ネタニアフはパレスチナ人を何人殺害すれば気が済むのだろう。もうすぐ4万になる。ひょっとするともう越えているかもしれない。ガザ地区南部の、瓦礫の山となった病院の地下から300人もの犠牲者が見つかた。こうしたところが何カ所あるかもわからない。
イスラエルは砲撃で建物などを破壊し人を殺害するだけではない。侵略地の農地を破壊しつくしている。オリーブの木を切り倒し、農地を掘り起こし森林を丸坊主にしている。戦後パレスチナ人がここで生活できないようにである。
イスラエルに、パレスチナ人を殺害するどれほどの権利があるというのであろうか。
アメリカではイスラエルの武力攻撃を抗議する学生たしの拡がりはある。コロンビア大学で始ったが、大学側のデモ者を退学するという対応に,かえって火が大きくなり、16州に広がっている。
国際司法裁判所(ICJ)からジェノサイドの認定を受けているイスラエルであるが、今度は国際刑事裁判所(ICC)がネタニヤフ首相と高官たちへの逮捕状を出す動きもあるという。
どんな贔屓目に見てもイスラエルの行為は大量殺戮、殺人行為である。なぜこんな時代になっても、これ程の理不尽な非人道的行為、問答無用の大量殺人行為が行われるのか。ウクライナ侵略のロシアも同様である。
本来なら国連がこうした蛮行を抑止しなければならない存在である。ところが、第二次世界大戦の戦勝国による戦勝国のための国連は、重大な決定を国益を優先して、拒否権を乱発するのである。イスラエルも、第二次世界大戦から何も学んでいない。自らの痛みを他国にするのか。