そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

水田水脈という無能な奇人、議員として存在してはならない日本の恥である

2022-12-30 | 岸田文雄
杉田水脈は8つもの政治団体を渡り歩いて、その威勢の良い暴言が櫻井よしこに気に入られて、安倍晋三に推薦者として押し出された。杉田は何の関係もない、安倍の山口から比例区で国会の議席をもらった。国政選挙で一度も当選していないが、自民党の枠を与えられての議席である。
自民党総裁の岸田文雄の、「個人の説明責任を」と党としての無責任と、任命責任をも放棄する姿勢は容認できるものではない。
それで杉田水脈はなにをしたか。そしてしなかったのか。
彼女が謝ったように振舞ったこと
●アイヌや朝鮮の民族衣装には品格がなく吐き気がする
これには、傷ついた人がいれば撤回しますと言ったのであって謝罪はしてない。心底彼女は嫌っているのであろう。
●LGBTは生産性がない
迷惑かけた人がいるなら撤回しますとは言った。安倍晋三など子供を授からなかった人たちへの侮辱でもあるが、そのことには触れずじまいである
人間の男女の仲・関係は、子どもを産むだけのものではなく、長い歴史の中で多くの文化や芸術それに幾多の喜怒哀楽を産んできた。杉田の発言は、人類の歴史そのものを否定するものでもある。
全く謝罪もしなかったこと
●日本に女性差別は存在しない
日本文化は家長制度を見るまでもなく、男尊女卑の男社会で築き上げられてきた。その残影は社会の何処にでも残っている。国会議員一つをとっても、女性議員が極端に少ない。とりわけ自民党では水田や稲田や高市など、安倍の寵愛を受けた人物で、女性議員の頭数を埋めている程度である。
●女はいくらでも嘘をつけますから
杉田を強力に推薦をした安倍晋三は桜を見る会だけでも、118回も嘘ついている。おまけに嘘以上の公文書の改ざんや隠ぺいを、総理という立場にいながら繰り返している。
女性はいくらでも嘘つくのは演歌の世界である。
●待機児童なんていないなど
コミンテルンが、日本の左翼を扇動して日本の弱体化を図っているのであるというのが、彼女の意見であるが、時代錯誤も甚だしい。コミンテルンは75年前に解体しているし、ソ連も30年言おう前になくなっている。
労働組合と言いたかったのかもしれないが、
●伊藤詩織は売名行為である
一審で敗北しているのに上告までする。謝罪も反省もないどころか居直って上告して、裁判中なのでコメントはしないというのであるから、思い上がりも良いところである。
女性という立場でありながら、レイプ加害者を擁護し被害者を非難するのである。更には、ネット上の詩織さん非難の記事に、”いいね”を無数に繰り返してもいた。

杉田水脈は本会議場で、シングルマザーについての野党からの質問があった時に、大声で「離婚されるような男を選んだ方にも責任がある!」と叫んだことで一躍名をはせた。
支援してくれる人がいるという言葉で、発言の撤回を拒んでいる。支援しているのは日本会議の面々である。園児を逆さ吊りしたくらいで騒ぐことではないと発言している田母神が、杉田の支援をしている。右翼の支援であっても、政治的立場はともかくとして、彼女の発言の肯定にはつながっていない。
女性でいながら女性人権の否定は潮流に逆らうものでしかない。
杉田水脈は事実用の更迭と言われる辞任で済ませるものではなく、議員辞職すべきである。
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安倍一族の身勝手さ、世襲制を当然と思う傲慢

2022-12-29 | 民主主義

安倍晋三の事務所が看板を下ろした。初当選の時の安倍晋三の映像が流されていたが、父晋太郎の選挙区を引き継いで当選できたと、新人とは言え当然の結果という発言である。
その安倍晋三の実弟で、母の実家岸信介の岸家に養子に出された岸信夫が体調が優れず引退を表明した。同時に、「選挙区は“後継者”として長男の信千世氏 に譲ることにした」と発言している。
議員、とりわけ国会議員は国民のものであって、家督でもなければ世襲でもない。選挙民は世襲の方が陳情がしやすいだろうが、民主主義とはほとんど関係がない。
子どもができなかった安倍晋三の後継は、どうやら安倍昭恵に白羽の矢が立ったようである。悪行の限り、我儘のやり放題を夫が総理時代に重ねた安倍昭恵は断ったが、あろうことか杉田水脈の名さえ上がっている。国会議員を家督として世襲してきた安倍一族は、民主的手法が念頭にないのである。困っているのも馬鹿げた話である。
息子に引き継がせたいほど、国会議員は儲かって美味しい仕事であることが問題なのである。
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反省の言葉もない杉田水脈を更迭できず「辞任」してもらった岸田文雄の優柔不断

