であるという。高齢者は人口も多く投票率も高いが、『現役世代』は人口も少なく投票を敬遠する。この2つの文言が、公示1週間前の3日間に比べて18倍と、6倍に増えていたのである。
同様に国民民主党は、『手取りを増やす』という文言で現役世代に多くの共感を得たといえる。ネットの動きに既存の政党もメディアも無関心であった。
ただ齊藤元彦は、選挙戦は斎藤の選対本部以外では出来ないことに無関心であった。協力者に謝礼は公職選挙法に違反することを知らなかったのであろう。もうひと悶着が兵庫県ではありそうである。
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国会が真摯に審議できるか見ものである

2024-11-11 | 民主主義

立憲民主党が常任員会委員長17席中7議席獲得した。本来であれば、もう一つとれたであろう所を、予算委員長を得たいがために譲ったらしい。なんといっても予算委員長を取ったのが大きい。それい女性を二人入れたが、特に懲罰委員長は、これまで審議打ち切りや証人喚問などで、自民党委員長が自在に運営していいた。おかげで生き延びた自民党議員は数知れない。
自民党は、とりわけ安倍晋三が首相になってから、閣議決定をした案件を委員会に下ろすだけで、どんなに審議しようが聞き流し審議を打ち切る。多数決で押し切ってきたのである。
閣議決定とは行政機関の決定であって、立法府はこれを審議する場であるはずだが、ここでの審議をさせなかったのが安倍晋三である。どんな手法を講じても選挙さえ勝てば、閣議決定さえすれば何でもの出来るとしたのである。
常任委員会委員長には大きな権限があり、真摯な審議がなされることを期待する。裏取引などをなくし透明度が上がることを期待する。
国民民主党の提案して生きた103万年の壁も、自民党税調が何でも決めてきた経過がここで断ち切っれるなら、それも大きなことといえる。
枝野が憲法審査会をどのように運営するのかも見ものである。あまり大きな期待はしないが、こうした公開度が上がる動きには歓迎するべきではある。多数決は民主主義の原点ではなく、あらゆることを公開することの方が重要なのである。
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河野太郎という「こんなやから」は、自分のことである

2024-07-05 | 民主主義

河野太郎デジタル大臣は3日、東京知事選の支援に行けないので都議補欠選挙で街頭演説したがその際、聴衆の男性がスマホを向けて、「裏金を説明しろ」と繰り返し言った。これにたいし河野太郎は、「こういうやからを許してはならない。人がしゃべっているときに大きな声を上げる。選挙にも、国の未来を作ることにも何の役にも立たない」と切って捨てた。ここまで言うか。国の未来まで引き合いに出して一人の聴衆をなじるか。 
安倍晋三も同じように選挙応援で野次られ、「あんな人たちに負けられない」と言い放って、火だるまになっている。
公的な立場にある人物が、国民を見下す言いっぷりである。彼らは超大物の末裔で、典型的な世襲議員の御坊ちゃまである。幼いころから、周辺に反対者などいない、乳母日傘で育てられていらっしゃのであろう。
「あんなひとたち」も「こういうやから」も同じことである。
麻生派の河野太郎は総裁選も近いとあって、今回は殊勝にも「言葉の選び方は慎重にしなければいけない」と釈明している。
河野太郎は何処に行っても、「デマ太郎」と大きな野次を受けている。健康保険証をマイナンバーカードにしてしまう、一旦諦めたように振舞いながらも、極めて強引なやり口を続ける批判でもある。今度はスマホ購入時にマイナンバーを必須にするようである。河野太郎は個人への非難とは受け取っていない。
派閥の領袖の麻生太郎に総裁選出馬を伝えている。派閥の支援を要請しているとのことである。こんな狭量なデマ太郎のようなやからでは、「国の未来を作ることにも何の役にも立たない」という言葉を、自らが受けることになる。
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選挙ポスター掲示板に規制が加わる口実にならなければ

