そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

イスラエルは殺戮と破壊行為を徹底すれば彼の国々を国民たちを従順に支配下に置けると信じての行為なのか

2024-08-01 | 中東

上図はイランの首都テヘランで行われたイランのマスード・ペゼシキアン大統領の就任宣誓式に出席するパレスチナ人グループである。中央にハマスの最高指導者イスマイル・ハニヤ氏が見られる。2024年7月30日
イランの最高指導者ハメネイ氏は、イスラエルの報復することが我々の義務だと述べた。それがイランの国土の首都で行われたことで、怒り心頭に達しているであろう。
イスラエルはハニヤの殺害については黙しているが、死亡の事実は認めている。その上で、ネタニアフはこの数日で緊張は高まっていると述べて言る。ハニヤの脂肪と、レバノンのベイルートを空爆し、ヒズボラの司令官を殺害したと発表した。27日に起きたゴラン高原へのロケット弾攻撃の報復としている。 
4万万人を殺害したガザ攻撃の先が見えたと判断したのか、ネタニアフはウェイトは程遠い中東の全面戦争に近い状況になっている。小国イスラエルには、これに耐える実力はない。資金も武器も限界がある。
アメリカの支援なくして戦争の継続は不可能である。アメリカやEU諸国には和平の話を出しながら、戦闘の継続どころか拡大の一途である。
中国がイランとサウジアラビア関係回復の仲介をしたり、アメリカがイスラエルとサウジアラビアの関係を取り持つ状況にあったが、イスラエルの戦火拡大によって中東の平和は更に遠のいた感がある。
イスラエルはあれだけの殺戮と破壊を行って、敗北しましたとパレスチナ人が支配下に収まると思っているのだろうか。彼らユダヤ民族が受けてきた迫害の恨みを晴らすために、2000もかけてきたことを思い起こすべきである。








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