2022-12-28 | 岸田文雄

事実上の更迭」は更迭ではない。本人が辞表を提出し、それを上司の岸田が受け取る「辞任」である。岸田文雄は任命責任があると浮ついた言葉を口にするが、彼らを𠮟責もできず辞表を受け取るだけである。。
9月の内閣改造後4閣僚が「事実上の更迭」と、何故か報道は全く同じ言葉をで辞任を報道している。閣僚は風当たりが強くなって、いたたまれなくなって辞めるのであって上司のお咎めではない。4閣僚ともそれぞれの辞任したくない理由は山ほどあって、未練がましくある。
こうした不甲斐ない閣僚の男どもに比べ、杉田水脈は立派である。
辞任提出理由は、「信念を貫きたいため。内閣に迷惑をかけるから」と、いうものである。「拙い表現で傷ついた方がいれば謝りたい」というののも立派である。彼女には反省の言葉はなく、信念は貫くというのである。
だったら自民党にも迷惑がかかるのであるから、離党して議員辞職すべきである。こうした奇人は反省などするわけがない。改心などはあり得ない。今でもアイヌや韓国に衣装を見ると、吐き気が催すのだと思う。
水田水脈の理念、信念は何処から来たものかはよく解らないが、統一教会の影響は強く受けているには違いない。特にソ連が崩壊して日本の保育所が狙われているとか、夫婦別姓やLGBT容認などを通じて日本の弱体化を狙っているという奇異な論理は統一教会からのものである。彼女は岸田がいる限り、安倍晋三と櫻井よしこの幻影に中庇護され続けるであろう。
それにしても、岸田文雄は即断と優柔不断の男である。即断した国葬や内閣改造や原発再稼働や防衛費倍増は、ことごとく失敗したか失敗が目に見えている。
閣僚を更迭できないなどの、不決断が目にまる。慎重に注視し、緊張感をもって見極め、検討に検討を重ね、専門家の意見を聞きながら、全ての選択肢を排除せず・・・先送りにする。結局は聞く耳も力もなく、つい先だってまで掲げていたことなど国家に行ってしまっていることが多い。
ハト派を装っていた化けの皮が剥がれた岸田文雄は短命に終わるだろう。
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ガーシーそして爆睡男それに杉田水脈、日本の民主主義に基盤がないのである