2024-06-23 | 民主主義

一般の都民は何が起きているのか理解できないだろう。東京都知事選の選挙ポスターが、立花孝志の法律に引っかからないからとやりたい放題である。ガーシーとかいう議員になっても全く登院しない男を国会に送り込むなど、法律に触れないからと、隙間を見つけてはお咎めないだろうと、政治に取り組む姿勢など全くないあからさまな、非政治行為である。党名を変える度に注目をされるので、好き勝手幾度もおふざけ名を披瀝する。
今回は、党として(今の党名は知らん)幾ばくかの寄付を受ければ、都知事選のポスター掲示板に、内容やデザインが自由なポスターを貼ることができると募った。この寄付額で供託金を上回れば、赤字にならないるというのであろう。
買う方も良い宣伝になるとばかり、24名ほど集まった。それ等が自由勝手にポスターを作って、党から公認受けた人物の名を記入した以外はすべて同じデザインで24枚のポスターを自由に貼ることが出来るのである。買う方はいくらで買ったか知る由もないが、結構いい宣伝にはなる。
中にはいかがわしいものもあり、都知事選の選挙ポスター掲示板に風俗店の広告ポスターを張ったとして、党の責任者党首の立花孝志が風営法違反の疑いで警視庁から警告を受けた。逮捕もなく、公職選挙法違反でもない。極めて低劣な非政治的馬鹿げた行為である。
宣伝にはなるが、それが商売に繋がることこそ情けない。日本人の政治への意識が低いことの象徴である。全く政治に興味がなかったアホ面だが見た目の可愛いタレントを、広く名前が知れていると自民党などが、議席欲しさに公認して議席を獲得するというもの同じ低レベルな問題である。投票する方にこそ問題がある。
こんな下品な政党に、こんな馬鹿げた行為を法に触れないのでやるというような政党に、票が集まることがないような社会的制裁がされるようでなければならない。でなければ、権力は政治的信条にまで及んだ法的規制を加えてくるだろう。
こうした低劣な行為が効果がないことを選挙民が、立花などに教えてやることこそが重要である。今の政権では無理であろうが。
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今日は樺美智子が殺害された日、若者が自分たちの行く末を身体を貼って主張した日々は消えてゆくのか

2024-06-15 | 民主主義
今日は60年安保で、東京大学の樺美智子さんがデモの最中、殺害された日である。64年前のあの時の、国民の若者たちの政治に対する高揚は何処に行ったのであろうか。
戦後15年のこの時、日本は政治の季節でもあったといえる。自民党に社会党と共産党という構図に反発した西尾末広が反自民・反共産を掲げ民社党を結成し、やがて創価学会が、中道を掲げて公明党を結党する熱い時代であった。
この時代、支持政党のない人はほとんど存在していなかった。64年前の今日は最大の動員がなされ、35万人が国会前でデモをし、その中で樺美智子さんが殺害された。強打された腹部の傷は腎臓まで達していたという。この日を頂点として、反安保運動は衰退していゆくのであるが、日本がアメリカの傀儡国へと変貌してゆくのである。
この時の民社党は、反自民と反共産を掲げていたが、その後の活動は特に春日一幸の時代からは、自民に近づき極右翼になった感があった。富士社会教育センターを通じて、反共産党を掲げる統一教会と親密になってゆくのであるが、反自民は失せ、いつの間にか反共産党になってゆく。この教育センターで反共を徹底して教え込まれたのが、現在連合代表の芳野友子である。ここでの反共思想は社会主義国が崩壊していく体制前の体制であるが、芳野友子はお構いなしである。文鮮明の反共思想は、時に北朝鮮と手を結ぶなど、布教のお題目でしかないのであるが、芳野友子はお構いなしである。古色蒼然とた反共思想の塊である。
芳野友子は反共の核防衛時論でもある小池百合子を、東京知事選で推薦すると決定した。政治の季節なら決して起きない、浅薄な思想で思慮を欠く現象である。政治的無関心や支持政党なしが半数を占め、自らの行く先を身体で張ったあの時代は消えつつある。
60年安保の体験をこの国に政治的無関心層を残したといえる。更に少子高齢化は、それに拍車をかける。私腹を肥やす国会議員たちの、ほとんど怠惰な政治思想がこの国を覆っている。
イランに行った時強く言われたことがある。原爆を二発も落とされ、無差別空襲を無数の都市が受け、一般の非戦闘員が大量に殺害されたのに、どうして日本がアメリカに従順になって従い、独立を放棄したのか理解できないというのである。それも一つの世界の見方である。
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学歴詐称を撤回することもなく有力対抗馬がいないまま小池百合子は独裁体制を今後も続けるのか