2022-12-27 | 国際・政治

岸田文雄の体たらく、閣僚などの辞任も馬鹿げているが、野党にしても軍事に特化し暴走する岸田を、指をくわえてみているだけである。国民民主党の玉木なぞ、入閣さえ伺う勢いで公明党も気が気でないほどである。
日本の国会の非民主性というより、ほぼ無機能状態になっていることに多くの国民は、あきれ顔である。
NHK党という、暴言を繰り返すまるでヤクザのような無秩序、混乱を好むような政党が何故国会にいるのか理解できない。NHKをぶっ壊すと言っているようだが、政治理念も目的も明確でない。
NHK党のガーシーという参院議員が、一度も国会に出席していない。というより、中東にいるようであるが、日本にすら戻っていないし、そもそも政治活動をやっていることもないし、政権演説も聞いたことがない。
この男はNHK党の比例区当選であるから、個人の力量や政治理念の評価で得た議席ではない。こうしたことに政治的公党のNHK党は何ら答えていない。
参院議院運営委員会理事会がガーシー議員に、国会に登院しない理由などを問う方針を決め連絡は取ったらしい。ガーシーという男は「オレにも連絡きたけど アホなんかなー 来年まで待っとけ笑笑」と、ネットで回答している。
当然こうした議員にも歳費は支払われているし、NHK党にも政党助成金は支払らわれている。そもそもこうした人物が国会議員であってはならない。辞任というか議席の返上をすべきである。
 毎度国会の睡眠する議員であるが、この男は余程眠りたかったのであろう。こんな議員にも年間1億円ほど支払われている。出席しているだけでも、ガーシーよりマシかもしれないが、こんな議員たちが防衛予算を軽々と、倍増させるのである。欠席しているガーシーの方がマシも知れない。
この男は本会後の出席率が50%を切る出席率最悪の人物である。この気持ちよさそうに眠っている写真は、今月であるが先月にも写真に撮られていて、眠っていたかも知れないとのべていた。
もっと酷いのは水田水脈である。簡単明瞭なレイシスト、民族差別主義者である。アイヌの各団体が抗議文を送りつけているが、国会で謝罪の姿勢を言葉で表現はしたが、彼女が謝罪などするはずがない。これが彼女の信条であるコアである。統一教会の主張に近いが、家族の形態を国家に反映するなりして、民族主義を貫けばいいのである。その場合は、国会議員の席を自民党に戻すべきである。
彼女もガーシーと同じで、自民党の安倍晋三の推薦で、比例でなんとか国会議員の席を自民党から頂いているのであるから、返上すれば済む。意に反して謝罪などするのも水田の本懐ではないだろう。
こうしたおよそ国会議員として存在するだけでも奇妙な人物たちが、たとえ比例区とはいえ選ばれるのは制度がおかしいし、日本では民主主義への意識が醸成されていないからである。
特に芸能人などは、政治的な発言はタブーとして扱われ、触れてはならないようにされている。ヨーロッパなどでは、小学生時代から選挙や政治ついて自己主張できるように訓練されている。三原じゅんこのようなバカ頭の芸能人が平然と国政選挙で議席を得る日本が、異常なのである。
選挙で名前だけ連呼し、ペコペコ頭を下げて握手をすることを取り上げ、政治について何も語らない候補者の活動を取り上げ、欧米のドキュメンタリーが揶揄していた。
日本は民主主義教育の基盤がぜい弱で、うすら馬鹿どもが平然と票を集める。国会議員には品格もなければ矜持もない。
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戦争を体験していない世代の危険性が露わに

2022-12-26 | 岸田文雄

田中角栄の予言ともいえる指摘は、まさしく現在の自公政権の軍国化へ一直線の現在への大いなる警告といえる。
本ブログで幾度も指摘しているように、近代の戦争は全て「自衛」のために行われる。本日の北海道新聞で、芥川賞作家の中村文則も、戦争は自衛の目的で行われると述べている。自衛は相手国も同様である。
自衛の理由がなければ創り出す、虚偽であろうが何でも構わない、国民向けの相手国が悪いとする理由など嘘でもいいのである。
アメリカがお得意である。イラクに大量破壊兵器があるというデタラメ、トンキン湾で北ベトナムから攻撃されたというウソで、熾烈な攻撃・侵攻を行っている。岸田文雄が懸命に軍事増強の理由とする、攻撃されたり装備をしていたと敵基地攻撃をするのである。
戦争体験のない岸田文雄は、安倍晋三の引いたレールをさらに広げ拡大する。岸田は安全保障関連3文書の容認を閣議決定する。支持率急落の危険水域で次々閣僚が不祥事で時にする中、閣議決定などどれほどの民主的根拠があるというのであろうか。
この文章で自衛隊は自衛を放棄し、攻撃の軍隊と位置付ける。相手国が攻めてきたらという前提を、攻撃の純部を確認したら攻撃するというものである。何のことはない先制攻撃である。
因みに上記引用令で、イラクにもベトナムにもアメリカは敗北撤退している。
先制攻撃が成功することはその時の攻撃位である。真珠湾を奇襲したところで、勝った勝ったといっても結局は敗北しているのである。
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政治の場から理性や国民奉仕を捨て去った自民党

2022-12-25 | 石破茂
自民党の絶え間ない悪行は、安倍晋三が作り上げた権力者のモラルである。
どんな犯罪行為だってバレなけりゃそれで良い。バレるまでとぼけていれば、国民は忘れてくれる。岸田政権の閣僚が何人もこのドグマの中にいる。
経済政策(アベノミクス)が効果を上げていないようだと、評価基準を変えれば万事オッケー。異次元の金融緩和策は、いつまでも異次元である。
報道のトップは高級料亭の接待に弱い。それだけで権力者に足を向けなくなる。これが悪行に最も効果的な対策になる。
権力を握ってれば司法は従ってくれる。忖度してくれた司法も官僚も、頃合いを見計らって栄転させれば、次のも忖度するさ。
中国や北朝鮮などを悪人に仕立てあげておけば、防衛予算などバンバン増やせる。異次元の経済制裁をつづける。
時間が経てば原発事故など皆忘れる。完全に管理下にあると言ったが、誰も意義など言ってこない。原発の行く末など、原発オタクを集めた有識者会議で、耐用年数を伸ばせばいつまでも使えることになる。
オリンピックが金まみれだって、一年も経って贈収賄で非政治家を人身御供にしておけば、それでお仕舞。まるでオリンピックが成功したかのように、国民は思ってくれる。
選挙にさえ勝てば後はどうとでもなる自民党の天下。選挙のためなら、だれとでも組む。選挙に勝つためならいくらでも嘘並べる。創価学会と統一教会から同時支援だって気にしない。勝てば良い。
大臣になっていれば、大臣室で金受け取っても検挙されない。友人の長年の希望に沿って大学だって作ってやれる。妻の不祥事で下層官僚が自死しても、気にしない。
ドラ息子たちは官僚機構に中にちょっと入れさせ、箔が付くと後継指名にする。
公明党ごときは、国土交通大臣の席一つ与えておけば、何でも言うこと聞くようになる。
殆ど傲慢と言って良いだろう。日本の何処が民主国家か。

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キューバ危機に学ぶ敵基地攻撃の危険性

2022-12-24 | 岸田文雄
1962年10月のキューバ危機は世愛が最も核戦争に近づいた時と言われている。ソビエトがアメリカ資本を追い出した、カストロのキューバ政権支持しミサイル基地を建設していることが明らかになった。アメリカのケネディー大統領は政権内では、発射準備寸前だったミサイル基地を空爆するべきとする、ルメイ空軍参謀総長の意見が圧倒的であった。
ソビエトを支持する東側諸国の反応を恐れたケネディーは、マクナマラ国防長官の海上封鎖を選択した。ケネディーは、太平洋戦争を戦い抜いた古参のルメイの意見を排除し、同世代のマクナマラの提案を受け入れた。ただ海上封鎖という作戦は、余りとられたこともなく宣戦布告に近い戦術でもあった。
ケネディーはすでにこの時、ワルシャワ機構とNATOが対峙し核発射の準備態勢に入っていたことに危機を感じていたのである。フルフチョフがこれに応じたことも大きいが、
敵基地攻撃は敵を怯ますと、岸田文雄は妄想している。敵基地攻撃で敵は怯むことなく、むしろそれを期に敵は団結することになる。真珠湾攻撃という奇襲作戦は大きな戦果を挙げた。それで日本が勝ったわけではない。日本は大きな経験をしているにも拘らず、保有することが抑止になるというのである。
ケネディーはソビエトに自らの作業で撤退するよう仕向けたのである。アメリカもフルフチョフの要求を受け入れ、トルコの基地の撤去をアメリカの手で行っている。
ケネディーが行ったことは、キューバには敵基地攻撃能力を持たさないという意味でもある。岸田文雄は、過去の軍事国家が通った妄想を抱いているに過ぎない。そして現代では単にアメリカ軍事産業の振興にすぎにだけである。
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延々と続くことになるロシアのウクライナ侵略戦争