2024-05-24 | 民主主義
小池百合子東京都知事が衆議院補選を見送ったが、7月の都知事選には出るようである。彼女のカイロ大学卒業は虚偽であることがはっきりしているが、立候補の経歴にカイロ大学卒業と記載すれば、公職選挙法の虚偽記載として有罪になる。かつて側近として虚偽記入に協力した小島敏夫氏は、カイロ大卒を掲げれば告訴するとまで述べている。
小池はツラーっとして経歴に、「騒がしいから外した」とカイロ大学卒業は記載しなだろう。しかし、表在的な印象でしか判断しない大多数の都民は、彼女は頑張っていると投票するであろう。
都庁外塀をスクリーンにする、小池お気に入りのプロジェクションマッピングが、年間10億円もすることを都民は知っているのであろうか。指名入札で巨大な利権構造を作り上げているが、こうした手法は小池お得意のところである。
およそ都職員には人事について評判が悪く、あまりにも恣意的な配置で側近を固めるという、独裁人事は不評この上ない。
人事か金が絡まない限り、彼女を慕う人物は皆無である。政治家としてキャッチコピーなどは巧みであるが、中身を伴っていないことが多い。みどりの党結党など短絡的で持続性が欠けるが、失敗だと思われるのに、傷つくのは周辺ばかりという、小池百合子は不思議な存在ではある。
一旦国政復帰を企んだが、自民党の体たらくと二階と萩生田の失脚で、返り咲きの道を断たれ、東京都での小池百合子の天下はこれからも続くのか。
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つばさの党の選挙妨害活動は権力者に好都合になる可能性を排除せよ

2024-05-17 | 民主主義

衆議院東京15区の補欠選挙で相手かまわず、怒鳴り散らす選挙妨害をしたとして警視庁は、つばさの党の幹部3名を逮捕した。各陣営からの要請もあって逮捕に踏み込んだのであろう。粗野で下品で卑劣極まりないこいつらであるが、逮捕には些か問題があるというものである。
国民には均しく言論の自由はあるが、選挙妨害行為は違法行為である。日本は平和国家ではなくなりつつあるが、社会的には銃刀規制が厳しく平穏国家ではある。こうした乱暴な行為は社会的にも道義的にも、受け入れられるものでもない。
思い起こせば、2019年7月安倍晋三が参議員選応援に札幌駅前で演説をしていたが、野次を飛ばしたり手書きのプラカードを掲げた男女数人が、北海道警察によって拘束され排除された事件があった。野次というより、増税反対や憲法に対する肉声とプラカードによる意見であって、しかも受けるのは最高権力者の安倍晋三である。組織的行為とも思えない。北海道警察当局は権力者に慮った排除である。後程男性が、これらの警察の行為が法的根拠を欠いた「暴行」「逮捕監禁」にあたり違法だと訴えた、道警は謝罪している。 
この札幌の安倍晋三野次事件は、微妙に今回のつばめの党と重なるものと、質的に異なるもがある。茂木幹事長は、つばさの党のこの事件を受けて、選挙法を変える必要があると発言している。怖ろしいことである。9.11以降世界がテロの排除、反テロリズムをブッシュに呼応して一斉に掲げた。今では道路工事現場にも、反テロを掲げてい工事していますという看板が立っている。
おかげで習近平やプーチンたちは反対勢力をや民族を、テロ集団とレッテルを貼って、弾圧しても欧米は何も言えないのである。
つばさの党が行った粗野な暴力的行為は、結局は権力者が都合よく取り込んで、反対勢力を抑え込む口実にされかねないのである。
それと、つばさの党は選挙妨害の動画をアップして、信じられない収入になったとほざいている。今回の3名の逮捕は2週間ほどで釈放されるだろうが、もう2週間の拘留も可能であって、都知事選挙に彼らが出馬して再び選挙活動(実質的な選挙妨害)が出来ないようにと警視庁が読んでいるという見方もある。警視庁のトップは小池百合子都知事である。
つばさの党のような行為は、権力者やその関係者に都合よく解釈されないよう目を付けておくべきである。
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羅臼港

春誓い羅臼港