2022-12-23 | プーチン

ウクライナのゼレンスキー大統領は20日にウクライナ東部の前線を訪れた後、ワシントンへ向かった。深夜に鉄道でポーランドへ入り米空軍機に乗り、北大西洋条約機構(NATO)の偵察機とF-15戦闘機が護衛していたとのことである。極秘作戦のようであったが、ゼレンスキーの訪米は極めて大きな実を持っている。
イギリスは、第二次世界大戦の参戦要請にワシントンに向かったチャーチルが、ローズベルトと会談したことに重さねあわせ、大歓迎している。ことはその時ほど単純ではないが、バイデンに加えて議会開催中の議員たちの前で、ゼレンスキーが演説したことは大きい。
これでロシアの戦勝あるいは有利な停戦条件は、なくなったと言って良い。停戦条件さえ有利に導くことも困難になったといえる。唯一の可能性、プーチンの失脚を除いて。
ゼレンスキーは、「大統領としての自分にとって、『公正な和平』とは譲歩ではない。ウクライナが領土と主権の明け渡しをのむ形では和平へのいかなる道筋も見いだせない。」と述べている。見慣れた陸軍の緑色のシャツに作業ズボンにブーツを 履いて、英語の演説も芸人上がりのゼレンスキーの演出も効果があったといえる。
ゼレンスキーの移動一つを見ても、少なくとも米英熱の入れようを見るだけで、プーチンは怒り心頭である。
少なくともこれで、短期の停戦や和平はなくなった。 この戦争が不幸なのは、仲介者(国もしくは団体など)がいないことである。正義も道理も必要かも知れないが、戦禍が収まることは大きな意味を持つことになる。なぜ人権などの観点から、少なくとも停戦へと動くベクトルがどこからも出てこないことは不幸なことである。それでいながら、兵器をまるで散財するかのように見える。軍事産業の微笑む姿が浮かぶ。
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制裁すればするほど、された国通しが支え合う当たり前の道理

2022-12-22 | 岸田文雄

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国・DPRK)は暴発国家ではあるが、侵略国家ではありえない。ミサイルや核を有するものの、兵站での戦闘など兵力も武器もなくおぼつかない。戦前の日本のような侵略能力も思想もない。
この国は、周辺国からの経済援助を頂きたいのと、金王朝の政治体制の維持が最大の命題である。核もミサイルもその手段の意味しかない。
日本の国粋主義者や軍事オタクは、この国が危険であってくれれば有り難い。安倍晋三などは国難選挙とまで、銘うって解散総選挙まで行った。日本海の住民には、ミサイル対策として頭を抱えさせたり、土管に入ったりと避難訓練をやらしている。まるで漫画のようであるが、国民に恐怖心や不安感を植え付けるには十分であった。
今ロシアのウクライナ侵略でともに世界から、経済制裁の中にある両国は支え合うのは当然の帰結である。そもそも、体が大きいことと声がでかいことで、スターリンが抗日戦争の下っ端兵士の金日成をリーダーに据えて、この国の礎を築いたものである。元々朝鮮民主主義人民共和国は、ソビエトの傀儡国家である。
北朝鮮が砲弾など軍需物資を鉄道でロシアに輸送してる事実が明らかになっているし、兵士や砲弾あるいはミサイルなどの提供も行っているようである。
武器が欲しいロシアと、外資を求める北朝鮮との思惑が一致しているから、話は簡単である。
自国あるいは同盟国の主張だけで、これらの国を批判していては事態はより深みに向かうだけである。
現在はロシアは中国と共同軍事訓練を行っている。その前には韓国とアメリカが共同軍事訓練を行い、北朝鮮は強く反発している。
日本はほんの少し前、これらのいずれの国とも交戦し敗北した歴史を持っている。その敗戦の成果として、あるいは無数の戦争の犠牲者の声として、不戦の憲法を持っている日本が、こういう時こそ外交力を発揮し無用な対立を勇めるべきである。戦力を倍増して歴史を逆走してなんとする。
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嘘と矛盾で満ち溢れる岸田文雄の言訳

2022-12-21 | 石破茂

これまで防衛事業の大転換としながらも岸田文雄は平然と、「専守防衛は全く変わらない。」と言い続ける。変わらないなら予算を倍にする必要もないのであるが、変える事実を覆うための言葉である。
安倍晋三が憲法に自衛隊の明記することを提案していた。今ではこれは統一教会からの案であることが分かっているが、安倍晋三は、「明記しても何ら自衛隊が変わるものではない」と言っていた。それなら今のままでいいのでないか。
同じ言訳を岸田文雄は随所で繰り返す。GDP2%にすると言っていながら、これは世界第3位の軍事大国であるにも拘らず、軍事大国ではないというのである。アメリカ中国に次ぐ位置である。誰も信用しない言葉で、逃げようとする。
敵基地攻撃能力をいつの間にか、「反撃能力」と言い換えるのも事実を追い隠す言葉であるが、反撃を思いとどまらせるのは相応の武力が必要になる。相手国の武力を上回割らなければならないが、同様に相手国も負けずに、反撃を思いとどまらせる武力を持とうとする。軍事拡大になる。
つまり軍事拡大で、反撃を思いとどまらせることなど、空論でしかない。こうした軍事拡大を、岸田は宏池会でやってはならないと学んできたはずである。
そもそも岸田はどのような外交交渉をしてきたというのであるか。岸田に限らず、自民党政権は一貫して仮想敵国として中国やロシアや北朝鮮を意識して防衛を論じていた。外交努力どころか、一貫して単に刺戟をしてきたに過ぎない。外交努力なくして、軍事増強は言い値で、即金で買わされ、メインテナンスもお任せの、格落ちの武器の処分場の、単なるアメリカの軍事産業振興にしかならない。岸田の言語は、矛盾と言訳で満ち溢れている。
専守防衛が、憲法枠内の自衛隊の存在するギリギリの線である。それを明かに踏み越えている。
自衛隊の軍事増強に反対する。
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山上達也を法廷に出さない下準備か、

2022-12-20 | 安倍晋三
安倍晋三銃撃事件の山上達也は、先月末だった鑑定留置期間が来年1月23日まで延長されたことに対し、山上の弁護団は今日(20日)、延長の取り消しを求めて奈良地裁に準抗告した。
それにしてもな長すぎる拘留期間である。1月23日だと6カ月半、半年を超える期間の拘留は異常と見える。
検察側は、山上を刑事責任が問えない人物に仕立て上げたいのかもしれない。法廷での山上の発言を、誰かが恐れているのかもしれない。
山上の母は、自分の信仰が足らなかったから起きた事件と思っている。現在はより深い信仰を求めて教団に通っていると言われる。山上への差し入れはコンテナ2台を越え献金も数多く集まっているという。
山上達也の行ったことは間違っていたが、間違った方法でしか教団の 真実を世に知らしめられなかったのであるから、世の中が狂ってるといえる。
山上達也への思いは、政治的に非安倍晋三の立場の人を中心に、同情論が底辺に流れている。勿論私もその立場である。山上によって、統一教会の悪食はタブーをも乗り越えてあからさまになった。統一教会を支持し支援されていた自民党議員でさえ、韓民族のためのナショナリズムが教義であったことを、どうやら知らなかったようでもある。何に対しても思慮の浅かった安倍晋三も、多分知らなかったフシがある。
法定の山上の尋問過程で、自民党内の政治的方針と統一教会の教義と全く相反することが、衆目に晒されることが彼らの羞恥心を呼び覚まさせたのか。山上には刑事責任を問われない人物であってくれれば、彼らには好都合である。安倍の統一教会への支援の政治的ダメージが減ずることになる。安倍晋三が内閣府に数多くの警察官僚を引き込んだ。こうした場合にも政権への都合の悪いことを覆い隠す力学が働く。邪推であればいいが、これまであまりにも多くのこうした事例を見てきた者として、どうもそうとは思えない。
いずれにしても、山上達也の拘留期間はあまりにも長すぎる。
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敵基地攻撃の力?いいだろう、真珠湾を壊滅させたが日本は勝ったか?南京を落城した日本はどうなった

2022-12-19 | 岸田文雄

敵基地攻撃能力を持つ?いいだろう。威勢が良くて国民を鼓舞するには、「正義」の戦いを挑むためには、威風堂々と中華民国の首都を陥落し入城する図は国民は歓喜するだろう。敵基地どころか首都を陥落したのである。時の総理大臣近衛文麿は盧溝橋事件を受けて、「暴支膺懲」(我儘な中国と見下し懲らしめる)と大陸に兵を勧め南京を落としたのである。
それでどうなった。中国は反撃を諦めて日本は勝利したか。近衛の言う通り、お尻をペンペン叩かれて申しませんと言ったか。
全く逆である。中国は大陸内に日本軍を引き入れ、アメリカなどと手を組み勝利した。決して怯むことなどなかった。

それでは、真珠湾を奇襲攻撃して日本は勝利したか?多くの戦艦を破壊されて、アメリカは太平洋最大の海軍基地を攻撃されて怯んでしまったか?
実際起きたことは、アメリカ国民が「リメンバーバールハーバー」と団結し戦意が高揚した。真珠湾攻撃から7か月後のミッドウェー海戦で、日本の海軍は大敗北して、将棋や麻雀なら投了するほどの被害を受けている。大本営は被害は軽微と虚偽の発表をして、致命的な被害を日本は受けるkとになる。
敵基地攻撃したところで、敵国は怯んで投了するわけもない。
岸田文雄は、敵基地攻撃能力を持つことで、敵は怯み攻撃を諦めると、極めて単純な論法でその必要性を述べている。
日本の軍事拡大で中国は早くも反応している。敵基地攻撃能力は、どのみちアメリカのポンコツ兵器を、高い高い言い値で買わされ装備することになる。日本の防衛予算倍増は、アメリカ軍事産業の振興でしかない。
日本がGDP4倍の国(今のところ)と軍拡競争などして、勝てるわけがない。アジアの主導権のない日本はかつての栄光を夢見ているのであろう。
岸田は自ら外交交渉の道を断った。敵基地攻撃能力など、絵空事でしかなく、最も民族的に近い韓国や中国と角突き合わせていては、この国の未来や地域の安定もない。防衛予算の倍増に反対する。
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中国を「民度の低いシナ人」の国と言い放った人物がいた

2022-12-18 | 岸田文雄
今年亡くなった人物に石原慎太郎がいる。才能に溢れた人物であったとは思うが、幼いころ受けた軍国教育の枠から抜け出ないままの、いわばピュアーな軍国少年そのままであった。
石原の発言で現在の政治家の脳裏に残渣として残っていると思われるのが、中国の評価である。石原は終始一貫して、中国を卑語である支那と言い続けた。「支那」は秦(シン)の転用ともいわれ、英語のChinaはラテン読みではシナとも読めるが、石原はこれを戦前卑語として使われていた意味で使っていた。
石原は中国を、「民度の低い支那」と決めつけた結果が、東京都が尖閣諸島を買い取ると言い出し、日中間の領土問題に火を点けた。
外交経験のない民主党政権は焦りに焦った。野田首相は国で買い取ることにしたのである。周恩来と田中角栄、大平正芳が触れないように置いていた領土問題をさらに大きくした。
石原の中国を見下す思いが、未だに自民党内に底流として流れている。岸田文雄は中国の敵基地攻撃を何なくできると思っている。中国の広大さを知らぬばかりか、見下すにはあまりにも経済力に開きがある。
急速な発展は多くの問題を内包しているし、政治体制はあらゆる分野の価値観を支配している。人権や思想や結社の自由は全て、共産党が決定する。社会主義体制を標榜するが、明らかなな資本主義体制それも国家資本主義という体制である。国家の決定は迅速であるし、決定的で強力でもある。
GDPがすでに日本の4倍であるし、人口は10倍、国土面積は25倍である。民度はまだまだかもしれないが、仮想敵国にするには相当無謀なことである。何より日本文化の礎を与えてくれた国である。
中国は敵基地反撃能力を岸田が発表するや、強く反応している。これでこの国とも外交努力の道を、岸田は断ったといえる。
戦争は外交失敗の結果と言われるが、岸田は外交には何も手を付けず自らその道を断ったのである。防衛予算の倍増に反対する。
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アメリカ軍事産業振興にしかならない防衛予算の倍増に反対する

2022-12-17 | 平和憲法

岸田文雄の暴走が止まらない。思えばこの暴走を10年前に予告した賢人がいる。大江健三郎氏である。安倍晋三には気を付けよ、戦前回帰の軍国主義を目指しているというのである。この男は呼び捨てにしろと言ったので、本ブログでは一貫して「安倍晋三」と呼び捨てにしている。この安倍の引いたレールを、こともあろうか党内護憲派の宏池会領袖が、一気に確実に突き進んでいる。これから先、岸田に敬称はつけないこととする。
岸田文雄に決定的に欠けているのは、決断力である。普段は、慎重に検討し、あらゆる可能性を排除せずという言葉を羅列して、結局何もやらない。閣僚の不祥事への対応がいい例である。罷免もできず当人が行き場を失くして、辞任を待つだけであった。
ここぞと拙速に決断したことは全て裏目に出ている。令和の所得倍増計画、資産倍増計画、安倍晋三の国葬、統一教会回避の内閣改造は全て失敗している。そして今回の唐突と思われる防衛予算倍増計画である。
岸田文雄は、安倍晋三の作ったレールの上を進んでいるだけである。閣議決定ですべてを決める。閣議決定とは、首相が自ら任命した部下を集めて決定する内々の決定でしかない。それでいて、閣議決定をまるで最終決定と、ロクに説明もなく、審議もなく、国会議決に持って行く安倍の手法である。
そして、安倍晋三がこの手法で通した憲法違反の、集団的自衛権行使容認が全てを国会の理性を緩ませた。多くの国会議員はこんなことが出来るのかと、便利な手法を倣う。
安保関連三文が閣議決定されるようであるが、安倍の開いた道は速度制限がないようである。使用目的も何もなくただひたすら防衛予算倍額の論議ばかりが先行する。
大臣室で札束をポケットに入れ、検察から逃げに逃げ仮病で一年も子会をズル休みした甘利明は、「賢明な日本国民は必ず理解していただけると思います」と放言しても目立つことがないほど、自民党内はボロボロである。
軍事拡大は競争にはなるが、抑止力などなることはない。兵器は人を威圧し殺す道具である。極めて非生産的道具であり、環境破壊以外の何物でもない。
軍事増強を何ら論ずることなく、世界情勢は変わったと、相手が先にやった論理でアメリカが喜ぶ軍事産業振興へと走る、防衛予算の倍増に反対する。
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先制攻撃さえ専守防衛と言いくるめる岸田の防衛予算倍増に反対すr

2022-12-16 | 平和憲法

「専守防衛」とは文字通り、守りに専じて防衛することである。身を守ることが専守防衛であって、攻めることではない。ましてや先に攻めることまで、理屈をつけて専守防衛と言いかえるようにまでなった。
相手国がミサイル発射の準備をしていれば、専守防衛の範囲で攻撃できるというのである。
今日岸田文雄総理は記者会見して、相手国に思い留まらせる戦力が、抑止力となると述べている。抑止力そのものが空論である。早速中国がこれに反応している。戦争とは相手の悪いところを見つけだし、相手の方が悪い先に動きしてきた。結局これが軍拡競争になるのである。
何より北朝鮮には抑止力など効くわけがない。北朝鮮の軍事力、核とミサイルは他国に支援をおねだりする道具でしかない。それに乗っていると思わせるような交渉がある間は、核もミサイルも廃棄のポーズを見せていた。
岸田が多くの方の意見を聞いたといっても、自民党内の税制調査会であり、その結果をコバンザメのイエスを言う役の公明党に知らせるだけである。そして十分論議したとして、閣議決定をする。閣議決定したのは安保三文書である。
そして数の力で通す。安倍晋三が作り上げたミンシュシュギ手法である。
幸いなことに、野党第一党の立憲民主党が不甲斐ない。自民党に言葉でも対応する能力がないばかりか、優柔不断の若者が党首である。国民民主党はなんとか与党入りを狙っている。維新の会も同じようなものである。この三党は憲法のことなど考えてもいない。
共産党とれいわ新選組は、専守防衛を厳しく指摘するが、共産党は組織として硬直状態であり、れいわはなんとも心もとない。
国家安全保障戦略などの安保三文書は、安倍晋三が集団的自衛権行使容認を閣議決定したことを根にした、アメリカのために戦い、専制攻撃をするという好戦的な法案の一部である。
この非民主的手法の閣議決定とは、自らの人事権で選んだ部下たちに同意させて、法案をを通すものである。この為政者にとって都合の良い手法を、岸田も踏襲する。
防衛予算の倍増に反対する。
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